トヨタ・S-FR

トヨタ自動車のコンセプトカー

S-FR (Toyota S-FR) は、トヨタ自動車2015年の第44回東京モーターショーに出展したコンセプトカーである。

トヨタ・S-FR
S-FR
S-FR Racing Concept
ボディ
乗車定員 4名
ボディタイプ 2ドアセミファストバッククーペ
エンジン位置 フロント
駆動方式 FR
パワートレイン
エンジン (不詳)
変速機 6速MT
独立懸架
独立懸架
車両寸法
ホイールベース 2,480mm
全長 3,990mm
全幅 1,695mm
全高 1,320mm
テンプレートを表示

概要 編集

車を運転する楽しさを伝えるトヨタのライトウェイトスポーツの系譜を継承しつつ、シンプルで親しみやすいエントリーモデルとして企画された[1]。「S」は「Small」の略[2]

寸法やホイールベース以外の細かなスペックは公表されていないが、エンジンをフロントミッドシップに搭載し、グラスルーフを採用した4人乗りクーペである。また、カーナビカーステレオを搭載するDINスペースが無く、スマートフォンのナビアプリなどの使用を前提とした仕様としている。

タカラトミーは、このコンパクトFRコンセプト「S-FR」の発表に合わせて「トミカプレミアム トヨタ・S-FR」をTMS会場内で発売した[3]。また、2016年4月にはボディカラーを変更した通常版が発売された。

2016年1月の東京オートサロン2016にはTOYOTA GAZOO Racingがカスタマイズした「S-FR Racing Concept」が展示された。ワイドフェンダー、リアウィング、ディフューザーなどを装備し、車高を-50mm落としている[4]

2023年時点でも本車に関するトヨタからの公式発表はなく、一部の自動車関連メディアでは開発中止といった不確定情報が伝えられている[5]

脚注 編集

関連項目 編集

外部リンク 編集