デミャンスク盾章(ドイツ語: Demyanskschild)は、ナチス・ドイツの袖用盾章第二次世界大戦デミャンスク包囲戦で奮戦した者を対象に、アドルフ・ヒトラーによって設立された。

デミャンスク盾章
Demyanskschild
ドイツ国による賞
種別盾章
対象戦役第二次世界大戦
状態廃止
歴史・統計
創設1943年4月25日
総授与数約100,000

デザイン 編集

一番上に国家鷲章が、その両脇にトーチカがある。それらの下に盾章の名前を表す「DEMJANSK」の文字が書かれている。

盾の主要部には、交差する2本の剣と、その上を飛行する飛行機が正面から描かれている。飛行機のプロペラは曲がったものと真っ直ぐなものの2種類が存在した。

盾章は当初銀メッキを施した亜鉛が材料に使用されていたが、最終的には安価な亜鉛に取って代わった。

盾章を佩用するときは裏に当て布をするが、その色は所属組織によって分けられていた。

  • 緑:陸軍
  • 青:空軍
  • 黒:装甲部隊

関連項目 編集