トウダイグサ(燈台草、沢漆、漆柳[1]; 学名: Euphorbia helioscopia)は、日本では本州以南に広く分布し、日当たりのよい荒地や畑などに生える二年草

トウダイグサ
トウダイグサ
分類
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 Angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 Eudicots
階級なし : バラ類 Rosids
: キントラノオ目 Malpighiales
: トウダイグサ科 Euphorbiaceae
: トウダイグサ属 Euphorbia
: トウダイグサ E. helioscopia
学名
Euphorbia helioscopia L.
和名
トウダイグサ
(燈台草)

草丈は20センチメートルから30センチメートル程度。のつきかたに特徴があり、茎の中程の葉はヘラ型で互生するが、茎の頂部の葉は丸みの強いヘラ型の葉を5枚ずつ輪生する。茎の頂部からは放射状に花茎を伸ばす。花期は4月から6月。苞葉の中に黄色い花を複数つける。苞葉は椀状で、その中に黄色いがある様が、燈火の皿に見立てて和名がある。茎や葉を傷つけると白い乳液を出す。全草にわたり有毒である。

リンネの『植物の種』(1753年) で記載された植物の一つである[2]

脚注 編集

  1. ^ 『日本難訓難語大辞典』遊子館、2007年1月。 
  2. ^ Linnaeus, Carolus (1753) (ラテン語). Species Plantarum. Holmia[Stockholm]: Laurentius Salvius. p. 459. https://www.biodiversitylibrary.org/page/358478 

外部リンク 編集

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