ティリチミール(Tirich Mir、Terich Mir、Terichmirとも表記)はパキスタンにある山である。標高は7,708mでヒンドゥークシュ山脈最高峰である。

ティリチミール
ティリチミール
チトラルから見たティリチミールの南側
標高 7,708 m
所在地 パキスタンの旗 パキスタン
位置 北緯36度14分45秒 東経71度50分38秒 / 北緯36.24583度 東経71.84389度 / 36.24583; 71.84389座標: 北緯36度14分45秒 東経71度50分38秒 / 北緯36.24583度 東経71.84389度 / 36.24583; 71.84389
山系 ヒンドゥークシュ山脈
初登頂 ノルウェー隊(1950年
ティリチミールの位置(パキスタン内)
ティリチミール
ティリチミール
ティリチミールの位置(アジア内)
ティリチミール
ティリチミール
プロジェクト 山
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初登頂は、1950年ノルウェー隊により成し遂げられた。この山は、チトラルから望むことができ、中央市場からも容易に見える。またアフガニスタンからも見ることができる。地元の伝説によると、山の上に住むジン(精霊)、悪魔、魔女、妖精のために登ることができない山という。チトラルからこの山に向かう途中でもっとも山に近いのがティリチ村である。この村の住民はKhowar語を話す。山の途中までは登山のガイドや荷物運搬を依頼することもできる。

クレバスに落ちたりして毎年のように登山者が犠牲となっている。エベレストよりもずっと登頂が難しく危険な山という説もある。

関連項目 編集