ヌマゼリ(沼芹、学名:Sium suave var. nipponicum)はセリ科ヌマゼリ属多年草。別名、サワゼリ

ヌマゼリ
Sium suave var. nipponicum 1.JPG
日光植物園 2011年8月
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
亜綱 : バラ亜綱 Rosidae
: セリ目 Apiales
: セリ科 Apiaceae
: ヌマゼリ属 Sium
: トウヌマゼリ Sium suave
変種 : ヌマゼリ S. s. var. nipponicum
学名
Sium suave Walter var. nipponicum (Maxim.) H.Hara
シノニム

本文記載

和名
ヌマゼリ(沼芹)

特徴編集

は中空で、直立し、高さは60-100cmになり、上部は分枝する。根出葉や茎の下部につく葉は長い柄があり、3出葉か単羽状複葉をなす。側小葉は無柄で3-4対あり、広披針形で、長さ3-10cmになり、縁には鋸歯がある。

花期は7-9月。茎頂か、分枝した先端に複散形花序をつける。は白色の5弁花で3角形の歯片がある。複散形花序の下にある総苞片、小花序の下にある小総苞片は、広線形で下方に沿う。
果実は長さ約3mmになる倒卵形で、分果の隆条は太く相接する。油管は10個ほどある。

分布と生育環境編集

北海道、本州、四国、九州に分布し、沼や池、溝の際などの湿地に生育する。世界では、朝鮮、中国東北部に分布する。

Status編集

絶滅危惧II類 (VU)環境省レッドリスト

2007年8月レッドリスト

シノニム編集

  • Sium suave Walter subsp. nipponicum (Maxim.) Sugim.
  • Sium suave Walter var. ovatum (Yatabe) H.Hara f. nipponicum (Maxim.) Hiyama
  • Sium nipponicum Maxim.

ギャラリー編集

基本種、変種編集

  • トウヌマゼリ Sium suave Walter var. suave -ヌマゼリの基本種で、小葉が7-17個と多く、萼歯片が目立たない。北海道、本州および北半球に広く分布する。
  • ヒロハヌマゼリ Sium suave Walter var. ovatum (Yatabe) H.Hara

参考文献編集