テレビマガジン

テレビマガジン
愛称・略称 テレマガ
ジャンル テレビ情報誌・漫画雑誌
読者対象 未就学児
刊行頻度 月刊
発売国 日本の旗 日本
言語 日本語
定価 650円
出版社 講談社
刊行期間 1971年11月2日(1971年12月号) - 刊行中
ウェブサイト http://kodomo.kodansha.co.jp/telemaga/

テレビマガジン』は、講談社より発行されている両性(主に男子)児童向けのテレビ雑誌。通常毎月1日発売(刊号は翌月)。通称はテレマガ

目次

概要編集

日本初の児童向けテレビ情報誌。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い。

「両性児童向け」をうたったテレビ雑誌ではあるが、女児向け作品はテレマガには掲載されない場合もあり、載ったとしても東映アニメーション制作作品くらいで、さらにここ30年はアニメ作品は一部を除いて表紙のメインを飾っていない。近年のタイアップは、玩具面ではこれまでは「ミクロマン」「ダイアクロン」「トランスフォーマー」のタカラトミー(旧タカラ)中心だったが、現在は「VOOV」をはじめとするバンダイのオリジナル玩具が中心になっており、音楽面では、日本コロムビア[1]が多い。

関連書籍では、1986年発行の「仮面ライダー大全集」に単を発した特別編集シリーズがその資料性の高さから好調な売れ行きをマークし、のちに1作品につき1冊というペースで刊行されるようになったが、2010年代になってからは発売されなくなった。

創刊からの増刊も含めた通巻ナンバーが表紙に記載されておらず、そのため「創刊○○○号記念号」と銘打った記念号がまだ一度も刊行されていない(競合誌でも『てれびくん』では創刊300号が、『テレビランド』では創刊100号の記念号があった)。

小学館の『てれびくん』が現在唯一の競合雑誌だが、部数は後塵を拝している。また、作品の情報も『てれびくん』に比べて遅い。

歴史編集

仮面ライダー』を全面的に取り上げることを目的とし[2]、講談社の第三編集局長だった取締役の牧野武朗と局次長の石森俊夫が、『週刊少年マガジン』編集部員の田中利雄にもちかけて創刊した[3]。命名は牧野による[3]。準備を始めたのが1971年6月だったので、11月2日発売の創刊号(1971年12月号)までは実質的に3か月ほどしかなかったという[3]。当初は巻頭に「少年マガジンコミックス」と掲げてあるとおり、編集長の宮原照夫以下、『週刊少年マガジン』の編集部員4名がスタッフを担当していたが、宮原は前編集長から引き継ぎされたばかりであったこともあり、実務には田中利雄と加賀博義が当たっていた[3]。田中は1960年代には同誌のグラビア班としてウルトラシリーズに携わっており、特写スチールの扱いに長けていた[3]

当初は幼児絵本のようなカラー口絵に2色刷り画報という装丁で[2]、創刊号は実売13万部と低迷した[3]。そこで1972年3月号から誌面刷新を図り、イラスト主体から新着スチールを多用したグラフ主体に移行した[3][2]。このリニューアルは功を奏し、1972年4月号では実売率90パーセント代後半にまで達した[3]。以降も毎月3万部ずつを積み増し、1973年6月号では発行部数最高68万部というピークを迎えた[3]

仮面ライダーシリーズ』や『マジンガーシリーズ』といった人気番組の企画会議に編集者が積極的に参加し、番組の進行に沿って雑誌上で特集を組むことにより、子供たちから絶大な支持を受けることになる。特に特定のヒーロー作品に関する100の秘密事項を取り上げた「ひみつ100」特集などは好評を呼んだ。

テレビマガジンの創刊後、1972年に秋田書店の漫画雑誌『冒険王』が『仮面ライダー』を中心とした内容に転換し、1973年には黒崎出版から同種の『テレビランド』が創刊されるなど、追随する競合誌とともに新たなジャンルを築いていった[2]

しかし1970年代後期に入ると、『仮面ライダーシリーズ』、『マジンガーシリーズ』の終了や、『てれびくん』の創刊によって当時の主力特撮・アニメ作品の大半の掲載権を『てれびくん』を発行する小学館に独占され、[4]ラインナップの面で不利を強いられた本誌は打開策として、オリジナルまんが企画や『ミクロマン』・ラジコンなどのホビー情報や、仮面ライダーやゴジラのリバイバル特集などの試行錯誤で凌ぎ続けた。

1979-80年以降は、復活した『ウルトラマンシリーズ』『仮面ライダーシリーズ』や新たに『スーパー戦隊シリーズ』や『メタルヒーローシリーズ』がメインを飾り、特撮作品の記事が誌の大半以上を占めるようになった。ホビー関連の記事は、兄弟誌の『コミックボンボン』に受け継がれている(後に『ボンボン』が休刊となり、同誌の漫画部分の雰囲気を持った増刊「テレまんがヒーローズ」が発行された。現在、ホビー関連記事は本誌で掲載している)。

誌名ロゴが現在の一世代前のものになった1984年1月号から、サイズをそれまでのB5からA4変に変更した。

1990年代に入るとそれまで掲載していなかった過去の特撮作品を取り上げるようになるなど、緩和的な部分が強調された。

近年では、深夜アニメコードギアス 反逆のルルーシュ』など高年層読者向けの情報も取り上げるようになり、2006年9月号から対談企画を中心とした親読者向け企画「ようこそ!!テレマガcafe」をスタートさせた。

テレビマガジンの公式ホームページは2011年2月まであったが、2011年3月からは「講談社こども倶楽部」という児童誌総合サイトを開設。テレビマガジンもそのサイトに統合された。また、本誌の記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『キッズボンボン』で配信している。

記事・付録について編集

ヒーロー記事編集

  • 特撮作品のグラビアページでのCGエフェクト編集は、全て、漫画家の友杉達也が担当している。なお、特撮作品の映画、イベント用パンフレットの写真は、小学館てれびくん版を公式に使用しているため、テレマガ版は一切使われていない。
  • アニメ作品は、自社作品(『週刊少年マガジン』『モーニング』など)がメインで、まれに他社作品(『ケロロ軍曹』(KADOKAWA)、『デジモン』シリーズ(集英社)など)が本誌で掲載されることもある。現在は『ドラゴンボール超』『デジモンユニバース アプリモンスターズ』(何れも集英社)が本誌に掲載されている。また、フジテレビ制作の子供向け番組を積極的に掲載[5]しており、『ゲゲゲの鬼太郎』(シーズン3以降)、『東映不思議コメディーシリーズ』などの作品、BSフジ製作の幼児向けアニメ(『チャギントン』『パブー&モジーズ』など)も取り上げている。
  • ガンダムシリーズ』や、『マジンガーシリーズ』、『トランスフォーマー』シリーズなどのロボットアニメには積極的に特集記事を組んでいる。
  • ウルトラシリーズは、長年小学館の独占掲載状態が続いていたため、1980年代まではアニメ作品の『ザ☆ウルトラマン』と『ウルトラマン80』といったテレビシリーズ放送時のみの掲載であったが、過去のシリーズの再編集で構成された帯番組『ウルトラ怪獣大百科』の放送が開始された1988年を境に、過去のウルトラシリーズの記事を掲載するようになった。90年代からは、海外で制作された作品群および平成シリーズの初期3部作を独占掲載した。また、後にビデオドラマシリーズ化される『ウルトラマンネオス』も、1995年のキャラクターデビュー時期から特集していた。2000年代からは、再びウルトラシリーズの雑誌掲載の主導権が競合誌のてれびくんと2010年代以降からアスキー・メディアワークス(現:KADOKAWAブランドカンパニー)に移ったため、現在は映像、トイホビーともに各2ページ程度の掲載になっている。また、『ウルトラボーン』など、一部のウルトラシリーズ関連玩具もテレマガでは扱われていない。
    • 2007~09年度に展開された『ウルトラマンメビウス外伝』シリーズ、2010~13年度展開の『ウルトラマンゼロ』は、競合誌のてれびくんと共に雑誌掲載しているが、【カブト・ザ・キラー】【バキシマム】【ゼロキラーザウルス】などオリジナル怪獣を扱うてれびくんに比べて、テレビマガジンは上記のオリジナル怪獣は扱えないため、内容的にも見劣りしている。また、本誌独自の展開もあるが、これらも円谷プロ公式として扱われていない。[14]
    • ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』以降のウルトラシリーズ関連の映画は、小学館が製作委員会に加わっているのに対し、講談社は広報協力だけで、製作委員会に加わっていない。

歴代ヒーロー特集編集

  • 創刊記念号となる毎年12月号には、ポスターやカード、別冊などの付録や記事などで、かつて掲載されていたアニメ・特撮作品のキャラクターの総特集[15]が組まれている。
  • また、12月号でなくとも、1990年ごろから、まれに歴代ヒーローの総特集が行なわれることもある。創刊35周年を迎えた2006~07年度には、ほぼ毎月歴代ヒーロー特集が掲載されていた。
  • 紹介される作品は基本的にテレマガ掲載の作品がほぼすべてだが、まれに本放送時、小学館刊行の雑誌がメインの掲載雑誌だったため、掲載できなかったヒーロー作品に関しても、上記の特集記事や別冊書籍シリーズ(下記参照のこと)でフォローされることが多い[16]
  • ただし、2010年および2013年12月号は、「創刊○周年記念企画」が展開されず、前者はその代替としてスーパー戦隊シリーズの歴代レッドヒーローの雄姿をまとめたDVDが付録になったが、後者の代替は後述の2014年2月号の付録DVDを待つことになった。2014年および、その翌年の12月号でも「創刊○周年記念企画」は休止となったが、2016年12月号には4年ぶりの創刊記念企画として、創刊45周年記念ポスターが巻頭付録となった。

玩具情報編集

  • 玩具情報は、特撮作品の玩具を中心に掲載されるが、近年はバンダイナムコグループバンプレストのプライズ景品(一番くじ、UFOキャッチャーなど)も掲載されている。また、対象年齢15歳以上とされる玩具も本誌に掲載されることもあり、本誌の対象年齢が幼稚園児以下とされているので、矛盾している[17]
  • 2006年にシリーズ開始され、現在も展開中の『トミカハイパーシリーズ』&『プラレールハイパーシリーズ』は、競合誌のてれびくんと共に連載されていたが、諸般の事情により、2010年9月号で一旦連載を打ち切り、暫くはバンダイの変形ミニカー玩具『VOOV』などの代替商品の掲載を続けていた。トミカは通常商品に限り現在も不定期で掲載しているが、ハイパーシリーズ関連も、2015年に連載を再開し『トミカ・ハイパーブルーポリス』シリーズの1商品、ライジングソニックの活躍を描いたジオラマストーリー、2016年からはハイパーレスキュー・ホワイトホープのジオラマストーリーを中心に不定期掲載を行った。しかし、2017年4月に放送されるアニメ『トミカハイパーポリス ドライブヘッド-機動救急警察-』は、再び小学館児童誌独占掲載体制に戻ったため、本誌および講談社幼年誌(『おともだちゴールド』など)での掲載予定はない。
  • 『テレビマガジン』で掲載されているデータカードダス関連の記事は、2017年現在は『仮面ライダーバトルガンバライジング』のみ。アニメ原作やゲームオリジナル企画などの作品は、まったく掲載されていないか、簡単な解説のみである。また、他社から発売されているトレーディングカードゲームトレーディングカードアーケードゲームも、ゲームの情報は掲載せず、メディアミックス展開で行っているアニメの情報のみ掲載していた。2016年現在はトレーディングカードゲーム関連のアニメ作品は、小学館、集英社、KADOKAWAの雑誌中心に掲載されているため、講談社は一切掲載していない。
  • 2015年5月号から2016年10月号まで、『レゴブロック』シリーズのカテゴリーのひとつ『LEGOシティ』を本誌で掲載された。本誌での内容は、新製品情報もかねたミニフィグ探し。
  • 2013年9月号より、『君も入ろう!テレマガプラモ隊』の連載を開始。元々は、『ガンダムホビークラブ』というガンダムシリーズのプラモデル(『ガンプラ』『BB戦士』)情報コーナーだったが、上記の通り、雑誌掲載権を他社に移行したことにより講談社で扱うガンダム作品は限られてしまい、『ガンダムAGE』が放送されていた2011年ごろからは『SDガンダムBB戦士伝』に改題し、『BB戦士』『LEGEND BB』のみの情報に切り替わっていた。現行コーナーも引き続き『ガンプラ』(一部作品除く)『BB戦士』(レジェンドBBのみ)の情報がメインだが、その他に『ONE PIECE』『宇宙戦艦ヤマト2199』『革命機ヴァルヴレイヴ』『マジンボーン』『スター・ウォーズ・シリーズ[18]などの他社版権アニメ作品[19]のプラモや『Bトレインショーティー』『超次元変形フレームロボ』などのバンダイオリジナルのプラモも扱う。また、バンダイ以外のメーカーのプラモ[20] も扱うこともある。
  • 本誌巻末には、競合誌てれびくんと同じく、この月に発売される予定の玩具、食玩、ゲームの情報コーナーを設けている。てれびくんとは違い、本誌ではモノクロページでの掲載となっている。また、競合誌てれびくんではYouTubeの玩具情報チャンネル『レオンチャンネル』との連動企画を設けているが、本誌ではそれらの連動企画は一切無い。
    • 『スーパー戦隊』『仮面ライダー』『ウルトラシリーズ』関連玩具は、個別コーナーのところで大きく掲載されているので、このコーナーで掲載されることはあまりない。なお、『スーパー戦隊』『仮面ライダー』関連玩具の情報は、競合誌てれびくんに比べて多い。
    • ポケモン』『妖怪ウォッチ』など小学館で扱っているホビーは扱えないため、本誌で掲載されている玩具は幼児向け知能玩具が多め。また、食玩はカバヤ食品より発売されている商品(『トランスフォーマーガム』『ほねほねザウルス』『デュエルナイツ』など)を多く扱っている。まれに対象年齢の高い人向けの玩具も扱う場合もある。また、カプセルトイ関連は、主にタカラトミーアーツ製の玩具などを扱う。
    • ゲームソフトも紹介しているが、2016年現在はSIE製ゲーム機(PSPPSVitaPS3PS4など)のゲーム作品[21]基本プレイ無料ソーシャルゲーム(PC、アプリ[22])のみ掲載。任天堂製ゲーム機(ニンテンドー3DSWii U)は、作品の大半が小学館独占掲載[23]のため、ほとんど掲載できない。この他に『龍が如く』シリーズ(セガゲームス)などといった、大人向けのゲーム[24]も本誌に掲載される場合がある[25]

付録、読者サービス編集

  • 付録には掲載されている作品のキャラクターや登場メカのペーパークラフトがメインである。歴代ヒーロー特集でも触れられているように、トランプやカード、ポスターの付録も多いが、かつては別冊付録が付くこともあった。
  • 玩具付録では、無色彩のPVCフィギュアなどのチープトイを出すことが多い。競合誌『てれびくん』では特撮ヒーロー系DXなりきり玩具などにも対応可能な雑誌限定玩具を付録に出すことがあるが、『テレビマガジン』ではあまり付録に出すことがない。2010年8月号の付録『仮面ライダーW』ガイアメモリ(サイクロン・フィリップボイスバージョン)をきっかけに、DXなりきり玩具対応の付録を2013年まで出していたが、『仮面ライダー鎧武/ガイム』が放映された2013年後半からは、エアジャンボトイや無彩色PVCフィギュアなどのチープトイ付録に逆戻りし、DXなりきり玩具対応の付録は全く出さなくなった。ただし、2014年には一時的にDX玩具対応アイテムが3ヶ月連続で復活した。現在は『たのしい幼稚園』同等のアクセサリー玩具付録がメインになっている。
  • 毎年2月号には掲載されている作品のキャラクター[26]を使った『大金持ちゲーム』という、すごろくゲームの付録が付いていた(2009年は1月号)。ただし、2007年以降は不定期になり、2010年以降、大金持ちゲームは付属しなかったが、2016年2月号で6年ぶりに1度限りの復活を果たした。
  • てれびくん』と同じく、東映ヒーローオリジナルビデオ(現在はDVD)の誌上通販企画(読者サービス)がある。『てれびくん』が『平成仮面ライダー』シリーズに対し、『テレビマガジン』は『スーパー戦隊』シリーズである。スーパー戦隊全員サービスビデオのスタート開始時期は、『超力戦隊オーレンジャー』からで、脚本はほとんど荒川稔久が担当している[27]。2012年展開の『特命戦隊ゴーバスターズ』から、2015年展開の『手裏剣戦隊ニンニンジャー』までは、スーパー戦隊とくせいDVDは付録で出していた。しかし、2016年からは上記のアクセサリー付録に切り替わり、東映ヒーローDVD付録が相次いで廃止され、スーパー戦隊とくせいDVDもその煽りを受けて廃止された[28]。なお、DVD『スーパー戦隊 ラストスペシャルエディション 特別版』に同梱されている『超全集』でも、付録DVDの詳細は一切掲載していない[29]
  • 仮面ライダーバトル ガンバライド』が『テレマガ』で雑誌掲載されるようになってからは、『データカードダス』対応のカードを付録に出すようになったが、2014年以降は全く出さなくなった。
    • 『てれびくん』で積極的に行なっている読者投稿企画(読者が考えたオリジナルキャラクターやオリジナル必殺技募集コンテスト。最優秀作品にはカード化される)は『テレビマガジン』では全く行なわれておらず、2010年から展開スタートした『スーパー戦隊バトル ダイスオー』での投稿企画が一度きり。
    • 『テレビマガジン』で出した『データカードダス』対応の付録カードは、講談社から発売される特撮ヒーロー系ムックに綴じ込み付録として再利用されることが多い。
  • 近年は、DVDが付録につくことも多くなった。主にスーパー戦隊シリーズやウルトラシリーズ、全国ネットで放送されることの少ないテレビ東京系列で放送される特撮ヒーロー番組が紹介されるが、過去の東映制作の特撮ヒーローを取り上げることもある。ただし、権利の関係上、その作品のBGMは別の曲に差し替えられている[30]。また、毎年2月号前後にスーパー戦隊や仮面ライダーの新作映画のプロモーションも兼ねた歴代戦隊ヒーロー&東映特撮ヒーロー関連DVD付録をつけていたが、2016年以降は別の付録に切り替わったため廃止した。

その他編集

  • 競合誌てれびくんと同じく、掲載されている作品のキャラクターや登場メカをかたどったクイズ、迷路遊びの落書きページがある。『ポケモン』、『たまごっち!』のキャラクターを用いているてれびくんとは対照的に、テレビマガジンは『ガンダム』『トランスフォーマー』のキャラクターを用いている。
  • 連載漫画は、創刊当初からヒーロー作品のコミカライズを多く掲載されていた。しかし年代を下るごとに連載本数は減少し、『へろへろくん』の終了以降は連載漫画はしばらくの間行われなかったが、2016年7月号から9月号まで『かいじゅうキング ゴジラ』の漫画を掲載していた。
  • 近年、アニメ・特撮のキャラクターをモチーフにしたオリジナル弁当『キャラ弁』レシピコーナーを掲載していた。ただし、弁当の題材キャラは『スーパー戦隊』『仮面ライダー』など『テレビマガジン』で掲載されている作品に限られている。 
  • かつては掲載されていた特撮作品に出演している俳優・女優陣の対談企画を「ようこそ!!テレマガcafe」コーナー内にて実施していたが、2010年10月号以降は廃止された。なお、この企画は現在「おともだち」の誌内企画「おともだちプラザ」に引き継がれている。
  • 競合誌『てれびくん』では、『ポケモンレベルファイブのゲーム作品(『ダンボール戦機』シリーズ『妖怪ウォッチ』ほか)など、『月刊コロコロコミック』『コロコロイチバン!』でも掲載されているタカラトミーバンダイのホビーを積極的に扱っているのに対し、『テレビマガジン』は、『トランスフォーマー』『チャギントン』と少なめである。
    • これには、『講談社スーパーキャラクターフェスティバル』の失敗と『コミックボンボン』の衰退・廃刊の影響が大きかったためで、それ以降は競合誌との対決を避け、玩具メーカーとのタイアップを行わないスタイルをとっており、『スーパー戦隊』『仮面ライダー』の2大特撮ヒーロー専門の雑誌として、講談社の幼児向け雑誌の立場を堅持した格好になっている。『ウルトラシリーズ』も掲載はしているものの、『てれびくん』ほど力は入れていない。ほかの特撮ヒーローおよびアニメ作品も、『てれびくん』と同時掲載しているケースが多くなった。

初代編集長・副編集長編集

こうしたコミカライズ作品を広く扱った初のムック『まんが秘宝 ぶっちぎりヒーロー道』(洋泉社、1997年)には、すがやや桜多のほか、田中利雄編集長(在任は創刊から1986年まで)と加賀博義副編集長(同じく創刊から1987年まで)のインタビューが掲載されており、黎明期を中心とした貴重なこぼれ話を読むことが出来る。

  • 田中は1957年に講談社に入社し、初配属先は『幼年クラブ』。漫画雑誌は1964年に移動した『週刊マガジン』からで、手塚治虫のマガジン版『W3』も担当。
  • 加賀は中学校を卒業すると、講談社で原稿とりのアルバイトを行い、やがて正社員として入社。『週刊現代』創刊メンバーの一人。漫画雑誌はテレマガの前身である『ぼくら』からで、永井豪はデビュー時から知っていた。『ぼくら』休刊後は約5人ずつ移動になり、加賀は『週刊マガジン』に移動。石森による『仮面ライダー』の週刊マガジン版とぼくらマガジン版、両誌の連載分をまとめて単行本化を担当したのが、『ライダー』にかかわる最初の仕事だった。
  • 『ライダー』が大ブレイクしそうになったので、編集局長から「『ライダー』をメインにした児童漫画誌を作れ」と命ぜられたが、『ぼくら』で担当した『ウルトラQ』もあまり好きではなかったし、ライダーも気持ち悪い(笑)と思っていた(田中)。
  • 西武百貨店の食品売り場で、子供がカニを見て「カニバブラーだ!」と言ったのを見て「そこまでライダーが認知されているなら絶対いける」と確信した。
  • 創刊号と2号は色が良くなく売れなかったが、3号でこれを改善、4号で付録にブロマイドを付けると爆発的に売れた。1972年春からは毎月4万部ずつ増え、年末には36万部行った。創刊当時とほぼ同じ編集コストでここまで伸びたので、利益率は大変高かった。
  • 『ライダー』の試写は全話見た。現場の撮影は、カメラマン大島康嗣に同行してコネを作っておき、いろいろ撮らせてもらった。編集部員がノコギリで切った電話帳を、撮影の間に藤岡弘、に持ってもらい「仮面ライダーは力持ちだから電話帳もまっぷたつ!」など。
  • 児童誌で行われている多くの企画にも、テレマガで作られたものが多い。少年仮面ライダー隊というアイデアもテレマガから始まっており、当時は会員情報の管理もパソコンではなくノートに記録、これで読者の質問に答えていた。
  • 隊員証・ライダーマフラー・隊員バッジなどの発送作業も、アルバイトの皆と一緒に手伝った。これらは制作費と郵送料を差し引けば、儲けはゼロだった。
  • 『少年マガジン』でスーツアクターの特集をやったら「人が入ってたとは残念」と批判が殺到した。テレマガではそういうネタバレはせず、仮面ライダーやショッカーを架空でなく、どこかに実在するものというセンスで記事を作っていた。
  • ある母親から「息子の偏食をしかって欲しい」と手紙が届いたので、「ライダーはバッタの改造人間だから何でも食べる」と紙面に書いた所、その子供の偏食が治り、母親から感謝された。
  • 『ライダー』の初期がもっとも燃えた頃で、手探りでやっていった分、自由にやれた。
  • 『V3』では特製のポスターやレコードのプレゼントも行われたが、編集部では1号・2号からV3に変える事に疑問を持った。1973年6月号の時点でテレマガは68万部、『たのしい幼稚園』は100万部で、明らかに対象年齢が下がっており、ここからテレマガの苦境が始まる。
  • その時『マジンガーZ』の『週刊少年ジャンプ』連載分が終了すると、ダイナミック・プロが次の漫画掲載誌を探しており、テレマガでは結局同年8月から連載。これで救われ、まさに「渡りに船」だった。
  • しかしこの年の3月には『テレビランド』が創刊。数年後に『てれびくん』も創刊すると、キャラクター物の壮絶な奪い合いとなった。
  • 鋼鉄ジーグ』経由で『ミクロマン』などを扱うためタカラ(今のタカラトミー)と組むと、当初プレゼント方面で協力していたバンダイポピー (玩具メーカー)から猛烈な苦情をくらった。テレマガの表紙レイアウトをしていた水野石文もポピーの玩具パッケージをデザインしており、同様に抗議してきたので、雑誌としては成功したものの、個人的には苦しかった。
  • テレマガで描いた漫画家の中では、ミクロマンの一方でスーパーカーブームを『マシン刑事999』で支えたすがやみつるが一番印象深い(なおこのインタビューで、すがやを「石森のチーフアシスタント」と呼んでいるが、これは加賀の勘違い。すがやは石森の漫画原稿作画を直接補佐した事はない)。他には二等身キャラやパロディのうまかった成井紀郎など。
  • 小学館にウルトラマンを独占されたのは、テレマガの本音として苦しかった。対抗策として1979年1月号の表紙は『ゴジラ』となり、編集部全員が反対した中、発案した田中が押し切ったが、結果として日本劇場でゴジラのイベントを開くきっかけになるほどの大成功となった。
  • 機動戦士ガンダム』の登場時には、日本サンライズ(当時)に独占契約を頼んだ(独占契約自体は実現せず)。講談社全体で応援、映画公開時には10雑誌合同試写会も開き、初のマニア向けムックを出した所、当時のテレマガより多い40万部が軽く売れた。
  • 仮面ライダー (スカイライダー)』の時は特集がまったく決まっておらず、しょうがないから編集長みずから「新ライダーと会見!」として出演した。

現在の掲載作品編集

※()内は掲載期間を表す。 ※☆はメインに取り扱っている作品。▲は不定期掲載。■は短期集中連載。

過去の掲載作品編集

量が多いため、伸縮型のメニューとして掲載する。右にある[表示]をクリックすると一覧表示される。

関連書籍編集

  • テレビマガジン・カラームック
  • テレビマガジン・カラースペシャル
  • テレビマガジン・グレート百科
  • テレビマガジン・でかでかポスターブック
  • テレビマガジン特別編集
  • テレビマガジンデラックス
  • テレまんがヒーローズ

脚注編集

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  1. ^ 2002年10月1日から2010年9月30日までは、コロムビアミュージックエンタテインメント。
  2. ^ a b c d 「『テレビマガジン』の創刊」『仮面ライダー1971-1984 秘蔵写真と初公開資料で蘇る昭和ライダー10人』 講談社 編、講談社2014年11月20日、146頁。ISBN 978-4-06-218566-0
  3. ^ a b c d e f g h i OFM仮面ライダー8 2004, p. 33, 高橋和光「ヒット商品の舞台ウラ 第2回 テレビマガジン(講談社)」
  4. ^ 講談社と小学館はライバル関係。特に『ウルトラマン』など円谷プロダクション作品はしばらく、1980年代までは『トリプルファイター』や『ウルトラマン80』など、一部の例外を除いて、小学館の独占契約になっていた。
  5. ^ トリコ』(集英社)『金色のガッシュベル』(当時:小学館)などの他社の漫画誌が原作のアニメなどは掲載されない場合あり。
  6. ^ 小学館の学習雑誌でも、映画公開時のみマジンガーシリーズの特集が組まれていた。
  7. ^ 機動戦士ガンダム サンダーボルト』『機動戦士ガンダム アグレッサー』(小学館)『機動戦士ガンダムUC』をはじめとする『ガンダムエース』連載作品(KADOKAWA)など
  8. ^ 2013年以降のアニメ作品(『ガンダムビルドファイターズ』『ガンダム Gのレコンギスタ』『ガンダムビルドファイターズトライ』『機動戦士ガンダムUC RE:0096』ほか)や『ガンダムトライエイジ』『SDガンダムモビルディスク ガシャコンバット』などガンプラ以外の関連商品においても、講談社は一切情報掲載していない。ただし『Gレコ』『GBFトライ』『UC RE:0096』に関しては、本誌では関連商品をプラモコーナーで紹介していた。
  9. ^ これまでどおり、アニメ本編のみの情報で、他社のガンダム情報誌で掲載予定の公式外伝シリーズは扱わない。ガンプラ以外の関連商品(トライエイジなど)も扱わない。
  10. ^ 競合誌の「てれびくん」では掲載しないが、「月刊コロコロコミック」、「コロコロアニキ」、「週刊少年サンデー」など、本誌よりも更に対象年齢の高い読者向けの雑誌で掲載されている。
  11. ^ それ以前にも、『機動戦士Zガンダム』がTVシリーズ放送時に両出版社で掲載した経歴がある。
  12. ^ トランスフォーマー キスぷれ』『トランスフォーマー レジェンズ』などの15歳以上対象の商品や、小学館主導の『参乗合体 トランスフォーマーGo!』(侍チーム編)など。
  13. ^ てれびくんでの掲載は打ち切ったが、小学館はトランスフォーマー関連の掲載権利を手放したわけではないため、他の雑誌で掲載することは可能。
  14. ^ 【カブト・ザ・キラー】と【バキシマム】は、小学館の児童誌で展開していた『大怪獣バトル』オリジナル怪獣コンテストの受賞作品のため、掲載不可能。
  15. ^ ただし、年度によっては特撮のみの場合もある。1992~95年、2002~05年、2009年、2011年が相当する。
  16. ^ 主な例をあげれば、第2期ウルトラシリーズの各作品、仮面ライダーシリーズでは『仮面ライダーBLACK』『真・仮面ライダー 序章(ビデオ作品)』、スーパー戦隊シリーズでは『秘密戦隊ゴレンジャー』、『ジャッカー電撃隊』などがそれにあたる。
  17. ^ これは、現在の講談社にホビー専門の雑誌が存在していないための処置ともいえる。
  18. ^ 『スター・ウォーズ』に関してはバンダイのプラモデルのみ。
  19. ^ ただし、『ダンボール戦機』『ポケットモンスター』『妖怪ウォッチ』関連商品は、小学館独占掲載のため掲載不可。また、角川グループ関連の商品も一部を除いて掲載不可となっている。)
  20. ^ ドッキングヘッドブロッカー』(メガハウス)、『トランスフォーマーD-STYLE』、『FRAME ARMS』、『銀河機攻隊 マジェスティックプリンス』(コトブキヤ)など
  21. ^ マルチプラットフォームによる複数のゲーム機で発売されているゲームソフトも、SIE製ゲーム機版のみ掲載。
  22. ^ ただし『パズドラ』をはじめとするガンホー作品と『モンスターストライク』(mixi)は、小学館、集英社、KADOKAWA3社独占掲載のため、講談社では掲載できない。
  23. ^ 『ポケモン』、『星のカービィ』シリーズ、『ゼルダの伝説』シリーズ、レベルファイブ作品全般など。『ポケモン』に限らず、『スマブラ』シリーズなど『ポケモン』シリーズのキャラクターが登場するゲームに関しても本誌では掲載できない。
  24. ^ CEROレーティング【C】【D】に該当するゲーム。暴力描写、性的描写の強い【Z】は掲載しない。
  25. ^ これは、講談社が刊行する雑誌の共同プレゼント企画として掲載されている。本誌以外に『週刊少年マガジン』『ヤングマガジン』『モーニング』『アフタヌーン』『たのしい幼稚園』『おともだち』『週刊現代』『フライデー』などでも掲載される。
  26. ^ 主に「仮面ライダー」「ウルトラマン」「スーパー戦隊」「トランスフォーマー」。年度にもよるが「ガンダム」の一部作品など。
  27. ^ 1990年代以降から2000年代以降の一部は未担当。
  28. ^ 今後『スーパー戦隊とくせいDVD』に代わる映像企画は、Blu-ray COLLECTIONの映像特典で収録される。
  29. ^ 『超全集』は、競合誌てれびくん特別編集による資料本であるため、本誌での商品情報は『超全集』同梱限定版は記載せず、通常版のみ記載。
  30. ^ これは、競合誌のてれびくんでも同じ。
  31. ^ 「コミックボンボン」で掲載されたエピソードの再録。

参考文献編集

  • 『KODANSHA Official File Magazine 仮面ライダー Vol.8 スカイライダー』 講談社2004年7月9日ISBN 4-06-367087-2

関連項目編集

外部リンク編集