チーノはちのへ
チーノはちのへ(cino HACHINOHE)とは、青森県八戸市十三日町の八戸スカイビルが運営するファッションビル。
チーノはちのへ cino HACHINOHE | |
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![]() 八戸スカイビル:チーノはちのへと花亀 (2007年4月撮影) | |
店舗概要 | |
所在地 |
〒031-0042 青森県八戸市十三日町16番地 |
座標 | 北緯40度30分29.24秒 東経141度29分20.08秒 / 北緯40.5081222度 東経141.4889111度座標: 北緯40度30分29.24秒 東経141度29分20.08秒 / 北緯40.5081222度 東経141.4889111度 |
開業日 | 2003年(平成15年)9月12日 |
正式名称 | チーノはちのへ |
施設所有者 | 八戸スカイビル |
中核店舗 | フォーラム八戸 |
営業時間 |
10:00 - 19:00 (映画館は9:30 - 22:00) |
前身 | イトーヨーカドー八戸店 |
最寄駅 | 本八戸駅 |
外部リンク | http://www.cino-hachinohe.jp/ |
概要編集
八戸市中心市街地の再開発事業として1980年に完成し、同年4月にイトーヨーカドー八戸店としてオープンした。1998年3月、郊外にてイトーヨーカドー八戸沼館店を核とするピアドゥがオープンすると競争が激化した。イトーヨーカドー八戸店は2003年2月23日に閉店。
ほぼ同じ時期に、映画館閉館が相次いだことから、市民出資による映画館を作る話が持ち上がる[1]。
2003年9月12日にチーノはちのへがオープンした。これと共に、映画館フォーラム八戸もオープンした。
その後、入居テナントが徐々に増え、2006年7月リニューアルとなる。Rec.の破綻による松和ビル地上部分閉館を経て全館閉館による移転テナントの一部も加わり、また7階には八戸市中心市街地に集積が進むIT・テレマーケティング企業のオフィスが複数入居。一時は全フロアが埋まり再び活況を見せていたが、2022年現在は2階・3階はテナントが撤退し休憩・催事スペースとなっている。
現所有者である八戸スカイビル側の意向では、チーノはちのへは2022年11月頃をめどに営業を終了することになった[2]。令和4年2月時点で、土地建物を新たな業者が取得し現在の建物を解体した上で、分譲マンションや複合商業施設、駐車場棟が整備される再開発構想[2]が浮上している。地権者全員の同意を得られた後に、正式に再開発事業として進める予定となっている。
八戸スカイビル側の方針では、営業終了時期は当初は11月ごろだったが、映画館「フォーラム八戸」を除くテナントや店舗が9月末までに退去する見込みとなったため、9月末での閉館方針が示された[3]。なお、あくまで現所有者側の意向であり、映画館「フォーラム八戸」側は「今後は未定」[3]と説明するなど、9月閉館が決定したわけでは無く、今後の諸交渉の進展が待たれる状況となっている。
入居テナント編集
- 地下1階
- 1階
- 成田屋(鞄)
- 内丸ガーデン(花)
- 猫処またたび亭( 猫カフェ )
- 2階
- 3階
- 4階
- フラダンス教室
- ブレイクダンス教室
- 5階(映画館)
- シネマコンプレックス『フォーラム八戸』(映画館)
フォーラム八戸 Forum Hachinohe | |
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情報 | |
正式名称 | フォーラム八戸 |
完成 | 2003年 |
開館 | 2003年9月12日 |
収容人員 | (9スクリーン合計)777人 |
客席数 |
シアター1:86席 シアター2:95席 シアター3:90席 シアター4:95席 シアター5:94席 シアター6:86席 シアター7:87席 シアター8:86席 シアター9:58席 |
設備 | ドルビーデジタル |
用途 | 映画上映 |
運営 | 株式会社八戸フォーラム |
所在地 |
〒031-0042 青森県八戸市十三日町16番地 チーノはちのへ5階 |
外部リンク | フォーラム八戸 |
- 6階
- San・Road絵麻(婦人衣料・A BATHING APE)
- JUMEAU ジュモー(ワンピドレス&カジュアル)
- アトリエ小さな花(押し花芸術作品・教室)
- 茶比伊(パスタ&喫茶)
- フードコート(休憩)
- 7階
- (オフィス用)
- 屋上
隣接編集
アクセス編集
周辺編集
- 青銀明治安田生命ビル
- 青森銀行三日町支店
- 明治安田生命
- むらかね(ファッション)
- 岩手銀行十三日町支店
- いわぎんローンプラザ八戸
- ホテルグローバルビュー八戸アネックス(旧八戸第2ワシントンホテル)
- ヴィアノヴァビルディング(八戸市景観賞受賞)
- ホテルグローバルビュー八戸(旧デイリーヤマザキ八戸十三日町店のあった旧八戸第1ワシントンホテル)
- ハシブン(靴)
- まちの駅はちのへ(Garden Terraceに移行)
- 村福(菓子)
- モリタ(鞄)
- キデイランド(閉店)
- タリーズコーヒー
- オオハシヒルズ
- 丸福ビル
- はちそう(仏具・金具)
- ドトールコーヒー
- 三元(閉店後他資本によりドトールコーヒーの店舗を集約してオープンし、空いた丸福ビルに花亀改めはちそうが移転)
- 三新スポーツ(三元の系列店であり、荒町に移転)
- すずのき(ファッション)
- シルク(100円ショップ)
- 青い森信用金庫廿三日町支店(旧八戸信用金庫十三日町支店)
- 三春屋(三春屋1階についてはヴィアノヴァノースウィング1階と連結しているため、連絡通路を通じて行き来することができる)
- 三春屋駐車場(三春屋各階と連結している)
- ヴィアノヴァ駐車場
- 大丸駐車場(八戸市景観賞受賞)
- 稲川駐車場
- 八青駐車場
- 笑笑・月の宴(モンテローザグループ)
- 八戸月極スカイパーキング
逸話編集
- イトーヨーカドー時代は青森銀行によるATMが設置されたものの、イトーヨーカドー閉店後に撤去された。
- イトーヨーカドーフロアガイドは十六日町出入口にイトーヨーカドー閉店後も残されたものの、花亀閉店後に撤去された。
- 花亀時代は十六日町出入口から入り、通用口から花亀へ抜け、チーノはちのへおよびイトーヨーカドーを通らないで花亀に行けたものの、スーツセレクトへは若干の遠回りが必要だった。一方で、花亀時代からあるスーツセレクト用入口からスーツセレクトに行けた。
- 地下1階にはかつてドンドンダウン オン ウェンズデイ1号店(ファッション)があった。
- 地下1階と4階にはかつてニトリチーノはちのへ店(家具)があった。
- 1階にはかつてスーパードラッグアサヒ(薬局)があった。
- 1階にはかつて八戸市営バス定期券・回数券うりば(サービス)があった。
- 1階にはかつて八戸工業大学産学連携プラザ(サービス)があった。
- 1階にはかつてイタリアントマトCafe Jr.(パスタ・カフェ)があった。
- 1階から4階のフロアは、イトーヨーカドー時代は花亀との間で各階とも行き来ができたものの、閉店により行き来ができなくなった。花亀移転後は1階のみ行き来が可能である。
- 2階にはかつてRec.地上部分閉館後も全館閉館まで唯一営業したふり~たいむ(ファッション)があった。
- 2階にはかつてステンドグラスラボ Vivace~ヴィヴァーチェ~(ステンドグラス)があった。
- 3階にはかつてRec.隣の八戸ビルで営業したマルマツ(ファッション)があったものの、破綻により撤去された。両ビル全館閉館より後となる江陽閣による再開発が推進された。
- 4階にはかつてザ・ダイソー(百円均一)があった。
- 4階にはかつて占い シビュラ~sibylles~(占い)があった。
- 4階にはかつてアニメイト(アニメグッズ:アニメ・コミック・ゲーム関連商品を扱っており、松和ビル地上部分閉館より前となる2007年7月7日に移転)があった。
- 6階にはかつてチーノランド(アミューズメント)があったものの、タイトーステーション移行により縮小された。アーケードゲーム、プリント倶楽部、室内遊具などが設置された。
- 7階にはかつてヤフー(IT)があった。
- 屋上にはかつて釣り堀(釣り)があった。
- 倉庫にはかつて花亀(仏具・金具)とスーツセレクト(ファッション)があった。
脚注編集
- ^ 「事例番号012:市民主体の映画館再生(青森県八戸市・十三日町地区) (PDF) 」、国土交通省、2006年、2016年5月26日閲覧。
- ^ a b “八戸チーノに再開発構想”. 東奥日報. 2022年2月10日閲覧。
- ^ a b “チーノ、9月閉館方針 映画館「今後は未定」/八戸”. 東奥日報. 2022年5月20日閲覧。