トランペ自転車リフト
ノルウェー・トロンハイムにある自転車関連施設
トランペ自転車リフト(トランペじてんしゃリフト、諾: Sykkelheisen Trampe、英: Trampe bicycle lift)は、世界初であり、かつ唯一の自転車リフトである。
トランペ自転車リフト Sykkelheisen Trampe Trampe bicycle lift | |
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基本情報 | |
国 | ノルウェー |
所在地 | ソール・トロンデラーグ県トロンハイム市 |
種類 | リフト |
開業 |
1993年(再建前) 2013年(再建後) |
廃止 | 2012年(再建前) |
詳細情報 | |
総延長距離 | 130 m(傾斜:20 % (1:5)) |
電化方式 | 電動 |
最高速度 | 1.5 – 2 m/s (~7 km/h) |
ノルウェー王国のトロンハイム市にて、デザイン・マネージメントAS (Design Management AS) によって1993年に試作リフトが敷設されており、2012年初頭には撤去されている。 2013年に試作リフトが、フランス共和国のポマ・グループに属するスキーレール社 (Skirail company) によって開発された、「サイクロケーブル (CycloCable)」という名称の最新技術に置き換えられている。
利用例
編集トランペの利用は無料である[1]。
リフトを利用する場合、右足を出発点に置いておく(左足は自転車ペダルに乗せたまま)。スタートボタンを押した後に、踏み板が出てきて、利用者は前方に押し出される。観光客と他の初めての利用者との間での一般的な間違いは、彼らが右脚を広げて、かつ彼らの体が前傾姿勢を維持していなかったことである。これでは、踏み板でのバランスを維持するのが難しく、また脱落することがありえる。
夏期には、トロンハイム市住民の通勤および観光客の両方によって、「トランペ」が広範囲に利用されている。
脚注
編集外部リンク
編集座標: 北緯63度25分41秒 東経10度24分14秒 / 北緯63.42806度 東経10.40389度