ツェンドオチル・ツォグトバータル

モンゴルの柔道選手

ツェンドオチル・ツォグトバータル: Цэнд-Очирын Цогтбаатар、ラテン字:Tsend-Ochir Tsogtbaatar 1996年3月16日- )はモンゴルバヤンホンゴル県出身の柔道選手。階級は73kg級。身長170cm[1][2]

獲得メダル
モンゴルの旗 モンゴル
柔道
オリンピック
2020 東京 73kg級
世界選手権
2022 タシケント 73kg級
世界ジュニア
2014 フォートローダーデール 60kg級
2015 アブダビ 60kg級
世界カデ
2013 マイアミ 60kg級
アジア競技大会
2022 杭州 73kg級
2022 杭州 団体

人物 編集

2012年のアジアユース50kg級で3位になった[2]。2013年の世界カデ60kg級では準決勝で日本の大島拓海に指導1で敗れて3位だった。アジアユースでは2位になった[2]。2014年の世界ジュニアでは決勝でスペインのフランシスコ・ガリゴスに絞め技で敗れた[2]アジアジュニアでは66kg級に出場して2位となった[2]。2015年にはグランプリ・サムスングランプリ・ウランバートルで3位になるが、世界ジュニアでは決勝で日本の永山竜樹背負投で敗れた[2][3]。その直後のグランドスラム・アブダビでも2位になった[2]。2016年には国内選手権で優勝したものの、アジア選手権では日本の大島優磨に有効で敗れて3位だった[2]。しかし、元世界チャンピオンのガンバット・ボルドバータルや元世界2位のダシダワー・アマルトゥブシンを差し置いてリオデジャネイロオリンピック代表に選出された[4]リオデジャネイロオリンピックでは3回戦で敗れた[1][2]。その後階級を73㎏級まで上げた。2018年のグランドスラム・パリで3位になると、グランドスラム・エカテリンブルグでは優勝した[5]。2019年のグランドスラム・パリでは決勝で元世界チャンピオンの橋本壮市体落で敗れるも、アジアパシフィック選手権では決勝で世界チャンピオンの安昌林大内刈で破って優勝を飾った[2][6]。2021年7月に日本武道館で開催された東京オリンピックでは準決勝で大野将平に技ありで敗れるも3位になった[7]。2022年の世界選手権では決勝で橋本壮市を技ありで破って優勝した[8]

IJF世界ランキングは972ポイント獲得で2位(24/4/22現在)[9]

主な戦績 編集

60㎏級での戦績

73㎏級での戦績

(出典[2]、JudoInside.com)

脚注 編集

外部リンク 編集