デビッド・キャンディラス

デビッド・キャンディラスDavid Kandilas1990年9月14日 - )は、オーストラリア連邦ニューサウスウェールズ州シドニー出身のプロ野球選手外野手)。

デビッド・キャンディラス
David Kandilas
2014年11月29日
基本情報
国籍 オーストラリアの旗 オーストラリア
出身地 ニューサウスウェールズ州シドニー
生年月日 (1990-09-14) 1990年9月14日(33歳)
身長
体重
188 cm
89 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 外野手
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
派遣歴
国際大会
代表チーム オーストラリアの旗 オーストラリア代表
WBC 2013年2017年予選2017年
プレミア12 2019年

経歴 編集

プロ入りとロッキーズ傘下時代 編集

コロラド・ロッキーズと契約を結びプロ入りを果たす。

2009年は傘下ルーキーリーグのキャスパー・ゴーストでプレーした。同年は29試合に出場し、打率.205、0本塁打、10打点、16安打、5盗塁を記録した[1][2]

2010年も傘下ルーキーリーグのキャスパーでプレーした。同年は、28試合に出場し、打率.262、2本塁打、15打点、28安打、5盗塁を記録した[1][2]

オフには母国オーストラリアで行われることとなったオーストラリアン・ベースボールリーグシドニー・ブルーソックスでプレーした。ここでは、31試合に出場し、打率.274、0本塁打、10打点、23安打、5盗塁を記録した[3][2]

2011年も傘下ルーキーリーグのキャスパーでプレーした。同年は61試合に出場し、打率.327、6本塁打、35打点、81安打、15盗塁を記録した[1][2]

オフにはブルーソックスでプレーした。ここでは、16試合に出場し、打率.250、1本塁打、7打点、14安打を記録した[3][2]

2012年は傘下Aのアッシュビル・ツーリスツでプレーした。同年は、83試合に出場し、打率.266、4本塁打、49打点、74安打、19盗塁を記録した[1][2]

オフにはブルーソックスでプレーした。ここでは、21試合に出場し、打率.282、2本塁打、9打点、24安打、6盗塁を記録した[3][2]

2013年は開幕前の3月に開催された第3回WBCオーストラリア代表に選出された[4]

シーズンでは傘下アドバンスAのモデスト・ナッツでプレーした。この年は、96試合に出場し、打率.265、4本塁打、36打点、95安打、24盗塁を記録した[1][2]

2014年は、まず傘下アドバンスAのモデストでプレーした。ここでは、68試合に出場し、打率.272、1本塁打、21打点、69安打、15盗塁を記録した[1][2]。その後、傘下AAのタルサ・ドリラーズでプレーした。ここでは、21試合に出場し、打率.194、4本塁打、13打点、14安打、1盗塁を記録した[1][2]。その後、傘下AAAのコロラドスプリングス・スカイソックスでプレーした。ここでは、2試合に出場した[1][2]。同年限りで、ロッキーズを退団した。

オフには2シーズン振りにブルーソックスでプレーした。ここでは、44試合に出場し、打率.297、4本塁打、31打点、54安打、8盗塁を記録した[3][2]

新潟時代 編集

2015年3月10日に、同じオーストラリア出身のスティーブン・チェンバーと共に日本独立リーグである新潟アルビレックス・ベースボール・クラブに入団した事が発表された[5]。同年限りで新潟を退団した[6]

WBC代表復帰と愛媛時代 編集

2016年1月28日に第4回WBC予選のオーストラリア代表に選出された[7]。同大会でオーストラリアは本戦出場を決めている[8]。6月6日に第28回ハーレムベースボールウィークのオーストラリア代表に選出された[9]。またこの年からオフシーズンはキャンベラ・キャバルリーでプレーしている。

2017年2月9日に第4回WBC本戦のオーストラリア代表に選出された[10]

2018年5月13日四国アイランドリーグplus愛媛マンダリンパイレーツへの入団が発表された(登録名は「カンディラス」、リーグによる入団発表でのフルネーム表記はデービッド・カンディラス)[11]。後期途中の9月1日付で退団が発表された[12]。愛媛での成績は29試合に出場して打率.277、3本塁打、6打点[13]

愛媛退団後 編集

2019年プレミア12のオーストラリア代表に選出された[14]。またこの年はドイツ野球ブンデスリーガマンハイム・トルネードス英語版と契約した[15]

選手としての特徴 編集

詳細情報 編集

年度別打撃成績 編集











































O
P
S
2015 新潟 69 266 43 80 9 3 2 33 44 34 4 0 4 15 6 6 .301 .383 .380 .763
2018 愛媛 29 101 11 28 4 2 3 6 11 11 2 0 0 0 1 5 .277 .359 .445 .804
BCL:1年 69 266 43 80 9 3 2 33 44 34 4 0 4 15 6 6 .301 .383 .380 .763
IL:1年 29 101 11 28 4 2 3 6 11 11 2 0 0 0 1 5 .277 .359 .445 .804

背番号 編集

  • 27 (2015年)
  • 10 (2018年)

代表歴 編集

脚注 編集

  1. ^ a b c d e f g h David Kandilas stats MiLB.com 英語
  2. ^ a b c d e f g h i j k l Baseball Reference (Minors)
  3. ^ a b c d David Kandilas stats ABL.com 英語
  4. ^ 2013 Tournament Roster[リンク切れ] WBC公式サイト (英語) 2015年5月31日閲覧
  5. ^ 新入団選手のお知らせ 新潟アルビレックス・ベースボール・クラブ公式サイト (2015年3月10日) 2015年5月31日閲覧
  6. ^ 2015年シーズン在籍外国人選手の契約について 新潟アルビレックス・ベースボール・クラブ公式サイト (2016年3月5日) 2016年3月9日閲覧
  7. ^ Team Australia’s Roster Announced for Sydney Qualifier Baseball Australia (英語) (2016年1月28日) 2016年2月16日閲覧
  8. ^ World Baseball Classic - Here we come Baseball Australia (英語) (2016年2月14日) 2017年5月1日閲覧
  9. ^ Team Australia squad announced for Honkbal Baseball Australia Southern Thunder (英語) (2016年6月6日) 2016年7月17日閲覧
  10. ^ Australia’s roster finalised for WBC Baseball Australia Southern Thunder (英語) (2017年2月9日) 2017年2月13日閲覧
  11. ^ 愛媛MP 新入団選手のお知らせ - 四国アイランドリーグplusニュースリリース(2018年5月13日)
  12. ^ 退団選手のお知らせ - 四国アイランドリーグニュースリリース(2018年9月1日)
  13. ^ 選手成績 愛媛マンダリンパイレーツ - 四国アイランドリーグ(2018年9月2日閲覧)
  14. ^ DAVID PENROSE (2019年10月8日). “BORAL TEAM AUSTRALIA'S PREMIER12 ROSTER ANNOUNCED”. baseball.com.au. 2021年1月19日閲覧。
  15. ^ Das Team 2019” (ドイツ語). Baseball und Softballclub Tornados Mannheim e.V.. 2021年5月23日閲覧。

関連項目 編集

外部リンク 編集