ニンテンドー2DS(ニンテンドーツーディーエス、Nintendo 2DS)は、任天堂が開発した携帯型ゲーム機

ニンテンドー2DS
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Nintendo-2DS-angle.png
カラーはブラック×ブルー
(北米、欧州、豪州、韓国のみで発売された)
メーカー 任天堂
種別 携帯型ゲーム機
世代 第7世代
発売日 アメリカ合衆国の旗欧州連合の旗オーストラリアの旗 2013年10月12日
大韓民国の旗 2013年12月7日
日本の旗 2016年2月27日[1]
対応メディア ニンテンドー3DSカード
ニンテンドーDSカード
ニンテンドーDSi専用カード[補足 1]
対応ストレージ ゲームカード(フラッシュメモリ
SDメモリーカード/SDHCメモリーカード
外部接続 2.4GHz無線通信(Wi-Fi)
オンラインサービス ニンテンドーネットワーク
売上台数 ニンテンドー2DS
日本の旗 65万台
アメリカ合衆国の旗 482万台
世界 1,050万台(2020年3月末時点)
ニンテンドー2DSシリーズ
日本の旗 189万台
アメリカ合衆国の旗 648万台
世界 1,512万台(2020年3月末時点)[2]
互換ハードウェア ニンテンドー3DSNewニンテンドー3DSNewニンテンドー2DS LL
後方互換 ニンテンドーDSシリーズ
(ただしDSi、3DSと同様GBAスロットは搭載されていない)
前世代ハードウェア ニンテンドーDS
次世代ハードウェア Nintendo Switch Lite(事実上)
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2013年10月12日北米欧州豪州で、同年12月7日韓国で発売された。

日本では2016年2月27日バーチャルコンソールの『ポケットモンスター 赤・緑・青・ピカチュウ』とセットになった限定パックがポケモンセンターなど一部店舗限定で発売された後[1][補足 2]、これとは別の5色が同年9月15日に単品販売された[4]

また、2017年7月13日には上位機種『Newニンテンドー2DS LL』が発売された。

2020年9月16日、上位互換『Newニンテンドー2DS LL』、互換ハード『Newニンテンドー3DS LL』と共に生産終了した事が発表された[5]

概要編集

2011年に発売されたニンテンドー3DSから裸眼立体視(3D映像)機能と折り畳み機能を削除し、ステレオスピーカーをモノラルにすることで価格を低く抑えた廉価版。ソフトウェアはニンテンドー3DSおよび前世代機ニンテンドーDSのものが使用可能。背面の3Dカメラは残され、3D写真の撮影は可能(ただし、2DSで3D表示させることはできない)。また、スリープは本体下のスリープスイッチを操作する仕様となり、無線通信はHOMEメニューの設定で切り替えできる。

性能は3DSと同等であり[6]Newニンテンドー3DS専用ソフト(『ゼノブレイド』等)はプレイできない。同様にNewニンテンドー3DSに搭載されているCスティック、ZL・ZRボタンは搭載されておらず、2DS向けの拡張スライドパッドの発売の予定もない[7]。また、本体の形状が異なるという理由で『ポケモントレッタラボ for ニンテンドー3DS』は2DSには対応しない[8]。『ワンセグ受信アダプタ DSテレビ』は基部の足が干渉し刺さらない(脚を物理的に切除すれば使用可能)。

液晶サイズは3DSと同等ながら、3DSとは異なり1枚の液晶を使い、使わない部分をカバーで覆う形で2画面にしている[9]

米国任天堂のレジー・フィサメィ社長は、立体映像は幼児に悪影響を与える恐れがあるためと、入門用として本モデルを出したとしている[10]

販売地域について、当初は任天堂は3DSの価格が高いとされる国のみで展開とし[11]、それら国々の事情に合わせた廉価版モデルと位置付けていた[12][補足 3][補足 4]

変遷編集

  • 2013年8月29日に初めてその存在が明らかになり、価格は129.99ドル、発売日は北米・欧州・豪州ともに同年10月12日に発売すると発表。
  • 2013年10月12日、北米・欧州・豪州で販売開始。
  • 2013年12月7日、韓国で販売開始。
  • 2015年12月25日、日本でも発売すると発表。『ポケットモンスター 赤・緑・青・ピカチュウ』の限定パックの発売日を2016年2月27日、価格は9,980円(税別)。
  • 2016年2月27日、『ポケットモンスター 赤・緑・青・ピカチュウ』の限定パックを販売開始。
  • 2016年9月1日、Nintendo3DSdirect2016.9.1において、日本で通常モデルのニンテンドー2DSを同月15日から発売すると発表。
  • 2016年9月15日、ニンテンドー2DSの通常モデルの販売開始。
  • 2017年4月28日、上位機種『Newニンテンドー2DS LL』を7月12日に14,800円(税別)で発売すると発表。
  • 2017年7月12日、『Newニンテンドー2DS LL』販売開始。
  • 2019年7月10日、事実上の次世代型携帯ゲーム機である『Nintendo Switch Lite』が発表された。
  • 2019年9月20日、『Nintendo Switch Lite』が発売され、ゲームハードとしての事実上の世代交代を迎えた。
  • 2020年9月16日、『Newニンテンドー2DS LL』、『Newニンテンドー3DS LL』と共に生産終了が発表された[5]。これにより、ニンテンドー3DSシリーズは全て生産終了となった。

日本での展開編集

任天堂は当初、日本で2DSを発売する予定はないとしていた。

2016年2月27日から、バーチャルコンソールでの初代ポケットモンスター提供開始に合わせて、ポケットモンスターに準じたカラー・バーチャルコンソールにポケモンをインストールする形で期間及び店舗限定で販売された[1][補足 2]

同年9月1日のNintendo Directにて、通常品として5色が発売されることが発表。同月15日から販売開始した[16]

バリエーション編集

オリジナルカラー

任天堂から発売されている通常版。

  • ブルー(2016年9月15日 - )
  • レッド(2016年9月15日 - )
  • クリアブラック(2016年9月15日 - )
  • ピンク(2016年9月15日 - )
  • ラベンダー(2016年9月15日 - )
限定モデル(ソフト同梱版)
  • ポケットモンスター 赤【クリアレッド】ポケットモンスター 赤、2016年2月27日 - 生産終了[17][補足 2])
  • ポケットモンスター 緑【クリアグリーン】(ポケットモンスター 緑、2016年2月27日 - 生産終了[17][補足 2])
  • ポケットモンスター 青【クリアブルー】(ポケットモンスター 青、2016年2月27日 - 生産終了[17][補足 2])
  • ポケットモンスター ピカチュウ【クリアイエロー】(ポケットモンスター ピカチュウ、2016年2月27日 - 生産終了[17][補足 2])
  • スーパーマリオパック【ホワイト×イエロー】(New スーパーマリオブラザーズ 2、2016年12月15日 - 生産終了)[18]

北米では『ポケットモンスター X・Y』『妖怪ウォッチ』『マリオカート7』の同梱モデルも発売されている[19]

限定モデル(ソフト同梱なし)

本体・周辺機器編集

本体編集

型番 名称 備考
FTR-001 ニンテンドー2DS 本体 カラーバリエーションによる型番の違いはない。

周辺機器編集

型番 名称 備考
WAP-002 ACアダプタ 本体への電源供給および内蔵充電池の充電を行うためのACアダプタ。
ニンテンドー3DSシリーズ、ニンテンドーDSiシリーズ等と共用。
CTR-003 専用バッテリーパック 本体内蔵。ニンテンドー3DSと共用。
FTR-004 専用タッチペン 2DS専用タッチペン。使用していない時は本体に収納可能。本体同梱。
CTR-012 ニンテンドー3DS NFCリーダー/ライター ニンテンドー3DSと共用で使えるamiiboを読み込ませるのに使うほか、めがみめぐり交通系ICカードを読み込ませる、但し決済は不可能。
RVL-020 SDメモリーカード512MB 市販されているSDメモリーカードと機能は同じであるが、この容量の製品は多くが生産を終了している。
RVL-033 SDメモリーカード2GB RVL-020の2GB版。
RVL-037 SD HCメモリーカード8GB SDスピードクラス4に準拠する市販のSDHCメモリーカードと機能は同じである。
RVL-038 SD HCメモリーカード16GB

脚注編集

[脚注の使い方]

補足編集

  1. ^ 日本において、ゲームカードでニンテンドーDSi専用として発売されているのは、アルファ・ユニットの「モンスターファインダー」のみとなっている。
  2. ^ a b c d e f 赤・緑・青・ピカチュウモデルは、ポケモンが販売元になっている[3]
  3. ^ 販売を開始した、2013年時点で、3DSが169ドルに対し、2DSは129.99ドルに設定された[13]。その後値段は2015年に99.99ドル[14]。2016年時点で79.99ドルで販売されている。
  4. ^ 任天堂が日本国外の事情に合わせてこのような廉価版モデルを販売した例としては、Wii廉価版の「Wii mini」を発売したことがある[15]

出典編集

  1. ^ a b c ニンテンドー2DS”. 任天堂. 2016年6月9日閲覧。
  2. ^ 任天堂株式会社 連結販売実績数量の推移表”. 任天堂 (2020年5月7日). 2021年3月24日閲覧。
  3. ^ ニンテンドー2DS『ポケットモンスター 赤・緑・青・ピカチュウ』限定パックを発売! - ニンテンドー3DSバーチャルコンソール用ソフト『ポケットモンスター赤・緑・青・ピカチュウ』公式サイト
  4. ^ 「ニンテンドー2DS」の単品販売が2016年9月15日よりスタート。ラベンダーやブルーなど5色のカラーがラインナップ - 4gamer.net 2016年9月1日
  5. ^ a b ニンテンドー3DSが生産終了 「2DS」「LL」など関連モデルも”. 2020年9月17日閲覧。
  6. ^ 性能(処理速度)は、Newニンテンドー3DS/New 3DS LLと同じですか?”. 任天堂. 2015年12月25日閲覧。
  7. ^ ニンテンドー2DS用の「拡張スライドパッド」は発売されますか?”. 任天堂. 2015年12月25日閲覧。
  8. ^ Newニンテンドー3DS/New 3DS LL/3DS/3DS LL/DSi/DSi LLでご利用いただけない、または遊び方が制限されるソフト”. 2016年12月10日閲覧。
  9. ^ ついにニンテンドー2DSが日本で1万円を切る価格で発売決定、初代ポケモン付き - Gigazine 2015年12月25日
  10. ^ “任天堂、Wii Uを値下げ―3DSの廉価版も発売”. ウォール・ストリート・ジャーナル. (2013年8月29日). http://jp.wsj.com/article/SB10001424127887323779204579041753179943112.html 2013年8月30日閲覧。 
  11. ^ “任天堂の欧米向け携帯ゲーム機「2DS」 日本で発売されない理由は?”. J-CASTニュース. (2013年8月29日). http://www.j-cast.com/2013/08/29182534.html 2013年8月29日閲覧。 
  12. ^ “任天堂が2DSを発売する狙いとは?”. All About. (2013年9月2日). http://allabout.co.jp/gm/gc/426969/2/ 2013年9月2日閲覧。 
  13. ^ 国内発売予定がない「ニンテンドー2DS」は 任天堂海外市場の救世主になる!?(4/7) - ダイヤモンドオンライン 2013年9月3日
  14. ^ 米任天堂、Nintendo 2DSを値下げ―『妖怪ウォッチ』北米発売日も発表 - inside-games 2015年8月22日
  15. ^ 任天堂 Wii mini 正式発表、ネット接続なしで100ドルの廉価版。カナダで年末限定商品 - engadget 2012年11月27日
  16. ^ “任天堂、「ニンテンドー2DS」を9月15日に発売”. ねとらぼ. (2016年9月1日). http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1609/01/news166.html 2016年9月15日閲覧。 
  17. ^ a b c d ニンテンドー2DS ポケットモンスター 赤・緑・青・ピカチュウ”. 任天堂. 2016年10月24日閲覧。
  18. ^ ニンテンドー2DS スーパーマリオパック【ホワイト×イエロー】”. 任天堂. 2016年10月24日閲覧。
  19. ^ Buy now” (英語). 2015年12月25日閲覧。
  20. ^ ニンテンドー2DS ポケットモンスター サン・ムーン【ライトブルー】”. 任天堂. 2016年10月24日閲覧。

関連項目編集

外部リンク編集