テッド・アバーナシー

テッド・アバーナシーTheodore Wade Abernathy, 1933年3月6日 - 2004年12月16日)は、メジャーリーグベースボールの右投右打の投手アメリカ合衆国ノースカロライナ州出身。

テッド・アバーナシー
Ted Abernathy
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 ノースカロライナ州スタンリー
生年月日 1933年3月6日
没年月日 (2004-12-16) 2004年12月16日(71歳没)
身長
体重
6' 4" =約193 cm
215 lb =約97.5 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 1952年
初出場 1955年4月13日
最終出場 1972年9月30日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

目次

経歴編集

1955年ワシントン・セネタースでメジャーデビューを果たし、いきなり40試合に登板。その後は先発の一角を任せられることもあったが満足な結果が残せず、1960年のシーズン途中にはセネタースを解雇された。

しかし1963年クリーブランド・インディアンスで3年振りにメジャー復帰を果たすと、43試合の登板で防御率2.88を記録するなど大きく飛躍。インディアンスでプレイしたのは2年だけだったが、シカゴ・カブスへ移籍して迎えた1965年には84試合、31セーブ(共に両リーグ1位)という自己最高の成績を残した。

その後、1966年はやや防御率が悪化したが、1967年シンシナティ・レッズへ移籍してからは更なる進化を遂げ、両リーグ最多の28セーブ、防御率1.27という非の打ち所のない成績を残すと、翌年は自身初の2桁勝利を記録。チーム内の最年長プレイヤーであったことも加わり、精神的支柱としてもレッズを支えた。

1969年には古巣のカブスへ復帰。ここでも56試合に登板して6年連続50試合登板を達成。防御率も3.16という十分な数字だった。翌1970年はカブス、セントルイス・カージナルスカンザスシティ・ロイヤルズの3球団を渡り歩く忙しい年になったが、ベテランの底力を見せつけ、3球団合わせて58試合、10勝を記録した。

その後はロイヤルズで2年間プレイ。現役最終年となった1972年は39歳でアメリカンリーグ最年長の選手だったが、それでも45試合に登板して防御率1.70という驚異的数字を残したため、多くのファンがまだまだやれると思う中での引退となった。

2004年に故郷のノースカロライナ州において死亡。

エピソード・こぼれ話編集

  • リリーフとして才能を開花させた後は8年連続50試合登板を記録するほどの好投手に成長したが、不運にもオールスターには縁がなく、1度も出場したことがない。
  • 1972年のナショナルリーグ最年長の選手は、殿堂入りも達成した球史に残る大投手、ホイト・ウィルヘルム(49歳)だった。

年度別投手成績編集





















































W
H
I
P
1955 WHS2 40 14 3 2 0 5 9 0 -- .357 553 119.1 136 9 67 1 7 79 2 0 87 79 5.96 1.70
1956 5 4 2 0 0 1 3 0 -- .250 132 30.1 35 2 10 0 1 18 0 0 16 14 4.15 1.48
1957 26 16 2 0 0 2 10 0 -- .167 398 85.0 100 9 65 1 4 50 1 2 65 64 6.78 1.94
1960 2 0 0 0 0 0 0 0 -- ---- 17 3.0 4 0 4 0 0 1 0 0 4 4 12.00 2.67
1963 CLE 43 0 0 0 0 7 2 12 -- .778 249 59.1 54 3 29 6 0 47 4 0 25 19 2.88 1.40
1964 53 0 0 0 0 2 6 11 -- .250 321 72.2 66 5 46 5 2 57 1 0 40 35 4.33 1.54
1965 CHC 84 0 0 0 0 4 6 31 -- .400 572 136.1 113 7 56 13 5 104 6 0 49 39 2.57 1.24
1966 20 0 0 0 0 1 3 4 -- .250 124 27.2 26 4 17 1 2 18 2 0 19 19 6.18 1.55
ATL 38 0 0 0 0 4 4 4 -- .500 281 65.1 58 5 36 10 0 42 7 0 34 28 3.86 1.44
'66計 58 0 0 0 0 5 7 8 -- .417 405 93.0 84 9 53 11 2 60 9 0 53 47 4.55 1.47
1967 CIN 70 0 0 0 0 6 3 28 -- .667 427 106.1 63 1 41 5 5 88 1 0 19 15 1.27 0.98
1968 78 0 0 0 0 10 7 13 -- .588 562 134.2 111 9 55 15 4 64 2 0 43 37 2.47 1.23
1969 CHC 56 0 0 0 0 4 3 3 -- .571 374 85.1 75 8 42 11 1 55 5 1 38 30 3.16 1.37
1970 11 0 0 0 0 0 0 1 -- ---- 40 9.0 9 0 5 1 1 2 0 0 2 2 2.00 1.56
STL 11 0 0 0 0 1 0 1 -- 1.000 82 18.1 15 0 12 4 3 8 1 0 6 6 2.95 1.47
KC 36 0 0 0 0 9 3 12 -- .750 244 55.2 41 3 38 0 1 49 2 0 23 16 2.59 1.42
'70計 58 0 0 0 0 10 3 14 -- .769 366 83.0 65 3 55 5 5 59 3 0 31 24 2.60 1.45
1971 63 0 0 0 0 4 6 23 -- .400 348 81.0 60 3 50 4 6 55 1 0 28 23 2.56 1.36
1972 45 0 0 0 0 3 4 5 -- .429 239 58.1 44 2 19 3 3 28 0 0 15 11 1.70 1.08
通算:14年 681 34 7 2 0 63 69 148 -- .477 4963 1147.2 1010 70 592 80 45 765 35 3 513 441 3.46 1.40
  • 各年度の太字はリーグ最高

タイトル・表彰編集

外部リンク編集