TEENS' MUSIC FESTIVAL(ティーンズ・ミュージック・フェスティバル)は、財団法人[注釈 1]ヤマハ音楽振興会[注釈 2]ニッポン放送主催、全国ラジオネットワーク加盟各放送局後援により、過去開催された音楽のコンテストである。

概要 編集

数多くのフォークソング歌手などを輩出した音楽コンテスト「ヤマハポピュラーソングコンテスト」(ポプコン)を引き継ぐかたちで開始。第1回は1987年昭和62年)8月5日に中野サンプラザホールで行われた[1]。音楽の文化がこれまでのフォークソング、ロックから、J-POPなどの新しい邦楽ジャンルにシフトされたことから、その流れに沿う形でリニューアルしたもので、青少年の健全なる音楽文化の発展に寄与することを目指した。

参加資格を10代に絞り、従来のフォークソング、ロックはもとより、合唱弾き語りカラオケ、コピー演奏などジャンルを一切問わず、自由な発想の音楽を発表するという体裁が取り入れられ、毎年延べにして6000組以上の10代のアマチュア音楽家が参加するコンテストとして知られた。

大会は、NRN各局で放送されていたラジオ番組TEENS' MUSIC WAVE』と連動し、同番組をネットしていた16都道府県の基幹都市で地区予選を行い、地区大会の上位入賞者が東京で行われる全国コンクールに進出。更に、このコンクールで上位入賞すればヤマハの「ティーンズレーベル」でインディーズデビューする権利が与えられるというものだった。

2006年平成18年)、大会が20周年を迎えるに当たり一旦区切りとし、2007年(平成19年)にMusic Revolutionへとコンクールの機能を委譲させた。

経験のある主なアーティスト 編集

関連項目 編集

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ 現・一般財団法人。
  2. ^ ヤマハ関連団体。
  3. ^ 柳川昇名義で出場。
  4. ^ a b 後に「19」。
  5. ^ LOVERSSOUL」のCHIHIRO。
  6. ^ a b 後に「ゴールデンボンバー」。

出典 編集

外部リンク 編集