テルエル空港

スペインの空港

テルエル空港スペイン語: Aeropuerto de Teruel、(IATA: TEVICAO: LETL))は、スペインアラゴン州テルエル県テルエルにある空港。2013年2月28日に開港した。

テルエル空港
Aerodromo de Teruel
Teruel Airport
2016年のテルエル空港
IATA: TEV - ICAO: LETL
概要
国・地域 スペインの旗 スペイン
所在地 アラゴン州テルエル県テルエル
種類 メンテナンス、保管
開港 2013年2月28日 (2013-02-28)
座標 北緯40度24分43秒 西経01度13分03秒 / 北緯40.41194度 西経1.21750度 / 40.41194; -1.21750座標: 北緯40度24分43秒 西経01度13分03秒 / 北緯40.41194度 西経1.21750度 / 40.41194; -1.21750
公式サイト www.aeropuertodeteruel.com
地図
TEVの位置(スペイン内)
TEV
TEV
滑走路
方向 長さ×幅 (m) 表面
18/36 2,825×45 アスファルト
リスト
空港の一覧
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特徴 編集

テルエル空港にはもともと空軍基地があった。

空港は4000万ユーロ(54億円)の資本を投じて建設された。2013年2月5日、スペイン航空安全保安局(AESA)によって民間利用に向けたPlataforma Aeroportuaira-Teruel (PLATA)が認定された。2013年2月28日、スペイン航空庁とアラゴン政府は航空業務の許可を与えた。PLATAは、アラゴン州政府とテルエル市議会によって形成されたコンソーシアムによって所有されており、AENAグループには属していない。

空港は250機まで駐機できるスペースが存在する。テルエルはスペイン有数の5都市(マドリードバルセロナバレンシアサラゴサビルバオ)を結ぶ円の中にあり、この範囲の域内総生産(GRP)はスペインの国内総生産(GDP)の60%にのぼり、400キロ圏内の人口は2000万人以上である。

テルエル市は人口3万5000人の都市であり、就航する航空会社は存在しなかった[1]。ラウル・ベルドゥーとラウル・トッレスは航空機の駐機、メンテナンス、解体に空港を使用する事を考えた。テルエル空港に定期便はないが、Tarmac Aerosave社の航空機メンテナンス英語版飛行機の墓場の役割を果たしている。

2020年2019新型コロナウイルスの感染拡大により、欧州では多くの航路が運行停止に追い込まれた。テルエル空港には、行き場を失ったルフトハンザエールフランスKLMエミレーツエティハドなどエアバス社の顧客の機体が回送され、駐機数が増加し始めた。このため、最大125機の収容可能スペースを260機まで拡張しようとする計画が浮上している[2]

脚注 編集

  1. ^ 白石和幸 (2018年3月15日). “乗客が一人もいないのに大繁盛の空港? 夢を追う2人の青年のアイデアが大成功”. ハーバービジネスオンライン. 2018年3月18日閲覧。
  2. ^ 「飛行機の墓場」が大繁盛、スペインのテルエル空港”. ロイター (2020年5月13日). 2020年5月21日閲覧。

外部リンク 編集