テーブルオフィシャルズ
テーブルオフィシャルズ(Table Officials)はバスケットボールの試合に於いて審判員(Officials)を補佐し、試合を管理するための係員の呼称。
概要
編集テーブルオフィシャルズは、FIBAのOfficial Basketball Rulesのルール8に詳細が定められている[1] テーブルオフィシャルズが座る席をオフィシャルズテーブルという。オフィシャルズテーブルはコートをよく見渡せるように高い位置に置くか,チームベンチや交代席を低い位置に置くよう設定される。 テーブルオフィシャルズは次の4名によって構成される。
- スコアラー
- オフィシャルスコアシートの記録を担当し、プレイヤーの交代やタイムアウトの管理を行う。オルタネイティング・ポゼッション・ルールのポゼッション・アローやコート上の主審(レフリー)もしくは副審(アンパイア)に合図器具を鳴らして伝える事もスコアラーの役目である。
- アシスタントスコアラー
- スコアラーを補佐し、チームファウルやプレイヤーのファウル数を表示したりスコアボードの操作などを行う。
- タイマー
- ゲームクロックやストップウォッチを操作し、試合時間の管理を行う。
- ショットクロックオペレイター
- ショットクロックを管理する24秒計で、スタート、ストップ、リスタート、14秒リセット、24秒リセット、の操作を行う。
なお,大会主催者の考えでコミッショナーを置くことが出来る。コミッショナーはテーブルオフィシャルズの任務を監督し、審判が円滑に試合を進行させられるようにする。
関連項目
編集脚注
編集- ^ “FIBA Official Basketball Rules 2014” (pdf). FIBA.com (2014年). 2015年5月10日閲覧。