トカドヘチマ(十角糸瓜)は、ウリ科の植物。ヘチマの近縁種である。表面がなめらかなヘチマと違い、10本の稜線(角)があることからこの名がついた。インド原産で、南アジアから東南アジア東アジアにかけての広い範囲で栽培があり、日本でも沖縄県鹿児島県熊本県で栽培が行われている。ヘチマと同じように観葉植物や食器洗いのスポンジとしての利用もあるが、もっとも大きな利用は未熟果を野菜として食べることである[1]炒め物煮物などに使用される。

トカドヘチマ
トカドヘチマの実
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: ウリ目 Cucurbitales
: ウリ科 Cucurbitaceae
: ヘチマ属 Luffa
: トカドヘチマ L. acutangula
学名
Luffa acutangula
(L.) Roxb.
和名
トカドヘチマ

脚注 編集

  1. ^ 「世界の食用植物文化図鑑」p201 バーバラ・サンティッチ、ジェフ・ブライアント著 山本紀夫監訳 柊風舎 2010年1月20日第1刷