ニヘル・シェイフルフ(Nihel Cheikh Rouhou 1987年1月5日- )はチュニジアスファックス出身の柔道選手。階級は78kg超級。身長165cm[1][2][3][4]。チクロホウと表記される場合もある[5]

獲得メダル
チュニジアの旗 チュニジア
柔道
世界柔道選手権
2017 マラケシュ 無差別
アフリカ競技大会
2011 マプト 78kg超級
2015 ブラザヴィル 78kg超級
2007 アルジェ 無差別
2007 アルジェ 78kg超級

人物 編集

2005年のアフリカジュニア柔道選手権大会78kg超級で優勝した。2007年にはアフリカ競技大会の無差別で優勝すると、世界選手権でも7位になった[2]。2008年には世界警察柔道選手権大会の78kg超級と無差別で2階級制覇を果たした[2]北京オリンピックでは2回戦で敗れた[1]。なお、アフリカ選手権の78kg超級と無差別ではこの年から4年連続して2階級制覇を達成した[2]。2009年にはグランドスラム・モスクワで決勝まで進むが、日本の塚田真希に敗れた[2]地中海競技大会では3位だったものの、フランス語圏競技大会では優勝した[2]。2011年にはアフリカ競技大会とパンアラブ競技大会で優勝を果たした[2]。2012年のアフリカ選手権では78kg超級と無差別でともに2位にとどまると、ロンドンオリンピックでは初戦でブラジルのマリア・アルテマン浮落で敗れた[1][2]。2013年のアフリカ選手権では2年ぶり5度目となる78kg超級と無差別での優勝を飾った[2]。2014年のアフリカ選手権では78kg超級で優勝するが、無差別では2位だった。世界選手権では2度目の7位となった[6]。2015年にはグランプリ・デュッセルドルフで決勝まで進むも日本の山部佳苗に敗れた[3]。アフリカ選手権では2年ぶり6度目となる78kg超級と無差別での優勝を飾った[3]。アフリカ競技大会では3連覇を飾った[3]。2016年にはアフリカ選手権では78kg超級で優勝するが、無差別では3位だった。グランドスラム・バクーでは3位になった[3]。2016年のリオデジャネイロオリンピックでは7位だった[3]。2017年11月には1年3か月ぶりの国際大会となる世界選手権(無差別)に出場すると、準々決勝でキューバのイダリス・オルティスに敗れるがその後の敗者復活戦を勝ち上がって3位となり、30歳にして初めて世界選手権でのメダルを獲得することになった[3][7]。2021年7月に日本武道館で開催された東京オリンピックでは2回戦で敗れた[8]

IJF世界ランキングは2880ポイント獲得で12位(22/6/27現在)[9]

主な戦績 編集

(出典[3]、JudoInside.com)

脚注 編集

  1. ^ a b c Biography and Olympic Results Archived 2012年12月13日, at the Wayback Machine.
  2. ^ a b c d e f g h i listes des judokas
  3. ^ a b c d e f g h profile
  4. ^ Nihel Cheikh Rouhou Archives - Tunilympics
  5. ^ IJFWRL091217women
  6. ^ 2014 WC - Chelyabinsk”. 2016年8月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年6月6日閲覧。
  7. ^ Asahina dominates the Open World
  8. ^ Olympic Games Tokyo 2020
  9. ^ World ranking list”. 2016年9月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年6月6日閲覧。

外部リンク 編集