トカゲ科
トカゲ科(トカゲか、Scincidae)は、爬虫綱有鱗目に含まれる科。別名スキンク科。
トカゲ科 | ||||||||||||||||||||||||
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スナトカゲ Scincus scincus
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分類 | ||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||
Scincidae Gray, 1825 |
形態
編集胴体は円筒形で頸部との境目は不明瞭で、全身が光沢のある滑らかな鱗で覆われる種が多い。四肢が小さい種が多く、地中棲の種では地面に潜りやすくするため四肢がさらに小型化して平たくなったり完全に退化した種もいる。
分類
編集かつては1600種程度を含んでいたが、2014年の分類再編により273種に限定されている[1]。広義のトカゲ科についてはスキンク下目を参照。
以下の和名は(疋田, 1993)に従う[2]
- アンフィグロスストカゲ属 Amphiglossus
- Androngo
- Androngo trivittatus
- バークディアトカゲ属 Barkudia
- ブラキメデレストカゲ属 Brachymeles
- Chabanaudia
- Chabanaudia boulengeri
- カラカネトカゲ属 Chalcides オオアシカラカネトカゲ・エジプトクサビスキンク
- セイロンヨツユビトカゲ属
- Chalcidoseps thwaitesi
- Eumeces
- Eurylepis
- アリノストカゲ属 Feylinia
- Gongylomorphus属
- Gongylomorphus bojerii
- Hakaria
- Hakaria simonyi
- セーシェルヒメスキンク属 Janetaescincus
- Jarujinia
- Jarujinia bipedalis
- Madascincus
- アフリカアシナシスキンク属 Melanoseps
- Mesoscincus
- ネシアトカゲ属 Nessia
- ヘビガタスナトカゲ属 Ophiomorus
- セーシェルスキンク属 Pamelaescincus
- Pamelaescincus gardineri
- パラコンティアストカゲ属 Paracontias
- トカゲ属 Plestiodon
- Proscelotes
- ニセアコンティアストカゲ属 Pseudoacontias
- ヒレアシスキンク属 Pygomeles
- ヒメジムグリトカゲ属 Scelotes
- ネコメスキンク属 Scincopus
- Scincopus fasciatus
- スナトカゲ属 Scincus
- ブーランジェアシナシスキンク属 Scolecoseps
- セプシナトカゲ属 Sepsina
- セプソフィストカゲ属
- Sepsophis punctatus
- Sirenoscincus
- メクラジムグリスキンク属 Typhlacontias
- マダガスカルトカゲ属 Voeltzkowia
参考文献
編集- 今泉吉典、松井孝爾監修 『原色ワイド図鑑3 動物』、学習研究社、1984年、140頁。
- 海老沼剛 『爬虫・両生類ビジュアルガイド トカゲ2 ヤモリ上科&スキンク上科』、誠文堂新光社、2004年、83-101頁。
- 小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著 『動物世界遺産 レッド・データ・アニマルズ6 アフリカ』、講談社、2000年、226-227頁。
- 小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著 『動物世界遺産 レッド・データ・アニマルズ1 ユーラシア、北アメリカ』、講談社、2000年、120、212頁。
- 小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著 『動物世界遺産 レッド・データ・アニマルズ7 オーストラリア、ニューギニア』、講談社、2000年、110-113、208-212頁。
- 小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著 『動物世界遺産 レッド・データ・アニマルズ8 太平洋、インド洋』、講談社、2001年、128-129、242-245頁。
- 千石正一監修 長坂拓也編著 『爬虫類・両生類800種図鑑 第3版』、ピーシーズ、2002年、56-62頁。
- 『小学館の図鑑NEO 両生類はちゅう類』、小学館、2004年、100-105頁。