ニュークス・タイム
ソニー・ロリンズのアルバム
『ニュークス・タイム』（Newk's Time ）は、ジャズ・サックス奏者ソニー・ロリンズが、1957年にブルーノートから発表したアルバム。ブルーノート作品の中でも人気の高い「4000番台」のアルバムの一つ。
| 『ニュークス・タイム』 | |
|---|---|
| ソニー・ロリンズ の スタジオ・アルバム | |
| リリース | |
| 録音 | 1957年9月22日 |
| ジャンル | ジャズ、ハード・バップ |
| 時間 | |
| レーベル | ブルーノート |
| プロデュース | アルフレッド・ライオン |
| 専門評論家によるレビュー | |
解説 編集
タイトルにある「Newk」とは、メジャーリーガーのドン・ニューカムの愛称。ロリンズはかねてから、顔がニューカムに似ていることをネタにされており、いつかニューカムに捧げるアルバムを作ろうと考えていた。
本作は、マイルス・デイヴィス・クインテットのドラマー、フィリー・ジョー・ジョーンズとの共演盤として知られている。ロリンズがジョーンズを高く評価していたことは、スタンダード・ナンバー「飾りのついた四輪馬車」をサックスとドラムだけの編成で演奏したことや、自作曲「ブルース・フォー・フィリー・ジョー」からも伺える。
収録曲 編集
- チューン・アップ - Tune Up（Miles Davis）
- エイジアティック・レエズ - Asiatic Raes（Kenny Dorham）
- ワンダフル!ワンダフル! - Wonderful! Wonderful!（Raleigh, Edwards）
- 飾りのついた四輪馬車 - The Surrey With The Fringe on Top（Rodgers, Hammerstein II）
- ブルース・フォー・フィリー・ジョー - Blues for Philly Joe（Sonny Rollins）
- ネイムリー・ユー - Namely You（Mercer, DePaul）