ニュー・タイムズ (ルワンダ)

ニュー・タイムズThe New Times)は、ルワンダ英語新聞ジェノサイド直後の1995年に発行が開始された。かつてはルワンダ語版も週刊で発行していた[1]

ニュー・タイムズ
種別日刊紙
判型新聞
設立1995年9月
ウェブサイトhttp://www.newtimes.co.rw

ニュー・タイムズは首都キガリで月曜日から土曜日まで発行され、日曜日には姉妹紙のサンデイ・タイムズが発行される。また2006年からはオンライン版も発行されている[2]。また同氏はルワンダでおこる出来事について楽観的な記事を掲載すると評されている[3]

2009年5月には社説にてヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)を批判し、同NGOが「1994年のジェノサイドを否定する人々を神聖化している」と述べた。これに対してHRWも反論記事を作成し、同紙を「政府が所有する新聞社」と批判した[4]。大統領のポール・カガメもかつて同紙が自分に対して従属的すぎると述べ、アーガー・ハーンに対して別の新聞を創刊してもらえるよう依頼したことがある[5]

脚注 編集

  1. ^ Izuba Rirashe newspaper launched”. www.newtimes.co.rw (2007年12月14日). 2019年10月10日閲覧。
  2. ^ About The New Times”. newtimes.co.rw. The New Times (2011年7月28日). 2011年9月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年8月12日閲覧。
  3. ^ Brea, Jennifer (2007年7月16日). “The new Rwanda”. The Guardian (London). https://www.theguardian.com/commentisfree/2007/jul/16/thenewrwanda 2010年8月12日閲覧。 
  4. ^ Gagnon, Georgette (2009年5月18日). “Response to The New Times Article on Rwandan Genocide”. Human Rights Watch. 2010年8月12日閲覧。
  5. ^ President Paul Kagame under scrutiny”. The Economist (2010年8月5日). 2010年8月12日閲覧。

外部リンク 編集