デニス (お笑いコンビ)

日本のお笑いコンビ

デニスは、吉本興業東京本社(東京吉本)所属の日本のお笑いコンビ

デニス
メンバー 植野行雄
松下宣夫
結成年 2010年
事務所 吉本興業
活動時期 2010年8月 -
出身 NSC東京校15期
出会い 東京NSC
現在の活動状況 ライブ、テレビなど
芸種 漫才コント
ネタ作成者 松下宣夫
同期 マテンロウ
おかずクラブ
ニューヨーク
ダイヤモンド
横澤夏子
鬼越トマホーク
いぬ
忘れる。 など
公式サイト 公式プロフィール
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デニスの怖いYouTube
YouTube
チャンネル
活動期間 2020年 -
ジャンル ホラー
登録者数 29万人
総再生回数 4072万回
チャンネル登録者数・総再生回数は
2023年11月17日時点。
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メンバー 編集

植野 行雄(うえの ゆきお、1981年7月17日 - )(42歳)
立ち位置は左。ボケ・ツッコミはネタによって変わるが、主にツッコミを担当(後述)。
大阪府吹田市出身[1]大阪府立茨木西高等学校卒業。高校2年生で2回留年し、卒業時には20歳だった。
身長178 cm、体重93 kg、血液型O型、喫煙者。
特技は相撲、南米玉すだれ(南京玉すだれにブラジルの要素を加えたもの)。
日本人の母とブラジル人の父を持つハーフ。父の母語のポルトガル語を話すことはできない。
鼻の下に髭を生やしているのが特徴。
同じ吉本芸人のマテンロウのアントニー、JOY関口メンディーと共にハーフ会を結成している[2]
愛称は行雄ちゃん。コンビ名をファーストネームのようにつけた「デニス植野」としての出演も多い。
松下 宣夫(まつした のぶお、1984年5月28日 - )(39歳)
立ち位置は右。ネタによって変わるが、主にボケ担当。
徳島県板野郡松茂町出身。徳島県立徳島北高等学校玉川大学卒業。
身長176 cm、体重58 kg、血液型A型、喫煙者。
特技は全国の昔話を語る、人間ポンプ。
愛称はのぶくん
2022年5月8日、結婚[3]。同年10月1日、第1子女児が誕生[4]

芸風 編集

  • 主に漫才。ボケ・ツッコミは全体の流れとしては固定されておらず、話の流れで入れ替わる[5]。ハーフである植野の外国人然とした容姿風貌を利用したネタが多い。
  • 植野を「ロナウド」というブラジル人に見立てたコントもある。
  • 2016年くらいからは、サンバの衣装で歌うリズムネタ「台無しサンバ」にも取り組んでいる。
  • 2020年開設のYouTubeチャンネルなど怪談芸人として人気を得るようになった一方で[6]、2023年9月にはムゲンダイユースカップで優勝し、ムゲンダイレギュラーとなっている[7]

エピソード 編集

  • 植野は芸人になる以前にバーでアルバイトをしていた。当時の常連客にYOUがおり、そのころから現在に至るまで仲が良い[8][9]。そのバーには他に、Dragon AshRIP SLYMEのメンバーもよく来ていた。
  • 植野のかつてのアルバイト先の後輩に向井理がいた。スカウトを受け芸能界入りを考えていた向井に対し、当時まだ芸人ではなかった植野は「芸能界のことは分からないが、甘くない世界だからやめておけ」とアドバイスした。しかし、そのアドバイスからわずか2ヶ月後向井はテレビ出演を果たしている[10]
  • 2012年のTHE MANZAIでは、上位50組が認定漫才師に選出されるなか、51位で落選し、ワラテンのテスト要員として番組の最後に出演してネタを披露した[11]
  • 笑っていいとも!」登場の際には、松下はタモリから必ず「カンボジアのハーフ」「デニスのカンボジアの方」といじられ、街中でも「カンボジアの人」と声をかけられたり、twitterでカンボジア関係のアカウントからフォローされたりしている[12]
  • 2014年より1年間、岡山県、鷲羽山ハイランドのPRを担当する「アミーゴ大使」にコンビで任命される。植野がブラジル人と日本人のハーフであることから打診を受けた[13]
  • 松下は愛想のいい性格であり、ニューヨークの調査によるとヨシモト∞ホールのスタッフ好感度ランキング第1位[14]
  • 植野は格闘家の矢地祐介との親交が深く、YouTubeチャンネルの「ヤッチくんチャンネル」に2020年から同チャンネルのメンバーとして、検証動画内で技の受け手などを行っている。またチャンネル内でジークンドーの石井東吾との交流を得て石井のYouTubeチャンネル「ワンインチチャンネル」でも同様に受け手を行っている。

出演 編集

テレビ番組 編集

レギュラー 編集

植野

テレビドラマ 編集

植野

配信ドラマ 編集

映画 編集

植野

吹き替え 編集

ラジオ番組 編集

植野
  • 角由紀子の明日滅亡するラジオ(AuDee、2020年10月12日 - )

CM 編集

MV 編集

単独ライブ 編集

  • 2016年
    • 1月14日 - 『BLANKA』(ヨシモト∞ホール/東京)
    • 6月10日 - 『CINDY』(ヨシモト∞ホール/東京)
    • 8月14日 - 『CINDY in 沖縄』(よしもと沖縄花月/沖縄)

賞レース成績 編集

M-1グランプリ 編集

年度 結果 会場 エントリーNo. 日付 備考
2010年 準々決勝進出 予選65位、敗者復活戦進出
2015年 2回戦進出[21] [東京] 雷5656会館ときわホール 1520 2015年10月15日
2016年 3回戦進出[21] [東京] ルミネtheよしもと 2322 2016年10月27日
2017年 3回戦進出[21] [東京] ルミネtheよしもと 3641 2017年10月23日
2018年 準々決勝進出[21] [東京] NEW PIER HALL 2943 2018年11月6日
2019年 3回戦進出[21] [東京] ルミネtheよしもと 2425 2019年11月8日
2020年 準々決勝進出[21] [東京] NEW PIER HALL 685 2020年11月17日
2021年 準々決勝進出[21] [東京] ルミネtheよしもと 1236 2021年11月17日
2022年 2回戦進出[21] [東京] 雷5656会館ときわホール 1783 2022年10月12日
2023年 3回戦進出[21] [東京] KANDA SQUARE HALL 1777 2023年11月8日

キングオブコント 編集

年度 結果 会場 日付
2011年 2回戦進出
2017年 準々決勝進出[22]

その他受賞歴 編集

  • 2012年 THE MANZAI 2回戦進出(予選51位)[11]
  • 2017年 全日本ハーフ芸人グランプリ 優勝[23]

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ VTR出演
  2. ^ 植野のみ「明日をつくろう」の合唱企画に参加。
  3. ^ 東海テレビ開局60周年記念エリアドラマとして、愛知・三重・岐阜の東海3県エリアでの放送。

出典 編集

  1. ^ 吉本興業株式会社. “芸人プロフィール デニス”. 2022年4月10日閲覧。
  2. ^ アントニー、JOYらと“ハーフ会”結成「鎖国は終わりだ!」”. オリコン (2014年7月30日). 2017年5月12日閲覧。
  3. ^ “デニス・松下宣夫、結婚を発表「温かい目で見守って頂ければ幸い」”. ORICON NEWS (oricon ME). (2022年5月8日). https://www.oricon.co.jp/news/2233967/full/ 2022年10月1日閲覧。 
  4. ^ “デニス松下に第1子女児が誕生「今後はパパ芸人としても頑張って参ります!」”. サンスポ (産経デジタル). (2022年10月1日). https://www.sanspo.com/article/20221001-RSU2WCJQW5FWDPILK4ZPOMD6SU/ 2022年10月1日閲覧。 
  5. ^ ただし、2013年8月15日放送の『アメトーーク!』の「ハーフ芸人」では、植野自らが「ツッコミ担当」と名乗っている。
  6. ^ “最恐”心霊スポットはここ! ゾゾゾとデニスが二度と行きたくない場所とは!?”. FANY Magazine (2021年8月10日). 2023年10月14日閲覧。
  7. ^ 2023年9月 新ムゲンダイレギュラーは「デニス」!!!”. ヨシモト∞ホール (2023年9月9日). 2023年10月14日閲覧。
  8. ^ 2014年5月13日放送 ライオンのごきげんよう”. TVでた蔵. ワイヤーアクション (2014年5月13日). 2017年5月12日閲覧。
  9. ^ エンタメ総合モバイルポータルサイト「デニス・植野行雄が向井理に説教&喧嘩寸前になったイケメン俳優Kとは!?」
  10. ^ gooテレビ「お笑いワイドショーマルコポロリ 2015年6月21日」
  11. ^ a b 『THE MANZAI 2012 認定漫才師50組大集結SP』2012年9月22日放送
  12. ^ 2014年2月23日放送 笑っていいとも!増刊号”. TVでた蔵. ワイヤーアクション (2014年2月23日). 2017年5月12日閲覧。
  13. ^ お笑いコンビ「デニス」 鷲羽山ハイランド大使に 岡山”. 産経ニュース. 2019年2月20日閲覧。
  14. ^ スタッフ好感度が高いよしもと芸人は?劇場スタッフにアンケート”. ライブドアニュース. 2020年10月26日閲覧。
  15. ^ バックナンバー 孤独のグルメ Season7 第11話
  16. ^ ただいま 大須商店街 東海テレビ”. 東海テレビ放送. 2022年6月29日閲覧。
  17. ^ "東山紀之主演、日本発のスパイアクション『GAME OF SPY』共演者の役柄が明らかに". ORICON NEWS. oricon ME. 11 May 2022. 2022年5月11日閲覧
  18. ^ 綾野剛「日本で一番悪い奴ら」追加キャストに中村獅童やピエール瀧ら、特報も公開”. 映画ナタリー (2016年1月29日). 2016年1月29日閲覧。
  19. ^ “「#ハンド全力」に蒔田彩珠、芋生悠、篠原篤、仲野太賀、志田未来、安達祐実ら11名”. 映画ナタリー (株式会社ナターシャ). (2020年2月12日). https://natalie.mu/eiga/news/366813 2020年8月4日閲覧。 
  20. ^ “「ドンタコスったらドンタコス」懐かしのあのCMがデニス出演で復活”. お笑いナタリー. (2016年3月22日). https://natalie.mu/owarai/news/180617 2016年3月22日閲覧。 
  21. ^ a b c d e f g h i デニス | コンビ情報”. M-1グランプリ 公式サイト. 2024年1月12日閲覧。
  22. ^ 準々決勝進出者速報! - キングオブコント2017” (2017年8月11日). 2019年12月20日閲覧。
  23. ^ @YUKIOUENno Twitter” (2017年4月10日). 2020年1月12日閲覧。

外部リンク 編集

コンビ
植野行雄
松下宣夫