チャペルヒル (ノースカロライナ州)

アメリカ合衆国のノース・カロライナ州オレンジ郡にある町

チャペルヒルChapel Hill)は、アメリカ合衆国ノースカロライナ州中央部に位置する都市ダーラムの西に隣接する。人口は57,233人(2010年国勢調査)。町域面積は約51km²で、そのほとんどはオレンジ郡に属し、一部がダーラム郡にまたがっている。チャペルヒルは全米最古の州立大学であるノースカロライナ大学チャペルヒル校がキャンパスを構える大学町として知られている。

ノースカロライナ大学

概要編集

このチャペルヒルと、東に隣接するダーラム、および州都ローリーの3都市を中心とした都市圏はリサーチ・トライアングルと呼ばれている。チャペルヒルはノースカロライナ大学、ダーラムはデューク大学、そしてローリーはノースカロライナ州立大学と、高い評価を受けている大学を3つ持つこの地域には、1959年にハイテク産業の中心地となるべく、リサーチ・トライアングル・パークが創設された。リサーチ・トライアングルの名はこのリサーチ・トライアングル・パークに由来している。正式には、リサーチ・トライアングルはローリー・ダーラム・チャペルヒル広域都市圏といい、ローリー都市圏とダーラム・チャペルヒル都市圏の2つの都市圏、および周辺の4つの小都市圏からなっている地域である。ダーラム・チャペルヒル都市圏は約50万人、ローリー・ダーラム・チャペルヒル広域都市圏全体では約190万人の人口を抱えている。

現在のチャペルヒルの町の中心部は、ニュー・ホープ・チャペル(New Hope Chapel)と呼ばれる、イギリス国教会の小さな礼拝堂が建つ丘であった。この礼拝堂は1752年に建てられた。現在では、この礼拝堂のあった場所にはノースカロライナ大学のキャンパス内で、カロライナ・インというホテルが建っている。ノースカロライナ大学は1789年に創設、1795年に開校した。1819年には、ノースカロライナ大学の大学町としてチャペルヒルが創設された。1851年には正式な町になった。町のメインストリートとなるフランクリン・ストリートは、ベンジャミン・フランクリンにちなんで命名された。

人口動態編集

1880年から直近までの人口推移は表のとおり。

人口推移
人口
1880831
18901,01722.4%
19001,0998.1%
19101,1494.5%
19201,48329.1%
19302,69982.0%
19403,65435.4%
19509,177151.1%
196012,57337.0%
197026,199108.4%
198032,42123.7%
199038,71919.4%
200048,71525.8%
201057,23317.5%
2019(推計)64,051[1]11.9%
U.S. Decennial Census[2]

交通編集

空港編集

チャペルヒルを含むリサーチ・トライアングルの玄関口となっている空港はローリーとダーラムの間の州間高速道路I-40沿いに位置するローリー・ダーラム国際空港IATA: RDU)である。この空港には主要3社(アメリカン航空デルタ航空ユナイテッド航空)がすべてハブ空港からの便を発着させている。

バス編集

市内の公共交通としては、チャペルヒル・トランジット英語版 が運営する路線バス網でカバーされている。2002年より、チャペルヒル・トランジットの運賃は無料となり、税金や連邦政府からの補助金等で運営されている。

加えて、ローリーやダーラムとの間には、これとは別にトライアングル交通局英語版 の路線バスが走っている。

その他編集

チャペルヒルとダーラムを結ぶライトレールを建設する構想があるが、2019年4月に凍結されている。[3]

姉妹都市編集

脚注編集

  1. ^ Population and Housing Unit Estimates”. United States Census Bureau (2020年5月24日). 2020年5月27日閲覧。
  2. ^ Census of Population and Housing”. Census.gov. 2015年6月4日閲覧。
  3. ^ Light Rail | GoTriangle”. gotriangle.org. 2020年8月30日閲覧。

外部リンク編集