メインメニューを開く

チョー・ヨンピル

韓国の歌手

チョー・ヨンピル: 조용필、漢表示: 趙 容弼1950年3月21日[1] - )は、大韓民国出身の代表的歌手

チョー・ヨンピル
Cho Yong-pil from acrofan.jpg
基本情報
別名 趙容弼
生誕 (1950-03-21) 1950年3月21日(69歳)[1]
出身地 大韓民国の旗 韓国京畿道
ジャンル ロック
バラード
トロット
韓国民謡
ポップス(K-POP)
職業 歌手作詞家作曲家
担当楽器
活動期間 1968年 -
レーベル CBSソニー
公式サイト チョ·ヨンピル
チョー・ヨンピル
各種表記
ハングル 조용필
漢字 趙容弼
発音: チョ・ヨンピ
2000年式
MR式
英語表記:
Jo Yongpil
Cho Yongp'il
Cho Yong-pil
テンプレートを表示

経緯編集

1968年、カントリーグループ「エトキンズ」のリーダーとしてデビュー。エトキンズでの担当楽器はギターだった[2]1975年にソロに転向し[1]1976年に『釜山港へ帰れ돌아와요 부산항에)』が韓国で30万枚を売り上げる大ヒットとなる[3]

1979年、アルバム『窓の外の女 (창밖의 여자)』で再デビュー。同アルバムは韓国でミリオンセラーを記録する[4]

1980年代には、70年代まで賞レースを牽引した南珍羅勲児に代わり各種賞レースを独占する。

1982年には日本でもデビューし、「釜山港へ帰れ」(CBSソニー発売)や「想いで迷子」(ポリスター発売)などがヒットした[1]。1987年、『NHK紅白歌合戦』に韓国人歌手として初めて出場を果たし、1990年まで連続で出場した[4]

2005年には韓国で活動する歌手として、イ・ミジャ以来2人目の北朝鮮での公演「チョ・ヨンピル平壌公演」を開催する[5]

これまでに『KBS歌謡大賞』歴代最多の5回、『MBC10大歌謡祭』を歴代最多の6回受賞している。また、『ミュージックバンク』の前番組である『歌謡トップ10』では番組開始以来初の10週連続1位を達成した。これ以後、番組では5週連続1位の楽曲は6週目以降ランキング集計に入れないという特別ルールができた。

1990年代初めにテレビ番組への出演を中断し、現在はコンサート中心に活動。韓国にコンサート文化を定着させた人物としても評価されている。

アルバムの総売上は累計で1500万枚[6]

2013年に19枚目のアルバム『Hello』を発表し、韓国で25万枚を売り上げた[2]。今迄に無い軽快なナンバーを集めているのが特徴で、Youtube等の動画サイトに流れたこともあり、新たなファンを増やしている。日本でも『ハングル講座』(NHK教育)で紹介され、先述の『釜山港へ帰れ』などしか知らないファンを驚かせた。現在アルバムは、CDショップのK-POPコーナーの目立つ所に置かれている。

エピソード編集

  • 日本では演歌歌手というイメージで知られているが、韓国ではロックからバラードトロット民謡まで様々なジャンルをこなす「国民歌手(クンミン・ガス)」として有名。ニックネームが「歌王」と呼ばれるほど、韓国の大衆文化界で圧巻の位置を占めている。ヒット曲「釜山港へ帰れ」は、以前から存在する名曲をロック調のリズムでアレンジし、新たな魅力を加えたものである。「永遠のオッパ(お兄さん)」などの愛称もある。
  • カーネギー・ホールで公演」「NHK紅白歌合戦への出演」「中国北京での公演」「アルバム売上1000万枚突破」など、多くの「韓国初」「韓国人歌手初」という記録を持っている[4]
  • 日本では「釜山港へ帰れ」「想いで迷子」等で有名。
  • 韓国の人気サッカーリーグの開会式で国歌斉唱を任された際、国歌を2度も間違えてしまった。
  • 「永遠のオッパ」である彼を慕い、尊敬するK-POPスターは多い。最近のライブでも2PMを始め何人もの若いK-POPスターと共演している様子が映し出された動画もある。
  • オレたちひょうきん族」の「ひょうきんベストテン」で、ビートたけし韓国語でものまねしていた。
  • 自身の写真集発売記念に「笑っていいとも!」に出演した際、韓国語風のハナモゲラ語で話しかけてきたタモリに向かって、大笑いしながら日本語で「わかんな〜い!」とツッコミを入れている。

ディスコグラフィ編集

アルバム(韓国)編集

番号 アルバム名 年度 代表曲
- 釜山港へ帰れ 1975年
1集 窓の外の女 1979年
  • 窓の外の女 (창밖의 여자
  • おかっぱの髪 (단발머리
2集 祝福(ロウソク) 1980年
  • ロウソクの灯 (촛불
3集 ミオミオミオ…女と男 1981年
  • ミオミオミオ (미워 미워 미워
  • 赤とんぼ (고추잠자리
4集 探せないケッコリ 1982年
  • 探せないケッコリ (못찾겠다 꾀꼬리
  • 悲恋 (비련
5集 友よ 1983年
  • 僕はお前が好き (나는 너 좋아
  • 友よ (친구여
6集 涙のパーティー 1984年
  • 涙のパーティー (눈물의 파티
7集 旅立ちます 1985年
  • 未知の世界 (미지의 세계
  • 昨日、今日、そして(어제 오늘 그리고
  • 旅立ちます (여행을 떠나요
8集 チョー・ヨンピル. Vol.8 1986年
  • 虚空 (허공
  • キリマンジャロの豹 (킬리만자로의 표범
9集 愛と人生と私 1987年
  • 君の足に留まる所に (그대 발길 머무는 곳에
10集 '88 チョー・ヨンピル 10集 1988年
  • ソウルソウルソウル (서울 서울 서울
  • モナリザ (모나리자
11集 チョー・ヨンピル 第10集 Part.II 1989年
  • Q
12集 90 Vol Sailing Sound 1990年
  • 思い出の中の再会 (추억 속의 재회
13集 The Dreams 1991年
  • 夢 (
14集 CHO YONG PIL 14 1992年
  • 悲しいベアトリーチェ (슬픈 베아트리체
15集 CHO YONG PIL 15 1995年
  • 残された者の孤独 (남겨진 자의 고독
16集 Eternally 1997年
  • 風の歌 (바람의 노래
17集 Ambition 1998年
18集 Over The Rainbow 2003年
  • 太陽の目 (태양의 눈
  • 夢のアリラン (꿈의 아리랑
19集 Hello 2013年
  • Hello
  • Bounce

シングル(日本)編集

# 発売日 A面
B面
タイトル 作詞 作曲 編曲
1 1982年
-
A
ミオ・ミオ・ミオ 谷村新司 鄭豊松 -
B
釜山港へ帰れ 三佳令二 黄善友
2 A
窓の外の女 三佳令二 趙容弼 -
B
山有花 加藤登紀子
3 1983年
-
A
流されて 阿久悠 金起杓 趙容弼
宗洪変
B
友よ 河智暎 李鎬俊 趙容弼
4 1985年
-
A
昨日、今日、そして 岡田冨美子 趙容弼 戸塚修
B
あなたの涙が乾く前に 小椋佳 李範熙
5 A
みちゆき 阿久悠 叶弦大 -
B
北国情話
6 1986年
-
A
想いで迷子 荒木とよひさ 三木たかし 馬飼野俊一
B
泣かされたって 浜圭介
7 1988年
-
A
想いで迷子-2
-悲しみだけで眠れるように-
荒木とよひさ 三木たかし 川村栄二
B
愛の不思議
8 A
ソウル・ソウル・ソウル
-追憶の街-
荒木とよひさ 趙容弼 入江純
B
ソウル・ソウル・ソウル
-追憶の街-
(韓国語ヴァージョン)
梁仁子
1989年 A面 冬物語 荒木とよひさ 三木たかし 馬飼野俊一
B面 涙の身がわり 杉本真人
A面 悲しみのゆくえ 荒木とよひさ 三木たかし 川村栄二
B面 雨のオムニバス 林有三
1991年 A面 愛の共犯者 荒木とよひさ 羽場仁志 川村栄二
B面 終わりにしましょうよ 都志見隆
A面 紅い落葉 荒木とよひさ 浜圭介 川村栄二
B面 孤独なランナー 趙容弼
1995年 A面 合鍵 荒木とよひさ 浜圭介
B面 少年

ミュージックビデオ編集

年度 曲名/リンク
2013 Hello M/V
歩きたい M/V
ときめき M/V
Hello (Japanese Ver.) M/V

NHK紅白歌合戦出場歴編集

年度/放送回 曲目 出演順 対戦相手 備考
1987年(昭和62年)/第38回 窓の外の女 11/20 五輪真弓
1988年(昭和63年)/第39回 2 恨五百年 14/21 島倉千代子
1989年(平成元年)/第40回 3 Q 15/20 由紀さおり安田祥子
1990年(平成2年)/第41回 4 釜山港へ帰れ 18/29 加藤登紀子 ロッテワールドより中継

著書編集

受賞歴編集

  • 1971年
    • サンデーソウルカップポップグループコンテスト・最優秀歌手王賞
  • 1980年
  • 1981年
  • 1982年
    • アメリカAMPEX社ゴールデンリール賞
    • 外信記者クラブ選定最高男性歌手賞
    • KBS歌謡大賞・大賞
    • MBC10大歌手歌謡祭・歌手賞
  • 1983年
    • KBS歌謡大賞・大賞
    • MBC10大歌手歌謡祭・大賞
    • MBC10大歌手歌謡祭・最高人気歌謡
  • 1984年
      • CBS-SONYゴールデンディスク賞受賞
    • MBC10大歌手歌謡祭・大賞
  • 1985年
    • KBS歌謡大賞・大賞
    • MBC10大歌手歌謡祭・大賞
  • 1986年
  • 1988年
    • MBC10大歌手歌謡祭・歌手賞
  • 1998年
    • 韓国ギャラップ調査「建国以来最高歌手」認定
    • 韓国放送大賞・歌手賞
    • 文化放送選定政府樹立50年最高のスター賞
  • 2005年
  • 2013年
    • Mnet 20's Choice・20's Record大賞
    • Mnet アジアミュージックアワード・BC-UnionPay今年の歌大賞

出演CM編集

脚注編集

  1. ^ a b c d チョー・ヨンピル、TOWER RECORDS ONLINE(音楽出版社)、2013年9月11日、2013年10月10日更新。
  2. ^ a b INTERVIEW - チョー・ヨンピル「日本語のレコーディングをした時、とても心配でした」、Kstyle、2013年10月8日 18:12。
  3. ^ チョー ヨンピルコトバンク(出典:日外アソシエーツ「現代外国人名録2012」)。(2016/5/10閲覧)
  4. ^ a b c “生きる伝説”チョー・ヨンピルの生きている足跡、Kstyle(@STYLE)、2013年6月9日 15:20。
  5. ^ 国民歌手チョ・ヨンピル、公演のため北朝鮮へ、innolifeニュース、2005年8月23日 7:22。
  6. ^ チョー・ヨンピル(趙容弼)、KBS WORLD。(2013/1/27閲覧)

外部リンク編集