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ダノンバラードとは、日本中央競馬会 (JRA) に登録されていた競走馬である。馬名は冠名+母名の一部より。おもな勝ち鞍は2010年ラジオNIKKEI杯2歳ステークス2013年アメリカジョッキークラブカップ

ダノンバラード
Danon-Ballade20101024.jpg
欧字表記 Danon Ballade
品種 サラブレッド
性別
毛色 黒鹿毛
生誕 2008年2月19日(11歳)
登録日 2010年5月5日
抹消日 2014年4月27日
ディープインパクト
レディバラード
母の父 Unbridled
生国 日本の旗 日本北海道新ひだか町
生産 ケイアイファーム
馬主 (株)ダノックス
調教師 池江泰郎栗東
池江泰寿(栗東)
競走成績
生涯成績 26戦5勝
獲得賞金 3億2907万6000円
勝ち鞍 GIIアメリカジョッキークラブカップ(2013年)
GIIIラジオNIKKEI杯2歳ステークス(2010年)
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経歴編集

2歳(2010年)編集

2010年10月24日京都競馬場の2歳新馬戦武豊を鞍上に迎えてデビュー、単勝1番人気に支持され1着となる。2戦目には11月27日京都2歳ステークスに出走、1番人気に支持される。道中は中団に付け直線外から伸びて来るもゴール前で伸びきれず3着に敗れた。3戦目には12月25日のラジオNIKKEI杯2歳ステークスに出走、後方でレースを進め直線では外めに出し鋭く伸びオールアズワンにクビ差つけて1着となり、ディープインパクト産駒初めての重賞制覇となった[1]

3歳(2011年)編集

2011年2月13日共同通信杯に1番人気で出走し、中団待機から直線で外に出すがまったく伸びず9着に敗れた。2月末をもって池江泰郎厩舎が定年解散となるため、息子の池江泰寿厩舎に移籍。東日本大震災の影響で開催が東京競馬場に変更となった4月24日皐月賞では前走の敗退により8番人気にまで人気を落としていたが、道中好位追走から伸びてオルフェーヴルの3着となった。東京優駿に出走予定だったが、最終追い切り前に左前球節部の靭帯の痛みによる跛行のため、出走を回避した。

秋初戦のアンドロメダステークスに1番人気で出走、中団内々で脚を溜めたが直線で進路が窮屈になりスムーズに追い出せず3着に敗れた。中日新聞杯では中団からまくり上げて進出しコスモファントムゲシュタルトとの叩き合いになったがコスモファントムの3着に敗れた。

4歳(2012年)編集

2012年1月15日日経新春杯に出走、中団から追い込んで2着となった。3月4日の中日新聞杯では中団から脚を伸ばしたがスマートギアの3着に敗れた。5月6日新潟大賞典に1番人気で出走、中団待機も直線で伸びず4着に敗れた。5月27日目黒記念では道中離れた3番手でレースをしたが、最後の直線で伸び切れず4着に終わった。7月7日中京の関ケ原ステークスに1番人気で出走、1着となる。8月5日小倉記念は後方から追い込んできたが4着に終わる。10月28日のカシオペアステークス2着の後、11月11日のアンドロメダステークスでは4勝目をあげた。続く12月1日の金鯱賞では騎乗した北村友一が今までとったことがない逃げの戦法で挑み8着に敗れた。

5歳(2013年)編集

緒戦は1月20日のアメリカジョッキークラブカップ。レースでは最後の直線で右によれ、他馬の走行を妨害しつつも後続をしのぎ切って重賞2勝目を挙げた。騎乗したベリー騎手は入線後にガッツポーズを行った[2]が、結局開催6日間の騎乗停止処分を受け、「右にモタれるということは池江師から聞いていたので、注意して乗っていたが、後ろの馬に迷惑をかけてしまった」[2]「制裁は、重く受け止めます」[3]と釈明した。このあと中山記念は6着、日経賞は7着にそれぞれ敗れた。間隔を空けた鳴尾記念は先行し、3着に粘り、宝塚記念は大逃げを打ったシルポートの2番手で逃げる形でレースを進め、最後はゴールドシップに差されるもジェンティルドンナフェノーメノには先着し、2着となり3強決着に待ったをかける形となった。休み明けとなったオールカマーは1番人気に推されるも最後の直線は伸びず3着だった。続く天皇賞(秋)有馬記念はともに2桁着順と惨敗した。

6歳(2014年)編集

連覇を狙ったアメリカジョッキークラブカップで12着。初ダートとなったアンタレスステークスでも14着に敗れ、これを最後に4月27日付けで競走馬登録を抹消された。JRAからは故郷のケイアイファームで種牡馬となる予定と発表されたが[4]、5月に日高スタリオンステーションへ移動した。

種牡馬時代編集

競走馬引退後は2015年より種牡馬となる。当初はケイアイファームで種牡馬入りが予定されていたが、結局日高スタリオンステーションで繋養される[5]。2015年末で日高スタリオンステーションが閉鎖されたため、2016年からはレックススタッドで繋養される。2015年は種付け頭数41頭、2016年は12頭だった。2016年8月2日、イタリアにトレードされることが決まり、2017年はイタリアで1年種牡馬生活を送った後、トルコへ移動する予定になっていたが[6]、トルコの情勢が不安定なため、2018年からイギリスのバッツフォードスタッドに移動した。しかし、2015年に種付けして2016年に誕生した初年度産駒25頭の中から、2018年7月24日門別競馬場9レース・JRA認定ターフチャレンジ1競走で、ウィンターフェルが1着・ナイママが2着とワンツーフィニッシュを飾る。更に7月1日のJRA福島競馬場メイクデビューに出走したガイセンがデビュー勝ちするなどの存在感を見せたことから、日本のビッグレッドファームが逆輸入という形で買い戻され、2019年より繋養されることとなった。

競走成績編集

競走日 競馬場 競走名 距離(馬場) 頭数 オッズ
(人気)
着順 タイム
(上り3F)
着差 騎手 斤量
[kg]
1着馬/(2着馬)
2010. 10.24 京都 2歳新馬 芝1800m(良) 12 01.4(1人) 1着 1:48.7 (34.6) -0.3 武豊 55 (ブルースビスティー)
11.27 京都 京都2歳S 芝2000m(良) 10 01.8(1人) 3着 2:01.7 (35.1) -0.1 武豊 55 マーベラスカイザー
12.25 阪神 ラジオNIKKEI杯2歳S GIII 芝2000m(良) 15 06.9(4人) 1着 2:02.2 (34.7) -0.0 武豊 55 オールアズワン
2011. 02.13 東京 共同通信杯 GIII 芝1800m(良) 13 02.9(1人) 9着 1:49.2 (34.5) -0.7 武豊 57 ナカヤマナイト
04.24 東京 皐月賞 GI 芝2000m(良) 18 18.9(8人) 3着 2:01.3 (35.3) -0.7 武豊 57 オルフェーヴル
11.12 京都 アンドロメダS OP 芝2000m(良) 12 01.6(1人) 3着 2:00.6 (34.2) -0.2 武豊 55 ユニバーサルバンク
12.10 小倉 中日新聞杯 GIII 芝2000m(稍) 18 03.3(2人) 3着 1:59.6 (35.6) -0.0 M.デムーロ 57 コスモファントム
2012. 01.15 京都 日経新春杯 GII 芝2400m(良) 12 06.5(3人) 2着 2:23.9 (34.9) -0.2 岩田康誠 56 トゥザグローリー
03.04 中京 中日新聞杯 GIII 芝2000m(良) 17 02.9(1人) 3着 2:02.6 (35.1) -0.4 福永祐一 57 スマートギア
05.06 新潟 新潟大賞典 GIII 芝2000m(稍) 15 04.7(1人) 4着 1:59.4 (35.7) -0.4 三浦皇成 57 ヒットザターゲット
05.27 東京 目黒記念 GII 芝2500m(良) 18 06.9(5人) 4着 2:31.0 (34.9) -0.4 岩田康誠 57 スマートロビン
07.07 中京 関ヶ原S 芝2000m(稍) 11 01.7(1人) 1着 2:03.1 (35.4) -0.3 小牧太 57 (ワルキューレ)
08.05 小倉 小倉記念 GIII 芝2000m(良) 12 03.0(2人) 4着 1:58.0 (34.9) -0.7 小牧太 57 エクスペディション
10.28 京都 カシオペアS OP 芝1800m(稍) 18 05.7(3人) 2着 1:46.5 (34.5) -0.1 安藤勝己 56 リルダヴァル
11.11 京都 アンドロメダS OP 芝2000m(重) 14 02.7(1人) 1着 2:01.7 (34.7) -0.0 C.ルメール 57 (メイショウウズシオ)
12.01 中京 金鯱賞 GII 芝2000m(良) 12 04.7(2人) 8着 2:01.0 (35.8) 0.6 北村友一 56 オーシャンブルー
2013. 01.20 中山 AJCC GII 芝2200m(良) 12 06.0(3人) 1着 2:13.1 (36.0) -0.2 F・ベリー 56 トランスワープ
02.24 中山 中山記念 GII 芝1800m(良) 15 06.0(4人) 6着 1:47.7 (35.8) -0.4 F・ベリー 57 ナカヤマナイト
03.23 中山 日経賞 GII 芝2500m(良) 15 15.7(6人) 7着 2:32.9 (35.0) -0.9 戸崎圭太 57 フェノーメノ
06.01 阪神 鳴尾記念 GIII 芝2000m(良) 16 15.7(6人) 3着 1:59.1 (34.5) -0.2 岩田康誠 57 トウケイヘイロー
06.23 阪神 宝塚記念 GI 芝2200m(良) 11 43.8(5人) 2着 2:13.8 (36.2) -0.6 川田将雅 58 ゴールドシップ
09.22 中山 オールカマー GII 芝2200m(良) 16 03.0(1人) 3着 2:12.1 (35.0) -0.1 川田将雅 57 ヴェルデグリーン
10.27 東京 天皇賞(秋) GI 芝2000m(良) 17 32.1(6人) 16着 2:00.5 (38.0) -3.0 川田将雅 58 ジャスタウェイ
12.22 中山 有馬記念 GI 芝2500m(良) 16 40.9(9人) 15着 2:37.0 (41.2) -4.7 川田将雅 57 オルフェーヴル
2014. 01.26 中山 AJCC GII 芝2200m(良) 16 07.8(4人) 12着 2:14.9 (37.0) -0.9 後藤浩輝 57 ヴェルデグリーン
04.19 阪神 アンタレスS GIII ダ1800m(良) 16 36.0(8人) 14着 1:53.0 (38.1) -1.5 川田将雅 57 ナムラビクター

血統表編集

ダノンバラード血統サンデーサイレンス系Halo3x3=25.00%) (血統表の出典)

ディープインパクト 2002
鹿毛 北海道早来町
父の父
*サンデーサイレンス
Sunday Silence 1986
青鹿毛 アメリカ
Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
父の母
*ウインドインハーヘア
Wind in Her Hair 1991
鹿毛 アイルランド
Alzao Lyphard
Lady Rebecca
Burghclere Burghclere
Highclere

*レディバラード
Lady Ballade 1997
黒鹿毛 アイルランド
Unbridled 1987
黒鹿毛 アメリカ
Fappiano Mr. Prospector
Killaloe
Gana Facil Le Fabuleux
Charedi
母の母
Angelic Song 1988
鹿毛 カナダ
Halo Hail to Reason
Cosmah
Ballade Herbager
Miss Swapsco F-No.12-C

脚注編集

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  1. ^ 【ラジオN杯2歳S】ディープ産駒重賞初V!".SANSPO.COM(2010年12月25日).2011年4月18日閲覧。
  2. ^ a b 【AJC杯】ダノンバラード 進路妨害で複雑V…新ルールに救われた - スポニチ、2013年1月28日閲覧
  3. ^ ダノンバラード、重賞V!新ルールで降着なし…アメリカJCC - スポーツ報知、2013年1月28日閲覧
  4. ^ ダノンバラード号が競走馬登録抹消 - 日本中央競馬会、2014年4月27日閲覧
  5. ^ 日高スタリオンステーションにダノンバラードがスタッドイン - 競走馬のふるさと案内所、2014年9月24日閲覧
  6. ^ ダノンバラードがイタリアへトレード競走馬のふるさと案内所、2016年8月5日閲覧

外部リンク編集