デンマーク西インド会社

デンマーク西インド会社デンマーク語: Vestindisk kompagni )またはデンマーク西インド・ギニア会社Det Vestindisk-Guineisk kompagni )は、かつて存在したデンマーク領西インド諸島を利用したデンマーク勅許会社

デンマーク西インド会社
現地語社名
Vestindisk kompagni
非公開会社
業種 勅許会社
その後 清算
前身 デンマークアフリカ会社
設立 1671年
デンマーク
創業者 本文参照
解散 1776年

歴史編集

1659年5月、デンマーク・アフリカ会社(グルクシュタット・アフリカ会社。Glückstadtske Afrikanske Kompagni)[1]が、フィンランド出身のヘンドリック・カーロフ、2人のオランダ人アイザック・コイマンズとニコラース・パンクラス、2人のドイツ人商人、ヴィンセント・クリンゲンバーグとジェイコブ・デル・ボーによって、ホルシュタイングルクシュタット英語版(デンマーク語: Lykstad)で設立された。彼らの任務には、現在のガーナにあたるデンマーク領黄金海岸との貿易が含まれていた。

毎年、会社はアフリカに2ないし3隻の船を送った。1674年にアフリカ会社はデンマーク西インド会社になった[1]。西インド会社は1670年11月20日に組織され、1671年3月11日にクリスチャン5世によって正式に勅許された [2]

デンマーク人は1668年にサンク・トマス(セント・トーマス島)に入植した [3]。最初の植民地化に成功したのは、海軍の船で、高速帆船の「デン・フォルギルテ・クローネ」とフリゲートの「フェロー」(Færøeフェロー諸島を指すが、しばしば誤ってファラオと訳される)を雇った。しかし、会社はすぐに会社独自の船を確保し始めた。一方では護衛と保護のために時々デンマーク海軍に頼った。 1680年8月30日からは[要説明]西インド・ギニア会社となった。当初、同社は収益を上げるのに苦労していたが、最終的には増税と、すべての植民地の輸出品をコペンハーゲンに直接持ち込むことで収益を増やし始めた [4]セント・ジョン島を1718年に購入し、セント・クロイ島は1733年にフランスから購入した。

17世紀と18世紀に、会社は北大西洋の三角貿易で繁栄した。アフリカの黄金海岸からの奴隷は、西インド諸島で糖蜜とラム酒と交換された。

閉鎖と復活編集

同社は1754年に黄金海岸植民地の管理権を王室に返還した[5]デンマーク政府が現地に設置した「歳入庁」が1754年から1760年まで[6]植民地を支配した。さらに組織が再編され、1760年から1848年まで、植民地政府はVestindisk-guineiske renteog generaltoldkammer[7]として知られていた。

フレデリク・バルガムは、デンマーク領黄金海岸の植民地との貿易を維持するために、1765年3月18日の王室決議によりDet Guineiskekompagni(ギニア会社)として会社を復活させた。 11月、彼らはクリスチャンスボーとフレデンスボーの砦を20年間借り受けた。しかし、同社はオランダ西インド会社のような貿易独占権はなかった。国内、つまりデンマークノルウェーシュレスヴィヒ、ホルシュタインのすべての企業との貿易競争が続いた。

財政的に困窮した会社は1776年11月22日に清算された。これを見越して、デンマーク=ノルウェー政府は1775年8月から9月にかけて許可された要塞を再支配した。バルグムは1774年に債権者から逃れるために国外に去った [8]

会社保有船編集

  • Charlotte Amelie (1680年代)
  • Den Unge Tobias (1687年)
  • Røde Hane (1687年)
  • Maria (1687年)
  • Pelicanen
  • Unity (1700年代)

関連項目編集

脚注 編集

  1. ^ a b Niels Brimnes. “Glückstadt-kompagniet (Glückstadtske Afrikanske Kompagni)”. Historisk Afdeling ved Institut for Kultur og Samfund på Aarhus Universitet.. 2020年10月2日閲覧。
  2. ^ Westergaard, Waldemar. The Danish West Indies under Company Rule.
  3. ^ Dookhan, Isaac. A History of the Virgin Islands of the United States. Canoe Press, 1974. ISBN 9768125055.
  4. ^ Thomas, Hugh. The Slave Trade, pp. 172 & 188. Phoenix (London), 2006.
  5. ^ Ghana Chamber of Commerce and Industry”. AFRICA BUSINESS PAGES. 2020年9月30日閲覧。
  6. ^ Rentekammeret Danske Afdeling, Vestindisk-Guineisk Renteskriverkontor: Journalregister (1754 - 1760)”. Rigsarkivet (デンマーク国立公文書館). 2020年9月30日閲覧。
  7. ^ 直訳すると「西インド・ギアナ歳入および一般関税庁」
  8. ^ Frederik Bargum” (Danish). Dansk Biogradisk Leksikon. 2018年8月20日閲覧。