デイジーダック
デイジーダック (Daisy Duck) は、アヒルをモチーフにしたディズニーアニメのキャラクター。後頭部の大きなピンク色のリボンが特徴。
デイジーダック Daisy Duck | |
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初登場 | ドナルドのメキシカン・ドライブ(1937) |
原語版声優 | トレス・マクニール(現在) |
日本語版声優 | |
詳細情報 | |
種族 | アヒル |
性別 | ♀ |
声優編集
作品 | 声優 |
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クラシック短編映画(1937年、1940年) | クラレンス・ナッシュ |
クラシック短編映画(1945年 - 1954年) | グロリア・ブロンデル ルース・クリフォード(『ドナルドの夢の声』) ジューン・フォーレイ(『ドナルドの日記帳』) |
ミッキーのクリスマス・キャロル(1983年) | パトリシア・パリス |
クワック・パック(1996年) | キャス・スーシー |
ミッキーマウス・ワークス(1999年 - ) | トレス・マクニール |
日本語吹き替え編集
来歴編集
1937年1月9日公開の短編映画『ドナルドのメキシカン・ドライブ』で初登場。この時は、ドンナダック(Donna Duck)という名前だったが、1940年の映画『ドナルドのダンス狂』から現在の名前になる。
性格編集
勝気な性格であり、ドナルドダックとケンカすることもしばしばである。短編作品ではドナルドと仲良くする回よりもケンカをする回のほうが多く、ひどい場合は絶交までした回も存在する。ある意味ではデイジーも当時のドナルドの天敵と言えた。ハウスオブマウスなど近年の作品はそういうことはまったくなく、むしろ前より仲が良くなっている。『ミッキー、ドナルド、グーフィーの三銃士』の2人の関係は短編作品から現在までの二人そのもので、最初は甲斐性なしだったドナルドに素っ気無かったが、勇気を出して救ってくれた彼のことが好きになり、相思相愛の仲になった。二人に迷惑をかけるウエイター役をしたグーフィーには「似た者同士、お似合いのカップルだね」と言われている。恋人になってからは愛情が深くなり「ドナルドのジレンマ」や「ドナルドの夢遊病」などでその愛の深さが描かれる。
勝ち気で我が侭なイメージがあるがミッキーばかりチヤホヤされることを不満に思っているドナルドを励ましたり、助けたりするなど彼を思うことが多く、時折、お母さんのようなところもある。
また、東京ディズニーランドのトゥーンタウンにあるミニーの家の留守電話のメッセージでは、ドナルドに対してツンデレのような一面が見られる。
ミニーマウスとは親友。ミニーがキュート系であるのに対して、デイジーは大人っぽくセクシー系で喧嘩もするがすぐ和解する。
短編作品では主演作品はあったがメインとしての作品はなかった。テレビシリーズの「ハウス・オブ・マウス」では、ほかのキャラ同様メインとして出演する回が増えた。
『ハウス・オブ・マウス』・『ミッキーマウス クラブハウス』・『ミッキーマウスとロードレーサーズ』ではそれぞれ形は違えど、ポニーテールを生やしている。
ショッピングが好きで目立ちたがり屋でもある。『クワック・パック』でもスクープを取りたいがためにドナルドや三つ子などに迷惑をかけることもしばしばある。
「ハウス・オブ・マウス」ではたびたびステージを乗っ取り、ディズニーの曲の替え歌を歌っていた。
家族編集
ドナルドダックに三つ子の甥(ヒューイ・デューイ・ルーイ)がいるのと同様に、三つ子の姪がいる。名前はエイプリル、メイ、ジュンである。『ミッキーマウスとロードレーサーズ』では、いとこのアルマンダ・ダ・クワックが登場している。
出演作品数編集
映画の出演作品数は14本と非常に少ないものの、ミニーマウスと並んで女性を中心に人気が高い。
ベビィデイジーダック編集
デイジーダックは、赤ちゃんの頃はベビィデイジーだった。
グッズ編集
2006年1月17日~2006年4月4日に東京ディズニーランドで開催されたディズニープリンセス・デイズでは、1月17日限定でデイジーダックのイラストをあしらったカップ付デザートが販売された。販売個数が少なかったせいもあり、販売開始数時間で売り切れとなっている。
関連項目編集
- Kinect: ディズニーランド・アドベンチャーズ - デイジーダック等も登場するゲーム。
外部リンク編集
- デイジーダック(ミッキー&フレンズ) - ディズニー