デューク・エリントン&ジョン・コルトレーン
デューク・エリントンのアルバム
デューク・エリントン&ジョン・コルトレーン(Duke Ellington & John Coltrane)は、ジャズ・ピアニストのデューク・エリントンとサックス奏者ジョン・コルトレーンの共演盤。1962年に録音され、同年にインパルス!レコードから発売された。
『Duke Ellington & John Coltrane』 | |
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デューク・エリントン&ジョン・コルトレーン の スタジオ・アルバム | |
リリース | |
録音 | 1962年9月26日 |
ジャンル | ジャズ |
時間 | |
レーベル | インパルス!レコード |
プロデュース | ボブ・シール |
専門評論家によるレビュー | |
解説 編集
本作は、インパルス!レコードのプロデューサー、ボブ・シールの発案により作られた。コルトレーンは完全主義になりがちな面があったため、デュークを手本とさせようという意図があった。実際、本作のレコーディングは、デュークの意向により全曲ワン・テイクで終了した。
選曲は、デュークの往年のレパートリーが中心。デュークのバンドに在籍していたジョニー・ホッジスも、本作を絶賛した。
なお、本作制作の少し前には、デュークはチャールズ・ミンガスやマックス・ローチとも共演している。
収録曲 編集
- イン・ア・センチメンタル・ムード - In A Sentimental Mood(I. Mills、D. Ellington、M. Kurtz)
- テイク・ザ・コルトレーン - Take The Coltrane(D. Ellington)
- ビッグ・ニック - Big Nick(J. Coltrane)
- スティーヴィー - Stevie(D. Ellington)
- マイ・リトル・ブラウン・ブック - My Little Brown Book(B. Strayhorn)
- アンジェリカ - Angelica(D. Ellington)
- ザ・フィーリング・オブ・ジャズ - The Feeling Of Jazz(D. Ellington、B. Troup、G. Simon)
演奏メンバー 編集
- ジョン・コルトレーン - テナー・サックス、ソプラノ・サックス
- デューク・エリントン - ピアノ
- アーロン・ベル - ベース(on 1.4.5.7.)
- ジミー・ギャリソン - ベース(on 2.3.6.)
- エルビン・ジョーンズ - ドラム(on 1.2.3.6.)
- サム・ウッドヤード - ドラム(on 4.5.7.)