トラニーチェイサー(tranny chaser:俗語、一部蔑称)は、トラニー(tranny:蔑称)、いわゆる異性装者、トランスジェンダーMtFFtMXジェンダーニューハーフおなべなどの男女の性別を越える生き方をしようとしているものや、性別の男女にとらわれない生き方をしようとする者へ対して性的な欲望を注いだり、愛情や恋愛などの感情を主として持つ者をいう。

導入 編集

その名の通り、トラニー(トランスする人)をチェイス(追いかける)するという意味だが、トラニー(以下、トランス)が多様性に富んでいることにより、そのチェイサー(以下、追いかける者)にも多様性がある[独自研究?]

使用例 編集

俗語やネットスラングとしてよく多用される場合のトラニーチェイサーは、異性装者の中でも女装子や男の娘ニューハーフMtF好きを指す場合が多いが、その反対の意味として男装者好きにもトラニーチェイサーと使う。しかし、主に使われるのは男性から女性へのトランスを追いかける者に対してである[独自研究?]

トラニーチェイサーの特徴 編集

トラニーチェイサーの大きな特徴として、自らの追いかけるトランスへの身体の好みが分かれる場合が多いことが挙げられる[独自研究?]。男から女へのトランスする者をチェイスするトラニーチェイサーの例として、普段は男性の生活をして一時的に女装をする、いわゆる普段は男の姿の者がたまに女の格好をする女装者しか相手にしない者から、終日女装をしている者、または女性ホルモン投与などをしているニューハーフしか相手にしない者、完全に性転換した者しか相手にしない者など分かれる。しかし、絶対にこれと言ってこの状態しか駄目という場合しかないわけではなく、その時の気分により身体の状態の好みが変わったりする場合も多くある。もちろん人間性のみに惹かれる場合も多いのだが、あえて一義的にトランスであることが追いかける性対象になることがトラニーチェイサーと定義されるであろう。[要出典]

本質とジレンマ 編集

トランスは生き方の性質上、身体が変貌していく場合が多々ある。そのため身体の個々の状態、時間軸においての多様性があることにより、追いかける者の性的指向も分かれてくるわけだが、好みが分かれることによるジレンマがある。

それは、身体の変貌に対してのトランス側の意見と追いかける者側の意見が不一致となった場合だ。例えば、男性器の付いている女性(広義)を好む者と、男性器を切除したい女性(広義)が恋愛関係になったときは難しい。男性器が付いていなければという性的指向は、追いかけるものの本質かもしれないし、男性器を切除したいという性同一性障害的要素も本質かもしれない。そうなった場合、時間軸による身体の変化によって、お互いの関係性の本質を揺るがす事態となる[独自研究?]

商業的にみたトラニーチェイサーと生い立ち、出会い 編集

トランスを職業としているニューハーフなどの場合、トラニーチェイサーは大切なお客様であり、ニューハーフ業界全体を支える存在となりうる。前項のようなジレンマもあるが、そこをどう折り合いを付けるかは難しい。また、きっかけはこのようなニューハーフが務めるパブや性風俗店、モデルとなってるアダルトビデオなどが入口となるのが金銭面を除けば比較的に簡易である、また、おなべBARなどの存在も身近である[独自研究?]

関連項目 編集