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プレーンな金属製のトースト・ラック

トースト・ラック(toast rackあるいはtoastrack)は、トーストを立てておくために使用される、平らなベースに結合された、垂直の仕切り(通例は5つないし8つの)のある、給仕する品物(serving piece)である。環状のハンドルが、持ち運びとテーブルのうえで回すためにしばしば付いている。

目次

歴史編集

トースト・ラックの最古の例と知られているは、1770年代にさかのぼる。それは、それ以来、大量に作られ、こんにちなお作られつつある[1]

デザイン編集

トースト・ラックは、スライスどうしの間にすき間を維持することによって、(熱いトーストから)水蒸気を、となりの複数のスライスに集めてそれらを湿らさずに、逃げさせる。しかし、この増大した空気の流れはまた、トーストがすばやく冷めることをも意味することがある。

トースト・ラックのデザインと形は、流行に従っている。仕切りはしばしば、銀線で作られ、4本足のうえに載っている針金細工かまたはベースかのいずれかに次々にはんだづけされていた。ときにはベースは、分離させられているし、落ちたパンくずを処理するために使用された。精巧なデザインのなかには、(占める空間を小さくするために)展開する、あるいは折りたたむタイプをふくんで作られたものもあった。また、エッグ=カップあるいは、ジャムあるいはマーマレードの容器を組み込んでいたものもあった。

 
トースト・ラック クリストファー・ドレッサー(Christopher Dresser) ティファニー 1880年ころ ブルックリン美術館(Brooklyn Museum) ニューヨーク市ブルックリン区

トースト・ラックにたいする革新的な試みで有名なデザイナーは、クリストファー・ドレッサー(Christopher Dresser)であったし、彼は13歳のときからグラスゴー官立デザイン学校(Glasgow Government School of Design)で学んだし、「モダン・デザインの父」('father of modern design')と広く見なされている。

モダンなデザインはしばしば、型で打ち抜かれ折りたたまれたステンレス鋼板から、または溶接されたステンレス鋼線から、作られている。

脚注編集

  1. ^ Bradbury, Frederick (1912). History of old Sheffield plate: being an account of the origin, growth, and decay of the industry, and of the antique silver and white britannia metal trade, with chronological lists of makers' marks and numerous illustrations of specimens. Macmillan and Co., limited. , page 368-370

外部リンク編集