ニンジャキッズ』 (The Ninja Kids) は、1990年タイトーから稼働されたアーケードベルトスクロールアクションゲームである。

ニンジャキッズ
ジャンル ベルトスクロールアクション
対応機種 アーケード
開発元 タイトー大阪研究所
発売元 タイトー
ディレクター 石指武
デザイナー 前川浩之
プログラマー 石指武
音楽 いまおかしろう
殿村裕誠
古川典裕
ピンチパンチ
美術 ポキール山田
まつもとじゅんじ
人数 1 - 4人(同時プレイ)
メディア 業務用基板
(4.06メガバイト
稼働時期 日本 1991041991年4月
デバイス 8方向レバー
2ボタン
システム基板 F2システム
CPU MC68000 (@ 12 MHz)
サウンド Z80 (@ 4 MHz)
YM2610 (@ 8 MHz)
ディスプレイ ラスタースキャン
横モニター
320×224ピクセル
60.00Hz
パレット4096色
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正義の人形である4人の「忍者キッズ」から主人公を選択し、人形達の居住地に悪魔を召喚しようとする悪の組織を倒すのを目的としている。

北米および欧州ではPlayStation 2およびXboxWindows用ソフト『Taito Legends』(2005年)に収録された他、日本国内ではPlayStation 2用ソフト『タイトーメモリーズII 上巻』(2007年)、イーグレットツー ミニ2022年[1]に収録された。

ゲーム内容 編集

システム
8方向レバー、2ボタン(攻撃、ジャンプ)で操作。お話は全5ステージ。ライフ&ストック制。
忍術
2ボタン同時に押すと忍術が発動する。
巻物を集めないと使用できない。
アイテム
  • 水晶玉
    一定時間、無敵となる。
  • 時計
    不動金縛りの術と言う文字が表示。一定時間、敵を金縛りにできる。
  • 巻物
    これを取るとプレイヤーの使える忍法がストックされる(最大4レベルまで使用できる)。
  • カプセル
    これを取るとダメージを受けたライフが回復する。
  • この他にも、色々なアイテムが出現する。
クリアボーナス
ステージをクリアすると10万、20万、30万、40万、50万点もらえる。

登場キャラクター 編集

4人プレイ時には使用キャラクターは固定となる。また、2人プレイ(タイトーメモリーズII 上巻に収録のバージョン)では好きなキャラクターを選べる。

半蔵
色は青。武器は(忍者刀ではない)。水の術を使うキャラクター。(ただし一部は雷の術である)
佐助
色は黄。武器は鎖鎌。風の術を使うキャラクター。
色は赤。武器は手裏剣。火の術を使うキャラクター。
玄太
色は緑。武器は三節棍。地の術を使うキャラクター。

移植版 編集

No. タイトル 発売日 対応機種 開発元 発売元 メディア 型式 備考
1 Taito Legends   200510142005年10月14日
  200510252005年10月25日
PlayStation 2
Xbox
Windows
タイトー
Empire Interactive
Atomic Planet
  Empire Interactive
  セガ
DVD-ROM PS2:
  SLES-53438
  SLUS-21122
2 タイトーメモリーズII 上巻   200701252007年1月25日
PlayStation 2 タイトー タイトー DVD-ROM SLPM-66649
3 タイトーメモリーズII 上巻
エターナルヒッツ
  200806262008年6月26日
PlayStation 2 タイトー タイトー DVD-ROM SLPM-55017 廉価版
4 ニンジャキッズ   202203022022年3月2日
イーグレットツー ミニ 瑞起[2] タイトー プリインストール - アーケード版の移植。
本体にあらかじめ収録されている40作品のうちの1つとして収録。

スタッフ 編集

  • ゲーム・ディレクター:石指武
  • ゲーム・デザイン:KEPPEL MAEKAWA(前川浩之)
  • プログラム:石指武、FRZ.MOM
  • ハードウェア・デザイン:高橋栄吉、S.WATANABE
  • キャラクター・デザイン:ポキール山田、まつもとじゅんじ
  • サウンド:FUMMY(いまおかしろう)、TONO(殿村裕誠)、WIZ.MASTER(古川典裕)、ピンチパンチ
  • デザイン:土居林太郎
  • スペシャル・サンクス:KAWAMOYAN(河本憲孝)、"WOLF" KATO、大阪R&Dスタッフ

評価 編集

ニュースサイト『GAME Watch』では、「サクサク動く軽快な操作性、コミカルなグラフィックからカジュアルな印象を覚える人もいそうだが、難易度のほうはわりと骨太で実にやりがいのある作品」とキャラクター造形や難易度に関して肯定的なコメントで紹介されている[3]

脚注 編集

外部リンク 編集