デリック・ジョーンズ・ジュニア

アメリカのバスケットボール選手 (1997 - )

デリック・ラブレント・ジョーンズ・ジュニアDerrick Labrent Jones Jr., 1997年2月15日 - )は、アメリカ合衆国ペンシルベニア州チェスター出身のプロバスケットボール選手。NBAロサンゼルス・クリッパーズに所属している。ポジションはスモールフォワードまたはパワーフォワード

デリック・ジョーンズ・ジュニア
Derrick Jones Jr.
シカゴ・ブルズでのジョーンズ
(2022年)
ロサンゼルス・クリッパーズ  No.55
ポジション SF / PF
所属リーグ NBA
シュート
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生年月日 (1997-02-15) 1997年2月15日(27歳)
出身地 ペンシルベニア州チェスター
身長 198cm (6 ft 6 in)
体重 95kg (209 lb)
キャリア情報
高校 アーチビショップ・ジョン・キャロル高等学校
大学 UNLV
NBAドラフト 2016年 / ドラフト外
プロ選手期間 2016年–現在
経歴
20162017フェニックス・サンズ
2016–2017ノーザンアリゾナ・サンズ
20172020マイアミ・ヒート
2017–2018スーフォールズ・スカイフォース
2020–2021ポートランド・トレイルブレイザーズ
20212023シカゴ・ブルズ
2023–2024ダラス・マーベリックス
2024ロサンゼルス・クリッパーズ
受賞歴
Stats ウィキデータを編集 Basketball-Reference.com
Stats ウィキデータを編集 NBA.com 選手情報 NBA.Rakuten

経歴

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カレッジ

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UNLVで1年間プレーし、2016年のNBAドラフトにアーリーエントリーしたが、どこからも指名されなかった。ドラフト後のサマーリーグサクラメント・キングスの一員として参加する予定だったが、怪我のため1試合もプレーできなかった。アピールに失敗したジョーンズだったが、それでも高いポテンシャルを見込んだフェニックス・サンズとのトレーニングキャンプの契約にこぎつけ、その後サンズと正式に契約した。

フェニックス・サンズ

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2016年11月16日のフィラデルフィア・76ers戦でNBAデビューを果たしたが、シーズンのほとんどをGリーグで過ごし、NBAでの試合出場は32試合にとどまった。

2017-18シーズンはさらに出場機会が減少し、2017年12月12日に解雇された。

マイアミ・ヒート

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2017年12月31日にマイアミ・ヒートとツーウェイ契約を結んだ[1]。ヒートではある程度の出場機会を得た。2018年7月1日にヒートと正式契約を結んだ[2]

2018-19シーズンはキャリアハイの60試合に出場するなど飛躍した。

2019-20シーズンNBAスラムダンクコンテストに出場。決勝まで勝ち進み、決勝で優勝の大本命とされていたアーロン・ゴードンと対戦。互いに譲らず50点満点の応酬が続き、延長戦に突入。そして2度目の延長戦でジョーンズのレーンアップが48点に終わると、ゴードンは身長229cmのタッコ・フォールを飛び越えダンクを決める驚愕のパフォーマンスを披露。会場中がゴードンの勝利を確信していたが、このダンクが47点に終わり、ジョーンズの優勝となった[3]。この判定は物議を醸し、優勝が決まったジョーンズも一部のファンからブーイングを浴びた。

ポートランド・トレイルブレイザーズ

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2020年11月21日にポートランド・トレイルブレイザーズと2年総額1,900万ドルの契約を結んだ[4]

シカゴ・ブルズ

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2021年8月28日に3チーム間のトレードでシカゴ・ブルズへ移籍した[5]

2022年7月6にブルズと2年総額660万ドルで再契約した[6]。2年目はプレイヤーオプションとなる。

2022-23シーズン終了後にプレイヤーオプションを破棄し、FAとなった[7]

ダラス・マーベリックス

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2023年8月19日にダラス・マーベリックスと800万ドルの単年契約を結んだ[8]

ロサンゼルス・クリッパーズ

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2024年7月10日にロサンゼルス・クリッパーズと3年総額3,000万ドルの契約を結んだ[9]

個人成績

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略称説明
  GP 出場試合数   GS  先発出場試合数  MPG  平均出場時間
 FG%  フィールドゴール成功率  3P%  スリーポイント成功率  FT%  フリースロー成功率
 RPG  平均リバウンド  APG  平均アシスト  SPG  平均スティール
 BPG  平均ブロック  PPG  平均得点  太字  キャリアハイ

レギュラーシーズン

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シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2016–17 PHX 32 8 17.0 .562 .273 .707 2.5 .4 .4 .4 5.3
2017–18 6 0 5.5 .500 .000 .833 .7 .5 .2 .7 1.5
MIA 14 8 15.1 .388 .188 .611 2.4 .4 .2 .6 3.7
2018–19 60 14 19.2 .494 .308 .607 4.0 .6 .8 .7 7.0
2019–20 59 16 23.3 .527 .280 .772 3.9 1.1 1.0 .6 8.5
2020–21 POR 58 43 22.7 .484 .316 .648 3.5 .8 .6 .9 6.8
2021–22 CHI 51 8 17.6 .538 .328 .800 3.3 .6 .5 .6 5.6
2022–23 64 0 14.0 .500 .338 .738 2.4 .5 .5 .6 5.0
2023–24 DAL 76 66 23.5 .483 .343 .713 3.3 1.0 .7 .7 8.6
通算 420 163 19.6 .502 .316 .706 3.3 .7 .6 .7 6.7

プレーオフ

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シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2020 MIA 15 0 6.5 .471 .444 .400 .8 .5 .4 .3 1.5
2021 POR 2 0 5.0 .400 .000 --- .0 .0 .5 .0 2.0
2022 CHI 5 0 11.8 .412 .273 .667 1.4 .4 .2 .0 3.8
2024 DAL 22 22 29.4 .481 .369 .733 3.5 1.2 .5 1.0 9.1
通算 44 22 18.5 .472 .356 .684 2.2 .8 .4 .6 5.6

脚注

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  1. ^ HEAT Signs Derrick Jones Jr.” (英語). Miami Heat. 2020年4月28日閲覧。
  2. ^ Winderman, Ira. “Heat sign Derrick Jones Jr. to standard contract, roster now at 11 guaranteed deals”. sun-sentinel.com. 2020年4月28日閲覧。
  3. ^ co.,Ltd, FromOne. “スラムダンクコンテスト優勝はデリック・ジョーンズJr、決勝でアーロン・ゴードンとの激闘を制す”. バスケットボールキング. 2020年4月28日閲覧。
  4. ^ Trail Blazers Sign Derrick Jones Jr” (英語). Portland Trail Blazers. 2021年3月2日閲覧。
  5. ^ Cavaliers Acquire Lauri Markkanen” (英語). Cleveland Cavaliers. 2021年8月29日閲覧。
  6. ^ Bulls Sign Drummond and Jones Jr.” (英語). www.nba.com. 2023年8月19日閲覧。
  7. ^ Report: Bulls forward Derrick Jones Jr. declines player option for 2023-24 season” (英語). NBC Sports Chicago (2023年6月21日). 2023年8月19日閲覧。
  8. ^ Mavericks sign former Slam Dunk champ Derrick Jones Jr.” (英語). NBA.com. 2023年8月19日閲覧。
  9. ^ LA Clippers Sign Derrick Jones Jr.” (英語). www.nba.com. 2024年7月11日閲覧。

外部リンク

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