テオ・オロフ(Theo Olof, 1924年5月5日 - 2012年10月9日)は、ドイツ出身のヴァイオリン奏者[1]

テオ・オロフ
テオ・オルフ(左)
基本情報
生誕 (1924-05-05) 1924年5月5日
出身地 ドイツの旗 ドイツ国ボン
死没 (2012-10-09) 2012年10月9日(88歳没)
ジャンル クラシック音楽
職業 ヴァイオリニスト

経歴 編集

ボンにてテオドール・オロフ・シュムクラー (Theodor Olof Schmuckler) として生まれたが、家系がユダヤ系であったことから1933年ナチス政権を嫌って一家でオランダに移住した。後に「シュムクラー」の姓を名乗ることをやめ、ミドルネームを姓に代えて活動している。オランダ移住後はオスカル・ベックの下でヴァイオリンを学び、1951年にエリザベート王妃国際音楽コンクールのヴァイオリン部門で4位入賞している。また、その入賞した年に同門のヘルマン・クレバースハーグ・レジデンティ管弦楽団の共同でのコンサートマスターに就任し、1974年から1985年までアムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団のコンサートマスターとして活動した。1994年に演奏活動から引退している。

アムステルダムにて死去。

脚注 編集

  1. ^ gramophone.co.uk