ドイツツーリングカー選手権

市販車をベースにしたツーリングカーで争われるドイツ独自のレース

ドイツツーリングカー選手権Deutsche Tourenwagen Masters、略称:DTM)は自動車レースの1カテゴリー。市販車をベースにしたツーリングカーで争われるドイツ独自のレース。

ドイツツーリングカー選手権
カテゴリ ツーリングカー
国・地域 ドイツ
開始年 2000年
コンストラクター アウディ
BMW
フェラーリ
ランボルギーニ
メルセデスAMG
ポルシェ
タイヤ
サプライヤー
ピレリ
ドライバーズ
チャンピオン
オーストリアの旗 トーマス・プレイニング英語版
チーム
チャンピオン
ドイツの旗 マンタイEMA
マニュファクチャラーズ
チャンピオン
ドイツの旗 ポルシェ
公式サイト www.dtm.com
現在のシーズン

歴史 編集

第1期(1984年 - 1996年) 編集

Deutsche Tourenwagen Meisterschaft(DTM)は、1984年から1995年までドイツ国内で開催されたツーリングカー選手権。同国には欧州の主要な自動車メーカーが集積していることもあって、毎年のようにドイツの自動車メーカー同士による激闘が繰り広げられ、そこに他国の自動車メーカーが殴り込みをかけてくるという、欧州きっての熾烈なタイトル争いが繰り広げられたツーリングカー選手権として知られている。

当初はグループA規定に沿った市販車をベースとした改造範囲の狭いレギュレーションの中で行われていたが、1993年シーズンからFIAクラス1規定(2.5L)に基づきベースマシンの大幅な改造が許されるようになった。4WD化はもちろんのこと、ABSトラクションコントロールといったハイテクデバイスを満載したマシンの迫力や、独自のウェイトハンディキャップ制を導入するなどの要素がシリーズを盛り上げ、よりF1に近いツーリングカー選手権としてドイツ国内はもとより欧州を中心に世界中で絶大な人気を誇った。

その人気から、1995年にはFIAのテコ入れでDTMに倣った国際ツーリングカー選手権(International Touringcar Championship 通称ITC)が新設され、DTMと平行して開催されるようになる。1996年シーズンよりDTMはITCと統合し、引き続きメルセデスアルファロメオオペルの3メーカーがワークスチームとして参戦した。しかし、かつてのシルエットフォーミュラプロトタイプレーシングカー並に先鋭化した結果、あまりのコスト急騰からメーカーの撤退が相次ぎ、同年限りで選手権は廃止となった。

第2期(2000年 -) 編集

 
2007年シリーズ 第2戦 オッシャースレーベン 2007年4月
 
2008年シリーズ 第1戦 ホッケンハイムリンク 2008年4月

第1期の休止から3年後の2000年、新たにDeutsche Tourenwagen Masters(DTM)として、DTMはメーカー間の協力のもと復活した。過去の行き過ぎた失敗の反省を活かし、第1期のようなワークスチーム同士による過度なコスト高騰競争に陥らないようにレギュレーションを改める一方で、大会を盛り上げるための様々な要素も取り入れられた。

2001年シーズンからそれまでの2レース制を廃止し、予選レース、決勝レース制に変更。独自のシリーズとして発展に努めた。

2005年シーズンにはドイツ国内のほか、ベルギートルコオランダチェコの国外のサーキットも転戦した。新たなルールとしてウェイトハンデ制が導入され、1レース勝利すると勝利した車両のメーカーのそのシーズン内の全車に対して10 kgのウェイトハンデが与えられるようになった。

2006年シーズンはオペルの撤退以外にも、予選方式が昨年までのスーパーポールから、F1に準じたノックアウト方式へと変更された。

2016年シーズンにはメルセデスが撤退。2019年にはアストンマーティンが参戦したものの同年限りで撤退し、2020年シーズンを最後にアウディも撤退を表明した。

2020年11月6日、翌2021年シーズンに向けてグループGT3車両をメインカテゴリーとして導入するほか、グループGT4車両を導入するDTMトロフィー、かつてのレーシングカーで争われるDTMクラシック、eスポーツの要素を取り入れたDTM Eスポーツといった新シリーズの導入が発表されたほか、2023年より電動レーシングカーを導入する予定であることも発表された[1]

2022年12月2日、ドイツ自動車連盟(ADAC)はDTMのブランド権を獲得したことを発表した。これによりDTMは、GTマスターズからGT4ドイツ、TCRドイツまで複数のチャンピオンシップを管轄するADACの傘下に入ることになった[2]。また、これまでDTMの運営会社であったITRは解散が決定した[3]

概要 編集

以下は第2期の概要について述べる。第1期については旧ドイツツーリングカー選手権を参照のこと。

マシン 編集

旧DTMに対し、コスト高騰を防ぐためさまざまな制限やイコールコンディション化がされた。エンジンはレース専用設計のエンジン(2018年までは自然吸気の4L V型8気筒、2019年からは2L 直列4気筒 + ターボ)をシーズン開幕前に刻印された3基のみが利用可能、リストリクター(φ28mm×2個)の装着が義務づけられ出力が制限されている。ギアボックスは事前に承認を受けたヒューランド製かエクストラック製のどちらかのみが使え、駆動輪はリアのみ(4WDは禁止)、ABS・トラクションコントロールなどの電子デバイスの使用も禁止されている。

車体は、2004年から2011年のシーズンでは4ドアに限定。2012年からは大幅に更新され、全参加車輛共通のカーボンモノコックと鋼管フレームで構成したシャシに衝突時に潰れるための要素(crash elements)と各メーカーの市販車のエクステリアを付けた車輛[4]となっており、シリーズ名こそ過去からの継続でツーレンヴァーゲン (ツーリングカー) を名乗るが、実際の車両はシルエットタイプカーである。

タイヤは基本的にワンメイクで、2010年まではダンロップが供給していたが[5]、2011年よりハンコックタイヤに変更になった[6]。その後、DTM(ドイツツーリングカー選手権)は、ハンコックタイヤ(ハンコック)とのタイヤ独占供給契約を2016年[7]、さらに2023年まで延長することを決定している[8]。2019年現在のタイヤは、絶対的なグリップを求めていない仕様となっている[9]

参戦メーカー 編集

2000年のシリーズ発足当初からメルセデス、オペル、アウディというドイツを代表する3メーカーが参戦し(当初はザクスピードが開発したボルボS80をベースに製作されたマシンが参戦予定でテストが進められていたが参戦に至らず[10])、激戦を繰り広げていた(ただし、正確にはアウディのワークス参戦は2004年から。それ以前はプライベーターのチーム・アプトが、TTクーペに無限エンジンを搭載し参戦していた)。2005年よりMGローバーが新たに参戦する予定だったが、シーズン開幕直前に起こった同社の経営破綻により結局参戦を取りやめている。またオペルも2005年限りで撤退し、2006年から2011年までの6年間はメルセデス、アウディの2メーカーによる参戦が続いていた。

2008年にシトロエンは当時WRC(世界ラリー選手権)で黄金時代を築いていたものの、プロモーションへの不満から2009年限りで撤退し、DTMに転戦する考えがあることを公言したが、結局実現しなかった[11]

1994年シーズンを最後にDTMから撤退したかつての雄BMWは、2007年に発表したスポーツカーBMW M3 セダンがDTMのレギュレーションに合致していた事から(2011年シーズンまで参加車両は4ドアセダンに限定されていた)、このM3 セダンを駆ってDTMへ復帰するのではないかと噂されていた。しかし、度々参戦を噂されながらもなかなか参戦に踏み切らないまま、DTMのレギュレーションがGrand-AMSUPER GTと歩調を合わせる方向で変更され、2012年シーズンよりDTMの参加車両が再び2ドアクーペに統一されることになった。これによりBMWはM3 セダンではなくM3 クーペ(レース用車両E92型M3 DTM)を駆って2012年シーズンからDTMに参戦することになった[12]

2012年シーズン以降のDTMは、メルセデス、BMW、アウディ(フォルクスワーゲングループ)といったドイツを代表する自動車メーカーが久方ぶりに揃い踏みした選手権となり、2012年はBMWが復帰初年度にしてドライバー、チーム、マニュファクチャラーの三冠を達成した。

メーカー間の競争の激しさが政治性の強さにも繋がっている。ダニエル・ジュンカデラはメルセデスが予めチャンピオンにする一人を決めておき、残りはデータ取りやサポートに徹している内情を暴露した[13]。またBMWのマーティン・トムチェクも、DTMから離れる理由として「あまりに政治的になりすぎた」ことを述べている[14]

2018年限りでメルセデスが撤退するものの[15]、2019年からスイスのRモータースポーツがアストンマーティン・ヴァンテージで新たにDTMに参戦することになり3メーカー体制が維持された[16]

しかし、そのRモータースポーツが参戦からわずか1年でまさかの撤退[17]。さらに加えて、アウディも2020年限りでの撤退を決定した[18]

参戦車種 編集

 
2012年シリーズ エントリーモデル

メルセデス・ベンツ(2000年~2018年,2021年~)

アウディ(2000年~)

オペル(2000年~2005年)

BMW(2012年~)

アストンマーティン(2019年)

フェラーリ(2021年~)

マクラーレン(2021年)

ポルシェ(2021年~)

ドライバー 編集

ドイツを中心に選手権が行われるためドイツ人ドライバーが多く参加しており、中でもベルント・シュナイダー(2008年限りで引退)は過去4回(第1期も含めると過去5回)シリーズチャンピオンを獲得するなどの圧倒的な強さから「ミスターDTM」の異名を取っていた。また女性ドライバー(バニーナ・イクススージー・ヴォルフの2名)が参加している。

ジャン・アレジ(2002年~2006年)、ハインツ=ハラルド・フレンツェン(2004年~2006年)、ミカ・ハッキネン(2005年~2007年)、ラルフ・シューマッハ(2008年~2012年)、デビッド・クルサード(2010年~2012年)といった元F1ドライバーも、F1引退後に参戦している。ちなみに前述のベルント・シュナイダーも元F1ドライバーである。F1からの転向が多いのに対し、2010年チャンピオンのポール・ディ・レスタや2015年チャンピオンのパスカル・ウェーレインのようにF1にステップアップする者もいる。

日本からは2003年金石勝智がシーズンフル参戦を果たしたが、マシンがメルセデスの前年型だったこともあり成績は振るわなかった。

計画された北米戦 編集

第1期DTMが国際シリーズ化とそれに伴う参戦コスト高騰などによりシリーズ消滅に至ったという経緯から、従来第2期DTMは一応国際シリーズではあるもののあくまで「ドイツがメインの国際選手権」という独自のスタンスを保持してきたが、2010年代に入り主催者側ではこのスタンスを崩すような新たな施策をいくつも発表している。

まず2010年10月には、2012年から北米大陸でNASCAR及びグランダム・シリーズの主催者と共同でDTMのレギュレーションを使用したシリーズを開催すると発表した[19]。同レースは基本的にNASCARやグランダム・シリーズのサポートレースとして開催される予定とされた。その後も2015年のシリーズ発足を目指していたが[20]、実際にはシリーズ発足には至らなかった。

SUPER GTとの規定統一 編集

日本のSUPER GTを主催するGTアソシエイション(GTA)と技術規定の統一に向けた話し合いを行い、2012年10月16日に2014年からSUPER GT・GT500クラスの技術規定を2012年のDTMの車両規定と基本的に同一の物にすることで契約を締結したことが発表された[21]。これにより共通のモノコックやパーツを使用することでコストダウンが図れるようになるほか、両シリーズへの日本・ドイツの各メーカーの参戦が可能となり、将来的には両シリーズの交流戦も可能となる。当面エンジン(DTMは4LのV8NAなのに対し、2014年以降のSUPER GTは2L直4ターボ)、タイヤ(DTMはワンメイクだがSUPER GTはマルチメイク)など、一部規定が異なる部分も残されるが、2017年に規定を「クラス1」の名で完全統合する予定とした[22][23]

2019年シーズンよりDTMもエンジンをSUPER GTと同一の2L直4ターボとすることを正式に発表し、2017年10月13日・14日のDTMドイツツーリングカー選手権最終戦ホッケンハイムではGT500車両が、同年11月11日・12日のSUPER GT最終戦もてぎではDTM車両がデモ走行を行った。

2019年10月6日、公式戦でもあるDTM最終戦ホッケンハイムリンクに、GT500の3メーカーのテスト車両がDTMのレースへの参戦を果たした。

同年の11月23日・24日に富士スピードウェイで、GT500車両15台とDTM車両7台の計22台によって交流戦が行われた。こちらはあくまでもジョイントイベントなのでDTM及び、SUPER GTのランキング争いには関係ない。

しかし2019年〜2020年にかけてDTMのマニュファクチャラー離脱が相次ぎGT3規定へと移行したため、クラス1規定の知的財産権はSUPER GTへ譲渡され、クラス1の名称は廃止される[24]。このため統一戦は、2019年のみに留まっている。

チャンピオン 編集

シーズン シリーズ名 チャンピオン 2位 3位 マニュファクチャラーズタイトル
1984-
1996
Deutsche Tourenwagen
Meisterschaft/
International Touring Car
Championship
旧ドイツツーリングカー選手権を参照
1997-
1999
開催されず
2000 Deutsche Tourenwagen Masters   ベルント・シュナイダー   マヌエル・ロイター   クラウス・ルドヴィック   オペル
2001 Deutsche Tourenwagen Masters   ベルント・シュナイダー   ウーヴェ・アルツェン   ピーター・ダンブレック   メルセデス・ベンツ
2002 Deutsche Tourenwagen Masters   ローレン・アイエロ   ベルント・シュナイダー   マティアス・エクストローム   アウディ
2003 Deutsche Tourenwagen Masters   ベルント・シュナイダー   クリスチャン・アルバース   マルセル・フェスラー   メルセデス・ベンツ
2004 Deutsche Tourenwagen Masters   マティアス・エクストローム   ゲイリー・パフェット   クリスチャン・アルバース   アウディ
2005 Deutsche Tourenwagen Masters   ゲイリー・パフェット   マティアス・エクストローム   トム・クリステンセン   メルセデス・ベンツ
2006 Deutsche Tourenwagen Masters   ベルント・シュナイダー   ブルーノ・スペングラー   トム・クリステンセン   メルセデス・ベンツ
2007 Deutsche Tourenwagen Masters   マティアス・エクストローム   ブルーノ・スペングラー   マーティン・トムチェク   アウディ
2008 Deutsche Tourenwagen Masters   ティモ・シャイダー   ポール・ディ・レスタ   マティアス・エクストローム   アウディ
2009 Deutsche Tourenwagen Masters   ティモ・シャイダー   ゲイリー・パフェット   ポール・ディ・レスタ   メルセデス・ベンツ
2010 Deutsche Tourenwagen Masters   ポール・ディ・レスタ   ゲイリー・パフェット   ブルーノ・スペングラー   メルセデス・ベンツ
2011 Deutsche Tourenwagen Masters   マーティン・トムチェク   マティアス・エクストローム   ブルーノ・スペングラー   アウディ
2012 Deutsche Tourenwagen Masters   ブルーノ・スペングラー   ゲイリー・パフェット   ジェイミー・グリーン   BMW
2013 Deutsche Tourenwagen Masters   マイク・ロッケンフェラー   アウグスト・ファルフス   ブルーノ・スペングラー   BMW
2014 Deutsche Tourenwagen Masters   マルコ・ヴィットマン   マティアス・エクストローム   マイク・ロッケンフェラー   アウディ
2015 Deutsche Tourenwagen Masters   パスカル・ウェーレイン   ジェイミー・グリーン   マティアス・エクストローム   BMW
2016 Deutsche Tourenwagen Masters   マルコ・ヴィットマン   エドアルド・モルタラ   ジェイミー・グリーン   アウディ
2017 Deutsche Tourenwagen Masters   レネ・ラスト   マティアス・エクストローム   ジェイミー・グリーン   アウディ
2018 Deutsche Tourenwagen Masters   ゲイリー・パフェット   レネ・ラスト   ポール・ディ・レスタ   メルセデス・ベンツ
2019 Deutsche Tourenwagen Masters   レネ・ラスト   ニコ・ミュラー   マルコ・ヴィットマン   アウディ
2020 Deutsche Tourenwagen Masters   レネ・ラスト   ニコ・ミュラー   ロビン・フラインス   アウディ
2021 Deutsche Tourenwagen Masters   マクシミリアン・ゲッツ   リアム・ローソン   ケルヴィン・ヴァン・デル・リンデ   メルセデス・ベンツ
2022 Deutsche Tourenwagen Masters   シェルドン・ヴァン・デル・リンデ英語版   ルーカス・アウアー   レネ・ラスト   アウディ
2023 Deutsche Tourenwagen Masters   トーマス・プレイニング英語版   ミルコ・ボルトロッティ   リカルド・フェラー英語版   ポルシェ

主なシリーズ参戦ドライバー 編集

ドライバー 参戦年 主な成績 F1参戦歴
  ジョニー・チェコット 2002 2002年22位 1983-1984(セオドールトールマン
  ステファノ・モデナ 2000 2000年15位 1987-1992(ブラバムユーロブルンティレルジョーダン
  ベルント・シュナイダー 2000-2008 2000年チャンピオン、2001年チャンピオン、2002年2位、2003年チャンピオン、2004年6位、2005年4位、2006年チャンピオン、2007年6位、2008年6位 1988-1990(ザクスピードアロウズ
  ヨアヒム・ヴィンケルホック 2000-2003 2000年5位、2001年16位、2002年13位、2003年15位 1989(AGS
  ジャン・アレジ 2002-2006 2002年5位、2003年5位、2004年7位、2005年7位、2006年9位 1989-2001(ティレル、フェラーリベネトンザウバープロスト、ジョーダン)
  エマニュエル・ピロ 2004 2004年11位 1989-1991(ベネトン、スクーデリア・イタリア
  J.J.レート 2002 2002年21位 1989-1994(オニクス、スクーデリア・イタリア、ザウバー、ベネトン)
  ミカ・ハッキネン 2005-2007 2005年5位、2006年6位、2007年8位 1991-2001(ロータスマクラーレン
  アレッサンドロ・ザナルディ 2018 2018年NC 1991-1994, 1999(ジョーダン、ミナルディ、ロータス、ウィリアムズ
  カール・ヴェンドリンガー 2002-2003 2002年14位、2003年16位 1991-1995(レイトンハウスマーチ、ザウバー)
  ペドロ・ラミー 2000-2001 2000年13位、2001年17位 1993-1996(ロータス、ミナルディ)
  ハインツ=ハラルド・フレンツェン 2004-2006 2004年14位、2005年8位、2006年7位、 1994-1996(ザウバー、ウィリアムズ、ジョーダン、プロスト、アロウズ)
  デビッド・クルサード 2010-2012 2010年16位、2011年16位、2012年15位 1994-2008(ウィリアムズ、マクラーレン、レッドブル
  ラルフ・シューマッハ 2008-2012 2008年14位、2009年11位、2010年14位、2011年8位、2012年17位 1997-2007(ジョーダン、ウィリアムズ、トヨタ
  ジェンソン・バトン 2019 2019年NC 2000-2017(ウィリアムズ、ベネトン、ルノーBARホンダブラウン、マクラーレン)
  アラン・マクニッシュ 2005 2005年10位 2002(トヨタ)
  ニコラス・キエーサ 2006 2006年23位 2003(ミナルディ)
  クリスチャン・クリエン 2021 2021年NC 2004-2006, 2010(ジャガー、レッドブル、HRT
  ティモ・グロック 2013-2021 2013年9位、2014年16位、2015年15位、2016年10位、2017年7位、2018年5位、2019年12位、2020年4位、2021年17位 2004, 2008-2012(ジョーダン、トヨタ、ヴァージンマルシャ
  クリスチャン・アルバース 2001-2004, 2008 2001年14位、2002年12位、2003年2位、2004年3位、2008年17位 2005-2007(ミナルディ、ミッドランドスパイカー
  ロバート・クビサ 2020 2020年15位 2006-2010, 2019, 2021(BMWザウバー、ルノー、ウィリアムズ、アルファロメオ
  マルクス・ヴィンケルホック 2004, 2007-2010, 2021 2004年19位、2007年19位、2008年11位、2009年10位、2010年12位、2021年23位 2007(スパイカー)
  ヴィタリー・ペトロフ 2014 2014年23位 2010-2012(ルノー、ケータハム
  ルーカス・ディ・グラッシ 2021 2021年NC 2010(ヴァージン)
  ポール・ディ・レスタ 2007-2010, 2014-2019 2007年5位、2008年2位、2009年3位、2010年チャンピオン、2014年15位、2015年8位、2016年5位、2017年11位、2018年3位、2019年16位 2011-2013, 2017(フォース・インディア、ウィリアムズ)
  ロベルト・メリ 2012-2013 2012年NC、2013年15位 2015(マルシャ)
  パスカル・ウェーレイン 2013-2015, 2018 2013年22位、2014年8位、2015年チャンピオン、2018年8位 2016-2017(マノー、ザウバー)
  エステバン・オコン 2016 2016年26位 2016-2018, 2020-(マノー、フォース・インディア、ルノー、アルピーヌ
  アントニオ・ジョヴィナッツィ 2015 2015年25位 2017, 2019-2021(ザウバー、アルファロメオ)
  アレクサンダー・アルボン 2021 2021年6位 2019-2020, 2022-(トロ・ロッソ、レッドブル、ウィリアムズ)
  ピエトロ・フィッティパルディ 2019 2019年15位 2020(ハース
  ジャック・エイトケン 2023- 2023年14位 2020(ウィリアムズ)
  リアム・ローソン 2021 2021年2位 2023(アルファタウリ

その他 編集

脚注 編集

  1. ^ DTM、2023年の電動レーシングカー導入を目指しデモカーをお披露目”. autosport web (2020年11月6日). 2020年11月7日閲覧。
  2. ^ DTM、ADAC傘下での存続が決定「彼らには必要なノウハウがある」とゲルハルト・ベルガー”. autosport. 2022年12月3日閲覧。
  3. ^ DTMを運営するITRの解散が正式決定。シリーズの今後についてはADACとの交渉を継続”. autosport. 2022年12月1日閲覧。
  4. ^ http://www.fourtitude.com/news/publish/Motorsport_News/article_7604.shtml
  5. ^ DTM、今季限りでダンロップタイヤとの契約を終える - オートスポーツ・2010年11月20日
  6. ^ ドイツDTMにワンメイクタイヤ供給決定! - ハンコックタイヤ・2011年2月28日
  7. ^ ハンコック、DTMへのタイヤ供給契約を2016年まで延長
  8. ^ ハンコック、2023年まで「DTM」へのタイヤ供給契約を延長”. 自動車春秋社 (2019年7月11日). 2019年12月29日閲覧。
  9. ^ レーシングドライバー木下隆之のクルマ連載コラム”. トヨタ自動車 (2019年12月11日). 2019年12月29日閲覧。
  10. ^ 『Racing On』No.321 ニューズ出版、2000年、p.13。
  11. ^ Citroën confirme son intérêt pour le DTM
  12. ^ BMW M3に DTMレーサー…第1号車を公開 - response.jp・2012年2月3日
  13. ^ 金丸悠ヨーロッパ悠々レーシングライフ第6回Part2
  14. ^ [1]
  15. ^ DTMに衝撃! メルセデスが2018年限りでの活動終了を正式発表。FEにスイッチ - オートスポーツ・2017年7月25日
  16. ^ DTM:Rモータースポーツが2019年からアストンマーチンでの参戦を正式表明 - オートスポーツ・2018年10月12日
  17. ^ DTMにまたも衝撃! アストンマーティン使用のRモータースポーツが1年でのDTM活動終了を発表 - オートスポーツ・2020年1月24日
  18. ^ どうなるDTM!? アウディが2020年限りのDTMドイツ・ツーリングカー選手権の活動終了を発表 - オートスポーツ・2020年4月28日
  19. ^ DTM、グランダム&NASCARと協力し北米DTM開催を正式発表 - as-web.jp・2010年10月17日
  20. ^ DTM、グランダムと合意。北米でDTMレース開催へ - オートスポーツ・2013年3月27日
  21. ^ スーパーGT、DTMとの車両規則統一に向け契約締結、AUTO SPORTS、2012年10月16日
  22. ^ SGT、DTM、北米DTM、17年に規則完全統合へ - オートスポーツ・2013年7月13日
  23. ^ 第3回ステアリングコミッティ:日米欧の新規定名「Class1」合意。DTMも直4ターボに - SUPER GT 公式サイト・2014年9月30日
  24. ^ SUPER GT坂東代表会見、クラス1の知的財産権はGTAに譲渡されクラス1の名称廃止 Yahoo! JapanのスポナビアプリにSUPER GTタブ登場”. (株)インプレス. 2021年4月11日閲覧。
  25. ^ DTMのグリッドガールは今後も継続。今季は露出減のコスチュームか”. AUTO SPORT (2018年3月16日). 2018年3月17日閲覧。

関連項目 編集

外部リンク 編集