メインメニューを開く

トヨタ車体株式会社(トヨタしゃたい、: TOYOTA AUTO BODY CO.,LTD.)は、主にミニバン商用車SUVを製造する日本の自動車メーカーである。トヨタ自動車の完全子会社であり、トヨタグループ13社のひとつ。トヨタグループ内では「TY」の略称で表記される。

トヨタ車体株式会社
TOYOTA AUTO BODY CO.,LTD.
TOYOTA AUTO BODY logo
Toyota Auto Body head office 16-05 (3).JPG
本社
種類 株式会社
市場情報
東証1部 7221
2011年12月28日上場廃止
名証1部 7221
2011年12月28日上場廃止
略称 TY、TAB
本社所在地 日本の旗 日本
448-8666
愛知県刈谷市一里山町金山100番地
設立 1945年8月31日
(トヨタ車体工業株式会社)
業種 輸送用機器
法人番号 9180301014276
事業内容 トヨタ車の企画・開発・生産
代表者 増井敬二(取締役社長)
資本金 103億71百万円
発行済株式総数 117,046,786株
売上高 1兆7464億3200万円(2019年03月31日時点)[1]
営業利益 68億9400万円(2019年03月31日時点)[1]
経常利益 113億4400万円(2019年03月31日時点)[1]
純利益 90億4700万円(2019年03月31日時点)[1]
純資産 2379億1800万円(2019年03月31日時点)[1]
総資産 5233億4800万円(2019年03月31日時点)[1]
従業員数 連結 17,511名
決算期 3月31日
主要株主 トヨタ自動車 100%
主要子会社 岐阜車体工業 100%
トヨタ車体精工 66.4%
関係する人物 水嶋敏夫(元社長)
網岡卓二(元社長)
岩瀬隆広(元社長)
外部リンク www.toyota-body.co.jp
特記事項:従業員数・その他の経営指標は2015年3月期
テンプレートを表示
トヨタ車体 コムス

本社は愛知県刈谷市一里山町にあり、同敷地内に富士松工場がある。

概要編集

トラックボディの専門メーカーとしてトヨタ自動車工業(当時)から1945年に分離独立し発足。2004年には当社と同じくトヨタ系列であったアラコの車両組立事業と統合した(現・吉原工場)。2012年1月よりトヨタ自動車の完全子会社。現在はトヨタ車のミニバン、商用車、SUVなどの企画、開発から生産までを手掛ける完成車メーカーとなっている。

その他、福祉車両(ウェルキャブ)や特装車、超小型電気自動車(EV)、燃料電池自動車MIRAI」向け燃料電池スタック部品[2]の開発、生産なども手掛けている。特に、超小型EV「コムス」[3]はトヨタ車体独自ブランドとして展開している。

沿革編集

  • 1945年昭和20年)
    • 8月 - トヨタ自動車工業から刈谷工場が分離独立し、トラックボディ専門のトヨタ車体工業株式会社として発足。
    • 12月 - 商号を刈谷車体株式会社に変更。
  • 1947年(昭和22年) - 荒川鈑金工業株式会社を設立(旧アラコ)。
  • 1953年(昭和28年) - 商号を現在のトヨタ車体株式会社に変更。
  • 1960年(昭和35年) - 寿工場操業開始(旧アラコ)。
  • 1962年(昭和37年) - 吉原工場操業開始(旧アラコ)。
  • 1964年(昭和39年) - 富士松工場操業開始。
  • 1974年(昭和49年) - エース産業株式会社を設立。
  • 1988年(昭和63年) - タイにタイオートワークス株式会社を設立(現・トヨタオートワークス株式会社)。
  • 1990年平成2年) - 株式会社トヨタ車体研究所を設立。
  • 1992年(平成4年) - トヨタ車体精工株式会社を設立。
  • 1993年(平成5年) - いなべ工場操業開始。
  • 1995年(平成7年) - インドネシアにスギティークリエーティブス株式会社を設立。
  • 1997年(平成9年) - 台湾に春翔欣業株式会社を設立。
  • 2004年(平成16年)
    • 1月 - タイにタイオートコンバージョン株式会社を設立。
    • 10月 - アラコ株式会社の車両組立事業と統合
  • 2005年(平成17年)
    • 1月 - トヨタ・チーム・アラコ(TTAR)の後を継ぎ、チーム・ランドクルーザー・トヨタ・オートボデー(TLC)としてダカールラリーに参戦
    • 9月 - インドネシアにトヨタオートボデートーカイエクストゥルージョン株式会社を設立。
    • 11月 - マレーシアにトヨタオートボデーマレーシア株式会社を設立。
  • 2007年(平成19年)
  • 2012年(平成24年)
    • 1月 - トヨタ自動車の完全子会社となる。
    • 12月 - タイ子会社のトヨタオートワークスにてハイエース、インドネシア子会社のスギティークリエーティブスにてNAV1(日本名ノア)の車両生産を開始。
  • 2013年(平成25年)
    • 2月 - インドネシアにレジンプラッティングテクノロジー株式会社を関東化成工業との合弁で設立。

拠点編集

 
富士松工場正門
 
開発センター(本社・富士松工場内)


不祥事編集

  • 暴力団関係

2003年トヨタ車体での社内恐喝事件、元社員(53)に懲役2年(求刑同3年)の有罪判決 別の被告には猶予判決 トヨタ車体で元暴力団幹部の社員らが同僚から恐喝を繰り返す。50人大量処分 管理職6人を降格、社員三十数人について「見ぬふりをした」と訓告や戒告。 現・元社員の計5人が社内に親睦団体をつくり、工場倉庫を個室として占拠、現役組員も出入りし、置物を社員に売りつけるなどの恐喝で昨年逮捕された 同社は管理職向けの人事管理セミナーなどを実施し、再発防止に取り組んでいる。この事件では、同社富士松工場の品質監査室社員だった被告を中心に現・元社員の計5人が00年から同僚らから現金を脅し取ったなどとして、3件の恐喝や同未遂事件で逮捕された。 関係者によると、同社は10月に被告が逮捕された後、管理職らに対する聞き取り調査を実施。それを受け、小松沢被告らを懲戒免職としたうえで、上司だった管理職6人の監督責任を問い降格したほか、 社員三十数人についても「被告のふるまいを見過ごした」などの理由で訓告や戒告処分とした。 また、久保地理介社長ら全役員が役員報酬の1カ月分の10%を自主的に返上したという。 県警の調べでは、被告は、暴力団幹部当時の写真や新聞記事を張ったアルバムを同工場の倉庫に置き、個室のように使用。 会社とは関係ない現役組員もこの倉庫に出入りし、暴力団との交際が同僚に広く知られていたという。 被告は99年に親睦会「あやめ会」を設立。社員100人前後から毎月3000円を集めていたほか、高額のえとの置物を社員に売りつけるなど、恐喝まがいの行為を繰り返していた。

  • 社員による窃盗

愛知県警刈谷署は2019年6月10日、勤務先の工場から機械部品93点(時価約700万円)を盗んだとして、窃盗の疑いで、同県豊明市栄町南舘、トヨタ車体社員(28)を逮捕した。[4]

関連会社編集

国内編集

  • 株式会社東海特装車(愛知県安城市)
  • エース産業株式会社(愛知県刈谷市)
  • 株式会社トヨタ車体研究所(鹿児島県霧島市)
  • トヨタ車体精工株式会社(愛知県高浜市)
  • 東海部品工業株式会社(愛知県刈谷市)
  • 岐阜車体工業株式会社(岐阜県各務原市)
  • 株式会社エル・エス・コーポレーション(愛知県刈谷市)
  • TABMEC株式会社(愛知県刈谷市)
  • 株式会社イナテック(三重県いなべ市)
  • ライフクリエイション株式会社(愛知県豊田市)
  • 株式会社ライフサポート(愛知県安城市)


海外編集

  • スギティークリエーティブス株式会社(インドネシア)
  • 春翔欣業株式会社(台湾)
  • タイオートコンバージョン株式会社(タイ)
  • トヨタオートボデートーカイ エクストゥルージョン株式会社(インドネシア)
  • トヨタオートボデーマレーシア株式会社(マレーシア)
  • トヨタオートワークス株式会社(タイ)
  • オートパーツマニュファクチャリングミシシッピ株式会社(アメリカ合衆国)
  • 嘉興豊実福祉汽車部件有限公司(中華人民共和国)
  • レジンプラッティングテクノロジー株式会社(インドネシア)



ダカール・ラリー編集

 
2018年ダカールで部門優勝を収めたランドクルーザー

同社は旧アラコの「Toyota Team ARaco」(トヨタ・チーム・アラコ、TTAR)時代に引き続き、ランドクルーザーを用いて「Team Land Cruiser TOYOTA AUTO BODY」(TLC)としてダカール・ラリーへの参戦を継続している。市販車部門ディーゼルクラスにおいて2005年 - 2011年に6連覇、2014年 - 2019年に6連覇を達成している[5]

また単に勝利するだけでなく、廃油から精製したバイオディーゼルのみを用いての連続完走も果たしている。 

・ダカールラリー2019 南米に舞台を移して11年目、第41回のダカール2019が1月6日~17日にかけてペルーで開催された。全10ステージの全行程は5600㎞(うち競技区間3100㎞)である。難所として知られる同国南部の砂漠地帯、ピスコやマルコナを主戦場に据えることで、競技の過酷さは例年以上となっていた。 前夜のスタートセレモニーのあと、7日早朝にリマを出発したTLCの2台(349号車:三浦/ローラン、350号車:クリスチャン/ジャン・ピエール)はピスコ周辺で最初のSS(競技区間)に臨んだ。路面は柔らかい砂が中心。砂丘越えも早速登場し、市販車部門1、2位とまずまずの滑り出しとなった。 翌8日にはピスコ周辺で342㎞のSSが行われ、市販車部門のワン・ツー態勢を無事キープした。 前半戦の終盤、アレキパとチリ国境近くのタクナ間を往復する10日~11日はマラソンステージが設定された。トラブルが競技結果に大きく影響するこの行程をTLCの2台は慎重に走破。11日には濃霧のためゴール手前でSSが中止されるハプニングもあったが、市販車部門3位に350号車が11時間、349号車も9時間あまりの差をつけて前半戦を折り返した。 アレキパでの中間日を経て13日に後半戦が始まると競技は一層難易度を増していく。TLCは2台が近い距離を保って走行する作戦を採り、互いに助け合いながら進んでいった。 14日マルコナでのSS中に350号車が冷却系トラブルでストップ。だが幸いにも駆け付けた349号車に交換部品が積んであったため選手4人で交換作業にあたり、約1時間半と最小限のタイムロスで事なきを得た。チームワークで乗り切った成果であった。15日、16日は舞台をピスコに移し、最後の難関とも言うべき難易度の高いSSが行われた。TLCは2台協力し合いながらいち早くルートを見出すなど、再び素晴らしいチームワークを発揮した。 そして17日、ピスコループの最終SSを丁寧に走り切った2台は350号車、349号車の順でリマのゴールに到着。 優勝した350号車は3位の車両に95時間37分34秒、2位の349号車も92 時間49分38秒の差をつける圧倒的なワン・ツーフィニッシュでチームに2005年~2011年(08年の中止を挟んで)以来となる同部門6連覇を成し遂げた。

企業スポーツ活動編集

脚注編集

関連項目編集

外部リンク編集