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トムス・エンタテインメント

日本の東京都中野区に存在するアニメ制作会社
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株式会社トムス・エンタテインメント: TMS ENTERTAINMENT CO.,LTD.)は、日本アニメーション制作会社(同社では自社を「アニメーションの総合プロデュース会社」と規定している)。日本動画協会正会員。

株式会社トムス・エンタテインメント
TMS ENTERTAINMENT CO.,LTD.
TMS Entertainment logo.svg
種類 株式会社
市場情報
名証2部 3585
1957年4月 - 2010年11月26日
略称 TMS
本社所在地 日本の旗 日本
164-0001
東京都中野区中野三丁目三一番一号
設立 1946年昭和21年)10月22日
(アサヒ手袋製造株式会社)
業種 情報・通信業
法人番号 2011101042663
事業内容 アニメーションの企画・製作・販売・配給
代表者 代表取締役会長 岡村秀樹
代表取締役社長 竹崎忠
資本金 1億円(2017年3月1日現在)
発行済株式総数 4,415万3,101株
純利益 5億5329万円
(2019年3月期)
純資産 149億3268万1000円
(2019年3月31日現在)
総資産 204億8113万9000円
(2019年3月31日現在)
従業員数 204人
(2017年2月28日現在)
決算期 3月31日
主要株主 (株)セガホールディングス 100%
主要子会社 マーザ・アニメーションプラネット(株) 100%
(株)テレコム・アニメーションフィルム 100%
(株)トムス・ミュージック 100%
(株)トムス・フォト 100%
外部リンク http://www.tms-e.co.jp/
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概要編集

1946年(昭和21年)にアサヒ手袋製造株式会社として設立され、元は繊維メーカーであった。後に、旭一編織株式会社、株式会社旭一、旭一シャイン工業株式会社、株式会社キョクイチへ商号変更した。

1989年(平成元年)、ウォッチマングループに買収され、繊維事業からアミューズメント事業へ業態を転換。以降、セガ・エンタープライゼス(後のセガゲームス)に数度の第三者割当増資を仰ぐようになり、1992年(平成4年)にセガグループ傘下となる。

1995年(平成7年)、アニメーション制作大手の東京ムービー新社吸収合併2000年(平成12年)、株式会社トムス・エンタテインメントに商号を変更。2003年(平成15年)、繊維事業から完全撤退し、以降はアニメーション制作とアミューズメント施設運営を事業の二本柱としていたが、2008年にアミューズメント施設運営を子会社の「AGスクエア」に分離(その後、セガグループに吸収合併され会社としては消滅。詳細はリンク先を参照)したため、現在はアニメーション制作・映像ライセンスビジネス・コンテンツビジネスの三事業を軸としている。

なお同社の英語表記「TMS」は、東京ムービー新社(Tokyo Movie Shinsha Co., Ltd.)が著作権表記に用いた略称と同じものであり、周年カウントについては旧・東京ムービーがアニメを制作開始した1964年(昭和39年)を起点としている(「沿革」で後述)。

沿革編集

  • 1946年(昭和21年) - 名古屋市瑞穂区にてアサヒ手袋製造株式会社を設立。同年、商号を旭一編織株式会社に変更。
  • 1947年(昭和22年) - 株式会社旭一に商号変更。
  • 1957年(昭和32年) - 旭一シャイン工業株式会社に商号変更。名古屋証券取引所に上場。
  • 1958年(昭和33年) - 名古屋市昭和区に本社移転。
  • 1961年(昭和36年) - シャインミンク株式会社を札幌に設立しミンク事業に進出。
  • 1962年(昭和37年) - 毛皮事業を開始。
  • 1964年(昭和39年)8月 - 旧・東京ムービー、アニメ制作を開始。初作『ビッグX』放送。
  • 1974年(昭和49年) - シャインミンクを統合し旭一シャイン工業のミンク事業部とする。本社を名古屋市西区に移す。
  • 1980年(昭和55年) - 名古屋市中区錦に本社を移転。
  • 1989年(平成元年)4月 - ウォッチマングループに買収される。
  • 1991年(平成3年) - 株式会社キョクイチに商号変更。名古屋市中区錦にゲームセンター「AGスクエア」栄店をオープンしアミューズメント事業に進出。
  • 1992年(平成4年) - セガ・エンタープライゼスおよび株式会社セガトイズと業務提携。セガグループ入りする。キョクイチは赤字続きで累積損失は12億円に。
  • 1994年(平成6年) - 名古屋市中区栄に社屋移転。
  • 1995年(平成7年)11月 - セガの子会社だった株式会社東京ムービー新社を吸収合併し、東京支店を設立。東京ムービー事業本部を発足させる。またマルチメディア事業に進出。合併はセガの意向であり、買収の資金もセガからの増資で得た資金によるもの。
  • 1996年(平成8年) - シンガポール現地法人設立。また株式会社大王振興(後の株式会社オーペス)を子会社にする。
  • 1997年(平成9年)7月 - 鉄鋼メーカーだった矢作製鉄株式会社(後の株式会社ヤハギ)を買収。
  • 1998年(平成10年)3月 - ヤハギ株を売却し、資本提携を解消。
  • 2000年(平成12年)1月 - 株式会社トムス・エンタテインメントに商号変更。
  • 2003年(平成15年) - 繊維事業から完全に撤退。
  • 2004年(平成16年) - 東京支社を東京本社に改組。
  • 2005年(平成17年) - セガサミーホールディングスが51%の株式を取得。子会社となる。
  • 2006年(平成18年)
    • 3月 - オーペス代表取締役社長がTMS取締役退任。オーペスがMBOによりグループから分離。2007年(平成19年)7月より株式会社エッグボックスに社名変更。
    • 愛知県名古屋市の本店と東京本社を統合。本社を東京都新宿区に移転。
  • 2008年(平成20年)
    • 5月 - 子会社「株式会社AGスクエア」を設立し吸収分割によりアミューズメント事業を承継させた。一度「ゲオスクエア」に社名変更したが譲渡中止で前の社名に戻した。
    • 9月29日 - 同年10月1日にアミューズメント事業を株式会社ゲオに営業譲渡する予定だったが、ゲオ側の申し入れにより中止になる。TMSに解決金2億4000万円を支払う[1]
  • 2010年(平成22年)
    • 2月 - 本店所在地を東京都新宿区西新宿七丁目二十番一号(住友不動産西新宿ビル28階)に移転。
    • 11月26日 - 上場廃止。
    • 12月1日 - 株式交換により、セガサミーホールディングスの完全子会社化[2]
  • 2011年(平成23年)3月 - 子会社として株式会社スタジオさきまくら[3]を設立。
  • 2012年(平成24年)
    • 4月1日 - 株式会社スタジオさきまくらを吸収合併。
    • 11月26日 - 本店所在地を東京都中野区中野三丁目(旧・エイムクリエイツ本社ビル)に移転。
  • 2013年(平成25年)
    • 12月1日 - 制作スタジオを東京都中野区上高田から本店と同じ場所に移転。
  • 2014年(平成26年)
    • 10月12日 - 旧・東京ムービーがアニメ制作を開始してから50周年を迎えた事を記念し、記念イベント「トムスFes.」を東京・よみうりホールで開催。『ルパン』・『コナン』など長年に渡って制作し続けた作品や『ヴァンガード』・『弱虫ペダル』など近年の制作作品に出演した声優たち総勢25人が登壇、トムスアニメ50周年の祝辞を述べた。
  • 2015年(平成27年)
    • 2月23日 - アニメ製作開始50周年事業の一環として、西武鉄道とのコラボアニメ「でででん」を制作。
    • 4月1日 - セガサミーグループ再編に伴い、セガサミーホールディングスの完全子会社から株式会社セガホールディングスの完全子会社となる[4][5]
  • 2016年(平成28年)
  • 2017年(平成29年)
    • 3月1日 - 資本金を88億1686万6000円から1億円に減資[6]
  • 2019年(平成31年/令和元年)
    • 4月17日 - 長年『ルパン三世』シリーズで深い繋がりがあったモンキー・パンチ逝去をうけ、トムス社が訃報を出す[7]
    • 4月24日 - 同年8月のトムスアニメ製作開始55周年を控え、YouTubeに期間限定(2020年1月初頭までの予定)で、過去作のベストセレクションを無料配信する「TMSアニメ55周年公式チャンネル」を開設。

特徴編集

  • 旧作の修復作業に積極的であり[8]、一部の作品ではDVD発売時のリマスター化の際にハイビジョン・マスターを制作していることもあった[9]。だが、修復作業の過程で旧東京ムービー社が製作したテレビアニメ作品のオリジナルの表記を変更し「製作・著作 トムス・エンタテイメント」する場合が多く賛否両論だったが、現在は映像はそのままに本編終了後にトムスの表記を添えるなどのオリジナルを尊重するなどの配慮はしている。

制作スタジオ編集

2010年代頃から、トムスが出資している作品の映像クレジットで、トムス社と共に同社の制作スタジオ名も併記される様になった。スタジオ名には数字もしくは数由来の語句が入っている。なお、他の会社がメインで出資、もしくは共同で制作している場合は会社名のみで、スタジオ名表記は無い。

現在確認されているのは下記の通り。

現在[10]
このほか、「ローグ・スタジオ」なども存在しているが、こちらは日本向け作品では確認されていない。
過去に存在したスタジオ

作品履歴編集

グループ会社編集


過去編集

  • ヤハギ - 株式を売却。
  • AGスクエア - セガアミューズメント施設事業部、セガビーリンクと統合してセガ エンタテインメントとなった。
  • スタジオさきまくら[3] - トムス・エンタテインメントに吸収合併。
  • トクシス - マーザ・アニメーションプラネットへ事業を譲渡し、2019年3月に解散した後、同年6月に清算結了[11][12][13]

関連人物編集

脚注編集

  1. ^ アミューズメント事業の譲渡の契約解消に関するお知らせ トムス・エンタテインメント ニュースリリース、2008年9月29日
  2. ^ セガサミーホールディングス株式会社による株式会社サミーネットワークス、株式会社セガトイズ及び株式会社トムス・エンタテインメントの株式交換による完全子会社化のお知らせセガサミーホールディングス 2010年8月27日
  3. ^ a b 命名は出﨑統諏訪道彦 (2011年5月12日). “持ってるコナン君!?”. スワッチのアニメ日記. 讀賣テレビ放送. 2014年6月4日閲覧。なお、「さきまくら」は出﨑統本人のペンネーム。
  4. ^ “セガグループの再編及び新会社設立のお知らせ” (PDF) (プレスリリース), セガホールディングス, (2015年2月12日), http://sega.co.jp/wp-content/uploads/2015/02/nr150212_1.pdf 2019年7月6日閲覧。 
  5. ^ “グループ内組織再編とそれに伴う一部子会社の名称変更に関するお知らせ” (PDF) (プレスリリース), セガサミーホールディングス, (2015年2月12日), http://www.segasammy.co.jp/japanese/pdf/release/20150212_organizational%20restructuring_j_final_1.pdf 2019年7月6日閲覧。 
  6. ^ 平成29年3月期決算公告 (PDF) トムス・エンタテインメント
  7. ^ “モンキー・パンチ逝去に関するお知らせ(訃報)NEWS RELEASE” (PDF) (プレスリリース), トムス・エンタテインメント, (2019年4月17日), http://www.tms-e.co.jp/pdf/news/2019/20190417_monkey_punch.pdf 2019年7月6日閲覧。 
  8. ^ 昭和のアニメ、高画質で再登場
  9. ^ 元祖天才バカボン』、『ルパン三世』、『それいけ!アンパンマン』シリーズが該当する。
  10. ^ 組織図”. トムス・エンタテインメント. 2014年4月1日閲覧。
  11. ^ 解散公告トクシス 2019年4月1日
  12. ^ 株式会社トクシス 事業承継に関するお知らせマーザ・アニメーションプラネット 2019年3月8日
  13. ^ 株式会社トクシス国税庁法人番号公表サイト

関連項目編集

外部リンク編集