トルヒーリョ (ペルー)

ペルーの都市

トゥルヒージョTrujillo)は、ペルーラ・リベルタ県の都市である。ペルーの北西部に位置し、国内第3位の規模の都市である。ペルー北部の経済中心地である。モチェ川の河岸、太平洋への河口近くに位置する。名称を現地スペイン語発音のカタカナ表記は「トゥルヒージョ」である。気候が年間を通して安定していることから、常春の街「La Ciudad de la Eterna Primavera」と言われている。 また、毎年1月に南米3大舞踊の一つであるマリネラ・ノルテーニャの世界大会が行われることでも有名である。

トゥルヒージョ
Trujillo
ペルーの旗
トゥルヒージョの市旗 トゥルヒージョの市章
市旗 市章
愛称 : La Ciudad de la Eterna Primavera
位置
トルヒーリョの位置(ペルー内)
トルヒーリョ
トルヒーリョ
トルヒーリョ (ペルー)
トルヒーリョの位置(南アメリカ内)
トルヒーリョ
トルヒーリョ
トルヒーリョ (南アメリカ)
座標 : 南緯8度6分44秒 西経79度1分44秒 / 南緯8.11222度 西経79.02889度 / -8.11222; -79.02889
歴史
建設 1534年12月6日
行政
ペルーの旗 ペルー
  ラ・リベルタ県
  トゥルヒージョ郡
 市 トゥルヒージョ
市長 César Acuña Peralta
地理
面積  
  市域 400 km2
標高 34 m
人口
人口 (2021年現在)
  市域 877,875人
  備考 [1]
その他
等時帯 UTC-5 (UTC-5)
夏時間 なし
市外局番 044
公式ウェブサイト : http://www.munitrujillo.gob.pe/

歴史 編集

トルヒーリョはスペインの征服者たちによってたてられた最初の都市の一つである。1534年12月6日にディエゴ・デ・アルマグロはこの都市を建設し、フランシスコ・ピサロの出生地であるスペインエストレマドゥーラトルヒーリョからトルヒーリョと名付けた。 1537年11月23日、スペイン国王カルロス1世はこの街に"市"の格と、現在も市のシンボルとして残る紋章を与えた。

1619年、地震により街は破壊された。1624年、街の再建による新しい発展の時代が始まった。イエズス会は神学校と司祭の教育のための学校を開いた。彼らはまた、先住民への宣教師も務めた。

この都市はスペインの統治に対する闘争で重要な役割を演じた。1820年にスペインからの独立を宣言したペルーの最初の重要な都市となった。1825年には臨時の首都となった。革命のリーダーシモン・ボリバルの本部となった。

気候 編集

トルヒーリョは非常に乾燥した砂漠気候である。平均気温は21℃である。夏は32℃を超えることがある。一年の大部分は、気温が20℃台の前半から中程である。

日照が多く一年を通して快適な天候から、常春の都市として知られる。10月上旬のInternational Spring Festivalでは、ペルーや世界中から多くの人が訪れる。

交通 編集

空港

  • Cap. FAP Carlos Martinez de Pinillos 国際空港

道路

観光 編集

スポーツ 編集

出身の著名人 編集

姉妹都市 編集

脚注 編集

  1. ^ peru cities population.php”. 2023年5月18日閲覧。

外部リンク 編集