ドメン・プレヴツ(Domen Prevc、1999年6月4日 - )はスロベニアスキージャンプ選手である。兄のペテル・プレヴツツェネ・プレヴツもスキージャンプ選手。1990年代の葛西紀明に勝るとも劣らない、時に顔がスキーよりも前に来る深い前傾姿勢が特徴的である。

ドメン・プレヴツ
基本情報
フルネーム Domen Prevc
誕生日 (1999-06-04) 1999年6月4日(24歳)
出身地 スロベニアの旗 スロベニア
クラーニ
選手情報
クラブ SK Triglav Kranj
使用メーカー スラットナー
最高記録 245.5 mヴィケルスン 2019年)
ワールドカップ
シーズン 2015年 -
優勝回数 5
他の表彰台 5
表彰台獲得数 10回
獲得メダル
ノルディックスキージュニア世界選手権
2016 ルシュノブ 混合団体
2016 ルシュノヴ 個人
スキーフライング世界選手権
2018 オーベルストドルフ 団体
2022 ヴィケルスン 団体
最終更新日:2022年4月1日
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経歴 編集

2015/16シーズンはサマーコンチネンタルカップ最終戦で優勝し、16歳でワールドカップ開幕戦のクリンゲンタール大会(  ドイツ)でデビューし8位でポイントを獲得し、エンゲルベルク大会(  スイス)1日目で2位、札幌大会(  日本)1日目で2位と、2度表彰台に登り、総合14位で終えた。ジュニア世界選手権ルシュノヴ大会(  ルーマニア)では個人銀メダル、混合団体金メダルのメンバーとなった。

2016/17シーズンには、ワールドカップ開幕戦のルカ大会(  フィンランド)で出場19試合目にして初優勝を果たした[1]。この年は4勝し、2位1回、3位1回で総合6位となった。世界選手権ラハティ大会  フィンランド)は個人ノーマルヒル34位で終えた。

2017/18シーズンはワールドカップに不定期で参戦し、ヴィケルスン大会(  ノルウェー)の4位が最高で、総合33位であった。スキーフライング世界選手権オーベルストドルフ大会(  ドイツ)は個人21位、団体2位のメンバーとなった。

2018/19シーズンは、シーズン終盤のヴィケルスン大会(  ノルウェー)で優勝、プラニツァ大会(  スロベニア)で2位に入り、フライングヒルでの強さを見せた。総合13位で終えた。

2019/20シーズンは最高4位、総合19位で終えた。

2020/21シーズンは序盤に行われたフライング世界選手権プラニツァ大会(  スロベニア)では個人21位、団体4位となり、終盤に行われた世界選手権オーベルストドルフ大会  ドイツ)では男子団体5位のメンバーとなった。ワールドカップ最終戦プラニツァ大会では3戦とも1桁順位であったが、ワールドカップ総合では22位で終えた。

2021/22シーズンはワールドカップ序盤が不調でポイントが取れず、コンチネンタルカップに回ったがそこで2勝するなどし、後半はワールドカップに復帰し総合44位で終えた。フライング世界選手権ヴィケルスン大会(  ノルウェー)では個人6位で、団体金メダルに貢献した。

主な競技成績 編集

世界選手権 編集

フライング世界選手権 編集

ジュニア世界選手権 編集

  • 2015年アルマトイ大会(  カザフスタン
    • 男子団体 5位
  • 2016年ルシュノフ大会(  ルーマニア
    • 男子個人  2位
    • 男子団体 5位
    • 混合団体  1位
  • 2018年カンデルシュテーク大会(  スイス
    • 男子個人 10位
    • 男子団体 4位
    • 混合団体 5位

ワールドカップ 編集

  • 通算 優勝5回、2位4回、3位1回 (2021/22シーズンまで)
シーズン 順位 ポイント
2015/16 14. 486
2016/17 6. 963
2017/18 33. 81
2018/19 13. 542
2019/20 19. 361
2020/21 22. 241
2021/22 44. 60

サマーグランプリ 編集

  • 最高順位17位 (2019シーズンまで)
シーズン 順位 ポイント
2016 . 0
2018 62. 15
2019 53. 20

コンチネンタルカップ 編集

  • 通算 優勝5回、2位4回、3位1回 (2021/22シーズンまで)
シーズン 順位 ポイント
2014/15 119. 32
2015/16 44. 241
2016/17 40. 266
2017/18 176. 52
2018/19 110. 31
2019/20 207. 38
2021/22 9. 611

脚注 編集

外部リンク 編集