メインメニューを開く

ナショナル・トレジャー

ナショナル・トレジャー』(National Treasure)は、トレジャーハント系の冒険アクション映画連続活劇の影響を受けた作品。

ナショナル・トレジャー
National Treasure
NationalTreasureFilmSet.jpg
撮影セット
監督 ジョン・タートルトーブ
脚本 コーマック・ウィバーリー
マリアンヌ・ウィバーリー
ジム・カウフ
原案 ジム・カウフ
オーレン・アヴィヴ
チャールズ・シーガース
製作 ジェリー・ブラッカイマー
ジョン・タートルトーブ
製作総指揮 オーレン・アヴィヴ
チャド・オマン
チャールズ・シーガース
クリスティーナ・スタインバーグ
マイク・ステンソン
バリー・H・ウォルドマン
出演者 ニコラス・ケイジ
ダイアン・クルーガー
ハーヴェイ・カイテル
ジョン・ヴォイト
音楽 トレヴァー・ラビン
撮影 キャレブ・デシャネル
編集 ウィリアム・ゴールデンバーグ
製作会社 ジェリー・ブラッカイマー・フィルムズ
サターン・フィルムズ
配給 ブエナ・ビスタ
公開 アメリカ合衆国の旗 2004年11月19日
日本の旗 2005年3月19日
上映時間 131分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $100,000,000[1]
興行収入 $347,512,318[1]
次作 ナショナル・トレジャー リンカーン暗殺者の日記
テンプレートを表示

日本公開の際の宣伝プロデューサーを当時北海道日本ハムファイターズ所属のプロ野球選手・新庄剛志が務めた[2]

ストーリー編集

歴史学者であり冒険家のベンジャミン(ベン)・ゲイツは、テンプル騎士団の秘宝の秘密を受け継ぐ一族の末裔。祖父に、秘宝は当時のフリーメイソンらによってイギリスの手に渡らないようにアメリカ建国時に封印されたと聞かされて育ったベンは、成人後にトレジャーハンターとなり、富豪の冒険家イアン・ハウからトレジャーハントの出資を受け、親友のライリー・プールと共にテンプル騎士団の秘宝を探し求めていた。その過程で彼は海泡石のパイプを発見し、「アメリカ独立宣言書」に秘宝の秘密が隠されていることを突き止める。イアンは宣言書の窃盗を提案したが、ベンが堅く拒んだため、以後二人は対立する。ベンは宣言書が保管されている国立公文書館の責任者であるアビゲイル・チェイス博士やFBIにイアンの危険性を警告するが相手にされず、やむを得ず、宣言書を「保護」するために、イアン一味との銃撃戦をかいくぐりながら、自ら宣言書を盗み出す。

イアンからも追われ、さらに宣言書窃盗犯としてFBIからも指名手配されたベンは、彼らの追跡を逃れながら、秘宝の在り処につながる手がかりを次々に突き止めていく。だが、それも長くは続かず、ついにイアンに宣言書を奪われ、FBIのピーター・セダスキー捜査官にも追い詰められて逮捕されてしまう。イアンはベンがFBIに逮捕されたことを承知の上で、ベンの父であるパトリック・ゲイツを人質に取り、合流して秘宝の在り処を教えるよう脅迫する。ベンはウォール街のトリニティ教会に秘宝が隠されていることを教え、教会の地下に侵入するが、すでに宝は持ち去られた後だった。イアンはベンを殺害しようとするが、パトリックが「この場所も手がかりに過ぎず、真の秘宝はボストンにある」と嘘を教え、彼らをボストンに向かわせることで難を逃れる。その後、読み通りに真の秘宝を教会の地下で発見したベンは、セダスキー捜査官に秘宝発見の報を告げて独立宣言書を返却する。自らもフリーメイソンの会員だったセダスキーは、秘宝発見の手柄に免じてベン一行の罪状を帳消しにし、一連の騒動の原因はイアンにあるとして、彼をボストンで逮捕した。

その後、ベンとライリー、チェイスは、人類全体の秘宝発見の功績を政府から公式に認められた。彼らは秘宝の価値の1%の所有権を得て一夜にして大富豪となり、さらにベンとチェイスは結婚して夫婦となった。しかし、彼らはその立場に甘んじることなく、新たな冒険を求め続けるのであった。

キャスト編集

※括弧内は日本語吹替

製作編集

1999年初め、ジョン・タートルトーブがジム・カウフ、オーレン・アヴィヴ、チャールズ・シーガースが書いた原案を基に、1997年から映画の企画を進めていたことが明らかとなった[3]。2001年までに、企画はタッチストーン・ピクチャーズが担当することになった[4]。2003年5月にニコラス・ケイジが主演に起用され、10月までにショーン・ビーンが起用された[5][6]。脚本はコーマック&マリアンヌ・ウィバーリー英語版が担当し、新たな脚本が作られた[7]

撮影はワシントンD.C.ニューヨークフィラデルフィアユタ州で行われた。大半のシーンはロケーション撮影されたが、独立記念館のシーンはナッツベリーファームのレプリカ館で撮影されている[8]

評価編集

Rotten Tomatoesには169件のレビューが寄せられ、平均評価5.3/10点、支持率44%の評価となっており、「『ナショナル・トレジャー』は全く宝物ではありません。しかし、その脚本を許すことが出来る人にとっては楽しい映画です」という批評となっている[9]Metacriticでは35人の批評家によって39/100点の低評価が付けられている[10]

ロジャー・イーバートは四つ星満点中二つ星を付けている[11]デイヴィッド・ボードウェル英語版は、1950年代のディズニー映画の伝統に則った冒険活劇であるとして本作を評価し、本作を古典的なハリウッド映画の変遷に関する論文に使用している[12][13]

脚注編集

  1. ^ a b National Treasure (2004)” (英語). Box Office Mojo. 2010年4月27日閲覧。
  2. ^ SHINJO&ブラッカイマーがLAで共同会見。「デジャヴ」など3作品をPR2015年7月31日閲覧。
  3. ^ ‘Treasure’ found”. Variety (1999年2月22日). 2016年10月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年10月5日閲覧。
  4. ^ Fleming, Michael (2001年7月31日). “Helmer digs for ‘Treasure’”. Variety. 2016年10月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年10月5日閲覧。
  5. ^ Fleming, Michael (2003年5月27日). “Cage unearths ‘Treasure’”. Variety. 2016年10月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年10月5日閲覧。
  6. ^ Sean Bean”. Variety (2003年10月13日). 2016年10月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年10月5日閲覧。
  7. ^ The Wibberley's (2003年4月9日). “National Treasure Draft”. Patriot Resource. 2016年10月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年10月5日閲覧。
  8. ^ Locations for National Treasure”. Internet Movie Database. 2013年3月2日閲覧。
  9. ^ National Treasure”. Rotten Tomatoes. 2012年11月23日閲覧。
  10. ^ National Treasure”. Metacritic. 2015年5月23日閲覧。
  11. ^ Ebert, Roger. “National Treasure”. Chicago Sun-Times. http://rogerebert.suntimes.com/apps/pbcs.dll/article?AID=/20041118/REVIEWS/411180308/1023 
  12. ^ Bordwell, David (2008年1月5日). “Your trash, my Treasure”. 2010年1月30日閲覧。
  13. ^ Bordwell, David (2008年1月). “The Hook: Scene Transitions in Classical Cinema”. 2010年1月30日閲覧。

                           

外部リンク編集