テイラー・ウォールス
デービス・テイラー・ウォールス（Davis Taylor Walls; [ˈwɔːlz], 1996年7月10日 - ）は、 アメリカ合衆国ジョージア州サムター郡アメリカス出身のプロ野球選手（遊撃手）。右投両打。MLBのタンパベイ・レイズ所属。
| タンパベイ・レイズ #6 | |
|---|---|
 2017年 | |
| 基本情報 | |
| 国籍 |
 アメリカ合衆国 |
| 出身地 | ジョージア州サムター郡アメリカス |
| 生年月日 | 1996年7月10日（27歳） |
| 身長 体重 |
5' 10" ＝約177.8 cm 185 lb ＝約83.9 kg |
| 選手情報 | |
| 投球・打席 | 右投両打 |
| ポジション | 遊撃手、二塁手、三塁手 |
| プロ入り | 2017年 MLBドラフト3巡目 |
| 初出場 | 2021年5月22日 |
| 経歴（括弧内はプロチーム在籍年度） | |
| |
| 国際大会 | |
| 代表チーム |
アメリカ合衆国 |
この表について
| |
経歴 編集
フロリダ州立大学時代の2016年には第40回日米大学野球選手権大会にアメリカ合衆国代表として参加している[3]。
2017年のMLBドラフト3巡目（全体79位）でタンパベイ・レイズから指名され、プロ入り。契約後、傘下のA-級ハドソンバレー・レネゲーズでプロデビュー。46試合に出場して打率.213、1本塁打、21打点、5盗塁を記録した。
2018年はA級ボーリンググリーン・ホットロッズでプレーし、120試合に出場して打率.304、6本塁打、57打点、31盗塁を記録した。
2019年はA+級シャーロット・ストーンクラブズとAA級モンゴメリー・ビスケッツでプレーし、2球団合計で96試合に出場して打率.270、10本塁打、46打点、28盗塁を記録した。
2020年はCOVID-19の影響でマイナーリーグの試合が開催されなかったため、公式戦の出場は無かった。オフの11月20日にルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りした[4]。
2021年、正遊撃手だったウィリー・アダメスがトレードで移籍した直後の5月22日にメジャー初昇格を果たし[5]、メジャーデビューとなった同日のトロント・ブルージェイズ戦にて「8番・遊撃手」で先発出場して4打数2安打を記録した[6]。この年メジャーでは54試合に出場して打率.211、1本塁打、15打点、4盗塁を記録した。
2022年は142試合に出場して打率.172、8本塁打、33打点、10盗塁を記録した。また、7月にはデビッド・ペラルタの加入により背番号をそれまでの『6』から『0』に変更し、シーズン終了まで着用した（翌年からは再び6番を着用）。
2023年は99試合に出場して打率.201、8本塁打、36打点、22盗塁を記録した。
詳細情報 編集
年度別打撃成績 編集
| 年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
盗 塁 死 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
敬 遠 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
長 打 率 |
O P S |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2021 | TB | 54 | 176 | 152 | 15 | 32 | 10 | 0 | 1 | 45 | 15 | 4 | 2 | 1 | 0 | 23 | 0 | 0 | 49 | 3 | .211 | .314 | .296 | .610 |
| 2022 | 142 | 466 | 407 | 53 | 70 | 18 | 2 | 8 | 116 | 33 | 10 | 3 | 2 | 2 | 52 | 0 | 2 | 120 | 6 | .172 | .268 | .285 | .553 | |
| 2023 | 99 | 349 | 303 | 50 | 61 | 12 | 2 | 8 | 101 | 36 | 22 | 1 | 1 | 0 | 44 | 0 | 1 | 92 | 1 | .201 | .305 | .333 | .638 | |
| MLB：3年 | 295 | 991 | 862 | 118 | 163 | 40 | 4 | 17 | 262 | 84 | 36 | 6 | 4 | 2 | 119 | 0 | 3 | 261 | 10 | .189 | .281 | .304 | .593 | |
- 2023年度シーズン終了時
年度別守備成績 編集
| 年 度 |
球 団 |
二塁（2B） | 三塁（3B） | 遊撃（SS） | |||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 |
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 |
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 | ||
| 2021 | TB | 3 | 5 | 5 | 0 | 3 | 1.000 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 49 | 35 | 116 | 5 | 20 | .968 |
| 2022 | 34 | 47 | 70 | 2 | 18 | .983 | 25 | 17 | 40 | 2 | 5 | .966 | 92 | 104 | 240 | 10 | 29 | .972 | |
| 2023 | 37 | 54 | 87 | 1 | 23 | .993 | 39 | 17 | 56 | 2 | 4 | .973 | 32 | 40 | 63 | 5 | 15 | .954 | |
| MLB | 74 | 106 | 162 | 3 | 44 | .989 | 65 | 34 | 96 | 4 | 9 | .970 | 173 | 179 | 419 | 20 | 64 | .968 | |
- 2023年度シーズン終了時
背番号 編集
- 6（2021年 - 2022年途中、2023年 - ）
- 0（2022年途中 - 同年終了）
代表歴 編集
- 第40回日米大学野球選手権大会 アメリカ合衆国代表（2016年）
脚注 編集
- ^ “テイラー・ウォールズ スポーツナビ”. Yahoo! JAPAN. 2021年6月23日閲覧。
- ^ “ワンダー・フランコとは何者か？ レイズ傘下のMLBトップ有望株選手がついにメジャー昇格”. スポーティングニュース. 2021年6月23日閲覧。
- ^ アメリカ大学代表 テイラー・ウォールス
- ^ Steve Adams and Anthony Franco (2020年11月20日). “Rays Designate Hunter Renfroe For Assignment” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年6月16日閲覧。
- ^ Mark Polishuk (2021年5月22日). “Rays Promote Taylor Walls, Claim Deivy Grullon From Mets” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年6月16日閲覧。
- ^ “Tampa Bay Rays at Toronto Blue Jays Box Score, May 22, 2021” (英語). Baseball-Reference.com. 2021年6月16日閲覧。
関連項目 編集
外部リンク 編集
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- Taylor Walls stats MiLB.com （英語）
- Taylor Walls (@dt_walls) - X（旧Twitter）
- Taylor Walls (@t_dubbs10) - Instagram
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