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初代トリントン子爵ジョージ・ビング海軍元帥の肖像画

トリントン子爵英語: Viscount Torrington)は、イギリス子爵位。グレートブリテン貴族

1721年海軍元帥英語版の初代準男爵ジョージ・ビングが叙されたのに始まる。

歴史編集

海軍軍人ジョージ・ビング(1663–1733)は、1704年マラガの海戦ジブラルタル占領1708年1715年ジャコバイト反乱の際の海戦、1718年パッサロ岬の戦いなどで戦功をあげた人物であり[1]、海軍軍人としての階級は最終的に元帥英語版に昇っている[2]

爵位も上昇させ、1715年11月15日にはグレートブリテン準男爵位「(ケント州におけるルータムの)初代準男爵(Baronet, styled "of Wrotham in the County of Kent")1721年9月21日にはグレートブリテン貴族爵位「トリントン子爵(Viscount Torrington)と「ベッドフォード州におけるサウスヒルのビング男爵(Baron Byng, of Southill in the County of Bedford)に叙せられた[3][2]

これらの爵位・準男爵位は彼の男系男子によって継承され続け、現存している。2015年現在の当主は11代トリントン子爵ティモシー・ビング(1943-)である[2]

本邸はハンプシャーシティ・オブ・ウィンチェスターオウズリーベリ―英語版にあるグレート・ハント・パレス(Great Hunts Place)である[2]。家訓は「Tuebor(我は防ぎ守らん)」[2][4]

分流の貴族にストラフォード伯爵家がある。同家は初代トリントン子爵の四男ロバート・ビング英語版(1703-1740)の長男ジョージ(1735-1789)の四男ジョン(1772-1860)1847年連合王国貴族として叙されたのに始まる[5][2]

現当主の保有爵位編集

現当主11代トリントン子爵ティモシー・ビングは以下の爵位を保持している[2]

  • 第11代トリントン子爵 (11th Viscount Torrington)
(勅許状によるグレートブリテン貴族爵位)
  • ベッドフォード州におけるサウスヒルの第11代ビング男爵 (11th Baron Byng, of Southill in the County of Bedford)
(勅許状によるグレートブリテン貴族爵位)
  • (ケント州におけるルータムの)第11代準男爵 (11th Baronet, styled "of Wrotham in the County of Kent")
(勅許状によるグレートブリテン準男爵位)

トリントン子爵 (1721年)編集

脚注編集

出典編集

  1. ^ 松村赳 & 富田虎男 2000, p. 110.
  2. ^ a b c d e f g Heraldic Media Limited. “Torrington, Viscount (GB, 1721)” (英語). Cracroft's Peerage The Complete Guide to the British Peerage & Baronetage. 2015年12月24日閲覧。
  3. ^ Lundy, Darryl. “Admiral George Byng, 1st Viscount Torrington” (英語). thepeerage.com. 2015年12月24日閲覧。
  4. ^ 小学館ランダムハウス英和大辞典(第2版)『Tuebor』
  5. ^ Heraldic Media Limited. “Strafford, Earl of (UK, 1847)” (英語). Cracroft's Peerage The Complete Guide to the British Peerage & Baronetage. 2015年12月24日閲覧。

参考文献編集

  • 松村赳富田虎男『英米史辞典』研究社、2000年。ISBN 978-4767430478

関連項目編集