チャールズ・オリベイラ

この名前は、ポルトガル語圏の人名慣習に従っています。第一姓(母方の姓)はオリヴェイラ、第二姓(父方の姓)はダ・シウヴァです。

チャールズ・オリベイラCharles Oliveira1989年10月17日 - )は、ブラジル男性総合格闘家サンパウロ州グアルジャ出身。シュートボクセ・ディエゴ・リマ所属。現UFC世界ライト級王者。シャーウス・オリヴェイラシャールズ・オリヴェイラとも表記される。

チャールズ・オリベイラ
Charles Oliveira StormStrong(cropped).jpg
2018年
本名チャールズ・オリヴェイラ・ダ・シウヴァ
(Charles Oliveira da Silva)
生年月日 (1989-10-17) 1989年10月17日(31歳)[1]
出身地サンパウロ州グアルジャ[1]
通称ドゥ・ブロンクス
(do Bronx、貧民街)
国籍ブラジルの旗 ブラジル
身長178 cm (5 ft 10 in)
体重70.3 kg (155 lb)
階級ライト級 (2008年 - 2011年、2017年 - )
フェザー級 (2012年 - 2016年)
ウェルター級 (2008年)
リーチ190 cm (75 in)
チームシュートボクセ・ディエゴ・リマ
トレーナーディエゴ・リマ
ジョルジ・パチーユ・マカコ
ランクブラジリアン柔術 (黒帯三段)
現役期間2008年 -
総合格闘技記録
試合数40
勝利31
ノックアウト9
タップアウト19
判定3
敗戦8
ノックアウト4
タップアウト3
判定1
無効試合1
アマチュア総合格闘技記録
試合数1
勝利1
タップアウト1
敗戦0
その他
子供1人
総合格闘技記録 - SHERDOG

来歴編集

サンパウロ州グアルジャファヴェーラ(貧民街)で育ち、幼い頃から母親の手伝いで働いていた。12歳からブラジリアン柔術を始め、2008年にプロ総合格闘技デビュー[2]

UFC編集

2010年8月1日、UFC初参戦となったUFC Live: Jones vs. Matyushenkoダレン・エルキンスと対戦し、開始41秒に腕ひしぎ十字固めで一本勝ち。サブミッション・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2010年9月15日、UFC Fight Night: Marquardt vs. Palharesエフレイン・エスクデロと対戦し、リアネイキドチョークで3R一本勝ち。2試合連続のサブミッション・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2010年12月11日、UFC 124ジム・ミラーと対戦し、膝十字固めで1R一本負け。キャリア15戦目で初黒星となった。

2011年6月26日、UFC Live: Kongo vs. Barryニック・レンツと対戦し、リアネイキドチョークで2R一本勝ちを収めたが、チョークを極める前にオリベイラが反則の膝蹴り(相手が片足をついた状態への膝蹴り)を放っていたため、後に裁定がノーコンテストへ変更された[3][4]。ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2012年1月28日、フェザー級転向初戦となったUFC on FOX 2でエリック・ワイズリーと対戦し、総合格闘技において非常に珍しい決まり手であるカーフスライサーで1R一本勝ち。サブミッション・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2013年7月6日、UFC 162でフェザー級ランキング3位のフランク・エドガーと対戦し、0-3の判定負け。敗れはしたものの、ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2014年2月15日、UFC Fight Night: Machida vs. Mousasiでアンディ・オーグルと対戦し、三角絞めで3R一本勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2014年6月28日、UFC Fight Night: Te Huna vs. Marquardt日沖発と対戦し、モディファイド・アナコンダで2R一本勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞し、この勝利は2014年のUFCサブミッション・オブ・ザ・イヤーに選出された。

2014年12月12日、The Ultimate Fighter 20 Finaleでフェザー級ランキング10位のジェレミー・スティーブンスと対戦し、3-0の判定勝ち。

2015年5月30日、UFC Fight Night: Condit vs. Alvesでフェザー級ランキング9位のニック・レンツと約4年ぶりに再戦し、ギロチンチョークで3R一本勝ち。ファイト・オブ・ザ・ナイトとパフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを同時受賞した。

2015年8月23日、UFC Fight Night: Holloway vs. Oliveiraでフェザー級ランキング5位のマックス・ホロウェイと対戦し、試合中にオリベイラが食道を傷め試合を棄権し1RTKO負け。

2016年8月27日、UFC on FOX 21アンソニー・ペティス(ライト級ランキング7位)と対戦し、激しいスクランブル合戦を繰り広げたが、ギロチンチョークで3R一本負け。

2016年11月5日、UFC Fight Night: dos Anjos vs. Fergusonでフェザー級ランキング4位のリカルド・ラマスと対戦し、ギロチンチョークで2R一本負け。

2017年4月8日、UFC 210で元Bellator世界ライト級王者のウィル・ブルックスと対戦し、リアネイキドチョークで1R一本勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2018年6月9日、UFC 225クレイ・グイダと対戦し、ギロチンチョークで1R一本勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2018年9月22日、UFC Fight Night: Santos vs. Andersでクリストス・ジアゴスと対戦し、リアネイキドチョークで2R一本勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2018年12月15日、UFC on FOX 31ジム・ミラーと約8年ぶりに再戦し、リアネイキドチョークで1R一本勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞し、リベンジを果たした。

2019年2月2日、UFC Fight Night: Assunção vs. Moraes 2デビッド・テイマーと対戦し、アナコンダチョークで2R一本勝ち。4試合連続のパフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2019年5月18日、UFC Fight Night: dos Anjos vs. Leeニック・レンツと通算3度目の対戦をし、右ミドルキックをキャッチし右ストレートでダウンを奪い、パウンドで2RTKO勝ち。

2019年11月16日、UFC Fight Night: Błachowicz vs. Jacaréでジャレッド・ゴードンと対戦し、カウンターの右フックでぐらつかせたところに右アッパーで追撃して1RKO勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2020年3月14日、UFC Fight Night: Lee vs. Oliveiraでライト級ランキング8位のケビン・リーと対戦し、ギロチンチョークで3R一本勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2020年12月12日、UFC 256でライト級ランキング3位のトニー・ファーガソンと対戦し、グラウンドの攻防で終始圧倒して3-0の判定勝ち。

UFC世界王座獲得編集

2021年5月15日、UFC 262のUFC世界ライト級王座決定戦でライト級ランキング4位の元Bellator世界ライト級王者マイケル・チャンドラーと対戦。1Rに右ストレートを効かされパウンドで追い詰められるものの、2R序盤に左フックでダウンを奪い、立ち上がったチャンドラーに追撃の左フックで再びダウンを奪ってパウンドでTKO勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞し、UFC史上最長となる28戦目で王座獲得に成功した[5]。また、この勝利によりUFC史上最多フィニッシュ勝利記録(17勝)を更新した。

人物・エピソード編集

  • ポルトガル語で貧民街を意味する「ドゥ・ブロンクス」(Do Bronx)のニックネームを持つ[1]
  • UFCにおける最多フィニッシュ勝利記録「17勝」、最多一本勝利記録「14勝」、最多パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト獲得記録「11回」を保持している[6]
  • 総合格闘技の創世期から活躍し、中量級ブラジル人選手の代表的存在であるジョルジ・パチーユ・マカコの弟子にあたる。
  • 2020年12月24日、地元サンパウロ州グアルジャファヴェーラ(貧民街)に約500食分の食料を寄付し、自身のSNSで周囲に寄付を呼びかけた[7]
  • 妻との間に娘を一人設けており、左胸には娘の似顔絵のタトゥーを入れている[8]

戦績編集

総合格闘技編集

総合格闘技 戦績
40 試合 (T)KO 一本 判定 その他 引き分け 無効試合
31 9 19 3 0 0 1
8 4 3 1 0
勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
マイケル・チャンドラー 2R 0:19 TKO(左フック→パウンド) UFC 262: Oliveira vs. Chandler
【UFC世界ライト級王座決定戦】
2021年5月15日
トニー・ファーガソン 5分3R終了 判定3-0 UFC 256: Figueiredo vs. Moreno 2020年12月12日
ケビン・リー 3R 0:28 ギロチンチョーク UFC Fight Night: Lee vs. Oliveira 2020年3月14日
ジャレッド・ゴードン 1R 1:26 KO(右アッパー→パウンド) UFC Fight Night: Błachowicz vs. Jacaré 2019年11月16日
ニック・レンツ 2R 2:11 TKO(右ストレート→パウンド) UFC Fight Night: dos Anjos vs. Lee 2019年5月18日
デビッド・テイマー 2R 0:55 アナコンダチョーク UFC Fight Night: Assunção vs. Moraes 2 2019年2月2日
ジム・ミラー 1R 1:15 リアネイキドチョーク UFC on FOX 31: Lee vs. Iaquinta 2 2018年12月15日
クリストス・ジアゴス 2R 3:22 リアネイキドチョーク UFC Fight Night: Santos vs. Anders 2018年9月22日
クレイ・グイダ 1R 2:18 ギロチンチョーク UFC 225: Whittaker vs. Romero 2 2018年6月9日
× ポール・フェルダー 2R 4:06 TKO(グランドの肘打ち連打) UFC 218: Holloway vs. Aldo 2 2017年12月2日
ウィル・ブルックス 1R 2:30 リアネイキドチョーク UFC 210: Cormier vs. Johnson 2 2017年4月8日
× リカルド・ラマス 2R 2:13 ギロチンチョーク UFC Fight Night: dos Anjos vs. Ferguson 2016年11月5日
× アンソニー・ペティス 3R 1:49 ギロチンチョーク UFC on FOX 21: Maia vs. Condit 2016年8月27日
マイルズ・ジュリー 1R 3:05 ギロチンチョーク UFC on FOX 17: dos Anjos vs. Cowboy 2 2015年12月19日
× マックス・ホロウェイ 1R 1:39 TKO(食道の負傷) UFC Fight Night: Holloway vs. Oliveira 2015年8月23日
ニック・レンツ 3R 1:10 ギロチンチョーク UFC Fight Night: Condit vs. Alves 2015年5月30日
ジェレミー・スティーブンス 5分3R終了 判定3-0 The Ultimate Fighter 20 Finale 2014年12月12日
日沖発 2R 4:32 モディファイド・アナコンダ UFC Fight Night: Te Huna vs. Marquardt 2014年6月28日
アンディ・オーグル 3R 2:40 三角絞め UFC Fight Night: Machida vs. Mousasi 2014年2月15日
× フランク・エドガー 5分3R終了 判定0-3 UFC 162: Silva vs. Weidman 2013年7月6日
× カブ・スワンソン 1R 2:40 KO(右フック) UFC 152: Jones vs. Belfort 2012年9月22日
ジョナサン・ブルッキンズ 2R 2:42 ギロチンチョーク The Ultimate Fighter 15 Finale 2012年6月1日
エリック・ワイズリー 1R 1:43 カーフスライサー UFC on FOX 2: Evans vs. Davis 2012年1月28日
× ドナルド・セラーニ 1R 3:01 TKO(パウンド) UFC Live: Hardy vs. Lytle 2011年8月14日
ニック・レンツ 2R 1:48 ノーコンテスト(反則) UFC Live: Kongo vs. Barry 2011年6月26日
× ジム・ミラー 1R 1:59 膝十字固め UFC 124: St-Pierre vs. Koscheck 2 2010年12月11日
エフレイン・エスクデロ 3R 2:25 リアネイキドチョーク UFC Fight Night: Marquardt vs. Palhares 2010年9月15日
ダレン・エルキンス 1R 0:41 腕ひしぎ十字固め UFC Live: Jones vs. Matyushenko 2010年8月1日
ジエゴ・バタグリア 1R KO(スラム) Warriors Challenge 5 2010年2月14日
ホゼニウド・ホシャ 1R 1:21 リアネイキドチョーク Warriors Challenge 5 2010年2月14日
エドゥアルド・パシュ 5分3R終了 判定2-1 Eagle Fighting Championship 2009年9月26日
アレッシャンドリ・ベゼハ 2R 1:11 アナコンダチョーク First Class Fight 3 2009年9月18日
ドム・スタンコ 1R 3:33 リアネイキドチョーク Ring of Combat 24
【USKBA東海岸ライト級王座決定戦】
2009年4月17日
カルロス・ソアレス 1R 2:48 トライアングルアームバー Jungle Fight 12: Warriors 2009年3月21日
エリエネ・シウバ 2R TKO(パンチ連打) Korea Fight 1
【決勝】
2008年12月29日
ダニエウ・フェルナンジス KO Korea Fight 1
【1回戦】
2008年12月29日
メディ・バグダッド 1R TKO(パンチ連打) Kawai Arena 1 2008年12月13日
ジエゴ・ブラガ 1R 2:30 TKO(パンチ連打) Predador FC 9: Welterweight Grand Prix
【ウェルター級グランプリ 決勝】
2008年3月15日
ヴィスカルジ・アンドラージ 2R 2:47 TKO(パンチ連打) Predador FC 9: Welterweight Grand Prix
【ウェルター級グランプリ 準決勝】
2008年3月15日
ジャクソン・ポンテス 1R 2:11 リアネイキドチョーク Predador FC 9: Welterweight Grand Prix
【ウェルター級グランプリ 1回戦】
2008年3月15日

グラップリング編集

勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
× セルシーニョ・ヴィニシウス ポイント0-8 Arzalet Fighting 1 2017年2月11日

獲得タイトル編集

  • Predador FCウェルター級グランプリ 優勝(2008年)
  • Korea Fight 1 優勝(2008年)
  • USKBA東海岸ライト級王座(2009年)
  • 第10代UFC世界ライト級王座(2021年)

表彰編集

  • UFC ファイト・オブ・ザ・ナイト(3回)
  • UFC パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト(11回)
  • UFC サブミッション・オブ・ザ・ナイト(3回)
  • UFC サブミッション・オブ・ザ・イヤー(2014年)
  • SHERDOG サブミッション・オブ・ザ・イヤー(2014年)

ペイ・パー・ビュー販売件数編集

開催年月日 イベント 販売件数 備考
2021年05/15_5月15日 UFC 262: チャールズ・オリベイラ vs. マイケル・チャンドラー 030_30万件 ESPN+
米国内[9]

脚注編集

関連項目編集

外部リンク編集

空位
前タイトル保持者
ハビブ・ヌルマゴメドフ
第11代UFC世界ライト級王者

2021年5月15日 - 現在

次王者
N/A