ニッサン・ドライバー・デベロップメント・プログラム

ニッサン・ドライバー・デベロップメント・プログラム: NISSAN DRIVER DEVELOPMENT PROGRAM)は、日産自動車が主催する、「世界に通用する若手ドライバーの育成」を目標にしたスカラシッププロジェクトである。略称は「NDDP」。

NDDP RACING
SUPER GTに参戦するCRAFTSPORTS MOTUL Z(2022年)
SUPER GTに参戦するCRAFTSPORTS MOTUL Z(2022年)
国籍 日本の旗 日本
チーム代表 島田 次郎
関係者 長谷見昌弘(元監督)
活動期間 2011年 - 現在
カテゴリ 全日本F3SUPER GT
チームズ
タイトル
全日本F3選手権(2016年)
ドライバーズ
タイトル
全日本F3選手権(2017年)
公式サイト NISSAN DRIVER DEVELOPMENT PROGRAM
2024年のSUPER GT (GT500)
エントリー名 NISMO NDDP
レーサー 日本の旗 高星明誠
日本の旗 三宅淳詞
マシン 3. Niterra MOTUL Z
タイヤ ブリヂストン
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概要

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F1に参戦をしていたトヨタホンダは、それぞれ独自の若手ドライバーの育成プログラムとして、トヨタ・ヤングドライバーズ・プログラム(TDP)やホンダ・フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト(HFDP)を展開し、若手ドライバーをメジャーカテゴリー(F1、インディカー・シリーズ など)に送り出すなどの成果を挙げていた。

それまで同様のプログラムを行なっていなかった日産は、2006年にトヨタ、ホンダと共に新しいジュニア・フォーミュラカーシリーズであるフォーミュラチャレンジ・ジャパン(FCJ)立ち上げた際、独自の育成プログラムである「NDDP」を開始した。以後、毎年数名のドライバーに対し支援をおこなっていて、2007年以降はFCJでの成績上位者に対し「日産アドバンススカラーシップ」として全日本F3選手権およびSUPER GTへのステップアップも支援していた。

2011年から全日本F3選手権・Nクラスに「NDDP RACING」の名称で参戦を開始し、監督に長谷見昌弘を起用。2014年からは「B-MAX Racing Team with NDDP」として全日本選手権クラスに参戦を開始した。なお、全日本F3選手権では日産がF3用エンジンのワークス供給を行っていないことから[1]、2015年までは競争相手のTOM'Sエンジンを使用していたが、2016年からはフォルクスワーゲンにエンジンをスイッチし、このようなねじれ現象は解消された。全日本F3選手権への参戦は2017年をもって終了した。

SUPER GTへは、2012年から2017年までFIA GT3仕様のGT-RでGT300クラスに参戦。2018年からは前年までのMOLAの参戦枠を事実上引き継ぐ形で、GT500クラスに参戦を開始したが[2]、2019年はドライバーが育成選手以外の2人(平手晃平フレデリック・マコヴィッキィ)に交代されている。

実際のチーム運営は外部委託しており、2013年まではノバ・エンジニアリング[3]2014年からはB-MAX RACING TEAM、2022年からはNISMOが担当している[4]

2024年からエントラント名を「NDDP RACING」から「NISMO NDDP」に変更した。

日産が『グランツーリスモシリーズ』(SCEI)とのタイアップで、主に欧州で展開しているGTアカデミーとも協力しており、ルーカス・オルドネスヤン・マーデンボローらが、過去にGTアカデミーからNDDPに参加している。

脚注

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  1. ^ スリーボンド東名エンジン)のように、プライベーターが独自に日産製エンジンをチューニングして使用している例はある。
  2. ^ 日産/ニスモ、2018年のモータースポーツ活動を発表 - 日産自動車ニュースルーム・2018年2月12日
  3. ^ 現在のレース活動 - ノバエンジニアリング
  4. ^ NDDP RACING”. SUPERGT.net. 2022年5月15日閲覧。

外部リンク

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