チョップリンは、吉本興業所属のお笑いコンビ1999年結成。2020年3月まで松竹芸能に所属[1]。2020年10月23日お笑いユニットザ・プラン9」に正式加入となった[2]

チョップリン
メンバー 小林幸太郎
西野恭之介
結成年 1999年
事務所 松竹芸能
フリー
吉本興業
活動時期 2000年 -
出会い 小学校時代からの同級生
現在の活動状況 ザ・プラン9と並行で活動
芸種 漫才コント
過去の代表番組 新しい波8
爆笑オンエアバトル
オンバト+
笑いの金メダル
爆笑レッドカーペット
チョップリン凸劇場
日曜チョップラン など
同期 オジンオズボーン
キングコング
NON STYLE
オードリー
ナイツ
タイムマシーン3号
アンガールズ
流れ星
U字工事
平成ノブシコブシ
ピース
南海キャンディーズ
公式サイト 公式プロフィール
受賞歴
2003年 第24回ABCお笑い新人グランプリ 最優秀新人賞
2006年 第36回NHK上方漫才コンテスト 最優秀賞
2019年 第74回文化庁芸術祭 大衆芸能部門 優秀賞
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メンバー 編集

  • 小林 幸太郎(こばやし こうたろう、 (1975-09-30) 1975年9月30日(48歳) - )血液型はO型。
    • 兵庫県芦屋市出身。ボケ担当。身長172cm、体重56kg。既婚、一児の父。
  • 西野 恭之介(にしの きょうのすけ、 (1976-02-23) 1976年2月23日(48歳) - )血液型はA型。
    • 兵庫県芦屋市出身。ツッコミ担当。身長177cm、体重61kg。既婚、一児の父。

芸風 編集

  • 主にコントを披露する。内容は独創的でシュールなものが多いという印象があるが、ライブなどではベタなネタもやっている。
  • M-1グランプリにも出場している通り漫才をしないわけではない。しかし、NHK上方漫才コンテスト、上方漫才大賞ではコントを披露した。
  • 彼らの持ちネタである「ティッシュ」[3]は、大竹まこと(ABCお笑い新人グランプリ)や立川談志談志・陳平の言いたい放だい)に賞賛されている。大竹に至っては2004年にシティボーイズの「シティボーイズミックス PRESENTS だめな人の前をメザシを持って移動中」のゲストに招聘したほどである。

略歴 編集

小学校から高校まで(芦屋市立潮見小学校芦屋市立潮見中学校神港学園神港高等学校)同じ学校の出身。当初同級生5人で芸人になる予定だったが小林と西野が先に芸人になり、他の3人が芸人になるのを断念したため、結局2人で続けた。当初は吉本興業心斎橋筋2丁目劇場のオーディションを受けていた事もある。

2014年4月から約一年間活動拠点を大阪から東京に変更したが、元々地元好きだった事もあり大阪に戻った。

2018年、小林が西中島きなこと音楽ユニット『チョップリン小林+西中島きなこ』を結成。同年3月4月にシングルをリリースした[4]

2019年11月に行ったコントライブ「蔵出しライブvol.2」が、令和元年度(第74回)文化庁芸術祭における大衆芸能部門で優秀賞を受賞した[5]

2020年3月をもって松竹芸能を退社し、フリーに転向[1]。同年10月19日より、吉本興業に所属。

2020年10月23日ザ・プラン9に新メンバー「コヴァンサン」「きょうくん」として加入した事を発表[6]。以降は兼ねてから続けて来たラジオ番組「日曜チョップリン」には今後も出演を続けるもコンビとしての活動予定は無いとされたが[7]、小林は翌日のブログ掲載記事にて「(ザ・プラン9のメンバーが)個々でも活動しているので、(チョップリン)2人での仕事依頼があったり新生プラン9のプラスになるようであれば活動したいし、ならないようであればしないしその辺は流動的でかっちりとは決めていない」と言及した[8]

また後日、公式YouTubeチャンネル『チョップリン凸劇場』内にて「解散した訳ではない」と明言しており、今後もチャンネル更新を継続していく事が発表された[9](その後、ラジオ番組「日曜チョップリン」は『日曜チョップラン』としてリニューアルされ、2021年3月まで放送された[10])。

エピソード 編集

  • 小林は野球好きであり、コントでも野球やスポーツなどがよく登場する。阪神ファン(最近は埼玉西武ライオンズを応援している)で本人自身も草野球チームを持っており、監督兼投手である。若い頃からコム・デ・ギャルソンが好き。しかし最近はお金がないため、無印良品ユニクロ(本人はムジクロとよんでいる)などのシンプルな物を着用している。
  • 西野はテニスインストラクターの資格を持つ。そのためか、博士と助手〜細かすぎて伝わらないモノマネ選手権〜の第10回~12回にて、テニスに関するものまねを披露している。基本的に外国の元テニスプレーヤーが中心(一度だけボールボーイのまね)。
  • 単独ライブにおいて、西野の締め言葉は「また、お会い、したい!」である。
  • 爆笑オンエアバトルにおいては、2002年から2009年までの7年間(後継番組の「オンバト+」では2013年度のみ出場)常連組として長きに渡って出場していたが、2006年度までは4勝10敗と相性が悪く苦戦していた。2007年度からは成績が安定していき、同年6月8日放送回から2009年2月12日放送回まで自己最多となる8連勝を記録した。因みに1位から10位まですべての順位を経験している[11]。また、過去3度年間4勝および3勝[12]を達成しているが、どの年度もキロバトルが足りずチャンピオン大会出場は果たしていない。20回目の挑戦で初の勝率五割を達成。
  • 漫画家畑健二郎とは中学校の同級生。
  • 小林は高校2年の時、超新塾イーグル溝神とクラスメイトだった。
  • 東京進出に際し、新宿から近いとこで家賃5万台の部屋を探した結果西調布行く羽目になり更にそのマンションの部屋も空き部屋の関係で2人で同じマンションの隣同士の部屋を借りた。(西野、小林共に単身赴任。)
  • 東京進出した際に大阪松竹から東京松竹への移籍手続きを確認しないまま上京した結果しばらく東京でのマネージメントが受けれなかった。
  • 心斎橋筋2丁目劇場出演時に見せたネタは「小林のヘソ毛と文鳥とを紐で繋ぎ、文鳥と漫才をする」というシュールなネタであった。しかし、このネタを見た客席の若い女性から悲鳴が上がり、直後に劇場の支配人から出入り禁止を言い渡されてしまった。このことがきっかけで吉本入りを諦め、松竹芸能入りすることとなったと言う[13]。その後、2020年ザ・プラン9加入に伴い二十数年の歳月を経て吉本興業入りを果たす事となった。

賞レース成績 編集

キングオブコント 編集

イベント 編集

  • 「COFFEE&CHOPLIN」- コントをセットではなく、実際のリアルな場所でやってみたいという思いから、喫茶店でコントをするという設定を思いついた。客は偶然居合わせたという体裁で、チョップリンはあるときは店員・あるときは客・あるときはチョップリン本人としてコントを繰り広げた。2007年はカレー屋、2008年はライブハウスでも同じコンセプトで行った。
    • 2006年夏 - 大阪市本町・マンゲイラ「COFFEE&CHOPLIN」 2回公演
    • 2007年夏 - カンテ・グランデ本町店(大阪市)「CURRY&CHOPLIN」 2回公演
    • 2008年夏 - 大阪市 梅田シャングリラ「ROCK&CHOPLIN」 1回公演
  • 2008年秋、西野がソロトークライブを考えて、「COFFEE&CHOPLIN」を踏まえて発案したのが「COFFEE&NISHINO」であり、地元・芦屋の後輩で馴染みのライター・鈴木淳史から取材を喫茶店で受けるというシチュエーションコントの設定を基に、それを偶然居合わせたという体裁のお客様が盗み聞き覗き見するという異型のスタイルに辿り着いた。客席30席という密室ライブで、ゲストを呼び、対談取材というスタイルも行った。
    • 2008年11月 -  マンゲイラ「COFFEE&NISHINO」2回公演
    • 2009年1月 - ディグミーアウトカフェ「COFFEE & CHOPLIN TALK LIVE」(※「Lマガジンさよならイベント」とのコラボ、西野だけではなく、チョップリンとしての形。)
    • 2009年3月 - マンゲイラ「COFFEE&NISHINO」(ゲスト・横山たかし。ゲストを招いたのは初。この日の第二部では小林、そして後輩と共に「COFFEE&大喜利」を行う。机の上にカメラを設置して、スクリーンに答えが出るシステムだった。)
    • 2009年3月 - マンゲイラ「COFFEE&NISHINO」2回公演(ゲスト・お〜い!久馬(ザ・プラン9))
    • 2009年6月 - マンゲイラ「COFFEE&NISHINO」1回公演(ゲスト・矢野勝也(矢野・兵動) 雑誌「ミーツ」から声をかけられ、イベントレポを載せてもらえる事になった。)
    • 2009年7月 - マンゲイラ「COFFEE&NISHINO」1回公演(ゲスト・夙川アトム 初の東京ゲストであり、地元が隣り合わせである。)
    • 2009年7月 - マンゲイラ「COFFEE&NISHINO」2回公演(ゲスト・笑い飯・哲夫 60分中、40分が哲夫の“うんこ話”に)
  • 「talent school & choplin」‐某芸能事務所のタレントスクールという設定にて客はそのタレントスクールの生徒として、講師や生徒に扮するチョップリンや出演者と共に授業に参加する形のイベント。
    • 2012年5月19日‐第一回
    • 2012年9月29日‐第二回
  • ザ・プラン9ヨーロッパ企画等とイベントや番組でコントを行っている。

出演番組 編集

テレビバラエティ 編集

テレビドラマ 編集

ラジオ 編集

ミュージックビデオ 編集

DVD 編集

  • チョップリン凸劇場<VHS>(ABCテレビ) 約1000本の発注による限定販売、このビデオに入っているコントは全てDVD版に収録されている。
  • チョップリン凸劇場(コロムビアミュージックエンタテインメント)
  • 松竹芸能LIVE Vol.3 チョップリン~ULTRA SIMPLE~ (松竹ホームビデオ)
  • チョップリン LIVE 中年(コロムビアミュージックエンタテインメント)
  • シティボーイズミックス PRESENTS 「だめな人の前をメザシを持って移動中」(コロムビアミュージックエンタテインメント)

注釈 編集

  1. ^ a b チョップリン、3月末で松竹芸能を退所
  2. ^ 【速報】ザ・プラン9に新メンバー加入! 爆ノ介ら迎え3人改め6人グループへ”. ラフ&ピースニュースマガジン (2020年10月23日). 2020年10月24日閲覧。
  3. ^ 因みにこのネタを「爆笑オンエアバトル」で披露した所、観客席の子供から先にネタの核心部分(フレーズ)を言われるというハプニングに見舞われた事があった。
  4. ^ チョップリン小林がラッパーデビュー、西中島きなこと限定CDリリース”. お笑いナタリー (2018年3月24日). 2020年11月15日閲覧。
  5. ^ チョップリン、文化庁芸術祭で優秀賞「コントをやり続けてきたことが報われた」(コメントあり)” (2019年12月27日). 2019年12月28日閲覧。
  6. ^ 【速報】ザ・プラン9に新メンバー加入! 爆ノ介ら迎え3人改め6人グループへ”. ラフ&ピースニュースマガジン (2020年10月23日). 2020年10月24日閲覧。
  7. ^ ザ・プラン9にコヴァンサン、きょうくん、爆ノ介が加入し6人体制に!チョップリンとしては活動せず”. お笑いナタリー (2020年10月23日). 2020年10月24日閲覧。
  8. ^ 【ご報告になります】 重要”. 小林幸太郎公式ブログ「ジーンズ買ったよ」 (2020年10月24日). 2020年10月24日閲覧。
  9. ^ 公式YouTubeチャンネル『チョップリン凸劇場』 2020年10月26日配信「【ご報告】」にて
  10. ^ チョップリン時代から続いた冠ラジオ番組が最終回 20周年、ザ・プラン9電撃加入、改名… 2年半を2人がゆるりと振り返る”. ラジオ関西トピックス「ラジトピ」 (2021年3月17日). 2021年8月25日閲覧。
  11. ^ 全順位を経験しているのはチョップリンを含め、バカリズムインスタントジョンソンハレルヤの4組だけである。
  12. ^ 3勝をあげている2004年度は隔週放送であったため、チャンピオン大会の出場条件がオンエア3回以上であった。因みに2004年度と2008年度は年間3勝及び4勝を達成した後、合計KB数が低かったためか4勝目及び5勝目を狙いに挑戦していたが、いずれもオフエアとなり大会出場を逃している。
  13. ^ ゼロテレビ「めちゃ×2ユルんでるッ!」2014年7月16日配信分出演時に発言。
  14. ^ 音楽ナタリー「西中島きなことトリプルファイヤー吉田、1stフルアルバムはセルフタイトル作」2017年9月27日掲載

外部リンク 編集

小林 編集

西野 編集