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ディキシーランド・ジャズ英語:Dixieland Jazz)は、クラシック・ジャズ(古典的ジャズ)に分類される一分野。ジャズの初期の例とされている。

ディキシーランド・ジャズ
Dixieland Jazz
様式的起源 ラグタイムブルースワーク・ソング、黒人霊歌
文化的起源 20世紀初頭
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
使用楽器 バンジョー、コルネット、サックス、トロンボーン、トランペット、ギター、ウッド・ベース、ベースドラムボーカルピアノなど
融合ジャンル
スウィング・ジャズ
関連項目
本文参照
ニューオーリンズ・ジャズ・バンド
ニューオーリンズのトラディショナルなディキシーランド・ジャズ・バンド。2005年、ニューオーリンズにて。

概要編集

ディキシーランド・ジャズは、ニューオーリンズ・ジャズと呼ばれる場合もあり、20世紀初頭にニューオーリンズで発達したジャズのスタイルである。ホットジャズという呼び名もあるが、後にあまり使用されなくなった。ニューオーリンズのバンドが1910年代シカゴニューヨークに移動して広まった。ディキシーランド・ジャズは、ブラスバンドの行進曲、フランスのカドリーユ[1](古典的ダンスの名称)、ラグタイム、そしてブルースを融合して成立した音楽だった。

ピアノギターまたはバンジョードラムコントラバスまたはテューバといったリズム・セクションを従えて、トランペット(またはコルネット)、トロンボーンクラリネットなどの編成で演奏を行う。ディキシーランド・ジャズとニューオーリンズ・ジャズの定義はあいまいであり、音楽理論的側面においてはこの2つを明確に識別するのは難しい。だが、ニューオーリンズがルイジアナ州の一部地域を意味するのに対して、ディキシーランドは南部地域全体を指すことから、演奏する地域の広さで区別することは可能である。

聖者の行進』といった、ディキシーランド時代からよく知られたジャズのスタンダード・ソングは、ジャズ・ファン以外でも聴いた経験がある人がかなりいるはずである。

ディキシーランドとは、アメリカ南部の諸州を指す通称や俗称。「ディキシー」という楽曲は、南北戦争の際に南軍の行進曲として使用された。

詳細編集

もともと、ディキシーランド・ジャズという呼称は、ニューオーリンズ・ジャズを意味する言葉であった。時代が進むにつれて、白人も黒人も入り混じりジャズを演奏することが多くなった。

1917年ニューヨークに進出した、ニューオーリンズ出身のオリジナル・ディキシーランド・ジャズ・バンド[2](ODJB)によって、「ジャズ」は多くの音楽ファンに知れ渡ったともいわれている。ジャズは初期は"jass"と綴られており、このバンドがデビューした後に"jazz"に綴りを変えている。"jass"とは、スラングであり、性的な意味にも使われていた。戦後のロックンロールも同様に性的な意味も持っていた。

参考文献編集

関連項目編集

脚注編集

外部リンク編集