ティム・ロビンス

アメリカの俳優

ティム・ロビンス(Tim Robbins, 1958年10月16日 - )は、俳優、映画監督。アメリカ合衆国カリフォルニア州ウエストコビナ出身。童顔でありながら身長195cmの大柄な俳優。日本では『ショーシャンクの空に』の主演や『ミスティック・リバー』で渡辺謙とオスカーを争った年度のアカデミー助演男優賞者として知られている。

ティム・ロビンス
Tim Robbins
Tim Robbins
2012年
本名 ティモシー・フランシス・ロビンズ(Timothy Francis Robbins)
生年月日 (1958-10-16) 1958年10月16日(63歳)
出生地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国カリフォルニア州
民族 アメリカ人
ジャンル 映画俳優監督脚本製作
活動期間 1985年 -
活動内容 1981年:劇団設立
1985年:デビュー
1992年:映画初監督
2003年:アカデミー賞受賞
主な作品
トップガン
ザ・プレイヤー
ショーシャンクの空に
デッドマン・ウォーキング
ミスティック・リバー
宇宙戦争
ザスーラ
 
受賞
アカデミー賞
助演男優賞
2003年ミスティック・リバー
カンヌ国際映画祭
男優賞
1992年ザ・プレイヤー
ヴェネツィア国際映画祭
アンサンブル演技賞
1993年ショート・カッツ
ベルリン国際映画祭
エキュメニカル審査員賞
1996年デッドマン・ウォーキング
功労賞
2016年
放送映画批評家協会賞
助演男優賞
2003年『ミスティック・リバー』
ゴールデングローブ賞
男優賞(ミュージカル・コメディ部門)
1992年『ザ・プレイヤー』
助演男優賞
2003年『ミスティック・リバー』
特別賞
1993年『ショート・カッツ』
全米映画俳優組合賞
助演男優賞
2003年『ミスティック・リバー』
その他の賞
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経歴編集

カリフォルニアで生まれ、子供の時にグリニッジ・ヴィレッジに移る。父親のギル・ロビンス[1]はミュージシャン[2][3][4]、母親のメアリーは女優。12歳の時から演劇に関わるようになり、ニューヨーク州立大学プラッツバーグ校で2年学び、UCLAのフィルム・スクールでさらに学ぶ[5]。卒業後の1981年、ロサンゼルスにて劇団アクターズ・ギャングを立ち上げた。

1984年に映画デビュー。小さな役が続くが、1988年の『さよならゲーム』でマイナーリーグの新人投手を演じて注目される。また、この作品で後にパートナーとなるスーザン・サランドンと出会った。1992年にはロバート・アルトマンの『ザ・プレイヤー』で主演を務める。同年、初監督となる『ボブ★ロバーツ』を完成させる。1995年には死刑制度をテーマにした『デッドマン・ウォーキング』を監督し、自身もオスカーにノミネートされ、当時のパートナーで主演のスーザン・サランドンにアカデミー主演女優賞をもたらした。

2003年、『ミスティック・リバー』でアカデミー助演男優賞とゴールデングローブ賞 助演男優賞スクリーン・アクターズ・ギルド(SAG)賞を受賞。

そのほかの活動編集

2011年、アルバム『TIM ROBBINS & THE ROGUES GALLERY BAND ティム・ロビンス・アンド・ザ・ロウグス・ギャラリー・バンド』を発売し、俳優だけでなく音楽家としても活動の幅を広げている。

私生活編集

死刑制度反対」や「イラク戦争反対」などの政治的発言を活発に行い、2007年3月18日にニューヨークで行われたイラク戦争反対デモにも参加している。そのため、スタジアムでの観戦拒否、大手新聞の取材記事の撤回など不遇を被ったことをミスティック・リバーのメイキング映像中で語っている。

スーザン・サランドンとの間に息子2人をもうけ、共にニューヨークに住んでいたが、2009年にパートナー関係を解消。[6]

来日編集

自身が監督した『クレイドル・ウィル・ロック』のプロモーションの為、2000年8月に当時のパートナーのスーザン・サランドンと共に来日している。その際には帝国ホテルで来日記者会見を行った。プロモーション以外では、2011年8月に自らのバンドを率いて来日。ブルーノート東京にて数回ライブ公演を行った。

出演作品編集

映画編集

公開年 邦題
原題
役名 備考
1983 クォーターバック・プリンセス
Quarterback Princess
マーヴィン テレビ映画
1984 トイ・ソルジャー/壮絶!ゲリラに挑むアマチュア決死隊
Toy Soldiers
ボー
恋人ゲーム
No Small Affair
ネルソン
1985 シュア・シング
The Sure Thing
ゲイリー・クーパー
バージン・バケーション
Fraternity Vacation
ラリー・タッカー
1986 トップガン
Top Gun
マーリン
ハワード・ザ・ダック/暗黒魔王の陰謀
Howard the Duck
フィル
1987 ファイブ・コーナーズ/危険な天使たち
Five Corners
ハリー
1988 テープ・ヘッズ
Tapeheads
ジョシュ
さよならゲーム
Bull Durham
エディ・カルヴィン・ラルーシュ
1989 ツイスター/大富豪といかれた家族たち
Twister
ジェフ
ミス・ファイヤークラッカー
Miss Firecracker
デルモント
エリック・ザ・バイキング/バルハラへの航海
Erik the Viking
エリック
1990 キャデラック・マン
Cadillac Man
ラリー
ジェイコブス・ラダー
Jacob's Ladder
ジェイコブ・シンガー
1991 ジャングル・フィーバー
Jungle Fever
ジェリー
1992 ザ・プレイヤー
The Player
グリフィン・ミル カンヌ国際映画祭 男優賞 受賞
ゴールデングローブ賞 受賞
ボブ★ロバーツ
Bob Roberts
ボブ・ロバーツ 監督/脚本/出演
1993 ショート・カッツ
Short Cuts
ジーン・シェパード
1994 未来は今
The Hudsucker Proxy
ノーヴィル・バーンズ
ショーシャンクの空に
The Shawshank Redemption
アンディ
プレタポルテ
Prêt-à-Porter
ジョー・フリン
星に想いを
I.Q.
エド・ウォルターズ
1997 ナッシング・トゥ・ルーズ
Nothing to Lose
ニック
1998 隣人は静かに笑う
Arlington Road
オリヴァー・ラング
1999 オースティン・パワーズ:デラックス
Austin Powers: The Spy Who Shagged Me
大統領
2000 ミッション・トゥ・マーズ
Mission to Mars
ウッディ・ブレイク
ハイ・フィデリティ
High Fidelity
イアン・レイモンド
2001 サベイランス -監視-
Antitrust
ゲーリー・ウインストン
ヒューマン・ネイチュア
Human Nature
ネイサン
2002 シャレード
The Truth About Charlie
カーソン・J・ドイル
2003 ミスティック・リバー
Mystic River
デイヴ・ボイル アカデミー助演男優賞 受賞
ゴールデングローブ賞 受賞
CODE46
Code 46
ウィリアム
2004 俺たちニュースキャスター
Anchorman: The Legend of Ron Burgundy
公共テレビのニュースキャスター クレジットなし
2005 宇宙戦争
War of the Worlds
ハーラン・オギルビー
あなたになら言える秘密のこと
La Vida secreta de las palabras
ジョゼフ
ザスーラ
Zathura
パパ
2006 輝く夜明けに向かって
Catch a Fire
ニック・フォス
テネイシャスD 運命のピックをさがせ!
Tenacious D in The Pick of Destiny
謎の男
2007 NOISE ノイズ
Noise
デヴィッド・オウエン
2008 それぞれの空に
The Lucky Ones
フレッド
エンバー 失われた光の物語
City of Ember
ロリス・ハロウ
2011 グリーン・ランタン
Green Lantern
ロバート・ハモンド
2012 Back to 1942 ミーガン 中国映画
恋人はセックス依存症
Thanks for Sharing
マイク
2013 ライフ・オブ・クライム
Life of Crime
フランク
2014 Welcome to Me Dr. モファット
2015 ロープ/戦場の生命線
A Perfect Day
ビー
2019 ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男
Dark Waters
トム・タープ

テレビ編集

放映年 邦題
原題
役名 備考
1986 世にも不思議なアメージング・ストーリー
Amazing Stories
Jordan's Phantom 「鏡よ鏡…」
1999 ザ・シンプソンズ
The Simpsons
ジム・ホープ 声の出演
第11シーズン第9話「ファンゾーが街にやってくる」
2015 THE BRINK/史上最低の作戦
The Brink
ウォルター・ラーソン 兼製作
計10話出演
2018 HERE AND NOW 〜家族のカタチ〜
Here and Now
グレッグ・ボートライト 計10話出演
2019 キャッスルロック
Castle Rock
レジナルド・“ポップ”・メリル 計10話出演
TBA The Power Daniel Dandon

監督・製作編集

公開年 邦題
原題
担当 備考
1992 ボブ★ロバーツ
Bob Roberts
監督/脚本/出演
1995 デッドマン・ウォーキング
Dead Man Walking
監督/脚本/製作
1999 クレイドル・ウィル・ロック
Cradle Will Rock
監督/脚本/製作

参照編集

  1. ^ Grimes, William (2011年4月9日). “Gil Robbins, Folk Musician, Dies at 80”. The New York Times. http://www.nytimes.com/2011/04/10/arts/music/10robbins.html 
  2. ^ “Folk singer Gil Robbins dies at 80”. CBC News. (2011年4月11日). http://www.cbc.ca/news/arts/story/2011/04/11/obit-robbins-gil.html 2011年4月14日閲覧。 
  3. ^ Tim Robbins Biography”. 2007年11月1日閲覧。
  4. ^ Ancestry of Tim Robbins”. 2007年11月1日閲覧。
  5. ^ “Tim Robbins”. The New York Times. http://movies.nytimes.com/person/108437/Tim-Robbins/biography 2009年8月23日閲覧。 
  6. ^ 年の瀬に、20余年連れ添ったハリウッド熟年カップルがまさかの破局!”. シネマカフェ (2009.12.25 Fri). 2022年5月20日閲覧。

外部リンク編集