ドナルド・E・ブラウンDonald E. Brown)はアメリカ合衆国人類学者カリフォルニア大学サンタバーバラ校名誉教授。人間性の普遍性に関する理論的な著作で知られる。

ドナルド・E・ブラウン
国籍 アメリカ合衆国
研究分野 人類学
研究機関 カリフォルニア大学
主な業績 ヒューマン・ユニバーサル
プロジェクト:人物伝
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著書『ヒューマン・ユニバーサルズ』では、人間の普遍性、ヒューマン・ユニバーサルと言う概念は全ての文化で観察され「例外が知られていない文化的、社会的、言語的、行動的そして精神的な特質によって構成されている」と述べている。これはスティーブン・ピンカーの『人間の本性を考える』で詳細に引用され、付録では数百の普遍性のリストからいくつかが掲載されている。ブラウンは強い環境/文化決定論者として人類学の道を歩み始め、人類の普遍的な性質を認識するに従ってタブラ・ラサの批判者に転じた。

著書 編集

『ヒューマン・ユニヴァーサルズ―文化相対主義から普遍性の認識へ』鈴木光太郎中村潔訳(新曜社、2002年)

レビュー 編集

記事 編集

各種事典の項目 編集

  • 'Human Universals'. In Robert A. Wilson and Frank C. Keil (eds). The MIT Encyclopedia of the Cognitive Sciences. Cambridge, Massachusetts: MIT Press, 1999.

脚注 編集

外部リンク 編集