ドリフ大爆笑
『ドリフ大爆笑』(ドリフだいばくしょう、2003年まではタイトル末尾に西暦の下2桁が入る)は、フジテレビ系列の日本のお笑いバラエティ番組のひとつ。 新作については、フジテレビ系列で1977年から1998年まで放送された[1]。新作の放送終了後も総集編等の特番が放送されている。
ドリフ大爆笑 | |
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ジャンル |
お笑い番組 バラエティ番組 |
演出 |
森正行 川口誠 戸上浩 |
出演者 |
ザ・ドリフターズ(いかりや長介・高木ブー・仲本工事・加藤茶・志村けん) ほか |
オープニング |
「ドリフ大爆笑のテーマ」 (ザ・ドリフターズ) |
エンディング |
「さよならするのはつらいけど」 (ザ・ドリフターズ) |
製作 | |
プロデューサー | 井澤健 |
制作 |
フジテレビ (送出) 渡辺プロダクション (企画制作) イザワオフィス (企画制作) |
放送 | |
音声形式 | モノラル放送 (2004年4月はステレオ放送) |
放送国・地域 | ![]() |
放送期間 | 1977年2月8日 - 1998年4月16日(レギュラー放送) |
放送時間 | 火曜日 20:00 - 21:24 火曜日 19:30 - 20:54 木曜日 19:00 - 20:54 |
放送枠 | 火曜ワイドスペシャル→強力!木スペ120分 |
放送分 | 84分 |
第1期 | |
放送期間 | 1977年2月8日 - 1981年9月8日 |
放送時間 | 火曜日 20:00 - 21:24 |
放送枠 | 火曜ワイドスペシャル |
放送分 | 84分 |
第2期 | |
放送期間 | 1981年10月13日 - 1997年9月 |
放送時間 | 火曜日 19:30 - 20:54 |
放送枠 | 火曜ワイドスペシャル |
放送分 | 84分 |
第3期 | |
放送期間 | 1997年11月20日 - 1998年4月16日 |
放送時間 | 木曜日 19:00 - 20:54 |
放送枠 | 強力!木スペ120分 |
放送分 | 114分 |
回数 | 2 |
ドリフに大挑戦スペシャル | |
放送期間 | 2021年9月26日 2022年5月8日 |
放送時間 | 日曜日 19:00 - 21:54 |
放送枠 | 日バラ8(#1) |
放送分 | 174分 |
回数 | 1 |
本稿では、本番組の続編的番組である『ドリフに大挑戦スペシャル』についても記述する。
概要編集
渡辺プロダクション→イザワオフィスが制作し、フジテレビ系列にて放送[2]。1977年2月8日から1998年4月16日まで『火曜ワイドスペシャル』→『強力!木スペ120分』で原則として月1回ペースでレギュラー放送されたが、1998年4月16日に新作コントを制作されたのを最後に、同年5月以降は総集編としての不定期放送に移行された。
『8時だョ!全員集合』(TBSテレビ)と並ぶザ・ドリフターズを代表するバラエティ番組のひとつであり、冠番組である。
番組の制作はイザワオフィスが行っているが、実際の番組制作を行っているのは志村けんが単独でメイン出演の『志村けんのバカ殿様』や『志村けんのだいじょうぶだぁ』と同様にフジテレビ及び外部の制作プロダクションのスタッフが行っている。イザワオフィスには制作機能はなく、主に製作及び著作権管理業務などを担っている。
1998年4月を最後に新作については放送されていない[3]が、CS放送のファミリー劇場(当該節参照)や、BS放送のBSフジ[4](当該節参照)で再放送されている。また、地上波フジテレビ系列でも時折スペシャル番組として総集編が放送されている。
番組の流れ編集
番組には各回ごとにテーマが設定されており、そのテーマに沿ったコントと各回4〜5組程度のゲストの歌を交互に放送していく構成であった(後期はゲストの歌が削減され、中にはコントのみの放送でゲストの歌が全く無い回もあった)。
オープニング(後述)の後、いかりやが全体の進行役として単独で登場してその月のテーマを紹介し[5]、コントを数本流した後にゲストの歌を入れ、その後CMに入り、明けていかりやのその回のテーマに関する解説を流した後に、コント→歌というのが一般的な構成。後半のコントでは「もしもシリーズ」「雷様」「ばか兄弟」がメイン。そして最後にエンディングが流れて終了となる。
毎年年末は「年末特別総集編」として、その年のコントの中から傑作を選んで放送する趣向になっていた。また1982年以降、学校の夏休み時期には「夏休みプレゼント傑作集」と題した総集編を組んでいた他、それ以外の月に総集編を放送した年もある。総集編ではいかりやの進行がない場合もあり、特に1977年12月13日に放送された番組初の総集編では当時ドリフターズが所属していた渡辺プロダクションの後輩であるキャンディーズが進行を務めた。また、総集編の回では基本的にゲストの歌は入らないが、前述の初の総集編の際にはキャンディーズの曲が幾つか放送されている。1980年12月23日に放送された「ドリフ大爆笑'80 総決算」はこの番組の最高視聴率である40.4%を記録した。
出演者編集
レギュラー編集
ザ・ドリフターズ (×は故人)
- いかりや長介×
- 高木ブー
- 仲本工事
- 加藤茶
- 志村けん×
- 「見習い」だったすわしんじ(現・すわ親治)がピンポイント出演した回もある。なお、すわがコントに出た際に、しばしばメンバー等の他のエキストラから「ちかはる」と本名で呼ばれている。元メンバーの荒井注も2度ゲスト出演している。
ゲスト編集
メインゲスト
- 当時の女性アイドル歌手が多かった。由紀さおりはレギュラー格として1970年代末 - 1980年代前半までほぼ毎回登場し、以後も断続的に出演した。中原理恵も70年末- 1980年代前半までコントでメインの役柄で出演、石川秀美も1980年代中期 - 1990年まで、渡辺美奈代(1990・1991は皆勤)、松本伊代も1980年代後半から1993年までそれぞれレギュラー格として出演した。
- 初期は有名コメディアンも1 - 2名ゲスト出演しており、ドリフメンバー同様に、主役あるいはオチを任されるコントもあった。伊東四朗や小松政夫は1980年まで出演。
(×は故人)
- 荒井注×(元・ドリフメンバー。1974年3月末脱退)
- 由紀さおり(ゲストとして最多出演、1980年は皆勤)
- 伊東四朗
- 小松政夫×
- 玉川良一×
- 西川ひかる
- 左とん平×
- 由利徹×
- 東八郎×
- 谷啓×
- 春日三球・照代(「鉄道」がテーマの時に漫才を披露。※注 春日照代は×)
- 沢田研二
- 小林幸子
- 小柳ルミ子
- 太田裕美
- テレサ・テン×
- せんだみつお
- 前川清(内山田洋とクール・ファイブもコントに出演(※内山田洋は×))
- すわ親治
- 梓みちよ×
- 千昌夫
- 中尾ミエ
- 高田みづえ
- 榊原郁恵
- 水前寺清子
- 研ナオコ
- 桜田淳子
- 和田アキ子
- 角川博
- 石川さゆり
- キャンディーズ(※注 スーちゃん(田中好子)は×)
- ザ・リリーズ
- ピンク・レディー
- ビューティ・ペア(※注 ジャッキー佐藤は×)
- 小林旭
- 五月みどり
- 内田あかり
- 湯原昌幸
- 新沼謙治
- 森昌子
- 橋幸夫
- 布施明
- 細川たかし
- 今陽子
- 黛ジュン
- 西川峰子
- ありま双兵
- アグネス・ラム
- 山下敬二郎×(1977年、「ブーム」の回でロカビリーブームのコントに出演)
- 児島美ゆき
- エバ
- 岡田奈々
- 朝田のぼる
- 香坂みゆき
- 内藤やす子
- 大場久美子
- 高見知佳
- 石野真子
- 岩崎良美
- 河合夕子
- 浜田朱里
- 中原理恵
- 柏原芳恵
- 河合奈保子
- 秋ひとみ
- 松田聖子
- 山川豊
- 竹本孝之
- 中島はるみ
- 倉田まり子
- 水越けいこ
- 石川ひとみ
- 小泉今日子
- 松本伊代
- 松本明子
- 堀ちえみ
- 石川秀美
- 大沢逸美
- 北原由紀
- 松居直美
- 尾形大作
- 早見優
- 少女隊
- 本田美奈子×
- 長山洋子
- 酒井法子
- 統乃さゆみ
- 麻生祐未
- 芳本美代子
- 井森美幸
- 奥村チヨ
- フローレンス芳賀
- 岡江久美子×
- 松本典子
- 相楽晴子
- 森口博子
- 森尾由美
- 志村香
- 森恵
- 渡辺美奈代
- 西村知美
- 西田ひかる
- 本田理沙
- 相川恵里
- 生稲晃子
- 川上麻衣子
- 武山あきよ
- たかだみゆき
- 立花理佐
- 田村英里子
- 島崎和歌子
- マルシア
- かとうれいこ
- ribbon
- 飯島直子
- 中江有里
- 中村綾
- 藤あや子
- Melody
- C.C.ガールズ(藤森夕子・青田典子・藤原理恵・原田徳子・本杉美香・森洋子)
- CoCo(三浦理恵子・大野幹代・羽田恵理香・宮前真樹)
- 石野陽子
- 工藤静香
- 中村あずさ
- 佐々木信也(1981年、プロ野球ニュース風天気予報のコントに本人役で出演)
- コントび〜ランチ
- コロッケ(2回ほど出演)
- 渡辺正行
- 熊倉一雄×(1986年、「アリとキリギリス」のコントにナレーション役で出演)
- 芥川隆行×(1981年、「討ち入りの日」のコントのナレーション役で出演)
- 柴田秀勝(吹き替えの出演)
- 増山江威子(1995年、「刀の手入れ」と「ハイテクハウス」のコントに吹き替え役で出演)
- 陣内誠(当時のフジテレビアナウンサー)
- 山中秀樹(元フジテレビアナウンサー、現:フリーアナウンサー)(ナレーション、コント内の臨時ニュースアナウンサー役)
- 露木茂(元フジテレビアナウンサー、現:フリーアナウンサー)(1987年、「七人の侍」のコントにナレーション役で出演)
- 牧原俊幸(元フジテレビアナウンサー、現:フリーアナウンサー)(人に歴史あり・高木ブー編のナレーション)
- 大林典子(元フジテレビアナウンサー)(コント内のニュースキャスター役)
- 志生野温夫
- 池谷幸雄
- 城之内早苗
- 高橋由美子
- 飯島愛×
- 香田晋
- 矢部美穂
- 山田まりや
- さとう珠緒
- 久本雅美
- 斉藤慶子
- 可愛かずみ×
- 藤本あき
- 堀江しのぶ×
- 川越美和×
- 中條かな子
- 佐伯伽耶
など
エキストラ
- 悪役商会
- 南雲佑介
- 岡田正典(もしものコーナーなどにてやくざ役で出演)
- 丹古母鬼馬二(電車内で絡むチンピラ役などで出演)
- ストロング小林×(カツラをかぶって志村、加藤がはずみで取ってしまう役柄で2回とも出演。)
- 大前均×
- ピーピングトム
- 井上京子
- 渡辺智子(コントのプロレスシーンにて出演)
- アレクサンダー大塚(コントのプロレスシーンにて出演)
- くじら
- 山崎方也
- 坂井寿美江
- 井上貴子
- TIM
- 矢吹まりな
- 山崎智弘
- 若駒(殺陣)
- 俳協
- 劇団ひまわり
- 稲川素子事務所
など
ドリフ大爆笑に出演した専門家
- 山中クリニックの医師・山中先生(1977年、「健康」、アドバイス)
コントに出演しなかったが歌のコーナーに出演したゲスト
- 高岡健二(現・建治)
- 渡真介
- 近藤真彦
- BORO
- 桑江知子
- 渋谷哲平
- ポップコーン
- トライアングル
- おかわりシスターズ
- 伊藤智恵理
- BRAND NEW MONKEYS(1995年当時、加藤がラップに挑戦した際に彼らと組んだユニット、Cha!K.A.T.O.with BRAND NEW MONKEYSとして出演)
雷様のコントに出演したスペシャルゲスト
- 谷村新司
- デーモン小暮
- 松崎しげる
- 森公美子
- 尾崎紀世彦×
- デューク・エイセス(※注 出演当時のメンバー飯野知彦と、吉田一彦は×)
- マイク真木
- 野口五郎
- 五木ひろし
- 田原俊彦
- 堀内孝雄
- 瀬川瑛子
- 安田祥子(由紀さおりと一緒に出演して歌を歌った)
少年少女合唱隊のゲスト
- サーカス
- 加瀬邦彦×とザ・ワイルドワンズ(※注 渡辺茂樹は×)
- 白鳥英美子
- ゴスペラーズ
- 斉藤ノヴ
- 神崎ゆう子
- 岸千恵子×
- 森公美子
- ネーネーズ
- HIROSHI
- ブラザー・コーン
- GAKU-MC
- DJ FUMIYA
- 近藤サト(出演当時・フジテレビアナウンサー)
総集編時のスタジオの司会・進行
- 愛川欽也×(1993年春)
- 小島奈津子(1993年春、当時・フジテレビアナウンサー)
- 福井謙二(1995年春、当時・フジテレビアナウンサー)
- 西山喜久恵(1999年、フジテレビアナウンサー)
- 中野美奈子(2009年、当時・フジテレビアナウンサー)
総集編時のリポーター
総集編時のナレーター
オープニング・エンディング編集
初期のオープニングテーマは、「夜だ8時だ ドリフの時間」という歌詞で始まる軍歌『月月火水木金金』の替え歌であった。1978年1月31日の放送分から、後に続く「ド・ド・ドリフの大爆笑」の歌詞で始まる『隣組』の替え歌となった[7]。なお、『隣組』の替え歌が作られた時は既に原曲作詞の著作権は消滅していた[8]。
ドリフのアルバム『軍歌だョ!全員集合』に『月月火水木金金』は収録されているが、テーマソング自体は2017年現在音源化されていない。
エンディングテーマ『さよならするのはつらいけど』は、『8時だョ!全員集合』のエンディングテーマ『ドリフのビバノン音頭』と同じくデューク・エイセスの楽曲でドリフもカバーした『いい湯だな』の替え歌である(全員集合とは歌詞が異なる)。ごくまれに歌詞が2フレーズ続く回もあった。77年の番組開始当初は一部を『8時だョ』と同じ振り付けで踊っていた。その後は音楽に合わせ手拍子を打ったり軽く揺れる程度になったが、03年の新収録では振り付けが復活している。
クレジット映像編集
ポンポンを持って、Tシャツ、またはレオタードを着飾ったスクールメイツ(1977年、1979年、1980年は男性も含まれていた)がバックで踊る中、濃紺のスーツ[9] を着た5人もダンスを披露する[10]。オープニングでは間奏の間にその回に流される全コントの予告が流れ(1979年には3番演奏中に流したこともある)、コント内でも多用される「中年女性の笑い声」(年末最後の放送では笑い声が無かったり、代わりにいかりやの挨拶が入っていた)が入る[11]。
エンディングでいかりやが「次の回も一生懸命頑張ります。ごきげんよう!」(このセリフは収録年によって若干の異なり[12] がある)というセリフで締めくくられていた[13]。毎年12月に放送される年末スペシャルでは、エンディングをワンフレーズ放送後にスタジオからいかりやが1年を振り返り、最後にスタジオからその場で「よいお年を」と言ったあとエンディングの最後のシーンに映像が変わって終わったため、いかりやの挨拶がない場合があった。1980年の総集編では、通常の『さよならするのはつらいけど』に代わって「ドリフの早口ことば」の音楽を流した。
番組初期はスタッフ紹介のクレジットの字幕は放送時に付加されたため、アーカイブ映像には残されていない場合があった。
オープニング・エンディングタイトル遍歴編集
代 | 初回放送 | チアガールの衣装 | ポンポンの色 | OP音楽 | ED音楽 | 備考 |
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初代 | 1977年2月8日 | 英文で「School Mates」と書かれたTシャツ | 両手とも服の色に合わせる 赤の人=赤、白の人=白 |
月月火水木金金 | いい湯だな(アレンジ1) | EDは第5回までコントの現場で収録していたが、第6回からOP同様ステージセットでの収録に固定され、スクールメイツとは共演せずドリフの5人のみで歌う。「ハービバノンノン」の合いの手は加藤がその場で歌っていた(後の版ではスタジオ収録)。また、第3回からEDは手拍子が入る。 |
2代目 | 1978年1月31日 | 右手=赤、左手=白 | 隣組(アレンジ1) | 『月月火水木金金』から『隣組』の替え歌に変更。 OPのみステージセットも一新された(以降、曲アレンジ変更ごとにセットも変更されるようになる)。 EDは77年のものを引き続き使用。 | ||
3代目 | 1979年1月30日 | 両手とも赤 | 隣組(アレンジ1a) | OPは曲のアレンジは2代目と同じだが、新たにイントロが追加。EDは撮り直したが曲は初代と同じ[14]。 ステージセットを一新、OP・ED両方で使用。 | ||
4代目 | 1980年2月5日 | 隣組(アレンジ1b) | OPは曲のアレンジは2代目と同じだが、2番と3番の中間部分にエレキギターの音が追加。 OP映像は別ヴァージョンが存在する[15]。EDでもチアガールが登場する(曲は同じ)。 この年のステージセットには「80」が装飾された。 | |||
5代目 | 1981年1月27日 | 赤・黄色・青のレオタード | 服の色により異なる 赤の人=OP/ED 両手ともに赤 黄色の人=OP 右手に赤・左手に白、ED 両手に白 青の人=OP 両手ともに白 |
隣組(アレンジ2) | いい湯だな(アレンジ2) | 曲はOP・EDともにアレンジ変更。 OP=1番は赤チームのみだが、3番から黄色チーム、4番から青チームが加わる[16]。 ED=最初は赤チームのみ、後半から黄色チームが加わる。(青チーム登場なし) 4度目のステージセット変更。 |
6代目 | 1983年2月15日 | 白のレオタード | 両手に白 | 隣組(アレンジ3) | いい湯だな(アレンジ2a) | 一番長く使われたバージョン。曲はOP・EDともにアレンジ変更[17]。EDは、手拍子が無くなる。 5度目のステージセット変更。 |
7代目 | 2003年12月23日 | 黄色のTシャツ・白のミニスカート | 両手に黄緑 | 現段階での最新版で、かつドリフ5人全員が揃った最後の収録、曲のアレンジは6代目と同じ[16]だが、新録版はステージセットが変更されている。OP、ED映像は別ヴァージョンが存在する[18][19]。 | ||
8代目 | 2020年6月21日 | 研ナオコと肥後克広が代演。 | ||||
9代目 | 2020年12月28日 | 千鳥が代演。 | ||||
10代目 | 2021年12月27日 | 山田裕貴・勝地涼・遠藤憲一・松本岳・加治将樹の5人が再現。 |
放送開始以降、オープニングとエンディングのクレジット映像は1978年、1979年、1980年、1981年と改められるが、1983年に撮影されて以降、長年に渡り同じ映像が使われた[20]。
1990年からはクレジット映像を縮小して、1991年・1992年には当時フジテレビ社屋のあった河田町、1993年・1994年には当時着工したばかりのFCGビルのある台場の夜景の映像(目玉マーク付)を中心に据えた。その後も1994〜1996年にかけては「過去に放送されたコント映像も年代の古い順から流す」演出がなされ、1997年からは台場本社の空撮映像をオープニングに取り入れ、オープニングの曲も4フレーズから2フレーズ(テーマ設定の廃止・ゲスト枠の縮小により1番と4番のみ)に短縮するといったクレジットが使用された。
そして2003年12月23日放送の『40年だよ!ドリフ大爆笑』に合わせ、20年ぶりにオープニング・エンディング共に一新された(テーマ曲は1983年版のものをそのまま使用)。12月8日に収録されたこの映像は、いかりやにとって生涯最後の、そしてドリフ5人全員が揃った最後のテレビ出演となった。また、オープニングのみ歌詞のテロップが新たに挿入されている。
この時、久しぶりに5人でコントをするプランもあったが、いかりやの息子・碇矢浩一の著書によると、この時のいかりやはいつ倒れてもおかしくない容態だったという。声もかすれてほとんど出せなくなっていたが、本人たっての希望でオープニングとエンディングのみ新しく撮り直しが行われた。収録は、いかりやの体調を見ながら時間をかけて行われたという(上述のことから、オープニングとエンディングで使われたセットでのトークはいかりやを除いた4人で行われた)。エンディングでは恒例だったいかりやによる「次の回も一生懸命がんばります。ごきげんよう!」のセリフはなかった。
また、このオープニングの撮り直し直前に、隣のスタジオで別番組を収録中だったダウンタウンの浜田雅功がスタッフからドリフターズが5人揃ってスタジオ入りしているのを聞きつけ、挨拶しにやって来て5人と会話をする光景も撮られている。
『40年だよ!ドリフ大爆笑』から16年半後の2020年6月21日に放送された『志村友達 大集合スペシャル』の番組オープニングにて、『ドリフ大爆笑』のオープニングの再現が行われた(テーマ曲は1983年版・2003年版のものをそのまま使用)。冒頭の映像は1983年版をそのまま放送し、コントのハイライト映像部分は出演者紹介となり、その後に続けて加藤・仲本・高木・研ナオコ[21][22]・肥後克広(ダチョウ倶楽部)[23]らにより新たに再現された(ただし、着用していたのは『全員集合』のオープニングで着用していた衣装である)[24]。また、エンディングはセットに着席した状態で行われた(テーマ曲は1983年版のものをそのまま使用。この際「フィナーレ さよならするのはつらいけど…」のタイトルはつかなかった)[25]が、「次の回も…」の台詞は無く、代わりに、曲の終盤に加藤の合いの手「うがいしろよ」「手洗いしろよ」「あんまり外出歩くな」「又、お会いしましょう」が入った(『全員集合』エンディングと同じ)。それから半年後の同年12月28日に放送された『ドリフ・バカ殿・志村友達大集合スペシャル』では、オープニングは今回も研・肥後は参加したが志村といかりやの代役は千鳥(大悟・ノブ)、研と肥後は上島竜兵(ダチョウ倶楽部)とバックで踊った(スクールメイツ役)。そしてエンディング[25]は前回と同じ状態で行われ、今回も終盤は加藤の合いの手「風邪ひくなよ」「風呂入ったか」「コロナに気をつけろ」[26]「また来年お会いしましょう。よいお年をどうぞ」が入った(「風邪〜」と「風呂〜」は『全員集合』から流用)。同系列で放送されたドラマ『志村けんとドリフの大爆笑物語』では1983年版のオープニングとエンディングが再現された[27]。
番組の歴史編集
1977年2月8日放送開始。開始からしばらくは20:00からの放送であったが、1981年秋の番組改編で『火曜ワイドスペシャル』枠が30分前倒しされたため、大爆笑も同年10月13日放送分以降は19:30〜20:54の時間帯で放送された。
初期は著名コメディアンがゲスト出演しており、小松政夫や伊東四朗のほか、東八郎、玉川良一、左とん平らがコントに参加していた。また、放送開始時の1977年から1979年までは、各回にサブタイトルも導入されており主に「まァコノォ!〇〇〇〇ア〜ア」や、「〇〇〇〇全員集合!!」などのパターンで固定化されていた。1980年以降は廃止となったが、1990年から復活した。
スタートからしばらくは5人全員が登場する「全員コント」やその回のテーマを題材にした歌を題材にしたコント、「もしものコーナー」がメインだった。全員コントに関しては、サブタイトルが「ドリフの〇〇〇」となることが多かった。その後、1983年頃には、メンバー全員がその回のテーマを題材にしたトークなどを行うコーナーや歌を題材にしたコントが終了し、「いかりや・高木・仲本」と「加藤・志村」のそれぞれのチームに分かれての別々のコントが目立つようになった[28][29]。時を同じくして、この頃から志村・加藤コンビでのコントではアドリブ重視、お色気路線の作品が増え、この路線が同局の『志村けんのバカ殿様』『志村けんのだいじょうぶだぁ』やTBS系『加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ』に受け継がれる。
1985年はこの番組の代名詞となるコントの一つである「長介・工事・ブー おなじみ雷様」がスタート。その2年後である1987年は「長介・工事のばか兄弟」がスタートした一方で、名物コーナーだった「もしものコーナー」が終了。1988年の途中からは志村がいかりやとコント内等で共演する事が一切なくなり、結果としてドリフ内部の不和説が指摘されたこともあったが、1989年に関しては、いかりやが黒澤明監督の映画『夢』の撮影で長期ロケに行っていたことが原因でもある。
1985年に『全員集合』が終了以降はドリフターズは個別に活動するようになり、不定期放送の当番組以外はドリフとしての活動はほぼ無くなっていたが、当番組に関してもこの辺りからは個々のスケジュールの合間に個別で撮影して、それをひとつの番組として撮影していた為、5人一緒の現場で撮影していた訳では無かった。また、企画的にも、多忙ないかりやと志村をそれぞれトップとする2班体制になっていた。
前述の不和の噂が出たこともあり、1993年春のスペシャルで5年ぶりに5人全員が揃ったのをきっかけに、翌年からは久々の全員コントが復活。以降、「視聴者からのリクエストコント」のコーナーとして、かつての名作コント(サービス過剰な銭湯・消灯ラッパ・卒業式でいかりやが金品を奪われるなど)を放送。1995年には「笑いと歌の20年」というサブタイトルが付き、『全員集合』を彷彿とさせる公開放送を取り入れるようになり(「雷様」など)、『全員集合』の前半コント(会社、五軒家、山寺修行、忍者、修学旅行、商店街、剣道、コンバット、刑務所、母ちゃんコントなど)がリメイクされた。『全員集合』名物であった「少年少女合唱隊」も登場、当初は参加しなかった志村も1997年から出演して「早口言葉」を披露した。同年には10年ぶりに「もしものコーナー」も復活するなど、独特のテイストで人気を保ってきた。
1977年から1998年の間に制作されたコントの本数は4760本 [30]。
しかし、メンバー個々の活動の増加や高齢化、番組自体のマンネリ化、そして視聴者の嗜好の変化もあり、1998年4月16日放送を最後に新作コントが制作されなくなった。以降は不定期放送での総集編という形になるが、総集編以降は放送頻度が低く、放送自体が無い年も複数年ある。
2020年の志村の逝去後は、志村の冠コント番組(志村けんのだいじょうぶだぁ、志村けんのバカ殿様)と合わせた特別番組が編成されており、その中で志村が出演している『ドリフ大爆笑』でのコントが放送されている。
放送リスト編集
ファミ劇放送分はこのサイトに掲載されている
この節には、過剰に詳細な記述が含まれているおそれがあります。百科事典に相応しくない内容の増大は歓迎されません。 |
1977年編集
ドリフ大爆笑'77 | |||||
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回数 | 放送日 | テーマ | ゲスト | 曲目 | 備考 |
第1回 | 2月8日 | 対決 | 伊東四朗 キャンディーズ 小柳ルミ子 千昌夫 |
キャンディーズ(哀愁のシンフォニー) 小柳ルミ子(思い出にだかれて) 千昌夫(星影のワルツ) |
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第2回 | 3月1日 | お金 | 伊東四朗 桜田淳子 千昌夫 玉川良一 テレサ・テン 児島美ゆき エバ ビューティ・ペア ピンク・レディー |
桜田淳子(あなたのすべて) テレサ・テン(ふるさとはどこですか) ビューティ・ペア(かけめぐる青春) ピンク・レディー(カルメン'77) |
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第3回 | 4月12日 | ブーム[注 1] | 左とん平 千昌夫 玉川良一 キャンディーズ 五十嵐夕紀 高田みづえ テレサ・テン 児島美ゆき エバ 岡田奈々 小林旭 |
キャンディーズ(やさしい悪魔) 五十嵐夕紀(6年たったら) 高田みづえ(硝子坂) テレサ・テン(ふるさとはどこですか) 岡田奈々(そよ風と私) 小林旭(ギターを持った渡り鳥〜アキラのダンチョネ節〜昔の名前で出ています、北へ) |
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第4回 | 5月31日 | サービス | 小松政夫 キャンディーズ 千昌夫 五十嵐夕紀 高田みづえ 小柳ルミ子 太田裕美 高田みづえ エバ 由利徹 |
キャンディーズ(やさしい悪魔) 五十嵐夕紀(6年たったら) 高田みづえ(硝子坂) 小柳ルミ子(星の砂) 太田裕美(恋愛遊戯) |
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第5回 | 6月14日 | 歌 | 沢田研二 内山田洋とクール・ファイブ 小柳ルミ子 橋幸夫 キャンディーズ 千昌夫 渡真介 |
沢田研二(勝手にしやがれ) 内山田洋とクール・ファイブ 小柳ルミ子(星の砂) 橋幸夫(浅草人情) キャンディーズ(やさしい悪魔) 千昌夫(北国の春) 渡真介(純情派) |
BSフジでは未放送 |
第6回 | 7月19日 | 初体験 | 小松政夫 研ナオコ アグネス・ラム キャンディーズ 渡真介 朝田のぼる |
アグネス・ラム(I'm Agnes) キャンディーズ(暑中お見舞い申し上げます) 研ナオコ(おゞ神様) 渡真介(純情派) 朝田のぼる(気がかり三年) |
EDがセットでの収録に固定 研ナオコと志村けんの「赤まむし、生卵」のコントはドリフ大爆笑ではこの回が初登場 |
第7回 | 8月16日 | 趣味 | 小松政夫 研ナオコ 内藤やす子 桜田淳子 由紀さおり 沢田研二 渡真介 香坂みゆき |
研ナオコ(オヽ神様) 内藤やす子(ターゲット) 桜田淳子(気まぐれヴィーナス) 由紀さおり(う・ふ・ふ) 沢田研二(勝手にしやがれ) 渡真介(純情派) 香坂みゆき(初恋宣言) |
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第8回 | 9月27日 | 秋 | 小松政夫 キャンディーズ テレサ・テン せんだみつお 湯原昌幸 細川たかし 野中小百合 渡真介 |
キャンディーズ(暑中お見舞い申し上げます) テレサ・テン(あなたと生きる) せんだみつお(高原の二人) 細川たかし(おんなの春) 野中小百合(火遊び志願) 渡真介(純情派) |
志村けんのバカ殿様がドリフ大爆笑としては初登場 |
第9回 | 10月18日 | 健康 | 小松政夫 沢田研二 梓みちよ 小柳ルミ子 テレサ・テン 五十嵐夕紀 高田みづえ |
沢田研二(憎みきれないろくでなし) 梓みちよ(ノクターン) 小柳ルミ子(湖の祈り) テレサ・テン(あなたと生きる) 五十嵐夕紀(私が選んだあなたです) 高田みづえ(ビードロ恋細工) |
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第10回 | 11月1日 | 旅 | 小柳ルミ子 由紀さおり ザ・リリーズ 湯原昌幸 千昌夫 |
小柳ルミ子(湖の祈り) 由紀さおり(う・ふ・ふ) ザ・リリーズ(初恋スラローム) 湯原昌幸(あなたセ・ラ・ヴィ) |
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第11回 | 12月13日 | 総集編 | キャンディーズ(年下の男の子、やさしい悪魔、アン・ドゥ・トロワ、わな) | 総集編 |
1978年編集
ドリフ大爆笑'78 | |||||
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回数 | 放送日 | テーマ | ゲスト | 曲目 | 備考 |
第1回 | 1月31日 | 売りこみ | 伊東四朗 小松政夫 前川清 中尾ミエ 千昌夫 エバ |
OPが変更。BSフジでは未放送。 | |
第2回 | 2月21日 | 男と女 | 沢田研二 小柳ルミ子 由紀さおり 新沼謙治 西川峰子 |
サムライ(沢田研二) ひとり歩き(小柳ルミ子) やりなおしたいの(由紀さおり) 帰ってきたよ(新沼謙治) 愛したいあなた(西川峰子) |
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第3回 | 3月21日 | 別れ | キャンディーズ 沢田研二 由紀さおり 小松政夫 研ナオコ |
微笑がえし(キャンディーズ) かもめはかもめ(研ナオコ) サムライ(沢田研二) やりなおしたいの(由紀さおり) |
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第4回 | 4月25日 | 古今東西偉い人 | 小柳ルミ子 桜田淳子 テレサ・テン 左とん平 小松政夫 ありま双兵 エバ トライアングル |
追いかけてヨコハマ(桜田淳子) 夢追い列車(小柳ルミ子) トライアングル・ラブレター(トライアングル) 東京夜景(テレサ・テン) |
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第5回 | 5月16日 | 国際だよ! | 唯一の非スタジオ放送、ファミ劇、BSフジでは未再放送、当時TBS系で放送されていた飛べ!孫悟空も登場 | ||
第6回 | 6月27日 | 鉄道 | 沢田研二 由紀さおり 研ナオコ 高田みづえ 石野真子 |
ダーリング(沢田研二) ガラスの日々(由紀さおり) 窓ガラス(研ナオコ) パープル・シャドウ(高田みづえ) わたしの首領(石野真子) |
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第7回 | 7月25日 | 夏の歴史 | 負けちゃいけないよ(布施明) 未定(今陽子) ガラスの日々(由紀さおり) 0のメルヘン(トライアングル) ラスト・シーン(沖田正人) |
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第8回 | 9月19日 | 映画 | トーキョー・バビロン(由紀さおり) 泣きぬれてひとり旅(小柳ルミ子) 黒潮列車(新沼謙治) くるみ割り人形(石川ひとみ) グッバイ・サマー(香坂みゆき) |
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第9回 | 10月31日 | 食 | 女ともだち(高田みづえ) LOVE〜抱きしめたい(沢田研二) 北国の春(千昌夫) 信天翁(梓みちよ) キャプテンZAP(トライアングル) 横浜トゥワイライト(秋川淳子) |
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第10回 | 11月14日 | 唄 | Do it BANG BANG(榊原郁恵) さようならの彼方へ(内山田洋とクールファイブ) トーキョー・バビロン(由紀さおり) 肥後の駒下駄(水前寺清子) |
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第11回 | 12月12日 | 年末総集編 |
1979年編集
ドリフ大爆笑'79 | |||||
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回数 | 放送日 | テーマ | ゲスト | 曲目 | 備考 |
第1回 | 1月30日 | 仕事 | 沢田研二 小松政夫 谷啓 小柳ルミ子 由紀さおり |
カサブランカ・ダンディ(沢田研二) 雨…(小柳ルミ子) トーキョー・バビロン(由紀さおり) |
OP、EDの映像が変更。 |
第2回 | 2月27日 | 人間関係 | 君は薔薇より美しい(布施明) 日曜日はストレンジャー(石野真子) 雨…(小柳ルミ子) 愛を切り札にして(由紀さおり) |
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第3回 | 3月27日 | 乗り物 | 昔があるから(内山田洋とクールファイブ) サンタモニカの風(桜田淳子) 愛を切り札にして(由紀さおり) 私のハートはストップモーション(桑江知子) ブルーロマンス薬局(ポップコーン) |
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第4回 | 4月24日 | テレビ | プリティー・プリティー(石野真子) カサブランカ・ダンディ(沢田研二) 北国の春(千昌夫) 愛を切り札にして(由紀さおり) |
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第5回 | 5月29日 | 時 | MISS KISS(桜田淳子) 青春II(高田みづえ) スペインの雨(小柳ルミ子) ブルーブルーアイランド(桑江知子) ヤング・セーラーマン(IN THE NAVY)(渋谷哲平) |
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第6回 | 7月3日 | 衣服 | 沢田研二 前川清 研ナオコ 石野真子 谷啓 |
ファミ劇・BSフジでの再放送はなし。 | |
第7回 | 8月14日 | 出世 | 伊東四朗 小松政夫 角川博 由紀さおり 小柳ルミ子 石野真子 |
ファミ劇・BSフジでの再放送はなし。もしもは飲み屋 | |
第8回 | 9月11日 | 体 | Party is Over(桜田淳子) 愛したもうことなかれ(由紀さおり) おもいで酒(小林幸子) ほほにキスして(水越けいこ) 大阪で生まれた女(BORO) |
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第9回 | 10月9日 | 夜 | 恋ごころ(小柳ルミ子) ジュリーがライバル(石野真子) ロンリーウルフ(沢田研二) 愛したもうことなかれ(由紀さおり) |
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第10回 | 11月6日 | 戦争 | ジュリーがライバル(石野真子) 愛したもうことなかれ(由紀さおり) 恋ごころ(小柳ルミ子) ひとりぽっちで踊らせて(研ナオコ) |
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第11回 | 12月11日 | 年末総集編 |
1980年編集
ドリフ大爆笑'80 | |||||
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回数 | 放送日 | テーマ | ゲスト | 曲目 | 備考 |
第1回 | 2月5日 | 愛 | TOKIO(沢田研二) くちぐせ(研ナオコ) たそがれタペストリー(由紀さおり) |
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第2回 | 3月4日 | 言葉 | 内山田洋とクールファイブ 伊東四朗 由紀さおり 小柳ルミ子 |
ファミ劇・BSフジでの再放送はなし。、もしもは寿司屋 | |
第3回 | 4月22日 | 旅 | 風と大地と子守歌(黛ジュン) 来夢来人(小柳ルミ子) シャラップ(和田アキ子) たそがれタペストリー(由紀さおり) |
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第4回 | 5月6日 | 学びの精神 | 来夢来人(小柳ルミ子) 夢もよう(角川博) とまり木(小林幸子) 男ともだち(由紀さおり) |
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第5回 | 6月17日 | 人生における第一歩 | 美しい夏(桜田淳子) ふるさとの祭り(千昌夫) 男ともだち(由紀さおり) June浪漫(倉田まり子) タッチ・ユー(中山圭子) |
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第6回 | 7月8日 | 夏 | アグネス・ラム 伊東四朗 小柳ルミ子 沢田研二 由紀さおり |
蛍火(小柳ルミ子) 恋のバッド・チューニング(沢田研二) 男ともだち(由紀さおり) |
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第7回 | 8月12日 | 規則 | 伊東四朗 由紀さおり 前川清 桜田淳子 松田聖子 |
夕暮れはラブ・ソング(桜田淳子) Last Song(内山田洋とクールファイブ) 青い珊瑚礁(松田聖子) 男ともだち(由紀さおり) |
OPの映像が、別バージョンになっている。 |
第8回 | 9月9日 | 酒 | 砂の舟(研ナオコ) 蛍火(小柳ルミ子) 誘惑の熱い砂(高見知佳) 男ともだち(由紀さおり) |
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第9回 | 10月21日 | 秋 | 酒場でDABADA(沢田研二) あれから一年たちました(小林幸子) 魅惑・シェイプアップ(内山田洋とクールファイブ) 私はピアノ(高田みづえ) 男ともだち(由紀さおり) |
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第10回 | 11月25日 | 住まい | 小柳ルミ子 研ナオコ 角川清 由紀さおり |
夢枕(研ナオコ) 夢もよう(角川博) ジョーク(小柳ルミ子) 悲しい悪魔(由紀さおり) |
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第11回 | 12月23日 | 年末総集編 |
1981年編集
ドリフ大爆笑'81 | |||||
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回数 | 放送日 | テーマ | ゲスト | 曲目 | 備考 |
第1回 | 1月13日 | I THINK SO(岩崎良美) 恋はライ・ライ・ライ(倉田まり子) デジタラブ(フィーバー) |
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第2回 | 1月27日 | 武器 | 鴎という名の酒場(石川さゆり) 第二章・くちづけ(柏原よしえ) 悲しい悪魔(由紀さおり) |
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第3回 | 2月24日 | 趣味 | 愛してます(河合奈保子) 愛のめまい(秋ひとみ) うしろかげ(小林幸子) 悲しい悪魔(由紀さおり) |
この放送6日前の2月18日に志村と仲本のノミ行為事件が発覚、 2人は約1か月間活動を自粛。突然のことで対策が立たなかったということから 同年1月27日収録の旨のテロップを入れて予定通り放送された[31]。 | |
第4回 | 4月14日 | 手 | 想い出パズル(榊原郁恵) ジャングル・ラブ(高見知佳) 悲しい悪魔(由紀さおり) 東京チーク・ガール(河合夕子) |
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第5回 | 5月26日 | 水 | 渚のラブレター(沢田研二) なみだの宿(石川さゆり) 恋は終わったの(内山田洋とクールファイブ) 両国橋(由紀さおり) 青い嫉妬(浜田朱里) |
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第6回 | 6月23日 | つきあい | LA WOMAN(岩崎良美) 迷い鳥(小林幸子) ガラスの夏(柏原よしえ) 両国橋(由紀さおり) |
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第7回 | 7月21日 | 道具 | 恋のサマー・ダンス(石野真子) ブラームスはロックがお好き(末唯 mie) 両国橋(由紀さおり) |
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第8回 | 8月18日 | 座席 | 小柳ルミ子 石川さゆり 河合夕子 中島はるみ 荒井注 |
たそがれラブコール(小柳ルミ子) なみだの宿(石川さゆり) ジャマイカンClimax(河合夕子) シャンプー(中島はるみ) |
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第9回 | 9月8日 | 秋 | This is a "Boogie"(桜田淳子) まちぶせ(石川ひとみ) 島めぐり(杉田愛子) |
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第10回 | 10月13日 | 娯楽 | シャイニング・ラブ(榊原郁恵) 悲しみのポエジー(倉田まり子) 両国橋(由紀さおり) |
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第11回 | 11月17日 | 冬 | 小林幸子 柏原よしえ 沢田研二 由紀さおり |
ス・ト・リ・ッ・パ・ー(沢田研二) ハロー・グッバイ(柏原よしえ) 迷い鳥(小林幸子) 両国橋(由紀さおり) |
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第12回 | 12月29日 | 年末総集編 |
1982年編集
ドリフ大爆笑'82 | |||||
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回数 | 放送日 | テーマ | ゲスト | 曲目 | 備考 |
第1回 | 2月23日 | お金 | 研ナオコ 由紀さおり 柏原よしえ 高見知佳 |
ボサノバ(研ナオコ) 恋人たちのキャフェテラス(柏原よしえ) 両国橋(由紀さおり) |
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第2回 | 3月23日 | 勉強 | 渡辺めぐみ 香坂みゆき 和田アキ子 小林幸子 |
泣かせやがってこのやろう(小林幸子) 乾いた花(香坂みゆき) 待ちわびて(和田アキ子) 雨に咲く花(たかだみゆき) ときめきTouch Me(渡辺めぐみ) |
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第3回 | 4月27日 | 旅 | 沢田研二 内山田洋とクールファイブ 松田聖子 浜田朱里 小泉今日子 渡辺めぐみ |
渚のバルコニー(松田聖子) おまえにチェックイン(沢田研二) 夢酒場(内山田洋とクールファイブ) 思い出のセレナーデ(浜田朱里) 私の16才(小泉今日子) |
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第4回 | 5月25日 | 戦い | 由紀さおり 榊原郁恵 渡辺めぐみ |
ひき潮(榊原郁恵) アデュー(由紀さおり) |
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第5回 | 6月22日 | 職業 | 小柳ルミ子 由紀さおり |
みだれ髪(小柳ルミ子) アデュー(由紀さおり) |
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第6回 | 7月27日 | 夏 | 松田聖子 由紀さおり 松本伊代 |
オトナじゃないの(松本伊代) 小麦色のマーメイド(松田聖子) アデュー(由紀さおり) 雨に咲く花(たかだみゆき) |
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第7回 | 8月24日 | 夏休みプレゼント傑作集 | |||
第8回 | 9月14日 | つきあい | 高田みづえ 沢田研二 由紀さおり 河合奈保子 |
6番目のユ・ウ・ウ・ツ(沢田研二) けんかをやめて(河合奈保子) ガラスの花(高田みづえ) ストレート(由紀さおり) |
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第9回 | 10月12日 | 秋 | 野ばらのエチュード(松田聖子) 抱きしめたい(松本伊代) あなたの女にしてくれますか(北原由紀) アンサーソングは哀愁(早見優) |
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第10回 | 11月23日 | 道具 | ひとり街角(小泉今日子) 雪列車(前川清) みだれ髪(小柳ルミ子) ストレート(由紀さおり) |
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第11回 | 12月14日 | 冬 | 花梨(柏原芳恵) 抱きしめたい(松本伊代) ストレート(由紀さおり) ガラスの花(高田みづえ) 酒ごころ(山川豊) |
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第12回 | 12月28日 | 年末特総集編 |
1983年編集
ドリフ大爆笑'83 | |||||
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回数 | 放送日 | テーマ | ゲスト | 曲目 | 備考 |
第1回 | 2月15日 | コミュニケーション | 春なのに(柏原芳恵) チャイニーズ・キッス(松本伊代) あなたが港町(たかだみゆき) |
OP、EDの映像及びアレンジが変更。 | |
第2回 | 3月22日 | 道 | 松田聖子 小林幸子 高田みづえ 大沢逸美 藤本あき |
通りすぎた風(高田みづえ) 秘密の花園(松田聖子) ふたたびの(小林幸子) ジェームス・ディーンみたいな女の子(大沢逸美) |
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第3回 | 4月19日 | 時 | Hey! ミスター・ポリスマン(石川秀美) Lonely Way(研ナオコ) チャイニーズ・キッス(松本伊代) ストレート(由紀さおり) 脱・プラトニック(桑田靖子) |
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第4回 | 5月17日 | 着るもの | 恋はこりごり(和田アキ子) 晴れのちBLUE BOY(沢田研二) 天国のキッス(松田聖子) シングル・ナイト(由紀さおり) |
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第5回 | 6月28日 | 住まい | 太陽がいっぱい(松本伊代) まっ赤な女の子(小泉今日子) わがまま(前川清) シングル・ナイト(由紀さおり) 俺たちのストリート(竹本孝之) |
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第6回 | 7月26日 | 夏 | 太陽がいっぱい(松本伊代) 渚のライオン(早見優) シングル・ナイト(由紀さおり) |
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第7回 | 8月30日 | 夏休みプレゼント傑作集 | |||
第8回 | 9月27日 | 昭和の歴史 | 中原理恵 高田みづえ 松居直美 荒井注 |
そんなヒロシに騙されて(高田みづえ) 銀河系まで飛んで行け!(中原理恵) あンあン渡り鳥(松居直美) |
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第9回 | 10月25日 | 数字 | 恋のバイオリズム(松本伊代) バイ・バイ・サマー(石川秀美) 愛、どうじゃ。恋、どうじゃ。(研ナオコ) シングル・ナイト(由紀さおり) |
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第10回 | 11月22日 | 紙 | 銀河系まで飛んで行け!(中原理恵) スターダスト・トレイン(石川秀美) 時に愛は(松本伊代) シングル・ナイト(由紀さおり) |
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第11回 | 12月13日 | 冬 | 小泉今日子 松本伊代 前川清 |
時に愛は(松本伊代) 艶姿ナミダ娘(小泉今日子) 酒場の花(内山田洋とクール・ファイブ) 何故(奥村チヨ) チャイニーズ・ボーイ(山口由佳乃) |
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第12回 | 12月27日 | 年末特別総集編 |
1984年編集
ドリフ大爆笑'84 | |||||
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回数 | 放送日 | テーマ | ゲスト | 曲目 | 備考 |
第1回 | 2月28日 | 戦い | 恋のKNOW-HOW(松本伊代) めざめ(石川秀美) 秋冬(高田みづえ) 恋をアンコール(おかわりシスターズ) |
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第2回 | 3月27日 | はじめて | さよなら冷たい人(中原理恵) めざめ(石川秀美) 誘惑光線・クラッ!(早見優) 原宿物語(佐山友香) カモメお前なら(神野美伽) |
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第3回 | 4月17日 | お金 | 泣かせて(研ナオコ) 渚のはいから人魚(小泉今日子) ギザギザハートの子守唄(松居直美) 春はSA-RA SA-RA(長山洋子) |
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第4回 | 5月29日 | 健康 | 秋冬(高田みづえ) 風のマジカル(小泉今日子) さよなら冷たい人(中原理恵) |
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第5回 | 6月26日 | 記念 | 由紀さおり 小泉今日子 森尾由美 フローレンス芳賀 おかわりシスターズ 八名信夫 |
トモダチの関係(森尾由美) 迷宮のアンドローラ(小泉今日子) 心はシーズンオフ(おかわりシスターズ) このままがいいの(由紀さおり) ドゥ・ユー・リメンバー・ミー(フローレンス芳賀) |
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第6回 | 7月17日 | 夏 | 熱風(石川秀美) 迷宮のアンドローラ(小泉今日子) NEVER(未唯 mie) 千年接物(中原理恵) シャボン(長山洋子) |
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第7回 | 8月28日 | 夏の総集編 | |||
第8回 | 9月25日 | 秋 | 松本伊代 松居直美 渡辺桂子 研ナオコ |
名画座(研ナオコ) シャイネスボーイ(松本伊代) 恋は御知り合い(松居直美) 第Ⅱ少女期(渡辺桂子) |
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第9回 | 10月23日 | 仕事 | 内山田洋とクール・ファイブ 石川秀美 中原理恵 |
ミステリーウーマン(石川秀美) 千年接吻(中原理恵) 恋さぐり・夢さぐり(内山田洋とクール・ファイブ) |
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第10回 | 11月27日 | 楽しみ | ヤマトナデシコ七変化(小泉今日子) ドキュメント(麻生祐未) このままがいいの(由紀さおり) 別れてあげる(奥村チヨ) |
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第11回 | 12月11日 | 冬 | 灰とダイヤモンド(未唯 mie) 素顔にキスして(おかわりシスターズ) ドキュメント(麻生祐未) |
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第12回 | 12月25日 | 年末特別総集編 |
1985年編集
ドリフ大爆笑'85 | |||||
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回数 | 放送日 | テーマ | ゲスト | 曲目 | 備考 |
第1回 | 2月26日 | みたい!みせます!名作・珍作ケッ作集 | |||
第2回 | 3月26日 | 春 | 旅路の果て(研ナオコ) TOKYOワルツ(由紀さおり) もっと接近しましょ(石川秀美) 白いバスケットシューズ(芳本美代子)|この年よりいかりやが座ってOPトークをするようになる| | ||
第3回 | 4月30日 | 遊び | Tonight(早見優) だからタッチ・ミー(森尾由美) ス・テ・キ(中原理恵) 噂のNEWフェイス(麻生祐未) |
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第4回 | 5月28日 | 衣服 | あなたとハプニング(石川秀美) 女友達代表(榊原郁恵) 殺意のバカンス(本田美奈子) 曇りのち晴れ(志村香) 噂のNEWフェイス(麻生祐未) |
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第5回 | 6月25日 | 乗りもの | 夢待ち人(前川清) あなたとハプニング(石川秀美) TOKYOワルツ(由紀さおり) だからタッチ・ミー(森尾由美) プライベート・レッスン(芳本美代子) |
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第6回 | 7月23日 | 夏 | Sea Loves You〜キッスで殺して(石川秀美) 青い風のビーチサイド(松本典子) 99粒の涙(井森美幸) べつにシンドローム(樹本由布子) |
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第7回 | 8月20日 | 夏休みプレゼント傑作集 | FU・RI・NE(増田恵子) | ||
第8回 | 9月24日 | 道具 | FU・RI・NE(増田恵子) Sea Lives You〜キッスで殺して(石川秀美) 別れてあげる(奥村チヨ) 雨のチャペル通り(いしのようこ) 星のシンフォニー(志村香) |
||
第9回 | 10月15日 | 秋 | 六本木レイン(研ナオコ) 月下美人(松本伊代) 愛の呪文(石川秀美) 飛んで火にいる恋の虫(松本友里) |
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第10回 | 11月5日 | お金 | めぐり逢い(石野真子) 青春の忘れ物(堀ちえみ) 素顔のままで(長山洋子) 雨のハイスクール(芳本美代子) |
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第11回 | 12月10日 | 冬 | 夫婦しぐれ(小林幸子) サイレンの少年〜遠くで抱きしめて(石川秀美) さよならと言われて(松本典子) ハレー・ロマンス(少女隊) |
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第12回 | 12月24日 | 年末特別総集編 |
1986年編集
ドリフ大爆笑'86 | |||||
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回数 | 放送日 | テーマ | ゲスト | 曲目 | 備考 |
- | 1月2日 | 増田恵子 小泉今日子 荻野目洋子 |
なんてったってアイドル(小泉今日子) ダンシング・ヒーロー (Eat You Up)(荻野目洋子) FU・RI・NE(増田恵子) |
舞台公演『お正月だよ!ドリフターズ』 | |
第1回 | 2月25日 | はじまり | 石川秀美 堀ちえみ 松居直美 本田美奈子 陣内誠 |
サイレンの少年 〜遠くで抱きしめて〜(石川秀美) 1986年のマリリン(本田美奈子) 夢千秒(堀ちえみ) |
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第2回 | 3月25日 | 総集編 | |||
第3回 | 4月15日 | 流行 | 春霞恋絵巻(石川秀美) ジャックナイフの夏(堀ちえみ) Last Kissは頬にして(松本伊代) 花の精 -わたしのON-AIR-(沢田玉恵) 夢色のメッセージ(西村知美) |
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第4回 | 5月13日 | つきあい | ジャックナイフの夏(堀ちえみ) 春霞恋絵巻(石川秀美) 愛愁路(前川清) Last Kissは頬にして(松本伊代) メロンのためいき(山瀬まみ) |
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第5回 | 6月10日 | 時 | Last Kissは頬にして(松本伊代) ジャックナイフの夏(堀ちえみ) 忘れないでね(奥村チヨ) 青い靴(芳本美代子) 雲にのりたい(長山洋子) |
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第6回 | 7月22日 | 夏の夜 | 夏咲き娘(堀ちえみ) SHADOW SUMMER(石川秀美) Last Kissは頬にして(松本伊代) グッバイ・ブルーサーファー(石野真子) 吐息まじりに恋をして(井森美幸) |
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第7回 | 8月19日 | 健康 | SHADOW SUMMER(石川秀美) 夏咲き娘(堀ちえみ) 雲にのりたい(長山洋子) 夢見るダンス・アウェイ(森恵) |
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第8回 | 9月23日 | 勝負 | 高見知佳 松本伊代 石川秀美 松居直美 松本典子 山瀬まみ |
信じかたを教えて(松本伊代) 儀式(松本典子) LOVE COMES QUICKLY〜霧の都の異邦人〜(石川秀美) Heartbreak Cafe(山瀬まみ) |
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第9回 | 10月28日 | 秋 | 高見知佳 松本伊代 石川秀美 堀ちえみ 松居直美 長山洋子 |
危ないボディ・ビート(石川秀美) 素敵な休日(堀ちえみ) 信じかたを教えて(松本伊代) ヴィーナス(長山洋子) |
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第10回 | 11月18日 | 仕事 | 素敵な休日(堀ちえみ) 危ないボディ・ビート(石川秀美) |
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第11回 | 12月9日 | 冬 | サヨナラは私のために(松本伊代) 素敵な休日(堀ちえみ) ヴィーナス(長山洋子) Strange Pink(山瀬まみ) |
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第12回 | 12月30日 | 年末特別総集編 |
1987年編集
ドリフ大爆笑'87 | |||||
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回数 | 放送日 | テーマ | ゲスト | 曲目 | 備考 |
第1回 | 2月24日 | 住まい | 松居直美 長山洋子 堀ちえみ 松本伊代 |
愛を今信じていたい(堀ちえみ) サヨナラは私のために(松本伊代) ユア・マイ・ラヴ(長山洋子) |
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第2回 | 3月24日 | 座る | 松本典子 松本伊代 長山洋子 畠田理恵 |
思い出をきれいにしないで(松本伊代) KEEP ME HANGIN'ON〜誘惑を抱きしめて〜(松本典子) 夢千秒(堀ちえみ) ここだけの話〜オフレコ〜(畠田理恵) |
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第3回 | 4月21日 | 規則・ルール | 由紀さおり 早見優 酒井法子 長山洋子 松居直美 |
ハートは戻らない(早見優) お先にどうぞ(由紀さおり) ユア・マイ・ラヴ(長山洋子) 渚のファンタシィ(酒井法子) オネアミスの翼〜Remember Me Again〜(統乃さゆみ) |
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第4回 | 5月26日 | 見る | 松本伊代 長山洋子 松本典子 森恵 坂本冬美 伊藤美紀 |
思い出をきれいにしないで(松本伊代) パステル・ラブ(松本典子) 悲しき恋人たち(長山洋子) 東京街〜TOKIO TOWN〜(森恵) あばれ太鼓(坂本冬美) 小娘ハートブレイク(伊藤美紀) |
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第5回 | 7月7日 | 別れ | 松居直美 松本伊代 早見優 長山洋子 水谷麻里 |
ハートは戻らない(早見優) 思い出をきれいにしないで(松本伊代) 悲しき恋人たち(長山洋子) バカンスの嵐(水谷麻里) |
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第6回 | 7月28日 | 夏休みプレゼント傑作集 | 総集編 いかりやの新撮出演はなし | ||
第7回 | 8月25日 | 紙 | 思い出をきれいにしないで(松本伊代) パステル・ラブ(松本典子) お先にどうぞ(由紀さおり) 悲しき恋人たち(長山洋子) |
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第8回 | 9月22日 | 記念 | 失われた夏(いしのようこ) 可愛いゝひとよ(山瀬まみ) 悲しき恋人たち(長山洋子) 白鳥の歌が聴こえますか(武山あきよ) |
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第9回 | 10月27日 | お酒 | 素敵なジェラシー(松本伊代) 夢冒険(酒井法子) 無錫旅情(尾形大作) いっぱいのかすみ草(松本典子) キミはどんとくらい(立花理佐) ハートに火をつけて(長山洋子) |
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第10回 | 11月17日 | 数 | 素敵なジェラシー(松本伊代) ハートに火をつけて(長山洋子) 白鳥の歌が聴こえますか(武山あきよ) あばれ太鼓(坂本冬美) |
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第11回 | 12月8日 | お金 | いっぱいのかすみ草(松本典子) 素敵なジェラシー(松本伊代) ハートに火をつけて(長山洋子) 雨に消えたあいつ(伊藤智恵理) 熟恋淑女(愛田美樹) |
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第12回 | 12月29日 | 年末特別総集編 |
1988年編集
ドリフ大爆笑'88 | |||||
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回数 | 放送日 | テーマ | ゲスト | 曲目 | 備考 |
第1回 | 4月5日 | 100回記念特別総集編 | |||
第2回 | 5月3日 | 旅 | 五月みどり 立花理佐 酒井法子 坂本冬美 北岡夢子 |
ファミ劇での再放送はなし。構成作家は田村・柊・島崎 | |
第3回 | 6月7日 | 衣服・ファッション | 麦わらでダンス(生稲晃子) 幸福芝居(五月みどり) NO!(島田奈美) ロンリーグッドナイト(長山洋子) 純愛カウントダウン(相川恵里) 熟恋淑女(愛田美樹) |
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第4回 | 7月5日 | 健康 | 五月みどり 松本伊代 工藤静香 立花理佐 |
ファミ劇での再放送はなし。「三人ジイさん」シリーズの前身コントが行われた。 | |
第5回 | 8月2日 | 夏休みプレゼント傑作集 | |||
第6回 | 9月13日 | 道具 | 五月みどり 松本伊代 渡辺美奈代 |
ファミ劇での再放送はなし。 | |
第7回 | 10月11日 | 総集編 | |||
第8回 | 11月1日 | 秋 | いいじゃない(渡辺美奈代) ソラチネ(松本伊代) 最高の一日〜One Day〜(立花理佐) 恋する蝶たちよ(五月みどり) モナリザ(長山洋子) |
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第9回 | 12月6日 | 勝負 | 五月みどり 松本伊代 立花理佐 |
ファミ劇での再放送はなし。 | |
第10回 | 12月27日 | 年末特別総集編 | あばれ太鼓(坂本冬美) 小娘ハートブレイク(伊藤美紀) |
1989年編集
ドリフ大爆笑'89 | |||||
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回数 | 放送日 | テーマ | ゲスト | 曲目 | 備考 |
第1回 | 4月11日 | 春・始まり | 西村知美 渡辺美奈代 坂上香織 マルシア 内田あかり |
抱いてあげる(渡辺美奈代) さよならの学生通り(西村知美) 好色一代女(内田あかり) プラトニックつらぬいて(坂上香織) ふりむけばヨコハマ(マルシア) |
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第2回 | 5月16日 | 力・パワー | 小林幸子 渡辺美奈代 本田理沙 相楽晴子 |
福寿草(小林幸子) 抱いてあげる(渡辺美奈代) 本気!(本田理沙) 東京マリオネット(相楽晴子) |
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第3回 | 6月13日 | からだ | 内田あかり 渡辺美奈代 坂本冬美 小林千絵 |
ファミ劇での再放送はなし。 | |
第4回 | 7月11日 | 楽しみ | 小林幸子 松本伊代 西村知美 渡辺美奈代 田中美奈子 島崎和歌子 |
福寿草(小林幸子)
眠り姫(西村知美) |
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第5回 | 8月8日 | 夏休みプレゼント傑作集 <もしも・・・シリーズ決定版> |
総集編 | ||
第6回 | 9月19日 | 仕事 | 内田あかり 松本伊代 渡辺美奈代 西村知美 |
ファミ劇・BSフジでの再放送はなし。 | |
第7回 | 10月17日 | 秋 | 内田あかり 西村知美 渡辺美奈代 坂本冬美 本田理沙 田中美奈子 藤あや子 小林千絵 |
愛にDESPERATE(西村知美) 好色一代女(内田あかり) 容赦なく愛して(本田理沙) 男の情話(坂本冬美) Be My Baby(田中美奈子) おんな(藤あや子) |
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第8回 | 11月28日 | 場所 | 小林幸子 酒井法子 渡辺美奈代 立花理佐 マルシア 香西ゆかり 原田ゆかり |
ALL RIGHT(酒井法子) 恋愛紅一点(渡辺美奈代) Do you Do you?(立花理佐) |
ファミ劇での再放送はなし、腹話術指導に花島三郎、ピアノ演奏に小泉宏、構成作家は田村・柊・島崎 |
第9回 | 12月26日 | 年末特別総集編 | 総集編 |
1990年編集
ドリフ大爆笑'90 | |||||
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回数 | 放送日 | テーマ | ゲスト | 曲目 | 備考 |
第1回 | 4月10日 | 楽しみ | 小林幸子 西村知美 渡辺美奈代 森口博子 島崎和歌子 晴山さおり |
グレイのすきま(西村知美) 故郷(小林幸子) Last, Last Dance(森口博子) 南南西(島崎和歌子) 一円玉の旅がらす(晴山さおり) |
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第2回 | 5月15日 | 楽しくなければ仕事じゃない 働く人全員集合! |
内田あかり 渡辺美奈代 森口博子 川越美和 香西かおり |
ココロの鍵(川越美和) 恋舟(香西かおり) |
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第3回 | 6月26日 | 住めば都だ全員集合!! | 小林幸子 西村知美 渡辺美奈代 本田理沙 森口博子 |
故郷(小林幸子) グレイのすきま(西村知美) ドキュメンタリー(本田理沙) |
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第4回 | 7月31日 | 夏本番 これを見なけりゃ損をする! | 内田あかり 渡辺美奈代 森口博子 西田ひかる マルシア 藤あや子 晴山さおり |
手のひらの私(西田ひかる) 抱きしめて(マルシア) 一円玉の旅がらす(晴山さおり) おんな(藤あや子) |
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第5回 | 8月21日 | 夏のプレゼント傑作集 時代劇スペシャル |
総集編 | ||
第6回 | 9月25日 | なにがなんでも健康第一! | 小林幸子 渡辺美奈代 森口博子 本田理沙 服部浩子 |
恋はタヒチでアレアレア!(森口博子) 故郷(小林幸子) ピチカート・プリンセス(渡辺美奈代) 御神火月夜(服部浩子) |
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第7回 | 10月23日 | 秋深き 隣は何をする人ぞ! |
内田あかり 渡辺美奈代 森口博子 桜井幸子 |
ピチカート・プリンセス(渡辺美奈代) 恋はタヒチでアレアレア!(森口博子) ともだちでいようよ(桜井幸子) |
雷様コーナーでは、けん玉キッズの小野邦光五段も出演。 |
第8回 | 11月13日 | 金は天下のまわりもの!? | 渡辺美奈代 森口博子 内田あかり 田中陽子 藤あや子 |
恋はタヒチでアレアレア!(森口博子) おんな(藤あや子) 陽炎のエチュード(田中陽子) |
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第9回 | 12月25日 | 総集編 |
1991年編集
ドリフ大爆笑'91 | |||||
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回数 | 放送日 | テーマ | ゲスト | 曲目 | 備考 |
第1回 | 4月9日 | 15周年記念傑作集 | 総集編 | ||
第2回 | 5月7日 | 道具の正しい使い方 お教え致します |
小林幸子 渡辺美奈代 本田理沙 西田ひかる 服部浩子 |
天命燃ゆ(小林幸子) 心だけそばにいる(西田ひかる) a・za・mi(本田理沙) 雨の宿(服部浩子) |
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第3回 | 6月18日 | 時間は有効に 使いましょう。 |
渡辺美奈代 森口博子 はやせひとみ |
ETERNAL WIND〜ほほえみは光る風の中〜(森口博子) 花燃え(はやせひとみ) |
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第4回 | 7月9日 | いろ〜んな色 とりそろえてみました |
渡辺美奈代 田村英里子 マルシア 藤あや子 胡桃沢ひろ子 |
リトル・ダーリン(田村英里子) 待ちわびて哀愁(マルシア) スパーク・プラグ(胡桃沢ひろ子) 雨夜酒(藤あや子) |
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第5回 | 8月6日 | 夏休みプレゼント傑作集 お待たせしました! 今夜は水にちなんだお話 |
総集編 | ||
第6回 | 9月10日 | 人生楽あれば苦あり!! | 渡辺美奈代 生稲晃子 かとうれいこ 中條かな子 |
Hanakoの結婚(渡辺美奈代) 帰らざるビーチ(かとうれいこ) 天使の罠(中條かな子) |
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第7回 | 10月8日 | 秋深し となりは何をする人ぞ |
渡辺美奈代 本田理沙 田村英里子 かとうれいこ 松居直美 |
Hanakoの結婚(渡辺美奈代) 誘惑のチャチャ(田村英里子) Moonlight Surfer(かとうれいこ) |
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第8回 | 11月19日 | 大切にしましょう 人と人とのおつきあい |
渡辺美奈代 本田理沙 島崎和歌子 藤あや子 かとうれいこ 胡桃沢ひろ子 |
Moonlight Surfer(かとうれいこ) 異邦人〜ストラニエーロ〜(島崎和歌子) 雨夜酒(藤あや子) 恋する夏の日(胡桃沢ひろ子) |
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第9回 | 12月24日 | 総集編 |
1992年編集
ドリフ大爆笑'92 | |||||
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回数 | 放送日 | テーマ | ゲスト | 曲目 | 備考 |
第1回 | 4月14日 | 人生思いっきり楽しみましょう | 渡辺美奈代 城之内早苗 立花理佐 本田理沙 田村英里子 雷様 デュークエイセス |
最後に教えて(田村英里子) | |
第2回 | 5月19日 | 日記の鍵貸します(中嶋美智代) | 「長介のコント入門マル珍講座」開始 | ||
第3回 | 6月9日 | 着るもの | 松本明子 酒井法子 渡辺美奈代 本田理沙 城之内早苗 藤あや子 太田幸希 三浦理恵子 池谷幸雄 雷様 松崎しげる 大林典子 |
渚のピテカントロプス(酒井法子) こころ酒(藤あや子) 汽笛のように泣きながら(太田幸希) |
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第4回 | 7月7日 | 健康 | 渡辺美奈代 城之内早苗 ribbon 飯島直子 宝ひとみ 香田晋 中江有里 雷様 尾崎紀世彦 |
太陽に火をつけて(ribbon) 真夏の楽園(中江有里) 手酌酒(香田晋) |
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第5回 | 8月4日 | お待たせしました! 今夜は夏休みプレゼント傑作集 |
総集編 いかりやの新撮出演はなし | ||
第6回 | 9月8日 | 金は天下の回りもの | 渡辺美奈代 藤あや子 小田茜 高橋由美子 宮田愛 雷様 森公美子 |
あなたがいるからここにいる(小田茜) アチチッチ〜fire version〜(高橋由美子) こころ酒(藤あや子) 青春の顔(宮田愛) |
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第7回 | 10月20日 | 秋の夜長のお楽しみ!! | 渡辺美奈代 本田理沙 中村綾 沖本富美代 沖本美智代 雷様 野口五郎 |
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第8回 | 11月17日 | つきあい上手になりましょう・・・ | 西田ひかる ribbon 藤あや子 中江有里 雷様 中尾ミエ |
輝き!ください(西田ひかる) "S"ENSATIONAL WIND(ribbon) こころ酒(藤あや子) |
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第9回 | 12月29日 | 総集編。山形テレビでは最後の放送。 |
1993年編集
ドリフ大爆笑'93 | |||||
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回数 | 放送日 | テーマ | ゲスト | 曲目 | 備考 |
第1回 | 4月20日 | 10,000コントからドリフが選んだベストコント | 愛川欽也、小島奈津子(司会) | 総集編。この回で約5年ぶりにいかりやと志村が共演、久々の5人揃っての出演となった。 | |
第2回 | 5月18日 | 人生を趣味で豊かに・・・ | 西田ひかる 小田茜 藤あや子 雷様 前川清 |
別れの曲でも唄って(前川清) 涙 止まらない(西田ひかる) むらさき雨情(藤あや子) 南の国から来た手紙(小田茜) |
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第3回 | 6月29日 | 人間なんてララーラ〜 | 長山洋子 中條かな子 大野幹代 三浦理恵子 池谷幸雄 雷様 由紀さおり 安田祥子 牧原俊幸(ナレーション) |
いい湯だな(由紀さおり・安田祥子) 海に降る雪(長山洋子) |
|
第4回 | 7月27日 | 夏・なつ・ナツを楽しく・・・ | 城之内早苗 藤あや子 三浦理恵子 大野幹代 雷様 和田アキ子 |
むらさき雨情(藤あや子) 酔わせてよ今夜だけ(城之内早苗) |
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第5回 | 8月31日 | 夏休みプレゼント傑作集 〜健康が一番〜 |
総集編 | ||
第6回 | 9月21日 | あれこれお仕事ご苦労さま! | C.C.ガールズ 雷様 瀬川瑛子 |
夢仕度(瀬川瑛子) 恋するために生まれてきたの(C.C.ガールズ) |
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第7回 | 10月26日 | 欲にもいろいろありまして・・・ | 可愛かずみ 生稲晃子 藤あや子 長山洋子 山崎亜弥子 雷様 千昌夫 |
なみだ酒(長山洋子) めおとの旅(千昌夫・阿部三登里) むらさき雨情(藤あや子) 愛されたくて(山崎亜弥子) |
「三人ジイさん」開始 |
第8回 | 11月23日 | 数 | 松本伊代 可愛かずみ 藤あや子 CoCo 雷様 五木ひろし 志生野温夫 |
べにばな(五木ひろし) むらさき雨情(藤あや子) 恋のジャンクション(CoCo) |
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第9回 | 12月28日 | 年末特別総集編 | 総集編 |
1994年編集
ドリフ大爆笑'94 | |||||
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回数 | 放送日 | テーマ | ゲスト | 曲目 | 備考 |
第1回 | 3月15日 | 放送150回記念特集 | みのもんた(ナレーション) | 総集編 いかりやの新撮出演はなし | |
第2回 | 6月28日 | 仕事あれこれ | 可愛かずみ 佐藤愛子 雷様 田原俊彦 |
メンバー全員参加コントが復活 「雷様」が公開コントに変更 「長介・工事のしあわせ父子」開始 | |
第3回 | 7月26日 | 着るものあれこれ | 長山洋子 西田ひかる 飯島愛 雷様 野口五郎 山中秀樹 |
きっと愛がある(西田ひかる) 蒼月(長山洋子) |
「視聴者からのリクエストコント」開始 |
第4回 | 8月30日 | <夏休みプレゼント傑作集> 夏バテぶっ飛ばせ!スポーツやるぞ! |
夏の総集編はこれで最後 | ||
第5回 | 9月20日 | 健康は何よりの宝物! | 井上晴美 CoCo 雷様 デーモン小暮 |
夢いちど(香田晋) パヒュームを残せない -PV Ver.-(佐伯伽耶) |
|
第6回 | 10月25日 | いろんな秋見つけたの巻 | 川上麻衣子 松本明子 長山洋子 城之内早苗 大野幹代 佐伯伽耶 雷様 研ナオコ 山中秀樹 |
パヒュームを残せない(佐伯伽耶) めおと酒(長山洋子) |
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第7回 | 11月22日 | 趣味・楽しみで生活にうるおいを! | 久本雅美 小松千春 藤あや子 井上晴美 大野幹代 佐伯伽耶 雷様 堀内孝雄 |
パヒュームを残せない(佐伯伽那) 花のワルツ(藤あや子) |
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第8回 | 12月27日 | 年末特別総集編 笑い納め 年の瀬コント 超満載! |
この回は、94年の傑作コントではなく、これまで放送された「年の瀬」に関するコントの傑作集だった。また、佐伯伽耶と定岡正二によるおせち料理リポートというコント以外のコーナーも登場。 |
1995年編集
ドリフ大爆笑'95 笑いと歌の20年 | |||||
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回数 | 放送日 | テーマ | ゲスト | 曲目 | 備考 |
第1回 | 3月14日 | なつかしのあのコントこの歌一挙満載! | 福井謙二、近藤サト(司会) | 総集編 いかりやの新撮出演はなし | |
第2回 | 6月20日 | 歴史あれこれ | 藤あや子 西野妙子 大野幹代 そめやゆきこ 少年少女合唱隊 森公美子 L・Suger 山中秀樹(ナレーション) |
RAP MIYO-CHAN(cha!K.A.T.O. with BRAND NEW MONKEYS) み・れ・ん(藤あや子) |
「少年少女合唱隊」スタート 「雷様」のオチが変更 |
第3回 | 7月18日 | 着る物 | 長山洋子 岩井由紀子 大野幹代 飯島愛 シェイプUPガールズ 少年少女合唱隊 由紀さおり 安田祥子 |
RAP MIYO-CHAN(cha!K.A.T.O. with BRAND NEW MONKEYS) 赤い星 青い星〜天文カラットの星から〜(由紀さおり) 捨てられて(長山洋子) |
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第4回 | 8月8日 | 夏・まっ盛りだよ! | 西田ひかる 島崎和歌子 香田晋 Melody |
C'mon3!(西田ひかる) 雪次郎鴉(香田晋) |
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第5回 | 9月12日 | 道具あれこれ | 千昌夫 藤あや子 生稲晃子 大野幹代 シェイプUPガールズ 少年少女合唱隊 白鳥英美子 増山江威子(声) |
ふるさとの四季をうたう(千昌夫) み・れ・ん(藤あや子) |
「雷様」のテーマ音楽が変更 |
第6回 | 10月17日 | 秋あれこれ… | 香坂みゆき マルシア 長山洋子 藤谷美紀 大野幹代 佐伯伽耶 シェイプUPガールズ 少年少女合唱隊 デューク・エイセス |
しあわせになれる(マルシア) PRETTY PLEASE(佐伯伽耶) 捨てられて(長山洋子) |
|
第7回 | 11月21日 | 所かわれば品かわる!? | 久本雅美 飯島愛 藤谷美紀 大野幹代 佐伯伽耶 美山純子 少年少女合唱隊 神崎ゆう子 |
PRETTY PLEASE(佐伯伽耶) 夢でいいから(美山純子) |
「視聴者からのリクエストコント」この回から公開コント化 公開コントは剣の修行(オチのBGMは盆回りではない) |
第8回 | 12月19日 | 総集編 いかりやの新撮出演はなし |
1996年編集
ドリフ大爆笑'96 | |||||
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回数 | 放送日 | テーマ | ゲスト | 曲目 | 備考 |
1月30日 | 超!もしも…特集だよ全員集合!! | 総集編 いかりやの新撮出演はなし | |||
4月16日 | 春うらら・・・ | マルシア 長山洋子 生稲晃子 斉藤満喜子 大野幹代 C.C.ガールズ 山口リエ 川上みく 少年少女合唱隊 岸千恵子 |
倖せにしてね(長山洋子、公開) ずっと許してる(マルシア) |
公開コントは忍者コント(オチのBGMは盆回りでこれ以降同様) | |
5月21日 | お仕事です! | 細川たかし 斉藤慶子 本田理沙 三浦理恵子 大野幹代 CAN-Dee 松原澄江 少年少女合唱隊 サーカス |
幸せな日々(三浦理恵子) ふたり道(細川たかし) |
-「サイレント喜劇映画風コントシリーズ」開始 公開コントは剣の修行 | |
6月5日 | 着る物・ファッション | 小柳ルミ子 島崎和歌子 藤あや子 シェイプUPガールズ 佐伯伽耶 フジヤマ・ホクト・アキラ(BANG! BANG! BANG!グラディエーター) |
おばこ巡礼歌(藤あや子、公開) 愛があればね(佐伯伽耶) |
公開コントはドリフ相撲の修行だ全員集合!! 少年少女合唱隊は中川喜弘とDIXIE DIX | |
7月23日 | ぜ〜んぶ「夏」コント大特集 | 工藤夕貴 渡辺美奈代 高橋由美子 大野幹代 佐伯伽耶 CAN-Dee 少年少女合唱隊 近藤サト |
WILL YOU MARRY ME?(高橋由美子) 愛があればね(佐伯伽耶、公開) |
公開コントはドリフ商事 | |
9月10日 | 身体(からだ) | 香坂みゆき 城之内早苗 島崎和歌子 辺見えみり CAN-Dee Melody 松原澄江 憂木かおる 少年少女合唱隊 斉藤ノブ |
流れ星(辺見えみり) 都鳥(城之内早苗) |
-この回以降、ファミ劇での再放送はなし。 公開コントは山寺修行 | |
10月29日 | 趣味 | 森尾由美 渡辺美奈代 鈴木紗理奈 |
公開コントは五軒家コント | ||
11月19日 | 人間関係 | 島崎和歌子 渡辺美奈代 大野幹代 CAN-Dee 中山エミリ マルシア 松原澄江 |
心の結婚(マルシア)、Private Eyes(中山エミリ) | この回までは90分枠での放送。 公開コントは母ちゃんただいまだよ全員集合。3人ジイさん最終回。 | |
12月17日 | 年末特別集編 |
1997年編集
ドリフ大爆笑'97 | |||||
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回数 | 放送日 | テーマ | ゲスト | 曲目 | 備考 |
3月11日 | 武居“M”征吾(ナレーション) | この回よりサザエさんの再放送を休止し、19時からの2時間枠での放送。(関西などは90分の短縮放送。) 必見! 絶品ネタ大辞典 これで君もコントの達人だ(総集編) | |||
5月20日 | 趣味 | 中村あずさ 細川ふみえ 大西結衣 シェィプUPガールズ 菊池万理江 森下涼子 少年少女合唱隊 ネーネーズ 山中秀樹(ナレーション) |
2時間枠での放送。 もしものコーナーが復活。もしもはタクシー。これを最後にテーマ廃止。 公開コントは脱獄コント | ||
7月8日 | 2時間枠での放送。「火曜ワイドスペシャル」枠での放送はこれで最後。 テーマ制廃止によりオープニングが短縮される。 公開コントは「ドリフの修学旅行だよ!全員集合!!」と「茶とけんのCM撮影」(牛乳コント) もしもシリーズは「もしもこんな居酒屋があったら…」 少年少女合唱隊はウォルティ・ブヘリ、ヒルケ・レーダー 挨拶(合唱隊の後)はいかりやと中村あずさ | ||||
10月8日 | - | 香坂みゆき C.C.ガールズ 矢部美穂 さとう珠緒 菊池万理江 新山千春 研ナオコ 少年少女合唱隊 HIROSHI |
水曜日の2時間枠での放送。 公開コントは商店街コントと高木ブーのGood!をいかりやと中本の三人で公開演奏 挨拶(合唱隊の後)はいかりやと香坂みゆき サイレント喜劇映画風コントシリーズは香坂みゆき。もしも…は車内販売。 | ||
11月20日 | - | 武居“M”征吾(ナレーション) | この回より「強力!木スペ120分」枠での放送。 総集編(出血大豪華版) | ||
12月25日 | - | 押鐘貴之 | 大噴火SP 「強力!木スペ120分」枠での放送。[32] 公開コントは「大パニックコンバットだよ全員集合」と「茶とけんの爆笑CM撮影」(おでんのCM)と「テ・キュロ・ディスヒラ」(いかりや高木中本の演奏)と「と「ドリフ(間に番組ロゴの走るマーク)大爆笑ミニコンサート」(ズーズー弁としてピッコロの上野隆史)」長介・工事・ブーおなじみ雷様 少年少女合唱隊はゴスペラーズで、もしも…は無し。 |
1998年編集
ドリフ大爆笑'98 | |||||
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回数 | 放送日 | テーマ | ゲスト | 曲目 | 備考 |
4月16日 | - | 研ナオコ 山田まりや 少年少女合唱隊 たかしまあきひこ C.C.ガールズ 矢部美穂 ブラザー・コーン DJ_FUMIYA GAKU-MC |
「強力!木スペ120分」枠での放送。 この回をもってコントの新規制作は終了となる。 公開コントはご存知母ちゃんと悪ガキだよ!全員集合 もしもシリーズは寝台車 |
総集編編集
新作コントが制作されなくなってからは総集編のみの放送となった。
いかりやの死後、約3年に渡り地上波での「ドリフ大爆笑」としての総集編は制作されていなかったが、2007年のDVD化前後より5度の総集編特番が放送されている。
放送日 | 放送時間(JST) | 放送タイトル | 視聴率 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1998年8月6日(木曜日) | 19:00 - 20:54 | ドリフ大爆笑'98 真夏のスーパーぶっとびスペシャル |
不明 | 『強力!木スペ120分』枠で放送、最後の通常OP。 |
1998年9月22日(火曜日) | 祝30周年!!全部見せます 爆笑ドリフ大全集!! |
ドリフ大爆笑の映像に加え、 『加トちゃんケンちゃん光子ちゃん』や『なるほど!ザ・ワールド』、ドリフの音楽コントの映像も放送。 ナレーションはみのもんた。 | ||
1999年4月2日(金曜日) | ドリフ大爆笑スペシャル'99 チョットだけよ?メンバー緊急集結 5000本コント爆笑大放出スペシャル |
西山喜久恵を進行役に、メンバー5人も出演。 | ||
2000年3月14日(火曜日) | ドリフ大爆笑2000 春一番スペシャル |
『火・曜・特・番!!』枠で放送。 この放送1ヶ月前に亡くなった荒井注が以前、ゲスト出演したコントを放送、コントの最後にメンバーからの追悼文が表示された。 | ||
2001年3月20日(火曜日) | ドリフ大爆笑 21世紀スペシャル |
『火曜ワイドスペシャル』枠で放送。 ゲストとの共演コントを中心に放送。当時出演したゲストのVTRコメントもあった。 | ||
2002年3月19日(火曜日) | ドリフ大爆笑 25周年傑作集 |
「もしも特集」として、もしものコーナーのコントのみ放送。 | ||
2002年12月30日(月曜日) | 18:30 - 20:54 | ドリフ大爆笑 全員集合スペシャル |
久しぶりにいかりやが解説役として登場。全員集合のコントVTRも放送された。 | |
2003年12月23日(火曜日) | 19:00 - 21:24 | 40年だよ!!ドリフ大爆笑 | 前述の通りオープニングとエンディングが一新された。 メンバーが選んだ傑作コントが放送され、いかりやが選んだ傑作コントでは前身番組である「ドリフの昭和大爆進」の映像が流れた。 | |
2004年4月2日(金曜日) | 19:00 - 22:52 (19:00 - 20:31) |
緊急追悼特番!笑いと涙をありがとう! 伝説のコメディアンそして名優いかりや長介さん ドリフ大爆笑から映画踊る大捜査線 完全放送まで4時間スペシャル |
この回は本番組と映画で構成されていて、当番組は19:00 - 20:31に放送された。 いかりやの生涯最後の仕事となったオープニングとエンディングのメイキング映像が放送がされた。 残りの20:31 - 22:52は『踊る大捜査線 THE MOVIE』が放送された。コントVTR紹介のナレーションはみのもんたが務めた。 | |
2007年2月11日(日曜日) | 19:58 - 21:48 | ドリフ大爆笑 30周年記念スペシャル |
日曜21:00台で放送されていた『発掘!あるある大事典II』(これには志村もレギュラー出演していた)が打ち切られたために、 『ドリフ大爆笑30周年』を記念する形で、19:58からの2時間特番で放送された。 過去のコント50本をランキング形式で振り返る構成となり、メンバーのコメントやナレーションは一切なかった。 この特番は急遽日曜のこの時間帯の枠に当てられたが、30周年記念としてDVDを発売するための宣伝特番として予め用意されており、 本来は『カスペ!』等の単発枠の中で放送する予定であった。 なお、毎週日曜日のこの時間は「ファミリー劇場」で再放送されている為(こちらは20:30〜22:00に放送)、 大爆笑がCS・地上波の2つのチャンネルで見られるという現象が発生している。 | |
2007年6月26日(火曜日) | 19:00 - 20:54 | ドリフ大爆笑 放送30周年記念番組 |
12.4% | 『カスペ!』枠で放送。 記念特番第2弾として、DVD未収録(とアナウンスされた)作品を中心に構成され、 DVDのPRの為に番組前半にメンバー4人が登場。 さらに当日は加藤茶が出演していたドラマ『鬼嫁日記 いい湯だな』の最終話放送日であったことから、 ドラマの主役であった観月ありさと夫役ガレッジセールゴリが宣伝を兼ねて出演した。 |
2009年2月10日(火曜日) | 2009ドリフ大爆笑!! 〜ドリフ結成45周年記念SP〜 |
15.8% | 『カスペ!』枠で放送。 フジテレビアナウンサー(現在はフリー)中野美奈子を進行役に、 志村・加藤の他、優香、大沢あかね、小林恵美、山本梓をゲストに迎えて放送 (女性ゲストの4人はフジテレビにおける志村の番組で共演経験がある)。 このスペシャルでは音声がステレオ放送に、スタジオ収録部分がハイビジョン制作になった他、 デジタル放送のコントVTR部分ではサイドバーを入れたピラーボックスで放送された。 | |
2011年3月1日(火曜日) | ドリフ大爆笑!! 加藤茶芸能生活50周年 |
10.7% | 『カスペ!』枠で放送。 加藤が2011年に芸能生活50周年を迎えたのを記念して放送。 いかりや以外のメンバー単独によるドリフ大爆笑総集編としては加藤が初めてとなる。 ドリフ大爆笑から加藤がメインのコントを厳選して紹介した他、 全員集合からは「ちょっとだけよ」や「ヒゲダンス」(いずれもTBSの映像提供)などの名作コントを紹介した。 番組の冒頭で加藤自らがスタジオで挨拶し、くす玉を割って祝った。 | |
2012年10月30日(火曜日) | ドリフ大爆笑35周年 人気スターが選んだ爆笑コント20 |
8.9% | 『カスペ!』枠で放送。 | |
2013年11月12日(火曜日) | ドリフ大爆笑 加トちゃんケンちゃん光子ちゃんスペシャル |
12.9% | 『カスペ!』枠で放送。OPEDはドリフ大爆笑'81・ドリフ大爆笑'82版の映像。 | |
2021年5月3日(月曜日) | 19:00 - 21:00[33] | ドリフ大爆笑2021 | 志村の追悼番組などで本番組の傑作コントの総集編として特集されることはあったが、『ドリフ大爆笑』のタイトルでは約8年ぶりに放送された。 志村単独出演の『志村けんのバカ殿様』『志村けんのだいじょうぶだぁ』の傑作コントも一部放送。 ナレーションは松元真一郎。全編VTR構成の為、ゲストなし。 |
スピンオフ番組編集
上記の総集編のほか、『ドリフ大爆笑』とは題していないが下記のスピンオフ番組がいかりや・志村逝去後に放送された。
『いかりやさん一周忌特番 笑って泣いて! いかりや長介大爆笑スペシャル』
- 『カスペ!』枠で放送。大爆笑のコントのほか、他番組でドリフが挑戦したスポーツやいかりやの紀行番組の名場面を中心に放送された。ナレーションは藤村俊二。
『ドリフの長さん懐かし大爆笑三回忌特別企画』(テレビ朝日)
2006年3月20日(日曜日)19:00 - 20:54
- 今回はフジテレビではなくテレビ朝日で放送され、「ドリフ大爆笑」をベースとして「ドリフと女優の爆笑劇場」などいかりやが出演した傑作コントや、いかりやの遺作映画となった「恋人はスナイパー」の一場面などが放送された。
『懐かしのいかりや長介大爆笑スペシャル!』
2010年3月18日(木曜日)19:00 - 20:54
- 2010年3月20日に、いかりやの七回忌を迎えるのに合わせて放送。ドリフ大爆笑からの厳選コントに加え、全員集合からの公開コント(忍者)や、映画『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』でいかりや扮する和久平八郎の傑作シーン、ホノルルマラソンに出場した当時の映像やアフリカ紀行(テレビ東京制作)の名場面も放送され、芸人であり名バイプレーヤーでもあった、いかりやの功績を振り返った。オープニングは全員集合のオープニング映像を使用し、画面右端下に「映像提供 TBS」のテロップが表示された。エンディングは全員集合の最終回(1985年9月28日放送)のフィナーレのシーンが流れ、フジテレビ系列の地上波放送局でTBSのバラエティ番組が“再放送”される形となった。ナレーションは生島ヒロシが務めた。
- 視聴率は12.1%
『志村けんさん追悼特別番組 46年間笑いをありがとう』
- フジテレビ系列で生放送された。
- 本番組と志村が担当した『志村けんのバカ殿様』『志村けんのだいじょうぶだぁ』といった志村出演の3つのコント番組のそれぞれの傑作コントを振り返った[34]。
- 番組では、上記の3番組の傑作コント以外に下記のゲスト出演者による志村とのコントでの思い出や裏側のトークも展開された。番組終盤にはザ・ドリフターズの加藤茶が志村への贈る言葉として弔辞を読んだ。エンディングではスタッフロール以外に、「志村けんの番組に出演してくださった皆様」として上記の3番組の主な歴代出演者が流れた。そして、番組の最後には「志村けんさん楽しい笑いをありがとうございました 安らかにおやすみください。」のテロップが表示されて、番組を締めた[35]。
- 司会はフジテレビアナウンサーの三宅正治と西山喜久恵が担当した。
- ゲストにザ・ドリフターズの高木ブー・仲本工事・加藤茶、研ナオコ、いしのようこが出演。
- 平均視聴率は21.9%(関東地区)。瞬間最高視聴率は20:48の27.3%だった。また、関東地区以外の日本各地区でもそれぞれ高視聴率を記録した[36][37]。
『志村友達 大集合スペシャル』
2020年6月21日(日曜日)19:00 - 21:54
『ドリフ・バカ殿・志村友達大集合SP』
『春だ!ドリフだ!みんなあつまれ全員集合!』
『ドリフ&志村けんの年末爆笑コント祭り!』
2021年12月27日(月曜日)19:00 - 21:00(前述した『志村けんとドリフの大爆笑物語』の直前に放送)
『志村けん&ドリフの爆笑お宝コント祭り〜バカ殿変なおじさん豪華ゲストも大集合スペシャル〜』
視聴率編集
1977年2月の番組開始以降、すぐに20〜30%台の常連番組となり、1980年に放送された11回の平均視聴率は34.4%を記録した(この年の12月放送の年末総集編で番組最高視聴率となる40.4%を記録した)。1980年代後半〜1990年代に入ると、徐々に視聴率は下がってはいたものの、それでも10%台〜20%と安定した視聴率を獲得。月1でレギュラー放送された1977年〜1998年までの平均視聴率は23.6%だった。
再放送編集
ファミリー劇場での再放送編集
地上波での総集編とは別に、現在はファミリー劇場(以下、ファミ劇)が再放送を行っており、同局の看板コンテンツの一つとなっている。
放送マスターテープの激しい損傷や紛失、また一部ゲストの肖像権等の都合上、やむを得ない理由で欠番扱いとなっている回もあり[38]、全エピソードの放送には至っていないが、通常放送分(90分版)が176本、総集編等(120分版)が18本[39]放送されている、この194本から前記2本を抜いた上で2007年までに96年9月から2007年の特番あmで計21本と96年以前で欠番の9本に加え浅草国際公演1本[40]を含めた225本が製作された[41]。
放送時間は以下の通り(2022年5月現在)
- レギュラー放送 - 月 - 木曜6:30 - 8:00/ 火 - 金曜0:00 - 1:30(月-木曜深夜、セレクト放送)/ 火 - 木曜3:30 - 4:55(月 - 水曜深夜)/木曜20:30 - 22:00/ 金曜19:00 - 20:30
- ※7:00と20:30と深夜3:30では放送回が異なる。また、金曜19:00の放送は第1回からの再放送。
ファミリー劇場での再放送は1999年より開始され、初回から1996年7月放送分まで終えたらリピートとして第1回目から行われる(2007年1月より3周目、2010年8月より4周目となり再び第1回から放送されている。2周目までは日劇公演の模様も放送されていたが、3周目以降カットされている)。1996年後期から2003年までの回は現時点で再放送は行われていない。末期の放送は120分など放送時間がバラバラであり、現在の再放送枠では放送困難であることが一因となっている。同様の理由として、年末特別総集編[42]などは通常の再放送枠とは別の枠で特番として放送されることがあり、2周目では90分版消化後にレギュラーの放送枠を拡大して放送、3周目では90分版消化を間近に控えた2010年6月に、日曜12:00 - 18:00の枠を利用して集中放送を行っている他、9月以降諸事情(後述)によりリピート放送を行っている。
ファミリー劇場での再放送特有の事象として、番組初期から中期までの放送ではオープニングのスタッフロールやコントのタイトル、歌コーナーの曲のタイトルや歌手名などのテロップが一切入らないまま放送されており、時には名物の中年女性の笑い声もテロップさえも入らない珍しい回もみられる。なお、1983年放送の作品からは本放送当時の枠と番組ロゴ、1984年頃放送の作品からは歌コーナーの曲のタイトル・歌手名、1988年放送の作品からはオープニングの出演者ロール、コントタイトル、エンディング時のスタッフロールが入るようになり、この時点で完全な形での放送となる(完全パッケージメディア化)。ただし、総集編の回を中心にこれ以前の物でも回によってはこれらのテロップ類が入っている場合がある。これは本放送時にテロップを生で挿入していた名残であり、ファミ劇では3周目より番組開始冒頭に番組タイトルロゴのみを追加挿入している。また一部マスターテープ(原版)の乱れがあったため、本放送時とは若干異なる画像であるという件の説明が冒頭に書かれることがある。
2008年1月からは2分間のCMが2回挿入されるようになった。また、番組開始数秒間と終了間際数秒間、画面右下にファミリー劇場のマークまたは「ファミリー劇場」と表示されていた。初期の頃の放送ではファミリー劇場のマーク、中期〜後期の放送では「ファミリー劇場」と表示されていたが2008年11月より土日の通常放送、月〜水の「大爆笑アワー23」(第3回目から)とも画面左上に常時「ファミリー劇場」のウォーターマークが表示されるようになった(ファミリー劇場HDは右上に表示)。
2007年11月に「スカパー!大昭和祭り」キャンペーンの一環として第1回から第5回がリピート放送された。その後、2008年10月27日から「大爆笑アワー23(英称:LOL HOUR 23)」として毎週月曜日〜水曜日23:00〜24:25に改めて第1回から放送、2010年10月からは夕方枠に移行した上で「夕焼けドリフ劇場」として引き続き放送を行っている。これとは別に、同月より火曜21:00 - 23:00に「ファミ劇9 火曜ドリフ横丁」が新設され[43]、前述の特別総集編の他、今後は大爆笑以外のドリフ関連番組がファミ劇初放送作品も含めて編成されることになっている。
2012年7月からスカパー!e2(現:スカパー!)にてすべての放送回において字幕放送を行っている。2015年9月1日からはスカパー!プレミアムサービス・スカパー!プレミアムサービス光でも字幕放送が開始された。
ファミリー劇場での放送におけるエピソード編集
2009年8月25日放送の大爆笑アワー23(第115回)では、放送当時に触法行為で拘置中の酒井法子の登場する場面および歌(夢冒険)のシーンをカットなどすることなく、そのまま放送された。同年末には仲本と高木がファミリー劇場の番組収録に参加。『アニメ問わず語り』には2人それぞれ登場し、正月特番『2010ラインナップ特番』では仲本が大爆笑の収録の思い出を語った。また、2人が出演する大爆笑用のCMやクロスプログラムも制作され、期間限定で使用された。
2010年9月18日・19日の放送は、同月11日に死去した谷啓の追悼番組という形を取り、1979年に谷がゲスト出演した2回分を前倒しして放送した。11月3日の放送は、デビュー30周年を迎えた松田聖子のスペシャルという形を取り、6回分を放送した。
2011年5月2日・3日・4日・6日・7日は当初ゴールデンウィーク集中編成を予定していたが、4月21日に死去した元キャンディーズの田中好子の追悼特別編成に変更し、キャンディーズが出演した10回分を放送した。8月8日から12日までの『夕焼けドリフ劇場』及び、14日の『日曜ドリフ劇場』では、「ドキッ!水着だらけのドリフ大会」と題して、アイドルが水着姿で登場する回を放送した。なお、翌週は特別編成により番組自体が休止された。8月20日は「これでいいのだ!バカ殿&バカボン おバカパレード」の企画として、バカ殿のコントがあった回を放送した(この企画では、レギュラー版「志村けんのバカ殿様」も放送されている)。
BSフジでの再放送編集
2017年10月8日から、BSフジで毎週日曜日の20:00 - 20:55(JST)の枠にて、「ドリフ大爆笑」の番組タイトルで放送を開始した。番組は、過去に制作された傑作コントを厳選・再編集した内容になる[44]。初回の放送では、ニコニコ生放送との番組連動企画により、BSフジの放送を見ながら加藤・仲本・高木と高木の実娘の高木かおるの4人が、番組が開始された1977年当時のエピソードや裏話を披露するという、生実況企画を行った[45]。なお、BSフジでの初回は、1977年2月8日に放送された「ドリフ大爆笑」第1回(テーマは『対決!』。ゲスト:伊東四朗・小柳ルミ子・千昌夫ほか)を再編集して放送。コントのハイライトのシーンは本放送と同じ形式だったが、笑い屋の笑い声をカットしテーマソングに変えるというもので、本放送終了後にも繰り返される。また冒頭のハイライトはゲスト紹介に変えられている。また、年末総集編と一部回(沢田研二やキャンディーズなどのコントは放送されていない)は放送されない。放送間隔は、10回放送したら、10回前から10回繰り返し放送し、繰り返しの放送が終わったら、新たに10回放送し、また10回繰り返しの放送となる。
2021年4月11日からBSフジでの放送時間が、毎週日曜日の21:00 - 21:55(JST)に変更となった[46]。
コントの構成編集
コントの種類は多種多様で、その日のテーマに合わせた内容に沿う形で進められ、5人全員総出演するものもあれば、いかりや・高木・仲本あるいは仲本・志村またはいかりや・加藤などの組み合わせもある。
加藤・志村によるコントは大概「茶とけん」という冠タイトルが付いており、主に女性ゲスト、稀に高木と仲本がエキストラとして加わる場合がある。
「もしものコーナー」は原則、番組の最後のコントとして放送されていた。
いかりやの女房役はほとんどが由紀さおりが務めた。
もしものコーナー編集
後半コントのメインコーナーの1つで、その日の締め(大抵はエンディング20分前)として放送された。タイトルはその日によって異なり「もしも○○な○○屋さんがあったら(こんな○○さんがいたら)」というもので、司会進行役のいかりやは「お馴染みもしものコーナー」として紹介していた。
内容として、主人公のいかりやが様々な職業の中でまともでない人間に出会ってひどい目に遭わされるというのが定番であり、オチは「だめだこりゃ」で締めるのがお約束である。キャラクターの設定としては、加藤は貧乏人で泣き上戸あるいは愉快な非常識人、仲本は一見まともそうであるが実はひと癖も二癖もある厄介者、高木は主に一発芸や駄洒落あるいは出オチのようなものが多く大抵数十秒で終わるパターン、志村はオカマもしくはとぼけた老人役が多く4人の中では比較的長めに時間(5分超えになることが多い。一方で高木は約1分程度、加藤・仲本は各2 - 3分程度と短め。)がとられており、流れとしては例外を除き大抵は加藤→仲本→高木→志村の順となっていた。また、回によっては高木のコントが省かれ、その代わりに高木と仲本が共演する場合もあったり、コントのテーマによっては、加藤・志村が共演している場合(例としては寿司屋・取り調べ・弔問客等)があった。(尚、99年度に披露された「~もしもこんな人が検問に引っかかったら~」では仲本→高木→志村→加藤の順となり、最後の加藤の番では自身が過去に起こした交通違反をネタに車から降ろされるというオチとなった。)
このコーナーでは独自のテーマソングが流れる。
締めの言葉である「だめだこりゃ」は流行語になり、2001年に新潮社から発売されたいかりや自身の著書(ISBN 4101092214)のタイトルにもなっている他、いかりやが出演していた刑事ドラマ「踊る大捜査線」でも発した事もある。
以下、代表的なコント
銭湯編集
- 威勢の良い銭湯(サービス過剰銭湯)
- いかりやが風呂屋に入ると、店主の仲本と残りのメンバー3人が扮する店員によって、和太鼓のリズムに乗っていろいろなサービスを受ける。しかしそのサービスは、体だけでなく顔にも容赦なくぶっかける「かけ湯」、体洗い(すまた洗い)と称して鈴のついた紅白のロープで股間をこする、シャンプーのついた頭をゆすぐ際に満タンまで湯をためた洗面器に顔をつけさせる、浴槽につかるのも後ろ向きで頭から湯の中に放り込まれる、体を拭くと言いながらどう見てもムチでしばくが如くタオルで全身を叩かれる、という具合でいかりやがもみくちゃにされるものであった。太鼓を叩いているのはすわ親治(1994年のリクエストコント編では加藤が叩き、後はBGM)。
- 同じ設定のコントが3パターン収録(初出は1982年7月27日放送、1985年、1994年に収録)されており、収録時期によりいかりやをもみくちゃにする手順や浴槽に投げ込む回数、風呂屋の壁広告や浴槽の湯の色(初期は入浴剤を使用)、回によって太鼓の叩く音や位置が微妙に異なっている。(初回:すわが太鼓の縁を叩く、二回目:すわが太鼓の革面を叩く、リクエスト:加藤が太鼓の革面を叩く) なお、何故かこの風呂屋には紅白の祝賀幕や提灯が飾られ、メンバー4人は黄色の法被を着ているが、店主の仲本のみピンク色の法被を着ている回もあった。さらに初回では一連のサービスが終わった後いかりやは服も着ないまま外に出され、「こんにゃろ、ふざけんな、バカ野郎!」とキレたいかりやが戻ってくるとまた有無を言わせず同様のサービスを繰り返し、最後は浴槽に放り込まれたいかりやが息絶え絶えに「だめだこりゃ」と言ってオチとなった(その際、紅白のロープに付いている鈴で頭を軽く叩かれて終わる)。初回では、仲本が、もしもシリーズの最初に登場したパターンである。
- 後に2021年9月26日に放送された『ドリフに大挑戦スペシャル』では客をカンニング竹山、店員を劇団ひとり、カミナリ、ガンバレルーヤが扮して再現された。このバージョンでは竹山演じる客が口うるさい性格で、銭湯にくる前に店員が共謀する様子と竹山が道端で遊んでる子供やイチャイチャしてるカップルに説教するシーンが追加された。
- いかりやは後に「(このコントでの4人から)殺意を感じた」とコメントしている[47]上、いかりやの孫娘が「何で、おジィちゃんをいじめるの?」と泣いた話を息子の碇矢浩一がブログで述べている。しかし、いかりやは晩年には「風呂にも入れて気持ちよかった」「台詞がなくて楽」などと一転して好意的なコメントを残していた。[48]
- 南原清隆がある番組で「生涯見てきたコントの中で最も面白かったコント」として採り上げていた。また、藤村俊二も2005年のいかりや一周忌特番の『ドリフ大爆笑』で「一番好きなコント」とコメントしている。
- このコントは、以前同系列で放送されていた『めちゃ×2イケてるッ!』でかつて放送された「フジテレビ温泉」のモチーフになっていると考えられる。
- このコーナーは控え室に銭湯のセットを組んで、打ち合わせをすると騙して呼び出した若手芸人を待ち受け、レギュラーの女性陣たちが何も知らずに部屋に入ってきた若手芸人の体を手荒く洗うというドッキリ企画であり、同コーナーの最後のBGMにも『ドリフ大爆笑』のオチのBGMと同じものを使用していた。
- 低料金の銭湯
- 店主は高木。料金は40円。驚きつつもその安さに喜んでいかりやが風呂に入ろうとするが、風呂場に見えたものは、風呂場の絵が描かれた壁だった。クレームをつけるも高木に「だって40円だもん」とそっけなく返され、呆れたいかりやが「だめだこりゃ」と言うオチ。
- 一見平凡に見える銭湯
- 上記のようにとんでもない銭湯で散々な目に遭ってきたいかりや、番台に座る店主(加藤)の姿に警戒し「何も無いの?」と質問するが、加藤は「他の店に入ったから変な期待を持つんだよ。うちは平凡な銭湯だよ?」と応対。本当に何も無いのでいかりやは安心して風呂場へ行こうとするが、一歩踏み出した途端に落とし穴に落っこちてしまう。加藤に「何処が普通なんだよ!?」と怒鳴ると、「これなら如何だ?」と加藤は頭上に下がった紐を引く。加藤が消え、次の瞬間番台の側板を破って出てくる(そして最後はむち打ちになった加藤が気絶して終わり。「もしもこんな銭湯があったら、痛てえだろうなあ」というオチだった)。また加藤が、珍しくもしもシリーズの3番目に登場したパターンでもある。
- オカマの銭湯
- 色っぽい話し方の店主(志村)の親切(冷えたビールを勧める)をいかりやが断ろうとすると突然男口調で「てめえ、俺の酒が飲めねえってのかこの野郎!!」と怒鳴る(その後「オカマは冗談が大好きなのさ」と笑ってごまかす)。この店主の趣味で経営している銭湯で、店の中には遠山の金さん姿の杉良太郎のポスターや、マッチョな男性のポスターが貼られたりしている。いかりやが服を脱ぐ時にビール瓶の後ろに隠れているひもを回してカーテンを開け鏡で脱ぐ姿を見たりする。いかりやが風呂に入ろうとするが、そこには先に店主(志村)が先回りをしている。
- 未亡人の銭湯
- 夫に先立たれたばかりか、その夫の借金返済のために住む家を失い、銭湯の更衣室で暮らすハメになった女店主(志村)といかりやのやり取りを描く。先程の「オカマの銭湯」と流れは大体同じだが、こちらの方が先に制作された。
- 潔癖な銭湯
- 銭湯に入りに来たいかりやだったが、男店主(仲本)に「ダメだよ、お客さん!だって汚れた体で入ったらさ、風呂汚れるでしょ!よそのお客さんに迷惑じゃないの!それダメダメダメ!この先にね風呂屋があるから、そこで風呂に入って、それからうちに来て頂戴!!」と言って帰される。やむなく別の銭湯に行くが、そこでも女店主(仲本が違う衣装で登場)に「お風呂入る前に、風呂に入ってきたでしょうねー!?」と半笑いで訊ねられる。
- 衛生上に厳しい銭湯
- 店主は仲本(白衣を着ている)。いかりやが銭湯に入ると、衛生上に悪いためか服と石鹸をごみ箱に捨ててしまう。その後は「潔癖な銭湯」と同じだが、終いには作業服を着た小松に消毒される始末。
- 露天風呂の銭湯
- 店主は志村。露天風呂ということで入ってみたが、その浴槽は敷地外の道路上にあって入浴中のいかりやは通行人に丸見えという状態だった。
- 焼けた銭湯
- いかりやが銭湯に入ると、黒焦げになった銭湯の建物と店主(加藤)がいた。釜に火をつけたところで飛び火をしたのが原因だった。こんな時であっても営業しており、銭湯に入っている人(志村)が出てきて、「おっさん、ちょっとお湯熱いんだな」と言って再び中に戻っていった。
- スケベな銭湯
- 『ドリフに大挑戦スペシャル』内で放送された新作。客は劇団ひとり、店主はよしこ(ガンバレルーヤ)。店主は男性客を狙う痴女でひとりが服を脱ぐときに覗き見しようとする。その後の流れは「オカマの銭湯」に類似しており、最後はよしこが浴槽に隠れてひとりに襲いかかったところでオチ。
健康コンサルタント編集
- オカマの健康コンサルタント
- 志村がコンサルタント役に扮し、すわをアシスタント役に据えている。美容のためにと称して上半身に泥パックを塗ったり、顔にホイップクリームを息ができなくなるほど塗りたくる。
- ショック療法の健康コンサルタント
- 加藤がコンサルタント役。ストレスを抱えてやってきたいかりやのストレス解消法と題して、大声を出す、風船を割る、水槽を被らせて鰻や蛙を投入するなどしていかりやに大声を出させる。最後は、サウナに入ったいかりやの頭に特大のお灸を沿え、それが爆発して終了。あまりのひどさにいかりやは「完っ全にだめだこりゃ」と激怒。(1984年もしも決定版)
- 亡者の健康コンサルタント
- 高木がコンサルタント役。いかりやがとある健康コンサルタント事務所を訪れるが、そのコンサルタントはすでに死亡しており、その幽霊が応対していた。
- 体力が資本の健康コンサルタント
- 仲本がコンサルタント役。自分から進んで体を鍛えているコンサルタントに困惑するいかりや。だが最終的にコンサルタントは建物(のセット)を破壊してしまった。
マッサージ編集
- 祈祷師風のマッサージ師
- 巫女の格好をしている店員(すわ)の呼びかけで来た祈祷師姿の先生(志村)が現れ、いかりやが「肩と背中が突っ張る」というと、志村が「症状が判った」と言い、「治療のために服を脱ぐよう」に言う。
- 最初は刀を使ってお祈りをしたあと、いかりやが横向けになった上で、志村が歌にあわせて刀でいかりやの胸元を叩き、大量の灸を据え、しかも灸の周りに冷たい水を撒き、挙句の果てに蝋燭の蝋を垂らしてしまう。最後はミルガイを使って、いかりやに水を浴びせた。
- 後に『志村けんのだいじょうぶだぁ』・『けんちゃんのオーマイゴッド』でもこのネタが再現された。『だいじょうぶだぁ』版では田代まさしが店員・矢崎滋が患者(犠牲者)を演じ、矢崎が大量の灸を据えられた後に、爆発四散してしまうという過激なオチになってしまった。『オーマイゴッド』版では久本雅美が店員(他に巫女姿の女性が控えていた)・渡辺徹が患者(犠牲者)を演じ、刀マッサージ時に彼の妻である榊原郁恵や「とんとんとんまの天狗さん」が歌われ、灸の爆発の後水を掛けられた。
- 超ベテランのマッサージ師
- この道80年という老婆のマッサージ師(志村)が「80年やってるからどこがこってるかすぐわかる」と言いながら「で、どこがこってるんですか?」と聞いたり、「どこから来たんですか?」「仕事は何やってるんですか?」などの質問を繰り返し何度も聞く。しまいには逆にいかりやがマッサージをする羽目に。
- 後に『志村けんのだいじょうぶだぁ』でも再現され、この時は西田敏行が客役だった。
- ハリ専門のマッサージ師
- マッサージ師は高木。「ハリ専門のマッサージ」というのでてっきり針治療だと思っていたら、何と天井のハリを外していかりやの肩に直撃させた。いかりやは「効くことは効いたけど、こりゃ一体何だ?」と問いかける(頭に直撃するパターンもあり、それでは「だめだこりゃ」で終わった)。
- 友達の輪のマッサージ師
- マッサージ師は加藤。いかりやにマッサージを始めるも加藤自身も肩こりに苦しんでおり、娘をその場に呼んで肩を揉んでもらう。ところがその娘も肩こりで、娘婿に揉んでもらう。その娘婿も肩こりで…、というのを繰り返しているうちに兄ちゃん(仲本)まで登場。その兄ちゃんも肩こりだとわかるや、加藤はいかりやに「兄ちゃんの肩を揉んでくれないか」と頼む始末。いかりやが断ると、何と仲本は刺青をいかりやに見せて揉むように脅した。こうして「みんなで作ろう、肩こりの輪」と加藤が唱えて終了する。
- 音楽療法のマッサージ師
- マッサージ師は仲本。マッサージにはリラックスした状態が最適といかりやに音楽を聞かせるが、沈痛なクラシック音楽・『昭和枯れすすき』と(暗い)「悪い例」の音楽を聞かされ、その後ジャズバンド・子供コーラスによる『肩たたき』が演奏された。オチでは人件費込みで高額な代金を請求される羽目に。
- 中国人のマッサージ師
- マッサージ師は加藤。バニーガールの受付に引かれいかりやが(高額コースで)入店したが、中は武術家の控える道場になっていて、武術家たちによって技を次々掛けられ、最後は電気椅子による電気マッサージを受ける羽目に。しかしオチでは加藤自ら電気椅子マッサージで感電死してしまった。
電器店編集
- 貧乏な電器店
- 店主(加藤)が子供を背負いふらつきながら登場(2~3日何も食べてない)。1年前に店を開いたものの、これまでに来た客はたったの2人で売れたのは電球一つ。そして女房に逃げられ、さらには近所のサラ金から借金したところ300万円にも膨れ上がってしまったという。このため、客(いかりや)が友人の結婚祝いのために電気スタンドを買おうとすると、その売り上げで借金を完済しようと300万円もの値をつけてくる。また12000円の扇風機を買おうとするとおまけとしてトースターをつけてくるが、こちらも代金として300万円を要求する(トースターの値段が約298万円)。呆れたいかりやが「他の店行くんですよ。(値段が)高いですよ」と店を出ようとすると、加藤は「あ~あ~、薄情者。(子供に向かって)いいか、あのおじさんの顔よーく見とくんだぞ。いいか、2人でな、お腹空いてな、死んだらこのおじさんのせいだからな!薄情者!人殺し!!」と騒ぎ出し、「うちに人殺しが来てんですよ」と警察に電話しようとする。そしていかりやが「この声です!」と突きつけられた電話に向かって「だめだこりゃ!!」と言ってオチとなる。
- 夫婦ゲンカの絶えない電器店
- 店主(仲本)は風邪をこじらせて床についており、その妻(由紀)が代わりに店番をしているが、外出中に友人の結婚祝いのために電化製品を買いに来た客(いかりや)が来たため仲本が起きてきて応対。そこに由紀が帰ってきて、「この野郎、どこウロウロしてんだよー?お前はー!?」と仲本が怒ったことから夫婦ゲンカが始まり、いかりやそっちのけで激しい取っ組み合いのケンカを繰り返す。しまいには柱に縛りつけられた仲本が暴れてその弾みで店が倒壊してしまい、仲本は落ちてきた梁の下敷きになってしまう。そしてボロボロになった由紀がそれを見ながらいかりやに「あたしお買い上げにならない?」と言ってオチとなる。
- 欠陥の多い電器店
- 店主(志村)が誰かと電話で話している状態で登場。客(いかりや)が友人の結婚祝いのために少なめの予算で買える電化製品を探しに来て、それに気づいた店主は「はいちょっと待ってね、バカ来たから」と電話を切る。応対した店主は最初にトースターを勧めてきたが、1分もすれば焼けるというものの試しにセットした食パンがすぐに勢いよく飛び出してしまい、もう1つの2000円のトースターは食パンをセットした直後に火花と煙を吹き出してバラバラに壊れてしまう。次に店主は少し高額の商品を勧めてくるが、扇風機はスイッチを入れると次々と部品が外れてバラバラに壊れる物や送風ファンの部分が離れて飛んでいってしまう物で、クーラーはスイッチを入れるとシャワーのごとく水が吹き出し、全自動洗濯機(この時志村はなぜか何度も『扇風機』と言い間違えている)はスイッチを入れるとやはり火花と煙を吹き出し、ドラム部分を残してバラバラに壊れてしまうなど欠陥品の電化製品ばかり。最後には店主は中古で2万円のカラーテレビを勧めてくるが、スイッチを入れた数秒後に突然爆発して店内はメチャクチャに大破し、2人ともボロボロになってしまう。この時志村の体には爆発によって電気が流れており、いかりやが「だめだこりゃ~」と言いつつ体に触ると頭からバチッと火花と煙が吹き上がり、驚くいかりやに志村が「触るな、電気来てるから」と言ってオチとなる。
- もしもシリーズ以外での、加藤と志村のバージョンもある(店主が加藤、客が志村)。
居酒屋編集
- 焼けた居酒屋
- 暖簾をくぐると店内は火事で黒焦げになっており、やはり黒焦げの店主(加藤)がいる。しかもその店は昨日開店したばかりであった。
- 気丈に接客をするが火事の熱で熱々になったビールなどを出し、いかりやが「だめだこりゃ・・・」と言い、最後は加藤が「皆さん、マッチ一本火事の元・・・可哀想な加トチャン・・・、昨日開店したのに・・・」と泣き崩れる。
- 借金取りが来る居酒屋
- 仲本の店を借金取り(八名信夫など悪役商会の面々である場合が多い)が荒らしていき、なぜか客のいかりやまで殴られる。「出血大サービス」というポスターが貼られていて、オチで仲本が「出血大サービスって書いてあるでしょ」と言うパターンもある。
- 子供の居酒屋
- 具合の悪い居酒屋
- 志村が店主。店主は足が動かないため、天井にベルトを吊り下げて輪を作り、それに体を引っ掛けて接客する。またこの店主はアル中でいつも手が震えているが、酒を飲むとほんの少しの間身体の状態が正常に戻り声も若返る。最初はおつまみにピーナッツを出すが手が震えてこぼしてしまい、次は湯豆腐を持ってきたがやはり手が震えてお湯をいかりやにかけてしまう。また、漬物のオーダーにきゅうりを用意したが手が震える店主が吊り下げられた身体の勢いで包丁を振り回したりする。最後は尿意までもよおし、用意した溲瓶を使おうとするも手が震えてうまくできず、手の震えを止めようと酒を飲んだら小便の勢いも増してしまい、いかりやに顔面シャワーを浴びせる始末。
- やる気のない居酒屋(泣き虫の居酒屋)
- 店主(高木)に注文しても「おしぼりない~」「つまみない~」「お酒ない~」、しまいには「オチがない~」「終わらない~」「面白くない~」と返される。オチは「だめだこりゃ、本当にだめだ!!」。高木の持ち時間では珍しく3分16秒と長めだった。
- やたら勘のいい居酒屋
- 店主(伊東四朗)が客のやることを先読みしている。(1979年もしも決定版)
- 脱サラして始めた居酒屋
- 店主は加藤だが店が電車のガード下にあって立地条件が良くない。電車が通過するたびに店が揺れ、頭上から物が落ち、さらにはトラックもよく突っ込んでくるような場所だった。それゆえに吊り革やヘルメット(揺れ・頭上対策)、さらには位牌(トラック事故死対策)をおススメの一品として注文を迫るありさまだった。
- 夫婦ゲンカばかりしている居酒屋
- いかりやが店に入るなり、店主(仲本)と妻(由紀)が夫婦ゲンカで罵倒しあい、物を投げあうなどの一触即発ぶりだった。やりとりの1つ1つが殴り合いのケンカに発展し、挙句の果てにはケンカで敗れた和服代(5万6千円)までいかりやに請求してしまう。
- 建てつけの悪い居酒屋
- いかりやが入り口のドアを開こうとすると開きにくい。居酒屋の中には店主(高木)がいる。入り口のドアを閉めると居酒屋全体が壊れてしまう。
- 未亡人の居酒屋
- 店主(志村)が、自分の服や髪の毛を売って酒やつまみを買ってくる。最終的には「私を2000円で買って下さいませんか?」と身売りしようとする。
- このコントに登場する未亡人の子役は当初はいかりやの弟子であったが、後に客を加藤に変え、女性ゲストが参加する形でリメイクされている。またリメイク前と比べて、女将の志村の恰好がある程度清潔になっている。
- 家庭的な居酒屋
- 店主(加藤)が家の茶の間でやっている。メニューは娘が描いた冷奴の絵などが貼られ、娘のカラオケサービス(童謡のみ)も実施するが、いかりやが不満を漏らしたところ、今度は妻(奥村チヨ)が歌を歌いだして、いかりやを困惑させる。
- オカマの居酒屋
- 色っぽい話し方の店主(志村)の親切をいかりやが断ろうとすると突然男口調で怒鳴る。店は屈まないと入れないほど極端に小さく、出されるものが何もかもミニサイズ。線路脇に5万円で建てたといい、電車が通るたびに店が地震にあったかのように揺れる。
- 店主が酔っ払ってる居酒屋(泥酔飲み屋)
- 『ドリフに大挑戦スペシャル』で放送された新作コント。配役は客:カンニング竹山、店主:伊達みきお、トミー(店主の幼馴染の客):富澤たけし。竹山が入店すると既に2人とも酔い潰れており、店主の伊達は熱燗と間違えてビールを持ってきたり、注文した塩辛を持ってこなかったりと注文通りに品物が来ない。しかも店は狭い上に建て付けが悪く、伊達が仕切り板をあげる度に竹山に激突し、それを回避しようと富澤と席を交換したら仕切り板を下ろした衝撃でお品書きが落下し、更に席を変えても今度は上にしまっていた金具やタライが落っこちてきて竹山を直撃、あげく最後は「だめだこりゃ」も2人に取られてしまうなど踏んだり蹴ったりだった。
ビアガーデン編集
- いやしんぼなウエイター
- いかりやの注文したビールをウエイター(加藤)が飲んでしまう。注文3回目で口にビールの泡がつき、4回目で発覚。最後にはウエイターが千鳥足になり、足を滑らしてプールに転落してズブ濡れになる。
- なお、同様のネタは後に「大爆笑」で複数回行われ、TBS系『加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ』でも行っている。
- じいさんのウエイター
- ビアガーデンにやって来たいかりやだが、お金がなくてちゃんとしたお店が開けなかった老夫婦(志村はウエイター、厨房が婆さんという設定)は、自宅のベランダをビアガーデンにしていたのであった。客がメニューに書いてある物を注文するが、ウエイターは何かと理由をつけては注文を断り、出来たとしても、とうもろこしはベランダで飼っている鳩の餌であり、その鳩も焼き鳥にしようとする(泣きながら謝るが)等まともな品がない。何も注文できていないが、ウエイターが山口百恵のショータイムが始まるというので見てみると、ウエイターが女装(もしくはウエイターの妻?)をして音楽に合わせて踊りだすというものだった。客が「似てないよ」というと、ウエイターはサービスだといって女装のときにつけた胸を露出する。
床屋編集
- 威勢の良い床屋
- 太鼓に合わせてシャンプーをして、洗面器に顔を突っ込まれる。小松版と仲本・高木版の2パターンがある。
- 小松版では太鼓は登場せず、粗かけもせず乾いた頭のままシャンプーをふりかけ、洗面器に顔を突っ込ませ、最後のゆすぎは小松がいかりやの頭を押さえこんで数秒間洗面器につけさせ続ける。やっと顔を出してもらうも、直後に上からバケツいっぱいの水を豪快にぶちまけられる。威勢が良すぎてエプロンも外れてしまう。ずぶ濡れのいかりやは「バカヤロー!どうしてくれるんだ!?これよ!!」と激怒するが、最後に小松はドライヤーと称して火のついた薪を振り回して乾かそうとする。(1977年もしも決定版)
- 仲本・高木版では最初、粗かけもせず乾いた頭のままシャンプーを塗りたくり、洗面器に顔を突っ込ませて数回ゆすぐ。最後のゆすぎは仲本がいかりやの頭を押さえこんで数秒間洗面器につけさせ続ける。やっと顔を出してもらうも、直後に上からバケツいっぱいの水を豪快にぶちまけられ、頭を雑に拭かれた挙句、セットは手で中途半端に角を立たせた状態で「ありがとうございましたー!」と有無を言わせず終わられてしまう。オチにいかりやは、「だめだこりゃ、目が開かねぇ、バカヤロー!」と激怒した。
- このコントは後の「威勢の良い銭湯」に応用される。「威勢の良い銭湯」と違い、志村・加藤は参加しない。
- 全くやる気のない床屋
- いかりやが店の中に入ると店内は埃だらけでクモの巣まで張っている。店主(志村)はものすごく不機嫌であり、普通のイスには座らずに待合室で顔をそる。最終的には別の床屋に来てもらって店主(仲本)に顔をそってもらう。
- ラーメン屋になった床屋
- いかりやの要求に、「いい加減にしてもらいてぇな!」と一切応じない店主(仲本)。いかりやが「おめぇのとこの商売は何なんだ!?床屋だろ!?おめぇのとこは!!」と激怒するも、仲本は「ああ、そうだよ!昨日まではな!!」と逆ギレ。実は床屋からラーメン屋に変わっており、洗面台が丼の代わりになっていた。最後にいかりやは洗面台でラーメンを食べている客に「(本気で)食うなよお前は!」と言っていた。
- 弱気な床屋
- 店主(加藤)がいかりやの髭を電気シェーバーで剃ろうとする。さらに毛抜きでいかりやの髭を抜く。いかりやが「床屋なんだからカミソリ使ってよ」と促すが、店主はカミソリを持つと手が震えるらしく、風船を顔に見立て髭剃りの練習をするものの、ことごとく風船を割り続け、店主は「もう1回理容学校で勉強してきます」と言い残し店を飛び出してしまう。
- このコントは後に独立した形でリメイクされ、風船のシーンでは1度だけ成功し加藤や現場のスタッフも驚いていた。
- 経験不足の床屋
- 店主(加藤)がいかりやの髭を剃った後、もみあげを整えようとするが、いかりやに職業は芸能界関係でテレビに映るからと言われてあがってしまったらしく、最後は頭の前半分をM字に剃り落としてしまい、「どうするんだよこれー!明日本番があるんだよ、俺はー!」と怒るいかりやに店主は「すいません、私田舎帰ってサラリーマンやりますから」と言い残し店を飛び出してしまう。
- このコントでは加藤がいかりやの髭を「カミソリは初めて使った」「人の顔剃るのは何年ぶりかな」と言いながら実際にカミソリで剃っている。さらに、このコントのみいかりやはカツラを被っていた。
- トリートメント専門の床屋
- 店主(志村)がいかりやにシャンプーハットをかぶらせ、牛乳、納豆、練りからし、卵、タバスコ、ウォッカとテキーラのブレンドなどを頭にかけて火を付け爆発ヘアーにさせる。最後に志村はちりぢりになったいかりやの髪をとって「3年後か」と言っていた。
- 低料金の床屋
- 理髪料500円という安さ(一般には1,000~2,000円が相場)にいかりやは喜んで入るが、店主(高木)が剃髪を始めようとすると突然奥さん(由紀)が登場し、涙ながらに剃髪を阻止する。いかりやはあっけらかんとしながらも「僕の頭どうしてくれんの?」と聞くと、由紀は息子2人を呼びつける。見ると息子2人は頭から血を流していた。「こうなっても構わないのであればどうぞ。あなた、これから練習はお客さんだけにしてちょうだい」という由紀の声にいかりやは身の危険を感じ、帰ろうとするが高木ととっくみあいになってしまう。
- BarBarスー
- キャンディーズ田中好子が店主の床屋。椅子にピンクのファーがあしらわれていたり、店主がチャイナドレスを着て応対してはいるが、実は満足に髭剃りもできない店主だった。
不動産屋編集
- オカマの不動産屋
- いかりやが入ってきた不動産屋はなぜかキャバレーの様相。オカマの店員(すわ)が無理矢理いかりやを席に座らせ、店主(志村)が登場。途端に艶めかしく迫って来て、いかりやが困惑するといきなり男ことばで怒鳴りつけてくる。店内にはなぜか舞台がしつらえてあって、店主の気まぐれで志村とすわの『矢を切る私』や『白鳥の湖』などのショーを見せつけられる。最後は、自分の部屋の鍵を渡して「同居しよう」と迫ってくるので、いかりやはグロッキーになる。
- 最新式の不動産屋
- コンピューターを駆使した最新式のシステムが売りだという不動産屋。いかりやが提示した予算に合わせ白衣を着ている店主(仲本)が条件を入力すると、モニターに『親子4人では狭すぎる』、『あなたは、田園調布に住む顔ではない。』、『バカ、ドジ、マヌケ、貧乏人』などいかりやを罵倒するような文句が延々と表示される。店主が頭に来たいかりやに「ローンを組んではどうか」と勧めて機械を操作すると、『あなたはあと五年しか生きられない。バンザーイ、ハハハハハハハ』と表示されてしまう。これを見たいかりやは仲本とともに笑い出してしまうが、結局「だめだこりゃ」ともらしたあと、小声で「バカ!」と罵倒する。
- 悪質な不動産屋
- 不動産屋の表に貼ってあった張り紙の物件を気に入ったいかりやは、早速店に入り、契約をとろうとするも、応対した店主(加藤)に件の物件は契約者が決まってしまったと言われる。その後も店主の紹介する物件の中から気に入ったものを見つけるが、どれも「ここも手付が入ったばかり」「入居者が相次いで不幸になる曰く付き物件」等と何かと理由をつけられ、断られてしまう。これを繰り返す内に、いかりやはとうとう怒りだし、「表では調子のいい事書いておきながら、あれこれ言い訳つけて、最後にはインチキ物を高く売りつけようとする気なんだろ!」と罵倒する。これに腹を立てた加藤は『おすすめ物件』として、これまでにない最高の条件の家を紹介してくる。これを気に入ったいかりやは、再三確認した上で、この家を購入する事を決意するも、契約が完了した途端に、加藤は「家が売れたぞ!」と大喜びで店の奥から家族を呼びつけると、揚々と新居に引っ越す。実はいかりやの購入した家は不動産屋の店舗そのもの(しかも加藤曰く「築130年」)であった(加藤たちが出て行き入口の扉を閉めた直後、建物が半壊。いかりやは「だめだこりゃ」ともらした後、「130年前に不動産屋なんてあったかな?」と疑問に思う。)。
- 悪質な不動産屋?
- いかりやが不動産屋に入ると着物姿の店主(高木)がやって来る。いかりやが予算の相談をした後実物を見せてもらおうとしたら、出てきたのは何と家ではなく不動明王の像であった。高木は「だから不動さん屋なんですよ。お気に召さなかったら観音様もございますよ。」と言い、いかりやは「悪質なのかバカなのか分かんない」と呆れる。
- 公衆便所の不動産屋
- いかりやが不動産屋入ると公衆便所だった。そこに店主(志村)がやって来る。いかりやが条件を言うと途中から便器の中から電話が鳴り志村が「社長、社長」と社長のことを呼ぶが居なかったが店主1人で店をやっていただけだった。いかりやの購入した家は店主の経営している公衆便所だった。
- ヤクザの不動産屋
- 店主(加藤)の応対や、異常に多い店員がヤクザ。ゆえにいかりやは困惑し続ける。店主の進める物件はいずれもいかりやの納得いく物ではなかったため、ヤケクソになった店主は、自らの背中に彫った4畳半の間取りの刺青(加藤曰く「唐獅子4畳半」)を披露してしまう。
おでん屋編集
- 体を張ったおでん屋
- いかりやが入店しおでんを注文するが、おでんの鍋の中に注文した具が見つからない。すると店主(高木)が水中眼鏡を取り出し、装着したかと思うとおでんの鍋に頭から飛び込んで具を捜索する。
- オカマのおでん屋
- 出汁にこだわるおでん屋
- いかりやが入店すると、店主(高木)が鍋の中に入り、自らの体で出汁をとっている。
ラーメン屋編集
- 歌舞伎風のラーメン屋
- 店主は加藤。口調やラーメンを持ってくるときの動きが歌舞伎役者風であった。
- 子供のラーメン屋
- 店主が留守なので8歳の息子(仲本)が店番をしているラーメン屋台。息子はいかりやが子供扱いすると無言で器を投げ捨て、子供扱いするなと文句を言った。その後ラーメンを出したが、ラーメンに指を入れたままいかりやに突き出し、注意されてもまた別の指を入れたあげく逃げ出した。その後店主(仲本が違う衣装で登場、ちなみに子供姿の時に外していた眼鏡をかけている)が戻ってきたが、ラーメンのドンブリの底を上からつかむ格好で出していた(手が丸ごとラーメンの中に浸かっている)。オチは「だめだこりゃ、だめだこりゃ!!」。
- 出汁にこだわるラーメン屋
- 前述の「出汁にこだわるおでん屋」と同様のネタ。いかりやがラーメン屋に入ると、そこでは店主(高木)が寸胴に入り、自分の体でスープのダシを取っている。オチは「だめだこりゃ、脂っぽくてだめだ」。
- オカマのラーメン屋
- 店主は志村。やはりここでもいかりやが嫌がると男口調で怒鳴る。「松平健ラーメン」「杉良太郎ラーメン」などのメニューがあるが、材料は全部インスタントラーメンであり、「松平健ラーメン」は「華味餐庁」「杉良太郎ラーメン」は「楊夫人」だった。鉄道の高架下に、それも安普請で立てたものだから、電車が高架を走行したら、店が崩壊してしまう。
- 忍者屋敷風のラーメン屋
- 店主の忍者たちがどんでん返しから登場。「スープと麺です」「メンマとナルトです」という具合で一人ずつ具を盛り付けていく。「チャーシューがないよ」と客に言われると再びどんでん返しから出て来て、客の顔にチャーシューを手裏剣のごとく投げつける。
- 流しそうめん風のラーメン屋
- 野球好きのラーメン屋
- 店主は仲本。店主は、野球中継に集中しながらラーメンを作るが、麺や具、スープなどの材料を落としてしまい、いかりやと店主はそれでも気づかずに野球中継に集中してしまう。その後、何も入っていない丼鉢を出し、いかりやはまだそれに気づかず、ラーメンを食べるふりをしているうちに気づき、いかりやが「何も入ってないよ!」と言うと、店主は材料を落としたことに気づき、唖然としてしまう。
- 手打ちに拘るラーメン屋
- 店主は加藤。手打ちに拘りがあり、手打ちの実演を行うブースで作業に取り掛かる。麺の生地に唾を付けたり、くしゃみをするが、いかりやを席で待ってもらうように案内した後は、気づかないうちに鼻くそをほじり、生地に混ぜ込んでしまう。ラーメンの中身は、団子の状態で入っており、いかりやは「手打ちラーメン出来ないんでしょ?」とたずねると、加藤は「2時間前に覚えたんだもん。」と言う。実際には、収録が始まる2時間前のリハーサルで覚えたもので、本当の手打ちラーメンはできないと言う結果に終わった。
- 精力ラーメン屋(志村堂)
- 店主は志村。店主は、「うちのラーメンを食べると元気が出る。」と言って、ヤモリや赤マムシの入ったラーメンをいかりやに出す。その後、サイの金玉が丸ごと入ったラーメンを出し、最後には志村自らが食べ、興奮して店を放り投げてしまう。
- 立地条件の悪い屋台ラーメン屋
- 店主は志村。電車のガード下にあるため、電車が通過するたびに屋台自体がグラグラ揺れてスープがこぼれたりする。
- 前金制の屋台ラーメン屋
- 店主は高木だが、仲本が店主になりすましていた。前金制だが仲本はいかりやに通常の2倍の金額をふっかける。「800円?ラーメンだろ?400円書いてある」と尋ねたら「2杯食べるかと思って」と釈明する。他にも仲本はありとあらゆる手口でいかりやにぼったくりを仕掛けた。そして本当の店主(高木)が来ると仲本はそそくさとその場を立ち去ってしまう。いかりやは「泥棒ー」と叫ぶと、高木は自分が泥棒呼ばわりされたと思い、「泥棒とは何だよ!」といかりやの顔面を殴ってしまう。すると仲本が再登場し「顔面の治療代600円前金で」などと吹っかける。
- 元ヤクザの屋台ラーメン屋
- 店主は高木でヤクザの従業員が背後に控えていた。いかりやがラーメンを注文すると、ヤクザの従業員は突っかかり、高木は涙ながらに「すまねえ、うちはおでん屋なんです」と打ち明ける。
- 新装開店の屋台のラーメン屋
- 店主は加藤。いかりやが新装開店して最初の客ということで、店主は喜び、「カラオケのサービスをします」と言って突然おやじの海を歌いだす。その後、出前の注文が入り自転車で配達しようとするが、自転車に乗れないためどぶに落ちてしまう。
寿司屋編集
- 陽気な寿司屋
- 中国人風の店主(加藤)がマジックを使って接客し、寿司を作る。なぜか店内は中華料理店風で、助手(エバもしくは松居直美)と数々のマジックを披露していく。
- 助手がエバのときは加藤がいかりやに対し法外な料金を請求するのに対し、助手が松居のときはマジックが失敗して店主の加藤が死ぬ、というオチになっていた。
- 開業前の寿司屋
- いかりやが寿司屋に入ると、そこは寿司屋を開業する予定の普通の民家(家主は高木)だった。
- 自分勝手な寿司屋
- いかりやが頼んだ寿司を店主(仲本)が全部食べてしまい、最後には家族総出で食べ尽くしてしまう。
- ものすごく清潔で神経質な寿司屋
- 店主(仲本)はかなり神経質で、調理着ではなく手術着を着用し、注射器やピンセットを使って寿司を握る。あがりと称してうがい薬や、終いには正露丸の握り寿司をサービスといって出してくる。
- 歌舞伎風の寿司屋
- 店内はカウンター越しに劇場風の幕が設置されており、幕が開くと奥は舞台。歌舞伎役者の店主(加藤)が、歌舞伎のノリで調理するものの、包丁をバチの様に叩くため、刺身が全く切れない。
- 冗談好きな寿司屋
- やけに明るく悪ふざけが好きな店主(志村)が、本来焼くものではないネタを網で焼いたり、海苔で巻くものではないネタを海苔で巻いたり(かっぱ巻き=カッパのぬいぐるみ、手巻き=自分の腕など)する。客(いかりや)がトロを注文したら、志村がネタケースを開くと、不快な顔をし鼻をつまみ手を振って腐った臭いがする仕草をし、トロをいきなりフライパンで炒め始めたりする。
- 具合の悪い寿司屋
- 志村が店主。他の「具合が悪いシリーズ」同様、老体で足が動かないため、天井にベルトを吊り下げ、それに体を引っ掛けて接客する。「若い奴に看板を汚されたくない」という店主はこの道70年の大ベテランであるため大変高齢で、店には乃木希典との2ショット写真が飾られている。全く寿司が握れず、アガリ(お茶)の中に入れ歯が入っている始末。
- イチャモンを付ける寿司屋
- 一見平凡に見える寿司屋
- 上記の寿司屋で、散々な目に遭ったいかりやは、店主(加藤)の対応に警戒しながらも、「飲めるの?」、「間にバターが入っているとかね。」、「この辺で、そろそろ笑わせるようなことをやるんじゃないかな?」、「本当に千円でいいの?」と言うと、加藤はそれぞれのシチュエーションに対して反論する。勘定が済んだ後、いかりやはほっとした気分で店を出ようとすると店が壊れてしまい、加藤は「どうして、そうやってオチをつけたがるの?」と呆れ果てるように言葉を投げ捨て、いかりやではなく加藤が「だめだこりゃ」と罵倒してコントを終わらせてしまう。
- 回転寿司屋(仲本編)
- 制作された80年代前半の当時としては現在ほど定着していない回転寿司屋であり、いいアイデアだと感心するいかりやだったが、子供が悪戯で乗せた「生きたウシガエル」「カブトムシ」「合体ロボット(おもちゃ)」がネタとして回り、店主の妻(由紀)と子供さえも皿に乗っている始末。ラストでは合体ロボットが爆発し、その衝撃でいかりやの頭にたらいが落ち、「だめだこりゃ」と締めるはずだったが、オチの直前に舞台裏にいた子役が合体ロボットのおもちゃを「あれ持って帰っていい?」と話し、直後に仲本が「まだ(コント)終わってねぇんだよ」と制止する様子が音声に入ってしまうハプニングが発生。その様子にいかりやも「(ロボットのおもちゃ)やるよ!」と苦笑しながら、舞台裏にいる子役に呼びかけるオチとなった。
- 回転寿司屋(高木編)
- 上記の店(先程の回転寿司屋)で散々な目にあったいかりやが寄った店は、お店自体が回転する寿司屋だった。そこへ仲本が現れ「やっぱりウチの回転寿司の方がずっとマシでしょ?」との問いにいかりやは「どっちもだめだこりゃ。なんでこうゆう目に合わなきゃなんねぇの」。
- 精力寿司屋(志村堂)
- 夏バテに効く新鮮なネタを食べたいと頼むが、店主(志村)は「マムシの金玉」「牛のケツメド」「豚の子宮」などのとんでもないネタばかり握り(ただし本物を使っているわけではなく、実際にはイクラや貝類などで代用している)、最後は「サイの金玉」で「ゴールデン埼玉」とダジャレを言う始末。最後には志村自らが食べ、興奮して店から飛び出して、何処かへ行ってしまう。
- 焼けた寿司屋
- 屋根の無い寿司屋
- 寿司を食べに来た客の仲本が、店主に扮したいかりやに対し、トロやカッパ巻きを注文するが、いかりやは「トロはのっけから食うものではない」、「カッパは存在しないからカッパ巻きではなくキュウリ巻きだな」等と屁理屈ばかりこねて、寿司を握ろうとしない。そんないかりやを仲本は何度も催促しようとするも、いかりやは仲本が「昔同棲した女との間にできた子供で、慰謝料を請求しに来た」と勝手に勘違いして慄くなど、話は堂々巡りになる。しまいに、堪忍袋の緒が切れた仲本は「お前寿司屋だろ、商売する気あるのか!? 寿司屋だったら、客に寿司を食わせろよ!!」と罵倒すると、いかりやは「俺は寿司屋じゃなくてコメディアンで、コントをやるのが商売だ!」と啖呵を切って返す。そして、「久しぶりに『もしも』ってのやるんだ」と言って、実はその場がコントを収録するためのセットであることが明らかになる。「本番なりまーす」という声とともに「もしも屋根のない寿司屋があったら」というタイトルが画面に出現、セットの寿司屋には雨(がわりの水)が降り出して、傘を差した客役の俳優が椅子に座る。「座がしらけるからコントをやれ」といういかりやに仲本が、ピースサインで「だめだこりゃ」というと「そりゃオレの台詞だ」とメガホンで叩き「イントネーションが違うんだ」と講釈する。また客役で蓑笠姿で座った高木に「楽な役回りばっかりやってるんじゃないよ、こんなもん着てこんなもん持って今時受けると思ってんのかよ」とダメ出しし、「何かやれおまえも」と言われた高木が「だめだこりゃ」とやると「おまえにできるわけねぇんだよ」とこれまたメガホンで叩き、「次いってみよう」でしめる。このコントは厳密には「もしも」シリーズではなく、1992年の「大爆笑'92」の「つきあい上手は商売上手」と題するコントで、「もしも」シリーズの設定を使った一種のメタフィクションともいえる異色作である。
駅そば屋・出前編集
- 風邪を引いた駅そば屋
- いかりやが訪れたそば屋の店主(仲本)は風邪をひいており、マスク越しで接客するがこもって何を言っているかわからない。その後、そばが出来上がると医者(高木)がやってきて「熱いそばを食べて、布団で休めばよくなるだろう」と診断する。すると店主はいかりやのそばを横取りして食べようとする。そしていかりやに対し、「布団持ってる?」と尋ねる。
- 時間がかかるそば屋
- いかりやがそば屋(志村庵)に電話をして天玉そば・ざるそばと御新香を注文をするが、店主(志村)が「あの、もうすぐ出ると思うんですけど」と言ったきりいつまで経ってもそばが来ない。その後5時間も待たされ、しびれを切らしたいかりやが志村庵に怒鳴り込んでみると、トイレで踏ん張っている志村の姿があった。前半部分は「年寄りの出前持ち」のリメイクで、耳が遠いため「いかりや」を「イタリア」「盛り屋」「マラリア」などと何度も聞き間違える。
- 具合の悪い駅そば屋
- 他の「具合が悪いシリーズ」同様、店主(志村)は風邪をこじらせてしまい、ロープで体を吊り下げて接客する。いかりやの注文通りに食べ物を用意しようとするが、ゆであがったそばの熱湯がかかったり、卵が頭にぶつかったりする。
- スリルのある駅そば屋
- 店主は加藤。駅のホームに一番近い場所に店舗があり、列車が通過すると強風が来る。最後に「特急エイト」が激突して店を壊してしまう。
- やる気の無い駅そば屋
- いかりやが駅そば屋に入ると、ホームレス風の店主(志村)がふてぶてしく接客。そばで掃除をしたり、カウンター内で小便をしたり、そばの汁を肥柄杓で掬ったり、終いに卵をぐちゃぐちゃにして入れたそばを出す。店主がふてぶてしさを尽くした挙句に喧嘩になり、いかりやが「こんなもん喰えるか!腹減ってるんだよ!!」と怒ると、店主も逆ギレした挙句に出前のカレーを、スプーンを使わず顔を突っ込んで食べる。
- 一見平凡に見える駅そば屋
- 上記のようにとんでもないそば屋に散々な目に遭ってきたいかりや、店主(加藤)の姿に警戒して「このそば、ゴムか何かで出来ているでしょ?」、「丼の下のほうにトウガラシが入ってるでしょ?」と質問するが、「うちは普通のそば屋だよ?」と応対する。何も無いので安心し、卵をかけるように注文した途端に店が爆発する。
- 元ヤクザの駅そば屋
- ヤクザの道から足を洗った店主(仲本)のもとに3人のヤクザがやってくる。「必ず落とし前をつけますから、ちょっと待ってください。」と店主がその場から離れると、ヤクザたちがいかりやに「天ぷらそばというものはな、天ぷらから先に食わなければアカンな」「そばから食わんか」「卵からすすれよ」とそばの食べ方を押し付ける。
- 便秘気味の駅そば屋
- いかりやが訪れた店の 店主は(志村)不機嫌そうに応対する。聞けば、朝の6時から終電まで店主一人で店を切り盛りしているため、トイレに行けず便秘に悩んでいるという。そばを作る最中に何度もトイレへ向かうがなかなか出ない。しかし最後はなんとか出したが、同時に列車も出て(発車して)しまった。
- 落ち着きのない駅そば屋
- 店主(仲本)は、いかりやが「卵を入れてくれ」ということに対し、よそ見をしてこぼしたり、割っていない卵が大量に入った器を出したりする。「唐辛子を入れてくれ」と頼むと、唐辛子の容器をそのまま器に入れるなどしたため、「あなたが急ぐことないだろう」といかりやがたまりかねて店主に文句を言う。実は、店主が次の列車に乗らなければならなかったため、「シャッター閉めて、掃除しておいてくれ」と言うと、いかりやに店を任せてとび出してしまう。
- 逃げ腰の駅そば屋
- 店主(加藤)は顔中あざだらけで、いかりやが頼んでもそばを作ろうとしない。自身が作るそばが不味いために、客から丼をぶつけられたり殴られたりしたことですっかり逃げ腰になってしまった。いかりやが絶対手は出さないことを約束したことでようやく作り始める。ただ、逃げ腰の店主は暴力を恐れて卵や天ぷらをいかりやにサービスするが、それでもなお逃げ腰の店主は「私が一口問題なく食べられたら食べてくれ」と話して、先に味見をする。しかしやはり不味かったようで、厨房の鍋で自らの頭を殴り、気絶してしまう。
- 忘れ物の多い出前持ち
- いかりやが天玉そばを注文するが、出前持ち(加藤)が持ってきたそばには箸がなかった。慌てて箸を取りに行くが、肝心のそばの方を忘れてきてしまう。再度店に戻るが、薬味がないためいかりやが文句を言う。今度は箸と薬味を持ってきて、そばを持ってこなかった。ようやく全部持ってきたと思いきや、勢い良く戸に激突して壊してしまった。加藤扮する出前持ちは東北出身の設定で、訛りのきつい言葉を話していた。
- 一見普通の・・?
- 高木扮する出前持ちがいかりやが注文した品を持ってくるが、品物を出さずに岡持ちごとおいて行っていく。いかりやが岡持ちを開けるとなんと高木が入っていた(岡持ちに顔だけ出していた)。
- 岡持ちを開けられない出前持ち
- 同じく番組で放送されていた「仲本工事のもどかしいひと時」の流れを組むコント。出前持ち(仲本)が注文した品を持ってくるが、なかなか岡持ちが開かず、あの手この手を使って開けようとする。最後はいかりやと岡持ちを引っ張り合って開けようとするが、勢い余って窓を壊してしまう。実は岡持ちは横開きであり、オチであまりの事実にショックを受けたいかりやは「だめだこりゃ、だめだこりゃってんだろうが、この野郎!!」と半分怒りながら言っていた。
- 年寄りの出前持ち
- 出前を頼みに電話をするいかりやに店主(志村)が応対。志村は耳が遠いため「いかりや」を「イタリア」「盛り屋」「マラリア」などと何度も聞き間違える。そして出前を持ってきたはいいが、腰が曲がっているため持っている岡持を横倒しにしてしまい中身をひっくり返してしまう。それをいかりやに指摘されると、中身が常に水平になるよう天秤棒で肥桶を担いでその中に蕎麦の丼を入れてくる。注文客が加藤で、加藤の娘役で西村知美と渡辺美奈代が出演しているバージョンが存在する。このバージョンでは「加藤」を「佐藤」「与党」「高木」などと聞き間違えている(「高木」と聞き間違えられた時には何故か加藤が激怒した)。
薬局編集
- 焼けた薬局
- いかりやが薬局に入ると店の中は丸焼け。店主(高木)は1万円をいかりやに渡し、「これで火傷の薬を買ってきてください」と頼む。いかりやが「薬局どこですか」と尋ねたが、その店以外に薬局はなくいかりやがキレて終わるというオチ。
- 体を張った薬局
- 店主(加藤)が薬の効能を試そうと、饅頭の早食いをしたり、店の壁や天井などを駆け回る。
- 必死すぎる薬局
- 店主(仲本)はいかりやが「胃腸薬をくれ」と言うのに対し「売り切れだ」とごまかしたが、棚の上のほうにあることがばれて取る羽目になる。しかし棚をよじ登ると棚が壊れ、カウンターを足場にするとキャスターが動いて床に叩き付けられ、はしごで登ろうとすると重さではしごが倒れ、仕舞いにはいかりやに手伝ってもらい命綱をつけてよじ登るが勢いが付きすぎて天井を突き破ってしまう…
- 志村堂
- 加藤・仲本・高木が薬局なのに対し、怪しげな漢方薬屋。夏バテの薬が欲しいいかりやに対し、「マンハッタン」「バックン7」などの精力剤ばかりを勧め、最後は「もしもこんな寿司屋」のコントと同じく「サイの睾丸」(「ゴールデン埼玉」とダジャレを言いながら勧める)が出され、自分が食べて興奮して店を放り投げてしまう。
キャバレー編集
- 幼稚園風のキャバレー
- 呼び込みの店主加藤が「若い子がいっぱいいるよ」と声をかけるが、中はまるで幼稚園そのものであり、ホステスも若すぎる幼稚園児の女の子。子供である故アルコールはご法度であり、ミルクしか出さない上、1杯につき200円(哺乳瓶の乳首がつくと1700円)を要求する。オチでは請求も保母役の女性により算数教育の様に告げられた。
- 店主が言うサービスはカラオケ(空の桶)、踊れる(ホステスの子供と童謡「チューリップ」をオルガンの伴奏つきで歌いながらお遊戯)、抱ける(同じくホステスの子供に抱っこをせがまれる)だった。
- ちなみにこの回ではいかりやがツッコむ際に「マスター!」と加藤を怒鳴りつけるシーンがあるため本当にケンカしてると思われたのか女の子二人に「ケンカしないの」や「なかよくして」言われ加藤・いかりや両名が慌てる一幕がある。
- オカマのキャバレー
- 店主(志村)はまあマトモな人なのだが、客のいかりやに「日本的美女がいます」「帰国子女がいます」「清純派がいます」と誘って、自らが女装(それぞれ石川さゆり、アグネス・チャン、山口百恵に変装)していかりやの相手をする。普段は軍艦マーチが流れるキャバレー店内だが、店主が女装して現れる時は、その女装した女性の持ち歌が流れる。オチは店主が「かわいい子がいます」と誘い、いかりやを連れて二人でピンク・レディーの格好をして登場する。
- オカマのキャバレー(その2)
- 落ちていた札につられて入店したいかりや。札を引いて客寄せしていたママ(志村)に「今日初の客」と歓迎されるものの、ホステスは「なおみ」・「ひろみ」・「まゆみ」・「あきな」と名と髪型は違えど皆女装した顔の大きいボーイ(コロッケ)の歌真似(21世紀現在で言うならはるな愛の芸「エアあやや」に近い。ちなみに衣装はどのネタでも同じドレスだった)だった。オチでは口にものを詰め笑顔を作った3人が互いに互いの顔を見てうめいていた。
- 家族経営のキャバレー
- 店主は加藤。いかりやが店に入るといたって普通だが、ホステスは嫁(由紀)であり、加藤はいかりやといちゃいちゃする格好になっては呼び出し、嫁と愛を確かめ合う。終いには奥さんから「こんな生活は嫌だ」と訴えられ、夫婦そろっていかりやに「出て行け~!!」。
- 女性がすぐ席を立つキャバレー
- ボーイの仲本が呼び込みをするキャバレー。いかりやの相手として若いホステスが次々に呼ばれるものの、アラームが鳴るとすぐに他の席にいってしまう。最後はホステス全員に囲まれるものの、火事によるアラームで全員避難する羽目に。
- 規則の多いキャバレー
- 店主は仲本。「女の子(ホステス)を呼んでくれ」といういかりやに対し、「この店ではお嬢様と呼べ」と言う。その後、ホステス(水前寺清子)が来たが、「相席はダメ」とか「アルコール類は一切置いてない」など言った後、いかりやがホステスと話そうとする前に、「20時ですよー」と店主が言うと店のホステスは全員帰ってしまう。聞けば、ホステスは高貴な家柄の娘で、門限が21時だと言う。いかりやの相手役のホステスも銀行の頭取の娘だった。
旅館・ホテル編集
- 慌ただしい旅館(焼けた旅館)
- 旅館の主人(加藤)が何やら慌ただしくしている旅館。実は旅館で火事が発生し、主人は黒焦げの状態で「実はうち火事なんです・・・。ごゆっくりどうぞ!」と言い残し担架で運ばれていく。
- ヤクザが経営する旅館
- とある旅館に着いたいかりやだったが、何から何までいかにもヤクザな応対に面食らう。そこに小松率いる別のヤクザの殴りこみに巻き込まれてしまう。虫の息状態になった旅館の主人兼ヤクザの親分の加藤が助っ人を要請するがいかりやは拒否。結果、「卑怯者!死んでもらうぜ!!」と加藤に逆ギレされ、おかみ(由紀)に刺されてしまい、「だめだこりゃ…」とつぶやいて絶命するいかりやだった。
- 忍者屋敷風の旅館
- 戸沢伯雲斎の末裔と言い張る「戸沢伯雲子(うんこ)」(加藤)が経営する旅館。忍者が天井からお茶を持って現れたりするため、客のいかりやは仰天する。最後は主の策略で湯船に突き落とされ「助けてくれ!」と絶叫する。その後、いかりやが「だめだこりゃ!」と言う度に落とす上げるを繰り返す。
- 大混雑の旅館
- 紅葉シーズンに長くて1週間、短くて3日間だけ混雑し、後は閑古鳥が鳴くという変な旅館。通された部屋には主人(仲本)の一存で次々と相部屋にされた客が詰めかけ、ぎゅうぎゅう詰めになってしまう。挙げ句の果てには就寝時に客たちはピラミッド状に積み重なって寝て、自らの部屋も貸してしまった仲本が相部屋を希望し、一番上に寝ていたいかりやを突き落としてそこに横になる始末。
- 家族意識が強い旅館
- 旅館の女将(仲本)がお客の財布で集金を払ったりする。
- 自然的な旅館
- 寝床(部屋)が木の上にぶらさがっている寝袋。これを見たいかりやが主人(仲本)と言い争っていると、客の一人(高木)が「静かにしてくれよ、寝る気しねぇじゃねぇか!」と激怒する。
- 気味の悪い旅館
- 気味の悪い老婆(志村)が運営する旅館。いかりやが泊まった部屋の障子には女の幽霊が映り(嘗てこの部屋で客の女性が首を吊って自殺していた)、露天風呂に行けばゾンビと遭遇し、そのゾンビに服を盗まれてしまったので老婆を呼んだら温泉から現れ驚くなどとんでもない目に遭う。
- 創立80年の旅館
- 隣のホテルにばかり客を取られ、8年間も閑古鳥が鳴いていたという旅館。主人(志村)はまともな人なのだが、建物の老朽化が進んでいるせいか、床が抜けたり壁や障子が倒れてくる。
- 未亡人の経営する旅館
- おかみ兼主人代理(志村)が、「あの人(主人)が死んで3年」と言ってはいかりやに迫る。
- しつこいホテルのボーイ
- 客のいかりやがベッドで寝ようとすると突然電話が鳴る。その電話はボーイ(加藤)からで、「朝食いかがなさいましょう?」「モーニングコールは何時でしたっけ?」等としつこく何度もかけてくる。そうこうしているうちに朝が来てしまう。
- もしもシリーズ以外での、志村が客のバージョンもある。また、志村が女性ゲストと旅館やホテルに宿泊した際にも同様のパターンが用いられるほか、『志村けんのだいじょうぶだぁ』でこれと似たようなコントが披露されたことがある。
- 流しのボーイ
- 上記のホテル(しつこいボーイ)で散々な目に遭ったのはチップを渡さなかったためだと思い、いかりやはボーイ(仲本)にチップを渡そうとするがボーイは断固受け取りを拒む。「当ホテルはお客様に快適に過ごしていただければ結構です」との言葉にいかりやはすっかり安堵した途端、ボーイは背中に背負っていたギターを取り出し突然歌い出す。そして「わたくし、ボーイはアルバイトでございまして、本業は流しでございます」と言い、「1曲お聴きになったので3千円、もう1曲だと6千円いただきます」との要求にいかりやは「いい加減にしろ!」とボーイを押し倒し「だめだこりゃ!」と言ってオチとなる。
- 無口なホテルのボーイ
- 不愛想で接客態度の悪いボーイ(高木)に客のいかりやはブチ切れ散々文句を言うが、全く相手にせず黙り込んだまま。やがて上司が現れいかりやは事の顛末を話すと「彼は日本語より英語の方が得意なんです」と聞かされ、いかりやが苦し紛れに英語で質問すると、それまで黙り込んでいたボーイが突如表情を変え「Hello,I'm Mr.Boo-Takagi」と英語で得意げに自己紹介をする。
列車編集
- 研修中の車内販売員
- 販売員(仲本)が「○○はいかがですかー?」と言ってきて、それを聞いたいかりやが頼もうとすると、販売員は「売り切れです」と言って立ち去ってしまう。販売員は何回もしつこく現れ、押し売りのごとく様々な物を勧めてくるがいかりやが仕方なく買おうとするとことごとく「売り切れです」。しまいには「まだ売り切れてないお弁当はいかがですか?」と言ってくるがやはり買おうとすると「売り切れで~す!」。とうとうキレたいかりやが文句を言うと(この時いかりや自身も言う事が混乱している)、「私は研修生でございまして、今車内販売の練習中でございますんで、売ってはいけない規則になっております」。さらに正式配属は来年で同時に結婚を控えているそうで、すっかり浮かれているその販売員は最後にワゴンごと客室のドアにぶつかってしまう。
- 乗り物酔いの車内販売員
- 乗り物酔いでものすごく気分が悪そうな販売員(加藤)は、口を開くたびに吐きそうになるためなかなか会話が進まない。それでも身振り手振りを駆使してやっと弁当とお茶を売ったと思ったらこらえきれず持っていた紙コップに吐いてしまう。慌てた販売員は窓から顔を出して続きを吐こうとするが、勢い余って列車から転落してしまう(いかりやの『だめだこりゃ』の後窓からひょっこり顔を出してオチになるパターンもあり)。
- やたらサービスのいい車内販売員
- 出来立てのサーロインステーキ(金髪女性のキスあり)など運んでくるが、販売員(加藤)がべらぼうな値段をいかりやに告げる。「おまわりさーん!」といかりやが叫ぶと値段は億単位に膨れ上がる。
- オチの「だめだこりゃ」は1200万円。
- お強請りをする車内販売員
- 悲しそうな目をした販売員(高木)が「なんか買って下さい」と訴えるように言う。いかりやは仕方なくミカンを買うのだが、高木が「ミカン買ってもらっちゃった」と嬉しそうに全部食べてしまう。その後いかりやは去っていく高木を見送りつつ「あいつ本当わかってやってんのか?」と一言。
- ベテランの車内販売員
- 販売員(志村)は「冷たいお弁当に生ぬるいお茶はいかがでございましょうかー、不二家のネクター、井関トラクターはいかがですかー」「小山名物ちんぽこ饅頭はいかがございましょうかー」「缶ビール、缶コーヒー、肝硬変はいかがですかー?」と無責任な売り込みをする上、高齢のためかなり耳が遠く計算が苦手。いかりやが呼び止めてもなかなか気づかず、しかもやっと気づいたと思ったら今したばかりの世間話を繰り返し、買った物の代金のおつりをごまかそうとしてそのうちいかりやと口論に。しまいにはトンネル通過中にこっそりいかりやが買った酒(ワンカップ)を飲み、おつまみを食べてしまう。最後にいかりやに見つかるとその時口に含んでいた酒をカップに戻し、「嘘つくんだー、汚いなー」などとごまかしつつ逃げていく。
- なお、志村は同様のコントを『志村けんのだいじょうぶだぁ』でも行っている(乗客は柄本明)。
- 運動好きな車掌
- 車内はやたら揺れが激しく、車掌(仲本)が切符を調べようとすると一段と揺れが激しくなり、車掌はその揺れに合わせて前転や側転を繰り返す。体操が得意な仲本ならではのネタである。
- ベテランの車掌
- 車掌(志村)が車内放送で停車駅案内をした際、「あー高崎(宇都宮)11時40分、11時40分でございます。えー仙台2時40分、新大阪…えー?新大阪には行きません。終点青森には6時10分…、この調子で行くと6時20分…、下手すると6時30分には着くでしょう」などと地理的にもありえない車内放送をしてしまう。さらには車内販売も任せられており、『ベテランの車内販売員』と同様トンネル通過中にいかりやが買った酒(ワンカップ)を飲んでしまう。
- もしもシリーズ以外では、乗客が加藤のバージョンもある他、女性ゲストが参加されている。
- 寝台車
- いかりやが寝台列車に乗り込み、指定された寝台のカーテンを開けるとそこには位牌を抱え白目を剥いた医師(高木)が横たわっている。唖然とするいかりやに高木が一言、「これ寝台車だから、死んだ医者!なんちゃって」。いかりやが車掌で客を指定の寝台に案内してカーテンを開けると同様の高木がいるパターンもあり(オチは同じ。「お前最近こういうの多いよ。もっと別のオチ考えろよお前ちょっと」っと突っ込みを入れる時もあった)。
- 寝台車(その後)
- さらにその直後、仲本が深夜だというのに寝台に腰かけて落ち込んでて、心配した車掌(いかりや)に「さっき高木さんがやった『死んだ医者』っていうのね、あれ、僕がやるつもりだったんです。先にやられちゃって…僕どうしたらいいんでしょう?」と泣き崩れ、いかりやに「知らねーよ!」と呆れられるネタが続くパターンもある。
- 傍迷惑な乗客(加藤編)
- 加藤が酔っ払いのハゲオヤジ役で登場。自分の寝台を捜して他の乗客(仲本・高木)が寝ている寝台や女性客が着替えている寝台のカーテンを開けまくったり、ラジカセで北島三郎の「与作」を大音量で流しながら歌ったり、それを車掌(いかりや)に叱られると「皆さんのお好きな曲おかけしますから」と別の曲(函館の女)を流しながら歌い、そのたびに他の乗客全てを起こすなど迷惑極まりない。「尺八の音色を聞くたんびに女房を思い出すんだよなー」とか「子供(ボウズ)には分かんねぇんだけども…うまいんだ♪」と言うと周りの乗客ばかりか男性スタッフの笑い声まで入ってしまった。最後には切符をチェックした車掌(いかりや)に「お客さん、この切符間違えてますよ」と言われて存在しない車両(いかりや曰く見切り、つまりセットの外)に連れて行かれるオチ。セットの外に来て困惑している加藤に対していかりやは「業界ではこれを見切りと言いましてセットはここまでなんですよ。何年テレビやってるんですか?」っと呆れ顔で言う。オチの際にはいかりやだけでなく加藤も「だめだこりゃ」と言ってピースサインをしたりする。
- 傍迷惑な乗客(志村編)
- 志村がお婆さん役で登場。酔っ払ってはいないのだが上段の寝台に登る際に「よっこらしょ」などと大声を出す、持っていた梅干しを食べてこれまた大声を出して酸っぱがる、孫へのおみやげに買った毛笛(大きな音の出る笛つき風船)を試しに鳴らす、それらにキレた他の乗客(加藤・仲本)とケンカするなどしてそのたびに他の乗客全てを起こしてしまったりと加藤の時よりさらにタチが悪かったりする。車掌(いかりや)の仲裁で場を収めておとなしく就寝するが寝小便をしてしまい、下段の寝台にいた高木がびしょ濡れにされてオチとなる。オチの際にはいかりやだけでなく加藤や志村も「だめだこりゃ」と言ったりする。メインは志村だが高木・仲本・加藤も他の乗客役で出ているため、もしもシリーズでは数少ないメンバー全員が登場するパターンになっている。
タクシー編集
使われる車両は日産・セドリック(330型)、トヨタ・クラウン(S110系)である。
- 暴走族出身のタクシー運転手
- スピード狂の運転手(加藤)が暴走行為を繰り返し、警察に逮捕されてしまう。
- 自分が目的地に行ってしまうタクシー運転手
- 運転手(高木)に行先を告げると、高木がタクシーを降りて1人でその目的地に向かってしまう。
- 納得の個人タクシーの運転手
- いかりやがタクシーに乗ろうとすると、死に装束の頭巾を着けた運転手(高木)が運転席で死んでいる。どういう訳かとよく見てみると屋根上の表示灯に「個人タクシー」ではなく「故人タクシー」と書かれており、いかりやは「故人の、ご冥福をお祈りします。だめだこりゃ」と言って合掌し、タクシーの無線アンテナを指で弾いて「チーン」とお鈴の音を鳴らして締める。
- 無免許のタクシー運転手
- 仲本がタクシー運転手でタクシーを発進しようとするが用を済ませてくる。なぜならタクシーの免許を持っていない。最終的にいかりやに東京駅までタクシーを運転し、車庫に入れるように言われる。
- 修理好きなタクシー運転手
- いかりやが乗り込もうとすると、整備を終えた運転手(仲本)が車体の下から出てくる。ところが、エンストで車は動かない。そのたびに運転手はいろいろなところ(ラジオ用アンテナやナンバープレートなど)を調べて回るのだが、最終的にボンネットが爆発してしまう。
- お人好しなタクシー運転手
- いかりやがタクシーに乗っていると、運転手(加藤)の友人たち(家族連れやお岩さんや相撲取りなど)が次々と乗り込み、鮨詰めになってしまう。
- もしもシリーズ以外での、客が仲本のバージョンもある。
- なお、このようなタクシーは、韓国の一般タクシーでは実際にある行為である(日本のようなタクシーは、韓国では特別タクシーと呼び、黒に塗装されている上、運転手は英語と日本語が喋れることが必須条件)。
- 超ベテランのタクシー運転手
- この道50年のキャリアを持つベテラン運転手(志村)の車は、後部座席が磨り減ってなくなってしまっているため、いかりやは仕方なく助手席に乗る。またフロントガラスが事故で割れ、修理する金がなくガラス自体がない状態のため、運転中にホコリや枯れ葉・古新聞などのゴミや突然降り出した雨が車内に入ったり、パン屋の近くを通るとパンが飛び込んできたり、金物屋の近くを通ると鍋や鎖ガマが飛んできたり、ケーキ屋の前を通るとケーキが飛んできて顔に当たってクリームまみれになったりする(ケーキがなかった回もあった)。最終的にはいかりやが「ブレーキ止めなきゃ~」と頼むが、車にブレーキがない事が分かるや否や運転手と客がもみ合いになってしまい、車はコンクリート塀に激突する…。
- その他、強風で車の屋根が吹き飛び、いかりやが「これは言いやすい」と「だめだこりゃ」と言おうとするが、強風と志村の手に阻まれ、「だめだこりゃ~」のセリフが出るのに必死だったパターン、志村が先に「だめだこりゃ~」を言ってしまうパターンもあった。
- さらにもしもシリーズ以外での、客が加藤のバージョンもある。こちらは最後にブレーキがない事を聞かされた加藤がブチ切れて「殺してやる~」と志村の首を絞める所で終わっていた。
- 雨宿りをする乗客
- いかりや(運転手)の個人タクシーに客(高木)が乗り込み、メーターを押そうとするいかりやに「(メーターに)触るな!(車を)動かすな!金がかかるじゃねえかよ!俺は雨宿りしているだけなんだよ!!」と逆ギレ気味にすごむ。
- 子連れのタクシーの乗客
- 加藤が乗客で、子供が大勢タクシーのボンネットなどに乗ってくる。しかし、子供はみんな「カトちゃん~」と呼ぶのでコントがグダグダになってしまった。
- せこいタクシーの乗客
- 客(仲本)が乗り込んで出発するなり、しきりにいかりやに対して「負けて~」とせがむ。メーター式だから無理と断ると突然タクシーの天井に上り、驚いたいかりやは急ブレーキをかけた反動で仲本を轢いてしまう。額から血を流しながら仲本は、「あんたに轢かれちゃった。黙ってやるから、負けて」と発言し呆れさせる。
病院編集
- 酒好きな医者
- 酔っ払って顔が真っ赤な医者(加藤)が「酒は百薬の長」などと言ってエチルアルコールと「年代物」の『カクテル』を検尿の紙コップに入れて患者に飲ませようとする。最終的にはその『カクテル』を医者が一気飲みほし、酔い潰れて眠ってしまう。
- 借金を抱えた医者
- いかりや扮する患者が診察室に入るとそこは机と椅子以外ほとんど何もない埃がかぶった部屋と小汚い医者(加藤)。どうやら多額の借金を抱えているらしく、診察中に借金取りが取り立てにやってきては診察を中断して身を隠す有様。途中取り立て屋に運悪く見つかりボコボコにされ、さらにヤクザにも見つかり関係のないいかりやが借金の連帯保証人にされてしまう。
- 落ち着きのない医者
- いかりや扮する患者が医者(加藤)の診察を受けてる途中、医者の子供が様々な病状(高熱・痙攣・心肺停止)になると途端に診察室を飛び出して診察を中断する有様。戻る途中で階段から転げ落ちるので、ボロボロになってしまう。そして、子供を救うためにいかりやに輸血提供や心臓の臓器提供など無理難題を突き付ける(最後にはギャラの値上げなど個人的な私情が入っていた)。
- 基礎体力にうるさい医者
- 体を鍛えながら診察しようとする医者(仲本)に困惑するいかりやだったが、肝心の仲本はバーベルをあげきれない。挙句の果てには別の医者(尾形大作)が往診に来て、仲本に対し「基礎体力に問題がありますね」と診断する。
- 野球好きな医者
- 医者(加藤)が診察室でプロ野球中継をテレビ観戦しながら診察をするので、野球に気をとられて失敗が相次ぐ。最後には患者のいかりやに巨人は好きか?」と医者が尋ね、いかりやが「好きですよ」と返すと、急に医者が「巨人が憎い」などと怒り出す。
- 多角経営の医者
- 医者(志村)がいろんな商売をする。いかりやが指摘すると「私は医者ですよ?」と屁理屈を言う。
- 妙に親切な医者
- 医者(志村)が自分の師である名医の病院までの行き方を教えるのだが、なぜか途中で話が脱線する。
- 気合だけの医者
- 医者(仲本)が風邪は「気合で治すものだ!」と頭に水をかぶらせたりする。結局自分も風邪を引いてしまい、患者もぶり返して、終いには別の医者に診てもらう始末。
- 妙に色っぽい医者
- 医者を由紀さおりが演じる。患者のいかりやが来院して医者に症状を告げると、「私がついていながら・・・」などと泣き崩れ、その後いかりやに休んでいけと勧め、ムードたっぷりの奥の部屋に連れ込む。
- 深刻ぶる医者
- いかりやの伝えた病状に対し、医者(仲本)は深刻そうな反応をし、すかさず東大病院の医者に相談する。相談後「君の病気はウイルス性肝機能不全症候群で、君の命はよくもっても1ヶ月だ」と宣告される。そしてその唯一の治療法は1本10万円の注射を打つことだと言われいかりやはそれを引き受ける。ところが程なくして、実は電話回線が切れていて仲本の電話はウソだったことが発覚する。
- 初診料を取る医者
- 胃の具合が悪いいかりやに対し、医者(高木)が手に負えないと言って返してしまう。最後には初診料800円を請求し、いかりやが二度目の診察だと分かると、「うちは初診料で儲けてんだから、2回以上来るな」と怒り出す。
- ヤクザ風の医者
- ヤクザ映画にハマっている医者(左とん平)がヤクザの受け答えのような診察をする。そしてパトカーのサイレンに過剰反応してしまい、逃走。この時患者のいかりやは「だめだこりゃ」ではなく、「珍しいねああいうのも」とオチをつけた。
- ヤクザの医者
- 上記のコントのリメイクで、仲本が医者兼ヤクザの親分に扮していた。また、患者のいかりやは、オチで「バ~カ!」と罵倒した上で「だめだこりゃ!!」と呆れ果てた。
- ギャンブル好きな医者
- 医者(加藤)が診察室で麻雀をしながら診察をする。そして診療代と一緒に麻雀の負け分まで請求する。
- オカマの医者
- いかりやに対しハチャメチャな治療を行うオカマ医者(志村)の腕を疑うと突然志村が男口調で逆上し、最後には薬と称して志村のマンションの鍵を無理矢理渡されそうになる。
- 具合の悪い医者
- いかりやが診察室に入ると老人の医者(志村)が寝ている。聴診器の音が聴こえないほど耳が遠く、しばし診察中に具合が悪くなるが、点滴を打つとすぐに回復する。注射を尻に打つのだが、残酷にも注射針が尻に刺さったままコントは終了する。
- レントゲンが得意な医者
- 胃の具合が悪いいかりやに対し、医者(志村)がレントゲンを撮るように言う。バリウムを飲ませるのだがいかりやがゲップをしてしまい、なかなかまともな写真が撮れない。最終的には5杯も飲まされ、撮影終了後に「だめだこりゃ」と呟いて倒れ死んでしまう。そして医者が「死因はバリウムの飲みすぎだな」と締める。
- もしもシリーズ以外での加藤が患者のバージョンもあり、「全員集合」でも同様のコントをおこなっている。
- こニャン子クラブ会員の医者
- いかりやが診察室に入ると、パンク風のアレンジをした雷様の格好をした医者(高木)の姿が。高木の手にはおニャン子クラブのファンクラブである「こニャン子クラブ」の会員証があった。
- このコントの前、「雷様」のコーナーで高木自らが「こニャン子クラブに入会した」という話をしており、事実上の続編という形になっている。
- 喪服姿
- 風邪を引いたいかりやが看護婦に呼ばれ診察室に入ってみれば、対応したのは喪服姿の医者の妻(高木)であり、目の前には葬儀の祭壇があった。医者(遺影のみ、高木2役)はどうやら風邪をこじらせて亡くなったばかりらしい。オチにいかりやは「だめだこりゃ」とコメントした後、合掌し追悼する。
- 加藤チャン医院
- 過剰サービスの歯医者で、いかりやが虫歯で訪れると洋服をクリーニングするなどのサービスをする。いかりやが治療に疑問を感じると紙芝居(意外と知られていない加藤の得意技である)を始める。その際、虫歯のいかりやにペロペロキャンディをわたす。
- 虫歯嫌いな歯医者
- 歯医者(仲本)がいつも不機嫌で、いかりやに「うるさいな君は!ドアぐらい静かに閉められんのかね、君は!」と怒る。看護師に診療器具を投げつける、さらにいかりやの耳元で大声で怒鳴る。「先生麻酔お願いしますよ」と言ういかりやに「そうやってやることにいちいち文句を言うならね、わしはもう君の歯は診んよ!」と診療放棄する。不機嫌な理由は歯医者自身も虫歯(仲本曰く「イライラするのも当然だろうが!わしは虫歯が痛いんじゃよ!!」)で最後は「歯医者行ってくるわ!!」と言い残し診察室から出て行ってしまう。
- 陽気な看護婦
- 看護婦(加藤)が、重病人である患者(いかりや)の病室で事あるごとに大声で平野雅昭の「演歌チャンチャカチャン」を歌い出し、向かいの棟で勤務する同僚に大声で話しかける。最後には陽気なまま縁起でもないことを言い出す。
- 乱暴な看護婦
- 仲本が看護婦で患者役のいかりやが乱暴扱いされる。「だめだこりゃ」といかりやが言うと、仲本が「なんですか!?」と壁を突き破ってでてくる。(1979年もしも決定版)
- ドラマティックに演じる看護婦
- 何から何まで大げさに表現する看護婦を小柳ルミ子が演じた。いかりやの具合がかなり良くなったことを受け、医者(仲本)を呼ぶが、ここでもメロドラマのような大げさな表現を医者と共にしてしまう。
- 退院したがらない患者
- 既に病気が治り、どこも悪くない老婆の患者(志村)にいかりやが退院を促そうとすると嫌がる。自分の墓を自分で建てるために、志村が病院内で蕎麦屋、雑貨屋、ちり紙交換などをしており、風邪をこじらせた入院患者の加藤に対して医者の真似事までしてしまう始末(渡した薬はウサギの糞)。最後にはマッサージ師として別の病室に呼ばれる。
- 元応援団の見舞い客
- 病室に学生服姿の男(仲本もしくは小松)が入ってくると病名を聞き、いかりやは胃潰瘍と答えると怒って腹部を叩く。そしていかりやが入っていた応援団の後輩たちが入ってきて、健康を祝し、いかりやの胴上げを始めてしまった。
- 学生服姿の男については小松と仲本の2パターンがあり、コントの閉めも若干異なる。
- 小松版 - いかりやの胴上げのラストが静止画像になり、いかりやがモノローグ風に「だめだこりゃ」と呟く。
- 仲本版 - いかりやは胴上げされながら「だめだこりゃ~!!」と絶叫する。
- 葬式姿の見舞い客
- 病室に葬式姿の見舞い客(加藤)見舞いに来て病名を聞き、いかりやは胃潰瘍と答える。見舞い客が見舞金ではなく、縁起でもない香典をいかりやの枕もとに入れてその後しつこく病名を聞き、ところがで死んだ2人は死因は胃潰瘍で死んだといかりやに言う。見舞い客(加藤)がバナナを食べようとしたがいかりやが「それ、私の好きなもの」と言ったらバナナをいかりやの口に入れまま、お茶を飲もうとしたところやけどしてしまい、いかりやの顔に吹っ掛けた。最終的には病室を間違えてしまう。
- また、いかりやの家で急病の家族(すわ)の往診に来るバージョンもある。
- おっちょこちょいな医者
- いかりやからの連絡を受け、いかりや宅へやってきた医者(加藤)。しかし物に足指をぶつけたり、診察用の鞄と子供の通学用の鞄を間違えたり醜態を見せてしまう。最後はいかりや宅に戻る途中で衝突事故を起こし、無残な姿となって息絶えた。
- 商売上手な医者
- いかりやからの連絡を受け、看護師を連れいかりや宅へやってきた医者(仲本)。しかし治療に必要なものを売りつけ、買わないと治療をしないという。最後はやってきた救急車まで売り飛ばし、鍵を渡して帰ってしまう。
占い師編集
いかりやは、「事業をやれば倒産する、就職してもすぐクビになる。」が主な台詞である。
- 手相・人相中心の占い師
- 自称『手相・人相の専門家』だという占い師(仲本)。丁寧なことに、人相や手相について解説しながら占いを進めるのだが、その際にマジックを使って実際に顔や手に書き込みをしてしまうため、最終的にはいかりやの顔がものすごいことに。
- 手品好きの占い師
- 占い師(加藤)が「精神集中」と称してトランプなどを使ったマジックを行い、最後に「落ちてきたら運勢は凶、落ちてこなかったら運勢は明日(今日と凶を引っ掛けた駄洒落)」と二枚のハンカチを結んで投げ上げる。すると、何故か両人の頭に金だらいが落ちて、いかりやが「目から星が見えました」、占い師が「目から星が見えた…貴方の運勢は吉ですな」と両方気絶してしまう。1989年に放送された『夏休みプレゼント傑作集 もしもシリーズ決定版』では「もしもマリック風の占い師がいたら」と題された。
- ジプシー風の占い師
- 占い師(高木)がトランプを使って占う。占い師が「こちら、トランプの表(ひっくり返して)こちらもトランプの表。このトランプ、裏がない。トランプ裏無い(占い)、なんちゃって」とオヤジギャグを披露したため、いかりやは激怒。結果占い師を張り倒し、「だめだこりゃ!最悪!!」と罵倒。
- 前述の「死んだ医者」「故人タクシー」の流れを汲むネタである。
- 不気味な占い師
- 前述の祈祷師風のマッサージ同様、占い師(志村)が降霊術で『いかりやに取り付いた先祖の霊』を呼び出し、「除霊する」と言っていかりやを裸(パンツ一丁)にした後、SMでもするようかの如く、氷水やロウソクの蝋を垂らす。最後には「下半身に自信がない」という相談を受けて、ミルガイを腹の上に置かれる。
- 後に『志村けんのバカ殿様』でこのネタが再現され、ナインティナイン(岡村隆史・矢部浩之)が犠牲者となる。「大爆笑」版では「夜のヒットスタジオ」司会者・芳村真理の恒例のあいさつ「どうも~!」を志村がアドリブで真似していかりやの前に姿を現している。
芸者編集
- 男嫌いの芸者
- 芸者(桜田淳子)は男性が苦手で、ふすまを開け放したり、酒を注ぐのを拒んだりする。最終的には踊りの最中に「何か」されると困るなどといって、警官を呼びいかりやを取り押さえさせる。
- 保育士風の芸者
- 芸者(由紀)がいかりやに対し、「おててあらいましょうね」などと、まるで園児の相手をするかのように接待する。「なにかのみまちゅか~?」と聞かれていかりやが「酒」と答えると、「ちょうすけくんってなまいきよ~、ジュースにしまちぇんか?」等と返し、さらには「こぼすといけない」からと涎掛けをさせたりする。最終的には「おねんねのおじかんですよ」といって、パンダのぬいぐるみを抱えて寝かされる始末。
- 具合の悪い芸者
- 体調が悪く顔色は真っ青で今にも死にそうな芸者(志村)が登場。絶対安静を言い渡されているそうで心配したいかりやが休むように言うが、「今日が最期のお座敷になるかも…」と仕事を続行。天井から帯を吊るして輪を作り、そこに顔を引っかけて支えつつ仕事をしようとしたりする。そして踊りを踊ろうとするが何度も倒れそうになった挙げ句、助け起こそうとしたいかりやのズボンを下ろしてしまったりもする。最後には「点滴お願いします」と医者に電話をかけたり、弾みで突き倒してしまったいかりやの顔を先ほどの帯の輪に引っかけてその上に自分の顔を引っかけ、いかりやの首を絞める形にしてしまったりする。(1979年もしも決定版)
- ファザコンの芸者
- 芸者(石野真子)は父親(伊東)同伴で座敷に上がり、何をするにも父親の判断を仰いでいる。
- 落ち着きのない芸者
- 梅奴(加藤)という芸者が登場。どういう理由か外から何回も呼び出され、そのたびにふすまに指や足を挟んだ挙げ句テーブルに躓いたり勢い余ってふすまを突き破ったり階段を転げ落ちたりしてボロボロになり、最後にはいかりやにお燗をつけようとしたところで気絶してしまう。
野球の審判編集
いかりやは4番バッターを務める。
- 闘牛士の審判
- 審判(仲本)が試合中にフラメンコのリズムに乗ってギターを弾き、歌い踊りながらジャッジのコールを行う。打者のいかりやが「だめだこりゃ」と言うと「だめだこりゃ~、だめだこりゃ~♪」と歌う。
- デタラメな審判
- 審判(高木)が完全なボール球やデッドボールをストライクとコールする。耐えかねたいかりやが「あんたね、どこに目つけてんだよ!」と怒鳴ると、高木がマスクを外して「文句あっか?」と返す。よく見ると左目が本来の位置より下に大きくずれていた。
- 妙にノリの良い審判
- 審判(志村)がマイケル・ジャクソンの姿で登場し「BAD」をBGMにマイクを持ちノリノリでジャッジをコール。打者のいかりやに向かって「バブルス?(マイケルのペットのチンパンジー)」と言い、いかりやが戸惑っていると「センキュー。ニホンダイスキィ。」などと言いながら帰ってしまう。
- 歌舞伎役者の審判
- 審判(加藤)がジャッジのたびに「ス、ス、ス、ス、ス、ストォ~~ラァ~イ、クゥ~~~」などと歌舞伎の舞風にコールするものだから(しかもマスクの下には歌舞伎の隈取りをメークしていた)、耐えかねた打者のいかりやから「ハッキリ言えハッキリ、どっちなんだよ」詰め寄られる。結果、「あ、だめだぁ~こぉりゃ~~」と歌舞伎風に言い、いかりやに「それはいいんだよ!」と突っ込まれる。
- もしもシリーズ以外での志村が打者のバージョンも存在しており、こちらは志村に「うるせーんだよバカヤロー!」とどつかれてしまう。その志村に退場をコールする時も「たた、た、た、た、たぁ~いぃ、じょぉぉ~~~」と歌舞伎風にコールして「やかましいよお前は!」とまたどつかれ、志村ばかりかキャッチャーも帰って画面内は加藤一人に。残された加藤は「それでは皆さん、またらぁ~~いぃ、しゅぅぅ~~~」と締めようとし、画面外から「来週ねーよお前!!」と志村のツッコミが入る。
相撲取り編集
いかりやは行司。対戦相手の力士は若駒。
- 巨大な相撲取り
- 相撲取りの高木山(高木)はその巨大さゆえに一歩歩くごとにその震動が激しい。そして土俵上の構えで手をつこうとしたら、その重さゆえに土俵を突き破ってしまった。
- 高齢の相撲取り
- 相撲取りの志村山(志村)は立合い後、すぐに心臓の苦しみを訴えだす。ところが対戦相手の若駒が「大丈夫ですか」と手を差し伸べた瞬間、志村山は差し伸べられた手をつかんで地面につけてしまった。行司のいかりやから「そんなのはダメ」と言われるが、「今までずっとそうやって相撲取りを続けてきたのだ」と説明する。
流し編集
いかりやは居酒屋の客、高木は居酒屋の店主を、他の3人は流し役をそれぞれ演じる。
- クラシック専門の流し
- イギリスの裁判官が着用する鬘を付けた流し(仲本)がいかりやのいる酒場に現れる。彼曰く、音大卒業後海外のオーケストラに在籍していたとのこと。なじみのないクラシックの曲(「ハンガリー舞曲第5番ト短調アレグロ」、「管弦楽組曲第3番ニ長調BWV1068(G線上のアリア)」)を例示したことでいかりやは困惑、結局いかりやがリクエストした、ベートーヴェンの「運命」の替え歌をギター片手に大声で歌う。
- 貧乏な流し
- 流し(加藤)が子守をしながら登場(『女房に逃げられた』との事)。店の看板娘に熱燗を頼む客に乗じてミルクの入った哺乳瓶を「これついでにお願いします、ぬる燗で結構ですから」と言って温めてもらう。いかりやのリクエストで「湯の町エレジー」を弾き始めるがよほど食べるのに困っているのか、曲を弾き始めてはすぐに中断して(背負った子供が泣き出したりして中断することも)、帰った客の残したおつまみを腰につけたポーチにしまったり、ビールの残りを漏斗で水筒に入れて持ち帰ろうとする。最後はピーナッツや焼き鳥などのおつまみを口一杯に頬張った状態で演奏しようとし、つい咽せて派手に吹き出してしまう。
- 暗い流し
- 流し(加藤)がこちらもお金に困って登場。何かにつけて遠慮したり悲観的になる流しに客のいかりやが、「どんどん甘えたらいいんだよ」と言い励ます。最後に流しがタクシー代として7万円を恵んでほしいと言い、いかりやが「何でタクシー代に7万円も掛かるんだ!?」と驚く。流しの自宅があるのが熱海だった。
- 指名手配中の流し
- 流し(志村)は居酒屋にある指名手配犯人の写真と同一人物。警察が居酒屋に回ってきて志村は逮捕されてしまう。
葬儀屋編集
いかりやは風邪をこじらせ、その影響で心臓発作を起こしてしまった身内の父親役を務める。他の4人は葬儀屋役を演じる。
- 不謹慎な葬儀屋
- 危篤の情報を聞きつけいかりや宅に駆け付ける葬儀屋(加藤)。最初は一家とともに一人息子(すわ)の状態を見守っていたと思いきや、葬儀屋の職業柄か今夜も仕事が一つ入るということではり切ってしまい葬式で使う棺のサイズを調べていく。不審な行動を見ていた妻(由紀)が問いただした所、葬儀屋だということがばれてしまう。事が一大事なために「不謹慎だ!!」と罵声を浴びられてしまうが加藤は、「確実に死にますから!」と火に油を注ぐ発言をしてしまい、さらに家族の怒りを買ってしまう。結局亡くなってしまい家族が悲しみにくれる中、加藤は喜んでしまう。
- 他に危篤の人が高木で、加藤が遺影に使う写真を撮ろうとしたところ、カメラのフラッシュのショックで息を吹き返し、加藤は家族から感謝されるもののすぐに「死んでくださいよ!」「私の仕事はどうなるんですか!?」などと発言、葬儀屋である事がばれて袋叩きにされるというパターンもある(後述)。
- 葬儀が必要な葬儀屋
- 先程の身内(すわ)が亡くなったという情報を聞きつけいかりや宅に駆け付けた葬儀屋(高木)。しかし来る途中で衝突事故を起こしてしまい、到着したときにはすでにボロボロの状態になっていた。そして到着して一言、「葬儀屋ですけど、葬儀屋さん呼んで下さい・・・」。
- このコントからいかりやを含む一家とともに喪服で登場する(後述の「サービス過剰な葬儀屋」・「年寄りな葬儀屋」も同様)。
- サービス過剰な葬儀屋
- 先程の身内が亡くなったという情報を聞きつけいかりや宅に駆け付けた葬儀屋(仲本)。葬儀は初めてといういかりやに様々なサービスを無料で提供する(大学時代の友達役や亡くなった息子の許嫁役や更にはいかりやの代わりの夫役)もあまりに内容が過剰なためにいかりやが仲本を何度も張り倒しオチがつく。
- 年寄りな葬儀屋
- 先程の身内が亡くなったという情報を聞きつけいかりや宅に駆け付けた葬儀屋(志村)。早速葬儀の準備をしようとするが年が年なために「年寄りの出前持ち」同様、聞き間違いやふすまと間違って押し入れを開けて中身を散らかすなどトラブルを繰り返してなかなか先に進まない。最後に遺体を棺に入れようとするも遺体が重いためそのまま倒れ、棺を壊してしまう。そして「すいませんけどね、あたしの葬式もここでやって下さい・・・」と言い残し力尽きる。
- 加藤葬儀社
- 家に加藤が赴き、危篤寸前の主人(高木)の妻(いかりや)から「今夜が峠」と聞かされると泣きじゃくり「あんなに元気だったのに…」と呟きながらこっそり祭壇の大きさや棺の大きさを測る。測り終わると電話を借り自分の会社に何食わぬ顔で「ああ、ワシだ。‥確実に死ぬな。」などと内容を伝え、何度か電話を掛けるうちに「今夜は子供たち連れて外食でもするか、デニーズあたりで。…え?あれか!レッドロブスター♪ってか!」と嬉しがる。
- しかし遺影に使う写真を撮るため超至近距離でストロボを焚いたところ強い光のショックで高木が息を吹き返し元気になってしまった。家族に大喜びで感謝される加藤だが「死んでくださいよ!!」と強引に寝かせようとして家族に詰め寄られ自分が葬儀屋である事を明かしてしまう。するといかりやが「何で葬儀屋さんがまだ生きてるうちに入ってくるの!?」と激怒、あまりの責めように加藤が弱り果て「だって…もうレッドロブスター予約しちゃったんだもん」と号泣しながら訴えてオチがつく。
- 先述の「不謹慎な葬儀屋」のリメイク作的存在。もしもシリーズ以外でも何度かリメイクされた。
葬式編集
いかりやは喪主役を務める。後の4人は弔問客や僧侶の役になる。または寿司の出前持ちのパターンもある
- 落ち着きのない弔問客
- 弔問客の一人(加藤)が蚊を退治しようとするが、蚊が止まっていた人の頭を殴ってしまう。その行為はだんだんエスカレートしていき(缶蓋で頭を叩くなど)、最後は自分が袋叩きにあい、「御愁傷様です」。
- 喪服がない弔問客
- 弔問客(加藤)が葬式にはふさわしくない格好(赤のチェックの上着とピンクのワイシャツ→甚兵衛→ヨーロッパの衛兵スタイル→パンツ一丁の上にマジシャン風のシルクハットと黒マント→パンツ一丁→パンツ一丁に喪章をつけただけ)でやってきて追い返される度に衣装を替えてくる。最後はパンツ一丁で素肌にペンで喪服を描いただけの姿で登場し、「喪服がないの」と泣いてしまう。
- 酔っ払いの弔問客
- 弔問客(加藤)は、酔っ払ってフラフラしたり居眠りをしたりする。読経の間、頭や首にロープに巻きつけたりしてなんとかバランスを保とうとするが、最後は妻(志村)にこづかれて体制を崩したり、いかりやに追い出されたりで、天井や柱と結んでいるロープを思い切り引っ張ってしまい、家を破壊してしまう。
- 加藤と志村が2人で登場したもしもシリーズでは珍しいパターンである。
- 相撲取りの弔問客
- 弔問客である相撲取り(高木)が鈴を強く叩きすぎその衝撃で祭壇を壊してしまうが、そのまま帰ろうとしたので怒ったいかりやは「いいかげんにしろ!」と蹴手繰りをする。
- 笑い上戸夫婦の弔問客
- 弔問客の夫婦(由紀もしくは伊東と仲本。仲本は由紀版では夫役、伊東版では妻役)は大変な笑い上戸で事あるごとに(焼香の時の仕草や遺影の表情、その後はお互い「足が痺れた」などと言いながら)笑い出し、しまいにはいかりやの顔を見て「あの人顔が痺れてる」と大笑いして葬儀の雰囲気をブチ壊す。伊東版では、香典袋に外には「一万円」と書いてあるが中身は二千円だった。
- 幼なじみの弔問客
- 5丁目の鈴木さんの家にやって来た弔問客(志村)が「お前とよく酒飲んだっけな~」などと泣きながら酒を飲んでは吐き出したり、遺影の前で安来節を踊りだすが、人違いと悟る(3丁目の田中さんの家に来たつもりだった)や否や、萎縮しながら、どさくさにまぎれて香典袋を盗んで家を後にしようとするが、いかりやにバレる。
- 足の痺れた弔問客
- 弔問客の一人(加藤)が足が痺れており、たびたび焼香の順番を他の人に譲るがついに自分の番が来てよろけながら祭壇へ向かい、案の定バランスを崩して祭壇に衝突。祭壇が崩壊してなぜかその上に置かれた棺桶から遺体(志村)が転がり落ちてきて、「静かに死なせろバカヤロー!!」と加藤を怒る。志村はなぜか真っ赤な褌を穿いており、加藤に「死人がなんで赤パンツ穿いてんだ?」と突っ込まれる一幕も。志村が加藤の妻役で出演するバージョンもある。
- 救いのない弔問客
- 弔問客(高木)が玄関の窓から顔だけをのぞいているところをいかりやが見つけ、入るように言う。ところが高木は金太郎の前掛けしかしていなかった。
- 慌て者のお坊さん
- お坊さん(加藤)が葬儀場に遅れてきたり、段差につまずいて弁慶の泣き所(この時加藤は頻りに「義経の泣き所」と間違えている)を打ったり、忘れ物を取りにいったり、溝にはまってずぶ濡れになったりした上、しまいには葬儀の延期を頼む(車に撥ねられて死んでしまうパターンもある)。(1979年もしも決定版)
- おしゃべり好きのお坊さん
- お坊さん(谷啓)が葬儀場でうんちくなしゃべりで、お経をとなえる。
- 恐妻家のお坊さん
- お坊さん(仲本)が入ってきて読経するが、なぜか受付においてあった電話がいきなり鳴り出す。いかりやが出てみるとお坊さんの奥さんからで、お坊さんに替わると「浮気をしているだろ!?」と攻められた挙句「実家に帰る」と言い出されたらしく、お坊さんがいかりやに「女房の実家で葬式を挙げてくれませんか?」と頼む。
- 不幸なお坊さん
- お坊さん(高木)が入って読経を始めようとした。ところが遺影の写真は高木自身であり、それを見た高木はその場で倒れて死んでしまう。
- 大ケガをしたお坊さん
- お坊さん(志村)がスキーで片手片脚を骨折しており、祭壇の前に行くのも一苦労な有様だが仕方なくそのまま葬儀を始める。お坊さんはなんとか読経をしようとするが(脚のギプスの中が蒸れて痒いので棒を突っ込んで掻いてもらったり、ギプスで固定されている手にバチをくくりつけて木魚を叩こうとするも叩く度に骨折に響いて痛がり『回数少し減らしていいかね?』と頼んだり、正座ができないので座布団を積み上げた上に座ったり)、結局積み上げた座布団から転げ落ちてもう片手を骨折してしまい「ちょっと医者呼んで医者!早く!!」と絶叫する。
- ネアカなお通夜の出前
- 松寿司の店主(加藤)は故人の遊び友達だったらしく、通夜の場にも関わらず馴染みの歌を歌ったり、一緒にソープランドへ行った思い出話を披露し、周囲の失笑を買う。挙句の果てには出前の寿司を床に落としてしまう。
- 幼なじみのお通夜の出前
- 竹寿司の店主(高木)は故人の幼なじみだった。従業員(仲本)と共に出前に来たが、高木は何と雷様スタイルでやってきた。
- 超ベテランのお通夜の出前
- 梅寿司の店主(志村)は年老いて耳が遠くなり、しばしば聞き間違いをしてなかなかいかりやの注文内容が伝わらない。ところが電話が終わるなりすぐに志村は出前にやってきた。故人とも知り合いだったらしく、「幼なじみの弔問客」と同様身内に同じことを何度も尋ねるなどした挙句、肝心の寿司を葬儀式場にばらまいてしまう。
結婚披露宴編集
いかりやは結婚披露宴の司会進行役で、他のメンバーは仲人役や招待客を務める。
- 大騒ぎの結婚披露宴
- とある結婚披露宴にいかりやが挨拶が終わったところ、仲人役(加藤)の挨拶をするはずだった。ところが仲人は物凄く酔っ払ってしまい客(仲本)のズボンにビールをこぼしたりまた別の客のところでは食べ物こぼしたりテーブルごとひっくり返してしまったりウェディングケーキに顔を突っ込んでしまう。最終的には意味不明な挨拶をする。もしもシリーズとは別に仲本が仲人役の妻のバージョンが存在する。こちらでは挨拶で加藤が所帯持ちでありながら実は花嫁に恋していたことを暴露し、いかりやにど突かれてウェディングケーキに顔を突っ込むオチになっている。
- 祝辞
- 志村が祝辞と称し歌を歌うがどれも結婚式にはふさわしくない(浪曲子守唄など)物で、歌っている最中に物を投げられしまいには水を浴びせられてステージから落ちてオチがつく。
将棋の名人決定戦編集
いかりやが名人で、その他が挑戦者(段位は八段)。審判は松居直美が務めていた。
- 落ち着きのない挑戦者
- 挑戦者(加藤)は朝食で食べた物の食い合わせが悪く腹を下し、対局中に何度もトイレに行く。しかも用足しの度に排便の音が部屋まで響いてくる(いかりやは顔を背ける)。最終的に便器を持ち込み、腰掛けたまま対局し始めようとするが、即座に大量に排便してしまい、その臭いや音にいかりやだけでなく審判すらも顔を顰めてしまう。
- 天才少年の挑戦者
- 挑戦者(仲本)はマンガ(少年マガジン)を読みながら対局する。名人に駒を取られると「角行取ったー」「飛車取ったー」「年取ってるー」などと駄々をこねる。
- アッと驚く挑戦者
- 挑戦者(高木)と早指し(時間制限を設けた対局)で勝負。途中までは残り十秒ぐらいで挑戦者が打ち返すが、最後には追い詰められた挙げ句「3・2・1」のカウントダウンの直後ロケットの如く尻から火を噴いて上空へ飛んでいってしまう。
- 妙に明るい挑戦者
- 挑戦者(志村)は対局中にギャグを連発、「将棋に明るい笑いを」と大はしゃぎする挑戦者にいかりやは完全に動揺してしまう。志村は物を考えるとすぐ眠気に襲われるため、目蓋に目の絵を描いている。終盤、挑戦者が饅頭をのどに詰まらせ死んでしまう。読み上げの「後手、2五死亡。志村八段、投了です」に対し、いかりやは「目開いているよ、だめだこりゃ」と言ってオチを締める。
もしもシリーズ以外で、記録係が仲本で志村と加藤が対局をするが、水の掛け合いから銃の打ち合いへとエスカレートするバージョンもある。
警察編集
いかりやは一般人か被疑者役・また検問中の警察官の役(ちなみに、ロケ時は大雨が降っていた)もあった。取調は後にいかりやの代表作となる「取調室シリーズ」や「踊る大捜査線」と比較して見ると、かなり面白いコントだと言うファンが多い。
- 家庭に問題のある刑事の取り調べ(総集編時は夫婦喧嘩中の刑事の取り調べに改名)
- 仲本とその妻の婦人警官(由紀もしくは五月みどり)が、取り調べ中に殴り合いの夫婦ゲンカを始める。最後には両者ボロボロになってしまい、取り調べどころではなくなってしまう。オチは画面の外で激しい物音が鳴り響く中、いかりやの「だめだこりゃ」で締める。由紀や五月のファンから「イメージダウンになる」などの苦情が絶えなかったコントでもあった。加藤が由紀に取り調べをされるバージョンもある。
- 手段を選ばない刑事の取り調べ(総集編時は過酷な取り調べに改名)
- 2人組の刑事(加藤・志村)がヤカンの水を飲ませたり、梱包用の大型セロハンテープを顔に巻きつけて一気に剥がしたり、大きい風船を目の前で割ったり、泣き落とそうとしたりなど、特高警察顔負けの過酷な手段を使ってくる。それでもいかりやが自供しないためさらにエスカレートした結果最後は取調室自体が崩壊してしまい、なおも志村に「お前がやったんだろ?」と追及されるもいかりやの「やってないけど、だめだこりゃ」で締め。加トケン人気が高い時期にこのコントが放送されたため、酔っ払いの弔問客と同様加藤と志村が2人で登場し、通常はオカマや老人の役が多い志村がニヒルに徹底的に徹した、もしもシリーズでは珍しいパターンである。
- 情けない刑事の取り調べ(総集編時はだだをこねる刑事の取り調べに改名)
- 刑事(高木)が取り調べ中に「戸が開かない~」「戸が閉まんない~」「(現住所の)漢字が分かんない~」などと泣き出す(いかりやが戸の開け閉めを手伝った際は一旦強気な態度に戻る)。この時、いかりやが高木に住所を聞かれた際「岐阜県岐阜市柳ケ瀬5-26」と発言したため、後にいかりやのファンが岐阜県岐阜市柳ケ瀬5-26にファンレターを送ったという笑い話がある。
- 器物破損をする刑事の取り調べ
- 刑事(仲本)が取調べ中に電話機や机、椅子等を投げ捨て、最後には建物も崩壊する。いかりやには「一緒に豚箱入ろう」と言う。
- 変装をする刑事の取り調べ
- 刑事(志村)が取調べ中に七人の刑事や銭形平次、遠山金四郎に変装するも、いかりやは「やっていない」と一点張り。最後には「私がやりました。」と志村が誘導するも、いかりやは「やっていない」で押し通す。
- おじいさんの巡査
- いかりやが市役所へ行く道を尋ねるため交番に入ると、そこにはおじいさんの巡査(志村)がおり、道を尋ねるが話が脱線し「どこそこのおはぎはおいしくて今食べてるけどあなたもどうぞ」「どこそこの八百屋のスイカがうまい」と無理矢理食わせたり、終いにはスイカをくりぬき、「夏バテ防止」と称して牛乳や納豆、正露丸などを混ぜたものをいかりやに食べさせようとする。いかりやは「おじいさん食べてみなよ」と志村に勧め、当然食べた志村も悶絶して、腹を壊してしまい「市役所の隣に医者(病院)があるから連れてって」と本末転倒な事を言いだしてしまう。
- 定年退職前日の巡査
- いかりやが道を尋ねるために交番を訪れると、巡査(加藤)ががっかりする。話を聞くと、35年間事件という事件に遭遇できず、やった仕事は迷子や遺失物の処理、道案内だけだという。装備品の拳銃や手錠は錆付いてしまい、警棒は毎日磨いたために細くなってしまう始末。最後にどうしても手柄を立てて新聞に載り、階級を上げ、退職金を増やし、家庭内での地位を向上させるために、いかりやに銀行強盗するように勧めたり、自分の財布を盗ませようとしたり、拳銃で自分を撃たせようとしたりして、いかりやを犯人に仕立て、自分がそれを捕らえて手柄にしようとする。結局いかりやは断ったため、最後は拳銃で自分の足を撃って倒れてしまう。
- せわしない巡査
- いかりやが区役所への道を尋ねるために交番を訪れるが、交番には誰もいない。そこに自転車に乗った巡査(仲本)が突っ込んでくる。いかりやに道案内をしようとするが、万引きがあったと電話がかかってきたり、立ち小便する人を注意しに行ったり、道路標識を無視した車を注意しに行ったりとせわしなく動き回る。最後には自転車で交番の中に突っ込んで、壁が倒れてきて頭を打ち倒れてしまう。
- 居眠りしている巡査
- いかりやが交番に入ると、巡査(高木)は高いびきで寝ている。区役所へ行かねばならないいかりやが「地図か何かありませんか?」と尋ねると、巡査は「壁に掛かってるよ」と返す。早速いかりやが地図を見てみると、町内地図ではなく世界地図だった。
- 有名人の検問
- いかりやが検問すると、加藤が運転していた。丁度この時期、加藤は実際にスピード違反で検挙され謹慎していたことから、いかりやは「君はこのコントに参加する資格はない」と言い放ち、さらには「免許取消」といかりやがニベも無く言って終わった。なお、この回においては珍しく加藤が最後に出演した作品であり(他には「潔ぎのいいセールスマン」や、先述の志村と共演した「手段を選ばない刑事の取り調べ」、初期の「ヤクザが経営する旅館」位である)、通常なら加藤はほとんど1番最初に出演していた。
- 飲酒運転の検問
- 運転者は志村。年寄りのため「年寄りの出前持ち」同様耳が遠く何度も聞き間違いし、いかりやに問いつめられるたびに同じことを何度も言い直す(東京の孫に会いに行って、そこで娘に酒を勧められた)。さらに無免許運転の上に、車は盗んだもので(本人は「借りた」と言い張っている)、車から出ると泥酔状態だったことがバレてしまう。志村の酔っ払ったフリがあまりに上手かったのか、いかりやが「お前、ホントに呑んでるの?」と本気で訊ねると、志村はシラフに戻って「酔ってねぇよ!」と自信満々に答える。志村の高い演技力を見る事ができるコントだった。
- 緊急時の検問
- 運転者は高木。高木の乗っている車と、何かの事件で逃走した犯人の車が同じ事から、緊急検問に。いかりやは隅々まで調べるが、トランクを開けた途端トランクがビックリ箱になっており、驚いたいかりやが腰を抜かし、高木がそれを見て笑っていた。
- 警察嫌いの検問
- 運転者は仲本。いかりやが免許証の提示を求めると、「最近の警察は」「警察手帳を見せろ」などと文句を言いだす。検問を突破するとほどなく何かと衝突し、仲本が負傷した状態で現れ「実は私、無免許運転でした」と謝る。
小説家編集
- 涙もろい小説家
- 小説家の加藤が執筆中、「足がしびれた」「鉛筆の芯が折れた」「アイデアが浮かばない」などを理由に何かと涙ぐんでくじけそうになる。最後はいかりやが、執筆のヒントとして他者の本を見せるが、加藤は「漢字読めない~」「絵がない~」と泣き出す。
- リアリティを追求する小説家
- オカルト小説家(志村)が小説の実感を掴むために、自分の手を包丁で刺したり、いかりやにビール瓶で自分を殴らせたりする。しまいには「殺す実感を掴むんだ!!」などと言って、いかりやを包丁で刺し殺そうとする。
- おっちょこちょいすぎる小説家
- 小説家の加藤が完成した小説の原稿を探すがどこを探しても見つからない。家中を探すが、途中で脛をぶつけたり階段から二度落ちるなどおっちょこちょいすぎるすぎる姿を露呈してしまう。最後は松葉杖をついた痛々しい姿になるが結局原稿は自分の部屋に置いてあった。
セールスマン編集
※いかりやは家主
- 新人のセールスマン
- セールスマンは仲本。新人ゆえに営業マニュアルを見て、いかりやに何度もセールスするがその度に断られ、最後にはいかりやに「私はたまたま留守番で来ている隣の家の者で、この家の主人と友人だ!」と居直られてしまい、仲本は愕然としてしまう。
- このシリーズでは仲本が一番時間が多く取られており、加藤と志村は短時間(高木は出演していない)という異例のもしものコーナーだった。
- そそっかしいセールスマン
- セールスマンは志村。ドアを開けようとしたらドアを壊したり、靴箱に手を置くと靴箱に穴を開けたり、最後には壁にもたれかかると、家までも壊してしまった。この時志村は定番の老人役やオカマ役ではなく、ごく普通の青年セールスマン。また志村出演のもしもシリーズでは異例の中間(仲本と加藤の間)に放送されたうえ、(志村出演にしては)凄く短時間で終わった珍しいパターン。
- 潔ぎのいいセールスマン
- セールスマンは加藤。いかりやが「結構です!帰っていいよ」と言うと加藤は潔くそのまま帰ってしまうというコントでのオチであったのだが、この時に撮影中のテレビ局をも抜け出した挙句、最終的にはフジテレビの前で(あらかじめ)待たせていたタクシーに乗り、職場放棄して本当にそのまま自宅へ帰ってしまい、いかりやが(ネタではなくて)本気で呆れ果てた作品。また加藤が、珍しくもしもシリーズの最後に登場したパターンであり、加藤が最後に登場したもしもシリーズは、志村と一緒に出演した手段を選ばない刑事の取り調べや自身の免停期間中に出演した有名人の検問、初期のヤクザが経営する旅館位で、加藤はほとんどが最初に出演していた。
家政婦編集
※いかりやは家主
- 遠くから来た家政婦
- 家政婦は高木だが、宇宙人の着ぐるみを着ていた。「私は太陽系第4惑星から来たカセイフです。わからなければ、これを」と言って提示したのは「火星婦」と書かれたプラカードだった。
- 挙動不審の家政婦
- いかりやの家に現れるなり、挙動不審の行動をとる家政婦(仲本)。いかりやの応答にも答えず、突然笑い始めて家中を破壊してしまう。いかりやが激怒すると、「我慢できない!」と言って仲本はトイレに行くというオチ。
- 年寄りの家政婦
- 家政婦(志村)は高齢のためか、要領を得ない応対が続いた挙句、洗濯では洗剤を1箱まるごと入れてしまい、家中シャボン玉であふれかえらせてしまう。
新築訪問編集
※いかりやは訪問者
- カン違い
- いかりやが訪問したのは築年数が古い家。いかりやが「この家古いですね」と住民(仲本)に尋ねる。さらにいかりやが「このコーナー、『もしもこんな新築の家があったら』なんですけどね」と言うが、仲本は「『もしもこんな新宿の家があったら』(新築と新宿を聞き間違えた)じゃないの?タイトルぐらいちゃんと伝えろよ!!」といかりやにキレる。
- 動物好きの家主
- いかりやは新築の家主(加藤)の家を訪れる。しかし手ぶらできたせいで、玄関先のオウムに「図々しい、早く帰れ!」バカにされる。洋間に通されると、様々な動物が現れる。ビールを持ってくるお手伝いさんが犬、さらに食器棚の中からはリス、ウサギ、クローゼット内にはタヌキ、スカンク、さらに大きいクローゼットを開けると象まで入ってる始末。仕舞いには大きい扉を開けると檻を隔てて人間が現れる。加藤の新築は動物園を兼ねていた。オチはいかりやを指差し客に「ゴリラでないから、餌はあげないように!」というもの。
- 成金社長
- いかりやが訪れた社長(志村)の新築は高価なものが多く置いてある。しかし「誇りがいい」と言っていかりやには何も触らせようとしない。ハバナの葉巻や、フランスのブランデーを目の前で飲んでみせるが、いかりやには普通の煙草やビールしか出そうとしない。一夫多妻で奥さんが余ってるからといかりやに勧めようとするが、中から出てきたのは・・・ 成金社長で「もしもシリーズ」以外で志村と仲本のバージョンもある。
旅行代理店編集
- サービス過剰の旅行代理店
- 客として店を訪れたいかりやが入るとそこには東八郎を社長とした社員(仲本・高木 他)数名が一斉に出迎えるやすぐにコーヒーを出したり靴を磨いたり上着にアイロンをかけたり散髪(シャンプー)をしたりと、さらに動悸が激しいとの事で旅先で病気にならないようにと予防注射をしたり、疲れているとの事で足にお灸をするといったありとあらゆるサービスをこなす。いかりやが「私ね、北海道の切符の手配だけお願いしようと思ったのに」と言うと東は「今当社にはございませんので明日朝10時頃になります」と答え、それを聞いて愕然とし「明日また来ますよ」と帰ろうとするいかりやに仲本ら社員は「今晩ここへお泊まり下さいませ。当店は24時間営業になっております」と引き止められ、いかりやは「一晩中なんか待ってられませんよ!」と激怒するも店の奥に連れ込まれ音楽ショーと題し仲本のピアノ演奏で社員全員が「鉄道唱歌」を熱唱する。歌の途中で仲本は「この歌は865番(実際の鉄道唱歌は374番)までございます。歌い終わる頃にはちょうど朝の10時でございます。」としてさらに歌い続け、逃げ出そうにも逃げられないいかりやは遂に「だめだこりゃ!!」と言いソファーで疲れ果ててオチとなる。
- 妊娠中(?)の旅行代理店
- 旅行代理店を訪れたいかりやだったが、応答はするがなかなか出てこない店主。そこには老婆(志村)が1人で経営しているが、最初は恥ずかしがりながら立ち上がろうとしない。実はこの老婆は妊娠(?)していてお腹もかなり大きかったため、しかも年齢を聞くと67歳という高齢であることから恥ずかしくて顔を出せなかったという。しかしいかりやの説得に開き直った老婆は仕事そっちのけで接客中にも拘らずカウンターでメシを喰ったり、奥の座敷でマタニティ体操をしたりといかりやの相談にも全く応じない。挙句には「陣痛が来た」と言っていかりやに布団を敷くように頼み出産に挑もうとするもやがて陣痛は治まってしまう。不審に感じた老婆は産婦人科に電話をかけたら実は単なる『想像妊娠』であり、大きくなったお腹は実は『大便の塊』で酷い便秘症状だった。そうとわかると老婆はいかりやに「アンタの子供が欲しい」と言って詰め寄り、いかりやは声を上げながら悶絶する。
- 加藤観光
- いかりやが訪れた旅行代理店は流行っていないのかボロボロ、椅子も埃だらけという有様。店主(加藤)はいかりやにタバコを遠巻きに催促したり、旅行しようとするいかりやを羨ましがったりする。当初は北海道に旅行を考えていたいかりやだったが、店主の泣き落としを聞いているうちに花巻温泉郷、仕舞いには船橋ヘルスセンターと、どんどん近場に計画変更することになる。店主は遠巻きに自分も連れていけと媚を売るようになり、耐え兼ねたいかりやがヘルスセンターに一緒に行こうと誘うと家の中から店主の子供たちが大勢出てきて、最終的にいかりやが「こんなにたくさんダメだよ!」と叫ぶというオチ。
携帯電話編集
レギュラー末期に放送された。電車内で携帯電話を使ったコント。ストーリーは以下の4つ。
- 電車内に次々と携帯着信が響くが、靴型やカバンの中の公衆電話などいろいろな形の電話が登場する。最後は乗客の山田まりや自体が電話である始末。
- 着メロが流れたと思いきや、女が車内でピアノで弾いていたという話。
- 赤ん坊の泣き声やお経、オナラの音など、とんでもない着音が次々飛び出す。最後は志村の本物のオナラでオチがつく。この当時は、まだリアル着音がなかった。
- 車内の床下に特大の受話器があり、車掌が無理やり手にとって「もしもし!」と叫ぶ。
ヤクザ(第一回目のもしも作品)編集
- オカマのヤクザ
- あまりにナヨナヨとしている上にオネエ言葉を話す親分(加藤)と一の子分(千昌夫・ネグリジェ姿でナイトキャップをかぶっている)が、「ここに入ったら『親分』と言っちゃいけないと言ったでしょ、『ママ』って呼びなさい」「殴り込み?野蛮ね~」などと言いながらいかりや率いる別のヤクザの殴り込みに応じる。一の子分はオカマチックな仕草で刀を振り、また親分はいかりやを見て「あら、お仲間~?や~ね~、あの顔でなんにも化粧しないでお店出るつもりかしら」「商売敵ならさ、色気で勝負すればいいのにね~。いーだ!(子分と一緒にアカンベーをする)」などと言っていかりやを呆れさせる。
- 老人だらけのヤクザ
- いかりや率いるヤクザが殴りこんだ志村組には老人しかおらず、しかも親分(志村)は腰が曲がってて杖をついている。「表へ出ろ」と言ういかりやを「寒いからそこ閉めてこっち入んなさいよ」と室内に招き入れてお茶とたくあんを勧め、さらに肩が凝っていると見るや灸を肩に据え、おもむろに「なんの用事で来たんだい?」と質問していかりやを呆れさせる。
- 弁護士風のヤクザ
- いかりや率いるヤクザの殴り込みに遭った親分(伊東)が、いちいち広辞苑や六法全書を持ち出して「(土地の)権利書お持ちですか?」「法律で定める所以外の部分で闘争を起こしたいという事ですね?それなら後々のトラブルを避けるために『闘争契約書』という物を作りますので」などと理屈をこねまくる。あまりの理屈のこねぶりにキレたいかりやが殴りこみに来たいきさつ(先代の時に取られた縄張りを取り返しに来た)を説明すると、親分は「いやーすみませんでした、これはなかなか厄介ですな」と言って六法全書を調べて「当方の非ですなこれは。全面的に敗訴です」とあっさりと自分たちの非を認め、刃物(刃渡り15㎝以上の刀剣類)を持ってないかと尋ね、さらには死亡診断書と埋葬許可証を出してこれを提出するよう頼み、いかりやから刀を借りて切腹してしまう。
- 笑い上戸のヤクザ
- いかりや率いるヤクザが殴りこみに来たというのに、親分(仲本)とその子分たちは笑い転げている。そのうち子分の一人(すわ)が笑いながら登場、キレたいかりやに斬られたが、仲本たちはその時すら笑い転げていた。
やくざの殴り込み編集
上記のヤクザのリメイクである。
- おっちょこちょいなやくざ
- 殴り込みに来たいかりやに対抗しようとするやくざ(仲本)。しかし、床に滑ってこけるばかりでなかなか戦いが先に進まない。最後は子分を連れて戦おうとするも全員滑りこけ、天井の柱が仲本たちに直撃する。そして唖然として見ているいかりやたちに仲本が「腰打っちゃったい、明日にしてくれ」と言って倒れこむ。
- 一見普通の・・?
- 殴り込みに来たいかりやたちと敵のやくざの一騎討ち。一見普通だが突然音楽が鳴り、一旦停止した殴り込みの様子を背景にNHKアナウンサー(当時)・鈴木健二に扮した高木が現れる(実は前のコントでも同じ格好に扮していた)。そして「さて問題です。私の来月の給料は上がるでしょうか下がるでしょうか?」と出題しいかりやが「下がるよ」と答えると高木は「正解は大幅に上がります」と言い、その横で呆れるいかりや。NHKで当時放送されていた人気番組『クイズ面白ゼミナール』のパロディ。
送別会編集
いかりやは送別会の主役を演じる。
- 重苦しい送別会
いかりやが会場に駆けつけると、社長(高木)含む社員たちが重苦しい雰囲気を放っていた。実は会社の経営が傾いており、送別会どころではない状況だった。送別会は開催されるが途中で会社から緊急連絡が入り、いかりや以外の社員は宴会場から出て行ってしまう。
- 騒がしい送別会
いかりやが会場に駆けつけると、宴会場では何故か社長(志村)と社員たちによる春闘が行われていた。
- 酔っ払いだらけの送別会
いかりやが会場に駆けつけると、宴会場では社長(小松)含む社員たちはすでに泥酔状態になっていた。
質屋編集
ボッタクリバーの質屋
加藤が店主である質屋の中はさながらキャバレーの雰囲気で、女の子からビールなどの接待を受ける。ラジカセを質に出すと査定は7,000円と告げられるが、アルコールや接待でもてなされた分がチャージとして差し引かれて100円しか戻らず、さらにその100円も退店時に女の子からの投げキッス代として取られてしまう。
貧困で寝たきりの質屋
店主は志村だが寝たきり状態で、いかりやのカバンに入っている弁当の匂いを嗅ぎつけるなりそれを食べようとして、なかなかいかりやの用件に応じようとしない。挙句の果て「今、私にはお金が全くないので一緒に質屋へ行きましょう」と言われる始末。
新装開店のスナック編集
- 新人すぎる店主のスナック
加藤が経営する新装開店のスナックにやってくるも、カクテルの種類を知らない・おつまみもほとんど無いとあまり良いところがない。唯一おつまみとして銀杏があり(加藤曰く、出身地・福島の特産品の銀杏)、銀杏炒めを作ろうとするがコンロが爆発してしまう。
俳優編集
- 大御所声優
「ドリフに大挑戦」で放送された遠藤憲一考案の新作コント。配役は大御所俳優:遠藤、ドラマ監督:カンニング竹山、プロデューサー:よしこ、AD:まひる。芸歴50周年の大御所俳優の遠藤さんを監督は下にも置かない態度でもてなす。俳優は小道具として自前のランドセルを取り出し、どちらがよいか尋ねてくる。そして本番の撮影シーンでは、大御所は小学生の子供服を着てわざとらしい子供の演技をするのだった。OKを出した監督にプロデューサーが文句を言うが、実は俳優は子役歴50年で同じ演技しかできないのだという。撮り直しても変わらない演技を見て、プロデューサーが「ダメだこりゃ」とつぶやく。
長介・工事・ブー おなじみ雷様編集
1985年スタート。通称・雷様。全コントの中で高木がメインとして活躍した数少ないコントのひとつでも知られる。元は5人でのコント「雷様の出前」という『雷軒』であり、店長のいかりやが各都道府県から雷の注文の電話を受け、そこに仲本・加藤・志村が配達し地上に雨や雷を落とすという設定のものだった(因みにこの時、高木は厨房にいただけだった)。5人が登場するバージョンはリメイクを重ね、やがて加藤・志村を除いた3人でのバージョンに改められてレギュラー化したものである。3人でのスタート時も5人出演時の内容を踏襲し地上に雨や雷を落とす滑稽さを演じたものだったが、徐々にフリートークのような内容になっていき、コーナーを辞めたいいかりや・仲本と、続けたい高木の内輪もめのような内容となる。一度は高木の妻もコーナーの中で電話出演した事がある。中期は高木がイカサマ手品を披露したり、ゲストとして歌手や著名人などを招き(いかりや達に無断で呼んだという設定)、ギターやウクレレを演奏するのがお決まりとなっていった(多くの場合、童謡や児童唱歌[49])。ゲストからはイチャモンを付けられた挙げ句、いかりや・仲本が呆れて席を外すと着座する雲が傾き、高木が転げて最後に大きくボヤくのがほぼ毎回のオチ。たまに逆パターン、まれに高木と仲本、仲本だけの時もあった。
1994年6月の放送回から、観客を入れた公開コント形式に変更された。
末期は番組終了直前の1コーナーとして、テーマ曲に合わせてセットごと3人が登場、オチの流れでそのままエンディングに移行するパターンとなった。
コントの中で毎回高木がメインで出しゃばり、それを面白くもなく文句を言い続けどうにかこのコントを打ち切りに追い込もうとするいかりや・仲本であるが、これはあくまで「演技」であり、このコントの発案はいかりや自身である。発端はいかりやが『加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ』に出ていない3人で「こっちもなんかやんなきゃダメだよな」と言った事[50]であり、「俺たち、楽器を忘れてんじゃねえか?」とドリフの原点である音楽コントを志したものであった事[50]、さらに高木をメインに起用した理由として、これは長年陰に徹していた高木をそろそろ表へ出そうといういかりやの計算高い読みである。フリートークのように見えるがコント台本は存在し[50]、演奏譜面は高木が書いていた。
トーク主体となって、事実上「雷様」としての設定がなくなって以降も、セットには当初の名残として扇風機や大太鼓、じょうろが残されている。
これより派生して、1994年頃に同一出演者でなる『ご存知、ジイさん三人組』も放送されるようになった。
長介・工事のばか兄弟編集
1987年スタート。前述の「もしものコーナー」が一時期打ち切られたのに代わって設けられたコーナーである。文字通りとんちんかんなやり取りをする事が多い事からこの名称が付けられたが、一時期は「おめでた兄弟」とも称された事がある。
このコーナーの特徴として、通常はこれまでツッコミ役に徹していたいかりやがボケ役に回っている事である。
内容として、兄(あんちゃん)演じるいかりやが弟である仲本が住む家に尋ねて来る事から始まる。家に入るには2人にしかわからない合言葉やクイズに答えられなければならない。弟の様々な質問に対し、兄が年上ぶってでたらめな答えを言うと、弟が「あんちゃん頭いいなあ」と本気にするのがお約束のパターンである。2人はお揃いの作業服(色はいかりやが赤・仲本が黄)を着ており、兄は口ひげを生やしているが会話は子供ともとれる発言が多い事から年齢の設定は不詳である。ボケにさらなるボケをかましている事から、「ツッコミ不在」に終わる展開となり、オチは屋根が落ちて来る、あるいは2人揃って歌いながら家を出てどこかに行くというパターンで終わる。
初期はキャラ設定が固定されておらず、元々は偽札作りをする兄弟という設定であったため、弟の家が古い工場とも研究所とも捉えられるのも「ヒミツのニセ札工場」の名残とも言える。
前述の『雷様』と並び人気コーナーとなりレギュラー化されたが、「知的障害者を侮辱している」というクレームが相次いだ事から、1990年代前半に打ち切りになったとも言われる。
このコントの終了後、『しあわせ親子』という同じくいかりやがボケを担当するコントが制作された。設定は親子となり、舞台はおでん屋台に変わっているが、基本的な内容はこのコーナーを受け継いだものに近い内容となっている。
リクエストコント編集
1994年スタート。視聴者による「もう1度見たいコント」を一般公募し、番組内でフジテレビ宛てに届いた大量のハガキの中から1枚をメンバーがランダムで引き当て、かつてのコントを再現するコーナー。当選者は番組内で発表され、メンバー全員のサイン入り色紙と豪華賞品がプレゼントされた。コントの内容としては、当時人気が高かった「消灯ラッパ」「威勢の良い銭湯」「卒業式」など5人が総出演しているものがほとんどで、時折オリジナルにはないアドリブなどを交えながら忠実に再現された。なかでも「卒業式」コントにおいては、オリジナルでは若き頃のメンバーが演じていたのに対し、リメイク版ではメンバーも初老に差し掛かっていながらも、迫力としてはリメイク版の方が格段に高く、特にあらん限りの声を張り上げて演じ切る加藤に、コント後の雑談時において志村より「(加藤さん)血圧高いんだからさぁ」と心配し気遣うシーンも見られた。
公開コント編集
1995年11月よりこれまでのリクエストコントに代わり(厳密にはリクエストコントの延長上という扱い)、観客を入れて収録された『8時だョ!全員集合』の前半コントのリメイク版が放送された。『全員集合』と同じく、いかりやの「オイッス!」で始まり、ラストは「盆回り」のBGMで終了する(その後、ゲスト歌手による歌が披露される場合もある)。タイトルも「ドリフの〇〇〇だョ! 全員集合」と『全員集合』を意識したものが付けられていた。商店街コントはさとう珠緒も出演している。 再放送時は脱獄コントの冒頭メンバー紹介やコンバットコントの冒頭で音響の戸辺を弄る下り等は省かれている。
観客は当時の20代〜30代が中心であり、いわゆる『全員集合』の放送を見ていた世代である。よって客席は異様なまでの盛り上がりを見せた。
少年少女合唱隊編集
1995年スタート。これもかつて『8時だョ!全員集合』でおこなわれていた名物コーナーのリメイク版であり、ドリフターズとその回のゲストが「少年少女合唱団」風にして歌を歌い教わるコーナー。当日のテーマに沿った歌を披露し、スペシャルゲストとして登場した歌の先生(主にベテラン歌手あるいは本物の合唱団のメンバーなど)が合唱隊に歌(主に童謡やゴスペルなど)を教える。早口言葉では、近藤サト(フジテレビアナウンサー(当時))が先生として登場し合唱隊を指導した回もある。実践してみせる順番としては、女性ゲスト→男性ゲスト→ドリフメンバー(主に加藤または仲本)となっていた。
『全員集合』と同様、パイプオルガンの前奏(ジャック・アルカデルトの「アヴェ・マリア」)で始まり、いかりやは神父役として指揮者を務め、合唱隊は白のベレー帽にスモックを着用しているが、こちらにおいてはスモックには『全員集合』時にはなかった出演者の名札が取り付けてあった。
なお、このコーナーでは志村だけは初回を含め長らく出演していなかったが、末期には志村も参加している。
歌のコーナー編集
- CM前にゲスト歌手が一曲(通常は最新曲)を披露するコーナーが設けられていた。さらにエンディング(「フィナーレ」)間際には2 - 3曲立て続けに流すことが通例であった。原則的にワンコーラスのみの歌唱で、生歌が基本である。
- 基本的にはホリゾントと照明効果だけで演出することが多いが、コントで使用したセットを利用する場合もある。
- 麻生祐未や佐伯伽耶等、スタジオ収録映像ではなくミュージックビデオを放映した特別なケースもあった。
- ドリフメンバーである加藤と高木も、曲を出した際はこのコーナーで披露した。
- 末期は全員集合同様公開コントの後に公開で行ったりドリフ大爆笑吹奏楽団を結成してミニコンサートと銘打ったコントをしたりした
DVD編集
2007年7月7日に放送開始30周年を記念し「ドリフ大爆笑30周年記念傑作大全集」として初めてDVD-BOX(3枚組、312分収録)がポニーキャニオンから発売され、もしもシリーズや末期に放送された公開コント(『8時だョ!全員集合』の前半部分をベースにした長丁場コント)などを含め(全4760コントの中から)50コントを収録。また、特典として10000セット限定で番組オープニングのフィギュアセットがついてくる[品番:PCBC-61093]。
権利関係の都合から一部のBGMがオーバー・ダビングされていたり、ゲスト出演者がはっきりと映る場面がカットされている。また、公開コント冒頭の加藤ら4人の登場場面はピンクの豹のテーマ曲が用いられていたため、これも権利関係の都合からカットされている。他にもOP映像が編集されて短くなっていたり、コントも中盤やオチの部分がカットされている。また、雷様コントなどの有名なコントが収録されていない。商店街コントのさとう珠緒と、階段落ちでの和歌子のシーンはカット。
2007年8月5日、お台場フジテレビ特設ステージにてDVD発売記念イベントが行われ、既に死去したいかりや以外の4人が登場した [1]。
2014年3月19日、ドリフターズ結成50年を記念したDVD-BOXが前作と同じくポニーキャニオンから発売された。こちらは前作では完全収録されていなかった年代別のオープニングや、ゲスト参加のコントなどが収録されている[品番:PCBE-64050]。
フジテレビ系列におけるその他のドリフ特番編集
- 大爆笑がスタートする以前、前身番組として『ドリフの昭和大爆進』が1975年10月7日から1976年3月23日まで、『ドリフのバカ笑い大爆進』が同年6月8日から11月30日まで、大爆笑と同様に月1回『火曜ワイドスペシャル』で放送されていた。
- 1982年〜1990年の9年間、毎年12月にはドリフ大爆笑のクリスマス版として『ドリフのクリスマスプレゼント』が放送された(放送枠は基本的に『金曜おもしろバラエティ枠』だが、クリスマス前後の曜日の都合から『火曜ワイドスペシャル』で放送した年もあった)。
- ドリフターズがハワイ・ホノルルで行われるホノルルマラソンに出場していた関係で、年によっては1月は通常のドリフ大爆笑を休止し『ドリフのホノルルマラソン』を放送していた。
- 1987年〜1992年、及び1994年には志村・加藤に森光子を加えた3人がメインのコント特番『加トちゃんケンちゃん光子ちゃん』が制作、計9回放送された。(1992年と1994年は傑作集)これには高木もゲスト出演した回がある。
ネット局編集
放送対象地域 | 放送局 | 系列 | ネット形態 | 備考 |
---|---|---|---|---|
関東広域圏 | フジテレビ(CX) | フジテレビ系列 | 【送出局】 | |
北海道 | 北海道文化放送(uhb) | 同時ネット | ||
岩手県 | 岩手めんこいテレビ(mit) | [51] | ||
宮城県 | 仙台放送(OX) | |||
秋田県 | 秋田テレビ(AKT) | [52] | ||
山形県 | さくらんぼテレビ(SAY) | [53] | ||
福島県 | 福島テレビ(FTV) | |||
新潟県 | 新潟総合テレビ(NST) | [54] | ||
長野県 | 長野放送(NBS) | |||
静岡県 | テレビ静岡(SUT) | |||
富山県 | 富山テレビ(BBT) | |||
石川県 | 石川テレビ(ITC) | |||
福井県 | 福井テレビ(FTB) | |||
中京広域圏 | 東海テレビ(THK) | |||
近畿広域圏 | 関西テレビ(KTV) | |||
島根県・鳥取県 | 山陰中央テレビ(TSK) | |||
岡山県・香川県 | 岡山放送(OHK) | [55] | ||
広島県 | テレビ新広島(tss) | |||
愛媛県 | テレビ愛媛(EBC) | |||
高知県 | 高知さんさんテレビ(KSS) | [53] | ||
福岡県 | テレビ西日本(TNC) | |||
佐賀県 | サガテレビ(STS) | |||
長崎県 | テレビ長崎(KTN) | [56] | ||
熊本県 | テレビ熊本(TKU) | [57] | ||
大分県 | テレビ大分(TOS) | 日本テレビ系列 フジテレビ系列[58] |
||
宮崎県 | テレビ宮崎(UMK) | フジテレビ系列 日本テレビ系列 テレビ朝日系列 | ||
鹿児島県 | 鹿児島テレビ(KTS) | フジテレビ系列 | [59] | |
沖縄県 | 沖縄テレビ(OTV) | |||
青森県 | 青森テレビ(ATV) | TBS系列 | 遅れネット | |
山梨県 | テレビ山梨(UTY) | |||
山口県 | テレビ山口(tys) | [60] | ||
日本全域 | BSフジ | BS放送 | [61] | |
ファミリー劇場 | CS放送 | |||
過去 | ||||
岩手県 | テレビ岩手(TVI) | 日本テレビ系列 | 遅れネット | [62] |
山形県 | 山形テレビ(YTS) | テレビ朝日系列 | 同時ネット | [63] |
高知県 | テレビ高知(KUTV) | TBS系列 | 遅れネット | [64] |
関西テレビ(阪神・阪急→オリックス・近鉄・南海)・東海テレビ(中日)・テレビ新広島(広島)は、時折、地元球団主催試合のプロ野球中継に差し替えられることがあったが、原則的に週末午後枠で振替放送を行っていた[65]。
スタッフ編集
- 作・構成:鈴木哲、田村隆、前川宏司、川崎良、清水東、原すすむ、海老原靖芳、小川美篤、柊達雄、島崎伸一、乙川恒樹、野村安史、高橋周二、笹川勇、竹田康一郎
- 音楽:たかしまあきひこ
- 振付:西条満
- 音楽協力:ルゥ・カンパニー、ワールドミュージック
- 制作協力:渡辺プロダクション、ドリフターズ事務所、テレビックアート
- 演奏:豊岡豊とスイング・フェイス、ダン池田とニューブリード、小田啓義とニューブリード、三原綱木とザ・ニューブリード
- ピアノ演奏:小泉雄三、小泉宏
- 技斗:車邦秀
- 技術協力:八峯テレビ
- 技術:杉山久夫、佐藤実、山崎重信、高橋友男、佐藤五十一、下田誠、馬場直幸、大嶋隆
- カメラ:西尾章、加藤文也、伊佐憲一
- 音声:荒井洋一、大河真、野原章
- 映像:大西幸二、森田繁夫、秋山広和、皆川慶助、橋本和司、小林勇、小椋真人
- 照明:山際邦康、澤田篤宏
- 音響効果:川島明則・戸辺豊(OCBプロ)
- VTR編集:星野正則(東洋現像所ビデオセンター→IMAGICA)、轟貞治(IMAGICA → D-Craft)
- MA:植松巌・大塚大・円城寺暁・新野真(IMAGICA)
- 美術制作:堀切清、一色隆弘、石鍋伸一朗、北林福夫
- デザイン:根本研二
- 美術進行:山根安雄、船場文雄
- 大道具:東宝舞台、樋渡一夫、比嘉亘、山中修、宮越浩
- 装飾:テレフィット、丸山善之、鎌田徳夫、関正幸、大橋軍次
- 持道具:京阪商会、栗原美智代、森知美
- 衣裳:東京衣裳、松竹衣裳、土田清、橋本幸治、佐藤孝二
- 視覚効果:東京特殊効果、中山信男
- 電飾:興進電化、桐ヶ谷幸雄、宇塚敏明
- アクリル装飾:ヤマモリ、ナカムラ綜美、塚田直樹、平山晃哉
- 生花装飾:京花園、佐伯孝夫
- 植木装飾:野沢園、須田信治
- メイク:山田屋、佐藤耕二、塩澤純子、水野聖子
- かつら:山田かつら、牧野勇、太田修
- タイトル:藤沢良昭、高柳義信
- AP:勝田哲夫
- 演出:中村亮介・藤森吉之・森正行・川口誠(フジテレビ)、戸上浩(エクシーズ)
- プロデューサー:井沢健
- 企画制作:渡辺プロダクション→イザワオフィス
ドリフに大挑戦スペシャル編集
ドリフに大挑戦スペシャル | |
---|---|
ジャンル |
お笑い番組 バラエティ番組 特別番組 |
出演者 |
ザ・ドリフターズ (高木ブー・仲本工事・加藤茶) ほか |
オープニング |
「ドリフ大爆笑のテーマ」 (ザ・ドリフターズ) |
エンディング |
「さよならするのはつらいけど」 (ザ・ドリフターズ) |
製作 | |
制作 |
フジテレビ (送出) フジテレビ編成局制作センター第二制作室 (制作担当) イザワオフィス (企画制作) |
放送 | |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 2021年9月26日 - |
回数 | 2 |
第1回 | |
放送期間 | 2021年9月26日 |
放送時間 | 日曜日 19:00 - 21:54 |
放送枠 | 日バラ8 |
放送分 | 174分 |
回数 | 1 |
第2回 | |
放送期間 | 2022年5月8日 |
放送時間 | 日曜日 19:00 - 21:54 |
放送分 | 174分 |
回数 | 1 |
特記事項: 一部地域は21:48飛び降り。 |
『ドリフに大挑戦スペシャル』(ドリフにだいちょうせんスペシャル)は、フジテレビ系列で2021年から不定期放送されているお笑いバラエティ番組。
概要編集
フジテレビでは長年に渡りザ・ドリフターズのさまざまなコントが展開されてきたが、この特番ではドリフを愛してやまない30名超の芸能人が「ドリフ・ラヴァーズ」として、「もしもシリーズ」を始めとした様々なドリフの名作コントに挑む[66]。また彼らと共に、ドリフの3人も新作コントに参加する[67]。さらに、『ドリフ大爆笑』などの過去の番組から傑作コントの一部の総集編も織り交ぜて放送される。
これまで『ドリフ大爆笑』の新作の放送終了後も、同番組の総集編や『志村けんのバカ殿様』『志村けんのだいじょうぶだぁ』などの「志村けんシリーズ」は放送されてきて、志村の没後に同番組に代わるザ・ドリフターズの新番組となる。
番組ロゴは『ドリフ大爆笑』の「爆笑」の部分を「挑戦」に変更したものである。
また、いかりや長介による当時の“前フリ”からコントが始まる[68]。
放送データ一覧編集
放送回 | 放送日 | 放送時間(JST) | 視聴率 | 備考 |
---|---|---|---|---|
第1回 | 2021年9月26日(日曜日) | 19:00 - 21:54[注 2] | 『日バラ8』枠 | |
第2回 | 2022年5月8日(日曜日) | 19:00 - 21:54[注 2] | 7.0% | [69] |
出演者編集
レギュラー編集
- ザ・ドリフターズ
- 高木ブー・仲本工事・加藤茶
- 荒井注・いかりや長介・志村けん - 過去のコントなどのアーカイブ映像のみ。
ゲスト編集
- 第1回
- 阿佐ヶ谷姉妹(渡辺江里子・木村美穂)
- アンミカ
- IKKO
- 磯山さやか
- 飯尾和樹(ずん)
- 飯塚悟志(東京03)
- 遠藤憲一[注 3]
- カミナリ(石田たくみ・竹内まなぶ)
- カンニング竹山
- ガンバレルーヤ(よしこ・まひる)
- Crystal Kay
- 劇団ひとり
- 澤部佑(ハライチ)
- サンドウィッチマン(伊達みきお・富澤たけし)
- 柴田英嗣(アンタッチャブル)
- 渋谷凪咲(NMB48)
- 純烈
- Snow Man(深澤辰哉、向井康二、宮舘涼太の3名が出演)
- DJ KOO
- 天童よしみ
- 浜口京子
- ほしのディスコ(パーパー)
- ゆりやんレトリィバァ
- 鈴木唯、藤本万梨乃(共にフジテレビアナウンサー)
- 第2回
- 飯尾和樹(ずん)
- 飯塚悟志(東京03)[注 4]
- 井上咲楽
- 上島竜兵(ダチョウ俱楽部) - 出演した放送日から3日後にあたる同年5月11日に急逝したため、当番組の出演が上島にとって生前最後のテレビ出演となった[70]。
- 勝地涼[71][注 5]
- カミナリ(石田たくみ・竹内まなぶ)
- カンニング竹山
- 劇団ひとり
- 近藤春菜(ハリセンボン)
- 澤部佑(ハライチ)
- 柴田英嗣(アンタッチャブル)
- 渋谷凪咲(NMB48)[71]
- Snow Man(深澤辰哉、向井康二、宮舘涼太の3名が出演)[71]
- バイきんぐ(小峠英二・西村瑞樹)
- 長谷川雅紀(錦鯉)
- 肥後克広(ダチョウ俱楽部)
- 松本岳[注 6]
- まひる(ガンバレルーヤ)
- 百田夏菜子(ももいろクローバーZ)
- 山之内すず
VTR出演者編集
- 第1回
- 小林幸子
- 藤谷美紀
- 生稲晃子
- 大野幹代
- 第2回
- 石野陽子
- 松本典子
コント編集
- 第1回
- 「忍者の修行だ! 全員集合!!」 - ザ・ドリフターズ
- 「お父さんの定年退職」[68] - 高木、仲本、加藤、カミナリ、ひとり、竹山、ガンバレルーヤ、磯山
- 「カミナリの雷様入社面接」[68] - 高木、仲本、カミナリ
- 「親子の対立! 薬飲みなさい!」[68] - 加藤、磯山、澤部、渡辺
- もしもシリーズ
- 「対立激化! 組長が…」 - 遠藤、ガンバレルーヤ、カミナリ
- コント「入院」 - 加藤、志村、小林
- 「ハチャメチャ! 算数親子」 - サンドウィッチマン
- 「先生! 体の具合どうでしょうか?」 - 加藤、志村、藤谷
- 「受験は大変! 寝ちゃダメ!」[72] - ひとり、柴田
- 「剣の修業」 - ひとり、柴田
- 「少年少女合唱隊」[72] - 澤部、天童、Crystal Kay、阿佐ヶ谷姉妹、純烈、ほしの、ゆりやん、DJ KOO
- 「新作早口言葉に挑戦!!」
- 「虫の鳴き声をハーモニーに挑戦!」
- 「学園ドラマ撮影〜エキストラは大忙し!〜」[72] - 澤部、カミナリ、アンミカ、IKKO、渋谷、浜口、ゆりやん、天童
- 「ヒゲダンス」[73] - 飯尾、Snow Man
- 「スーパーヒーロー イイオマン」[73] - 飯尾、Snow Man
- 「耳鳴りが止まらない」[73] - 飯塚、飯尾、深澤、向井、鈴木アナ、藤本アナ
- 「お金はいずこ?」 - 加藤、志村
- 「携帯電話は時と場所をわきまえて!」 - 加藤、志村、生稲、大野
- 第2回
- 「息を合わせて! お餅つき」 - 加藤、志村
- 「時代劇映画撮影」 - 柴田、澤部、カミナリ、井上、山之内
- 「新人の駕籠かき」 - 小峠、長谷川、山之内
- 「夕立ち…雨なんか大キライ!」 - 加藤、志村
- 「CM撮影」 - ひとり、柴田、カミナリ、渋谷
- 「貧乏カップル」 - 石野、志村
- 「お婿探し」 - 高木、仲本、加藤、ひとり
- 「看守と囚人たち」 - 加藤、肥後、上島、澤部、近藤
- 「モーニングサービス」 - 竹山、柴田、カミナリ
- 「とんでもない弔問客!?」 - いかりや、加藤
- 「ヒゲダンス」 - 飯尾、Snow Man
- 「人生が二度あれば」 - 志村、いしの、松本典子
- 「川の渡し」 - 飯尾、西村、百田
- 「雷様」 - 高木、仲本、肥後、Snow Man
- 「今夜泊まっていい?」 - 勝地、山之内、竹山、飯尾、松本岳、カミナリ、井上
- 「サウナでひや汗?!」 - 高木、仲本、加藤、志村
- もしもシリーズ
- 「もしもこんな取り調べがあったら」
- 「母さんの唄」 - 竹山、飯尾、百田
- 「さすらい刑事」 - 西村、長谷川
- 「4人の刑事」 - 肥後、上島、竹山、バイきんぐ、井上
- 「ツッパリ親子」 - 加藤、竹山、柴田、百田
- 「もしも貧乏すぎる飲み屋があったら」 - ひとり、まひる、カミナリ
- 「もしもこんな取り調べがあったら」
- 「葬儀屋」 - 竹山、飯塚、飯尾、柴田、Snow Man
- 「琴のレッスン」 - 仲本、加藤、柴田、たくみ、百田
- 「定食屋」 - 竹山、飯塚、宮舘
- 「迷惑な蚊 あたりかまわず出現」 - 竹山、飯尾、小峠、長谷川、カミナリ、井上、山之内
その他、『ドリフ大爆笑』や『志村けんのだいじょうぶだぁ』の傑作コントも放送される。
スタッフ編集
- 企画:井澤健(イザワオフィス)
- プロデューサー:井澤秀治(イザワオフィス)
- 監修:加藤英文、戸上浩(エクシーズ)
- 構成:松井洋介、福原フトシ
- TP:松本英士(フジテレビ、第2回)
- TM:鈴木達雄(第2回)
- SW:高田治
- CAM:小川利行
- VE:武田和浩(第2回)
- AUD:高橋幸則(第2回)
- 照明:安藤雄郎、堀田耕二(堀田→第2回)
- 編集:井上真一
- MA:吉田肇
- 音響効果:大久保吉久
- 美術制作:三竹寛典(フジテレビ)
- デザイン:鈴木健太(フジテレビ)
- アートコーディネーター:林勇、平山雄太
- 大道具:松本達也、三田部義弘、永沼朋香
- 装飾:門間誠
- 持道具:土屋洋子
- 衣裳:佐藤孝二、酒見紗佳(佐藤・酒見→第2回)
- メイク:山田かつら
- 床山:俵木和美
- 視覚効果:仁井田真希(第2回)
- 電飾:日下信二(第2回)
- アクリル装飾:村田誠司
- 植木装飾:後藤健
- 技術協力:ニユーテレス、fmt、Eno STUDIO、casinodrive(casino→第2回)
- 編成:安永英樹、浅野翔太郎(フジテレビ)
- 広報:小穴浩司(フジテレビ)
- TK:水越理恵
- AD:吉井美月、赤岩彩花、手塚美帆、菊池奈々子、北森野乃花、對馬ひよ凜(吉井以外は全員第2回)
- デスク:川口ひと美、市川亜季(共に第2回)
- ディレクター:長谷吉洋(エクシーズ)、石川隼・登内翼斗(フジテレビ)、勝部美帆(ガスコイン・カンパニー)、中陳陽太
- AP:山脇瞳、泉愛実
- 制作プロデューサー:寺田裕・児玉芳郎(フジテレビ)、瓜生夏美(ガスコイン・カンパニー)
- 制作チーフプロデューサー:大江菊臣(フジテレビ)
- 演出:鈴木善貴・渡辺琢(フジテレビ、鈴木→第1回はディレクター、第2回は演出)
- 制作:フジテレビ編成局制作センター第二制作室[注 7]
- 企画制作:イザワオフィス
過去のスタッフ編集
- 構成:鈴木遼(第1回)
- TP:児玉洋(フジテレビ、第1回)
- TM:高瀬義美(第1回)
- VE:水野博道(第1回)
- AUD:浮所哲也(第1回)
- 衣裳:林春来(第1回)
- 視覚効果:菅谷守(第1回)
- 電飾:石井誠(第1回)
- 技術協力:SUNPHONIX(第1回)
- 衣装協力:バースジャパン、KURI-ORI(2社共に第1回)
- AD:江端健人、池田梨乃、新垣さんび
脚注編集
注釈編集
出典編集
- ^ https://www.fujitv.co.jp/b_hp/dorifu/index.html
- ^ フジテレビもスタッフや一部出演者などで関与はしているが、制作クレジットには表示されておらず「企画・制作 イザワオフィス」のみ表記されている。これは他のドリフターズメンバーが司会・主演している番組(こちらを参照)でも同様である。
- ^ リーダーのいかりや長介が2004年に72歳(享年73歳)で、志村けんが2020年に70歳でそれぞれ死去しており、5人揃っての活動及び新作の放送は不可能である為。
- ^ “ドリフ大爆笑”. BSフジ. 2017年10月7日閲覧。
- ^ 番組開始から1984年までは立って紹介していたが、1985年にセットがリビング調のものに大幅にリニューアルされてからはソファーに座って紹介するようになった。1996年以降は公園をイメージしたセットになり、末期になると公開コントの収録でそのまま進行を行うパターンもあった。番組スタートからの1年間は、テーマ発表の際に、いかりやが「本日は〇〇をテーマにして笑っていただきましょう。題して…」とコメントした後、加藤・志村がそのテーマについて、(加藤)「まぁ、この〜」(田中角栄の物まね)→(いかりやがその日のテーマタイトルを述べて)→(志村)「な〜んちゃって」と、ギャグを交えて発表するという形をとっていた。
- ^ 「おせち料理レポート」では佐伯伽耶と一緒にレポート。
- ^ TJMOOK 最新技術で古写真を彩色 戦争からの歩み(2021年1月10日、宝島社発行)53ページ。
- ^ 『隣組』が元歌となったオープニングテーマは、2010年9月から2012年8月まで放送されたサントリー「トリス〈エクストラ〉」「トリスハイボール缶」のCMソングで替え歌として使われ、また2017年3月には「ドミノピザ」のキャンペーンCM「ドミノの感謝祭」で替え歌として使用された(CMのセットも当番組のオマージュである)。さらに2022年5月からは東京ガスのCM(安田顕出演)で替え歌として使用されている。
- ^ 1979年は灰色のスーツに番組名が記された法被を羽織っていた。
- ^ 基本的には緩いスイングだが、本格的な振り付けがなされた年もある。一連の振り付けは西条満による。
- ^ なお、番組の15秒番宣スポットの中では1990年代に入っても1978年収録時の曲のアレンジが使われていた。
- ^ 第6回以降・1978年のものは「それでは残念ながら今日はここまで次回もお楽しみに…ごきげんよう!」、1979年のものは「また、次の回も一生懸命頑張ります。ごきげんよう!さようなら!」1980年のものは「次回もお楽しみに…ごきげんよう!」だった。
- ^ 最初期のエンディングはこれとは異なり、その回で使用したセットの中で行い、毎回異なったパターンだった。5人の衣装も収録で着用していたものをそのまま使用していた。
- ^ ただし「ビバノンロック」と同じく「アハハン」というフレーズが入った
- ^ チアガールの衣装は同じだが、最初の箇所だけポンポンを持っており、その色が赤の人と白の人とがいた。途中からはポンポンを持たず踊りだけを披露するというものだった
- ^ a b 2003年版のオープニングでは、BGMが終わる頃に志村の前に来た女性(画面左下)が後頭部から突き押すシーンが含まれている。これは1981・1982年版OPのオマージュであり、このOPの最終カットでは志村の周りで踊っていたダンサー達に志村が「あいーん」のポーズで応酬し、BGMが終わると同時に画面左下に来たダンサーを志村が後頭部から突き押すという内容を踏襲したものだった。
- ^ OPは大きく変更したが、EDはテンポが早くなった演奏違いで前回と同じ編曲である
- ^ 別ヴァージョンはいかりやの追悼特番で放送された。
- ^ 初回放送となった『40年だよ!ドリフ大爆笑』では最初に6代目を放送し、決めのポーズを取ったところで5人が光り出し、現在(2003年)のメンバーの姿(7代目の映像)に切り替わるという演出がされた。『ドリフ大爆笑 30周年記念スペシャル』などでは6代目の映像と組み合わせて使用された。
- ^ 1977年・1978年は衣装の法被に年数が記され、1980年はスタジオセット後方に「80」の数字があしらわれていたため、映像がその年でしか使えないようになっている。
- ^ 志村の代役・『ケン』つながり
- ^ ありがとうございました‼️ | 研ナオコオフィシャルブログ『NAOKO KEN』Powered by Ameba2020年6月22日
- ^ 長介の代役・『リーダー』つながり
- ^ “「ドリフ大爆笑」加藤茶ら3人で披露!志村友達SP”. 日刊スポーツ. (2020年6月21日) 2020年6月21日閲覧。
- ^ a b 一部地域では終了6分前に飛び降りとなったため、エンディングが放送されなかった。
- ^ これは昨今のコロナ禍を鑑みてのことであり、また志村が亡くなったことにも起因する。
- ^ トピックス | 志村けんとドリフの大爆笑物語 - フジテレビ
- ^ 志村けんさん、いかりや長介さんと“共演NG”にさせた「俺のほうがウケる」の禁句
- ^ 志村けん「ドリフ大爆笑」の収録は、別撮りだった | 社会人生活・ライフ | 社会人ライフ | フレッシャーズ マイナビ 学生の窓口
- ^ https://web.archive.org/web/20200930142238/https://www.ponycanyon.co.jp/visual/PCBC000061093
- ^ 週刊TVガイド 1981年3月6日 30頁「REPORT・志村・仲本取り調べで『全員集合』大激震!!」
- ^ http://db.nkac.or.jp/detail.htm?id=K01-10739-00
- ^ フジテレビ・北海道文化放送・岩手めんこいテレビ・秋田テレビ・福島テレビ・岡山放送・テレビ西日本・サガテレビ・鹿児島テレビ以外のネット局はフジテレビの終了6分前の20:54で飛び降り。またテレビ大分は非ネット。
- ^ 志村けんさん追悼特別番組 - フジテレビ
- ^ 加藤茶、志村さんに弔辞 ドリフ愛にじませる「5人が全員集合したら大爆笑させよう」【全文掲載】,ORICON NEWS,2020年4月2日
- ^ 志村けんさん追悼特番 高視聴率21・9%!いしのとの親子コントで瞬間最高27・3% 列島泣き笑い,スポニチアネックス,2020年4月2日
- ^ 志村さんフジ追悼特番、4072万6000人が見た,日刊スポーツ,2020年4月2日
- ^ 2012年当時、第10回目や第60回目等が飛ばされて再放送されなかったため、ファミ劇に問い合わせた際も、「放送マスターテープの損傷や紛失。一部ゲストの肖像権の問題等で、やむを得ず放送出来ない回がある」との回答だった。ただし2014年に入ってからは、第10回目や60回目も再放送されていて、徐々に改善されつつある。
- ^ これには1981&1986年放送の正月特番「お正月だよ!ドリフターズ」が含められている。
- ^ 前記の正月公演とは違いドリフ大爆笑を冠して1978年5月に放映
- ^ https://av.watch.impress.co.jp/docs/20070709/pony.htm
- ^ ファミリー劇場では放送進行の都合上必ずしも年末に放送されるとは限らない為、『ドリフ大爆笑 特別総集編』という名称が用いられている。
- ^ ただし2011年1月以降は月曜の同時間帯に移動、「ファミ劇9 月曜ドリフ横丁」に改名している。
- ^ BSフジでは放送されないコントもあり、ゲスト歌手の歌はカットされる。
- ^ ドリフ大爆笑(BSフジ)
- ^ ドリフ大爆笑(BSフジ)
- ^ 事実、初回版で志村は「かけ湯」を他のメンバーよりも勢い良くかけており、いかりやが悶絶するほどだった。またリクエスト版でも、志村が浴槽に放り込まれるのを抵抗するいかりやにチョップを食らわせている。
- ^ しかし、3回目にやったリクエスト版の時にはいかりやが既に60代に突入していた事もあって、コント終わりに「体力の問題がある」と、されるがままの内容に比して体力的に酷である事をこぼした。
- ^ このほか、おニャン子クラブのヒット曲「セーラー服を脱がさないで」など仲本に演奏させ自ら熱唱した事がある。
- ^ a b c Inc, Natasha (2020年1月15日). “高木ブーをハワイアン、ザ・ドリフターズ、雷様に導いたウクレレ | 愛する楽器 第19回” (日本語). 音楽ナタリー. 2020年4月5日閲覧。
- ^ 1991年4月開局から。
- ^ 1981年4月から1987年3月まではテレビ朝日系列とのクロスネット局。
- ^ a b 1997年4月開局から
- ^ 現:NST新潟総合テレビ。テレビ新潟が開局する前の1981年3月まではフジテレビ系列・日本テレビ系列・テレビ朝日系列によるクロスネット局で、編成の都合上同時ネットができなかった事から、土曜午後に「NST土曜スペシャル」の一企画として放送されていた。1981年4月からは同時ネットに移行。
- ^ 1979年3月まではテレビ朝日系列とのクロスネット局で岡山県のみ放送、1979年4月以降は香川県でも放送
- ^ 1990年9月までは日本テレビ系列とのクロスネット局。
- ^ 1989年9月まではテレビ朝日系列とのクロスネット局。
- ^ 1993年9月まではテレビ朝日系列も含めたトリプルネットだった。
- ^ 1982年9月まではテレビ朝日系列・日本テレビ系列とのクロスネット局で、その後1982年10月から1994年3月までは日本テレビ系列とのクロスネット局。
- ^ 1987年9月まではTBS系列とフジテレビ系列によるクロスネット局。クロスネット局時代の1987年9月までは同時ネットだった。その後同年9月末をもってフジテレビ系列を離脱し、TBS系列にネット一本化してからは遅れネットに移行した。
- ^ 2017年10月8日から
- ^ 1991年3月まで。基本的に土曜日か日曜日の午後に放送されていたが、 編成の関係上放送されない回があったり、放送されても本放送から半年近く経過してから放送された事もある。本放送と同じ年度に放送された時は本放送と同じ表記で放送されていたが、年度が変わってから放送された時は年号表記無しの『ドリフ大爆笑』のタイトルで放送されていた。
- ^ 1979年6月まではテレビ朝日系列とのクロスネット局。1993年まで放送、テレビ朝日系列へのネットチェンジとフジテレビ側からの報復としてのその後のフジテレビ系列番組(権利切れ番組を除く)の番組販売の拒否により打ち切り、以後1997年3月まで山形県では当番組は未放送となった。
- ^ 1997年3月まで
- ^ テレビ新広島では、週末に東京12チャンネル(現:テレビ東京)の同時ネット枠(『サンデー・スポーツアワー』等)を設けていた時期に、枠確保の都合から振替放送を見送った事例があった(参考:中国新聞、1977年5月17日・21日・22日、各テレビ欄)。
- ^ ドリフの名作コントにサンド、劇団ひとり、東京03飯塚、阿佐ヶ谷姉妹ら挑む お笑いナタリー 2021年9月17日配信 同日閲覧
- ^ ドリフ“雷様”23年ぶり復活! 高木ブー「冒険」仲本工事「緊張」 マイナビニュース 2021年9月22日配信 同日閲覧
- ^ a b c d 高木ブー、仲本工事、加藤茶が新たにコントに挑戦!「長さん、志村、荒井注さんにも見てもらいたい」 フジテレビュー!! 2021年9月22日配信 同日閲覧
- ^ “『ドリフに大挑戦スペシャル』第2弾決定 井上咲楽&山之内すず&百田夏菜子が“水落ち”挑戦”. クランクイン!. Broadmedia (2022年4月22日). 2022年4月24日閲覧。
- ^ “加藤茶 上島さんとの写真公開ブログにファンから追悼コメント「この時は元気よく仕事していたのに」”. スポニチアネックス (スポーツニッポン新聞社). (2022年5月12日) 2022年5月12日閲覧。
- ^ a b c “Snow Manメンバーがドリフとコントに挑戦、仲本工事は「新星ドリフみたいな感じがしたよ」”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2022年5月6日) 2022年5月6日閲覧。
- ^ a b c d e f g ドリフを愛する芸能人が名作コントに挑戦!伊達みきお「ああいうことをやりたくてお笑いやっている。受け継いでいかないと」 フジテレビュー!! 2021年9月17日配信 2021年9月22日閲覧
- ^ a b c ずん飯尾&Snow Man深澤・向井・宮舘、朝7時からヒゲダンス!『ドリフに大挑戦SP』収録の裏側 フジテレビュー!! 2021年9月24日配信 2021年同日閲覧
関連項目編集
外部リンク編集
- フジテレビ・ドリフ大爆笑 番組紹介ページ
- フジテレビ・ドリフに大挑戦スペシャル 番組紹介ページ
- 【公式】ドリフに大挑戦スペシャル(@dori_SP8 )- Twitter
- 【公式】ドリフに大挑戦スペシャル(@dorifu_fuji )- Instagram
- 【公式】ドリフに大挑戦スペシャル(@dorifu_fuji )- TikTok
以下、再放送に関する外部リンク
- BSフジ・ドリフ大爆笑 番組紹介ページ
- BSフジ・ドリフ大爆笑 オフィシャルサイト
- あさドリフ(2021年現在のファミリー劇場・ドリフ枠)