ドーベルマン犬の島(ドーベルマンけんのしま、原題:To Kill a Clown)は、1972年アメリカ合衆国スリラー映画アルジス・バドリスの短編小説「猛犬の支配者」を原作とする[1]ジョージ・ブルームフィールド監督。出演はアラン・アルダブライス・ダナーヒース・ランバーツ、エリック・クレイヴァリングなど。

ドーベルマン犬の島
To Kill a Clown
監督 ジョージ・ブルームフィールド
脚本 ジョージ・ブルームフィールド
I・C・ラポポート
原作 アルジス・バドリス
「猛犬の支配者」
製作 セオドア・B・シルズ
製作総指揮 エドガー・J・シェリック
音楽 リチャード・ヒル
ジョン・ホーキンス
撮影 ウォルター・ラサリー
編集 ラルフ・ケンプレン
制作会社 パロマー・ピクチャーズ
配給 20世紀フォックス
公開 アメリカ合衆国の旗 1972年8月23日
日本の旗 劇場未公開
上映時間 104分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
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アメリカでは1972年8月23日に20世紀フォックス配給で劇場公開された[2]。日本では劇場未公開・ソフト未発売であり、東京12ch(現:テレビ東京)で放送された[3]。本作はブライス・ダナーの長編劇映画デビュー作となる。

あらすじ 編集

画家でヒッピーのティモシー・フライシャーとその妻リリーの二人が海のほとりにある小屋を借りる。隣には大家のイヴリン・リッチーが住んでおり、彼はベトナム帰還兵で膝より下が不自由な男であった。彼は二人を夕食に招待する。ティモシーは酒に酔った勢いでピエロの真似をし始め、それを見たイヴリンは明日の夜明けにある「心理実験」のために会おうと提案。ティモシーは了承してしまう。

キャスト 編集

※括弧内は日本語吹替[4](初回放送1980年3月25日 東京12ch『火曜ロードショー』)

製作 編集

ワーキングタイトルは「Choke Cherry Bay」。ロケーションはバハマにて行われた。

映画のオープニングとエンディングそれぞれにパロマー・ピクチャーズの著作権表記があるが、実際に著作権が登録されたのは1997年のことであった[2]

脚注 編集

  1. ^ (英語) To Kill a Clown (1972) - George Bloomfield | Synopsis, Characteristics, Moods, Themes and Related | AllMovie, https://www.allmovie.com/movie/to-kill-a-clown-v50164 2022年8月13日閲覧。 
  2. ^ a b AFI|Catalog”. catalog.afi.com. 2022年8月13日閲覧。
  3. ^ To Kill a Clown (1972) - IMDb, http://www.imdb.com/title/tt0069386/companycredits 2022年8月13日閲覧。 
  4. ^ allcinema『映画 ドーベルマン犬の島 (1972)について 映画データベース - allcinemahttps://www.allcinema.net/cinema/157922022年8月14日閲覧 

外部リンク 編集