トーマス・エドモンソン

トーマス・エドモンソン(Thomas Edmondson, 1792年5月30日 ランカスター - 1851年5月22日 マンチェスター)は、イギリスの技師。エドモンソン式乗車券の発案者である。

トーマス・エドモンソン
生誕 1792年6月30日
ランカスター
死没 1851年5月22日
マンチェスター
国籍 イングランド
著名な実績 エドモンソン式乗車券
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クエーカーのメンバーで、もともとはランカスターでワーミング&ギローの家具職人として働いていた。

ニューカッスル・アンド・カーライル鉄道 (Newcastle and Carlisle Railwayのミルトン駅(現在のブランプトン駅)で駅長として働いているときに、彼は鉄道の乗車券の新しいタイプのアイデアを考案した。厚紙の小片に旅行の詳細をあらかじめ印刷したものである(現在の手書きの紙の請求書と対照的に)。チケットは手書きで番号が付けられ、購入時に別の日付印を押して有効になる。彼は後に、この行程を足踏み式で行える装置を発案し構築した。

1839年マンチェスター・アンド・リーズ鉄道 (Manchester and Leeds Railwayが開通した際、エドモンソンはマンチェスターで会社の主任予約係になった。

エドモンソンが財産を築いたのは彼の最後の発明、すなわちシリアルナンバーを完備したチケットをまとめて印刷する機械だった。彼はこの機械の特許を取得し、鉄道会社から1年間ごとに路線長1マイル当たり10シリングのロイヤリティーを取得することができた。

このマシンと改良を加えられた後継機は、すぐにイギリスと他の鉄道の標準となった。彼は多くの財産を遺し、彼の家族たちは長きの年月にわたりビジネスを行った。

脚注 編集

Farr, Michael (1991). Thomas Edmondson and his tickets. Andover: author. ISBN 0-905033-13-2 

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