ニック・ヴァレンシ(Nicholas Valensi、1981年1月16日- )は、アメリカのロックバンド、ザ・ストロークスのギタリスト。ギターは腰の位置に低く構えている。『12:51』や『エンド・ハズ・ノー・エンド』におけるアナログシンセサイザーを思わせるサウンドが特徴で、機材はP-94ピックアップを搭載したエピフォン・リヴィエラを使用。

ニック・ヴァレンシ
ニック・ヴァレンシ(左)右奥はニコライ・フレイチュア
基本情報
出生名 Nicholas Valensi
生誕 (1981-01-16) 1981年1月16日(43歳)
アメリカ合衆国の旗 ニューヨーク
ジャンル インディー・ロック
職業 ギタリスト
担当楽器 ギターキーボード
活動期間 1998-現在
レーベル New Line Records
ラフ・トレード
Scratchie Records
共同作業者 The Strokes , CRX
著名使用楽器
エピフォン Riviera P-94
ギブソン・レスポール
Gibson Les Paul Custom
Gibson ES-335

略歴 編集

父はチュニジア出身のユダヤ人で母はフランス出身のユダヤ人[1][2]。姉と妹がいる[3]。マンハッタン区の最高級住宅街であるアッパー・イースト・サイドのニューヨーク市立大学ハンター校に通っていた。ギターに関しては有名な曲を弾けるくらいで満足していたが、ジュリアン・カサブランカスと出会ってから本格的に音楽に傾倒し、ミュージシャンを目指すようになる[4]。影響を受けたミュージシャンに、ジョージ・ハリスンジミ・ヘンドリックスボブ・マーリーらを挙げている。また、デヴェンドラ・バンハートと交流があり、コラボレーションをしている。線が細く、独特のセンスが窺える衣装は「姉のもの」も多い。

私生活 編集

イギリス出身のモデル写真家であるAmanda de Cadenetと2006年に結婚。「僕が知ってる限りの人の中で一番クールな女性」[5]とのこと。2人の間には二卵性双生児の息子Silvanと娘Ellaがいる。(Amanda de Cadenetの前夫はデュラン・デュランジョン・テイラーである。)

出典 編集